お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
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友達とルームシェアを始めるメリット・デメリット!成功させるコツや注意点を解説

友達とルームシェアのイメージイラスト

友達とルームシェアする際の注意点は?
ルームシェアはデメリットだらけ?

友達とのルームシェアを考えるとワクワクしますよね。家賃や生活費が抑えられるメリットだけでなく、友達との共同生活も楽しめます。

しかし、ルームシェアにはデメリットや注意点があり、お互いに気を付けないとトラブルに発展する可能性もあります。

そこで当記事では、友達とルームシェアをするメリット・デメリットや注意点などを解説します。ぜひ参考にしてください。

友達とルームシェアできる物件は出てきにくい

ルームシェアを嫌がる大家さんが多い

ルームシェアが嫌がられる理由
  • ・片方が退去して家賃滞納が起きやすい
  • ・深夜に騒いでクレームが入りやすい
  • ・退去費用の支払いで揉めやすい

賃貸物件のうち、友達とルームシェアできるものは少ないです。最大の理由は、大家さんや管理会社が嫌がるためです。

ルームシェアは喧嘩などで1人が出て行って、残ったほうが家賃を滞納するトラブルが非常に多いです。

仲の良い友達同士が住むことで、深夜までゲームで騒いだり、共通の友人を呼んで宴会を開くケースも考えられます。

ルームシェアができるような広い物件は、ファミリー層が中心です。近隣住民との生活リズムの違いから、クレームに繋がりやすいです。

二人入居可=ルームシェア可ではない

ルームシェア相談

賃貸サイトで探すと「二人入居可」という物件がありますが「ルームシェア可」とは異なります。不動産業界における二人入居可能とは、家族との同居や恋人との同棲を指すためです。

基本的に、ルームシェアは「相談」と書かれます。大家さんに問い合わせても、断られるケースが目立ちます。

ルームシェアできる物件は不動産屋に探してもらうと効率的

ルームシェアしたい人は、自分たちだけで探さずに不動産屋へ相談すべきです。先ほど述べた通り、ルームシェアに対して厳しい大家さんが多いためです。

不動産屋に相談すれば、ルームシェアできる物件を優先的に紹介してくれますし、審査が通るよう親身になってサポートしてくれます。

当サイト運営の不動産屋「イエプラ」なら、審査や交渉に強い経験豊富なスタッフにLINEやチャットで相談できます。

「ルームシェア可能で○万円以下がいい」「大学生だけど大丈夫?」など聞けば、夜23時まで答えてくれます。

友達とルームシェアする5つのメリット

  1. 家賃や生活費を抑えられる
  2. 家事を友達と分担できる
  3. 何かあった時に助け合える
  4. 雑談や相談できる相手がいる
  5. 防犯面で安心できる

1.家賃や生活費を抑えられる

口コミ投稿者の画像

20代前半

【経済的に助かる】

家賃と光熱費、日用品代が全部折半していて、一人暮らしするよりも支出が少なく済むので助かります。都内の2DKに住んでいて、折半で月に6万円くらいで済むので、貯金もかなりしやすいです。

ルームシェアは家賃や生活費を折半できるので、一人暮らしに比べて費用を抑えられます。

都内の1Kで一人暮らしをすると、家賃だけで7~8万円かかります。2DKの場合は家賃相場が10~12万円ほどなので、折半すれば1人あたり5~6万円ほどで住めます。

他にも水道や光熱費、日用品なども折半すれば一人暮らしよりも経済的にラクになります。

2.家事を友達と分担できる

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20代後半

【掃除が苦手だからありがたい】

自分は掃除が大の苦手で、ルームシェアだと全部1人でやらなくていいので楽です。一人暮らしだとつい掃除をサボりがちですが、役割分担さえすれば毎日の家事は余裕でこなせます。

友達と家事を分担できるので、一人暮らしに比べて負担が少ないです。得意分野で分担すれば、苦手な家事をしなくて済むのでストレスも溜まりにくいです。

3.何かあった時に助け合える

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20代前半

【体調を崩したときに看病してくれた】

風邪を引いたときにおかゆを作ってくれたり、病院に付き添ってくれたりしたときはルームシェアしていて本当に良かったなって思いました。女性の一人暮らしって何かと心細いし、不便なこともあるので助け合える人がすぐそばにいてくれるのはありがたいです。

ルームシェアをしていれば、困った時に助け合えます。体調を崩した際の看病や、宅配便を代わりに受け取ってもらうなど、一人暮らしでは難しいお願いができます。

4.雑談や相談できる相手がいる

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20代前半

【話し相手がいると楽しい】

家に帰った時に「ただいま」と「おかえり」のやり取りがあるのが嬉しいです。話し相手が同じ家にいるので、仕事などの愚痴も吐き出せるのでストレス発散になります。毎日友達と楽しく過ごせるのはルームシェアの特権です。

ルームシェアを友達としていると、話相手に困ることがありません。家に1人ではないので孤独を感じにくいです。地方からの上京や、初めての一人暮らしが不安な人におすすめです。

5.防犯面で安心できる

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20代前半

【家に人がいるから安心できる】

私よりも先に家に友達が帰っているので、家に人がいると安心できます。長期間家を空ける時でも防犯面で安心できます。

友達とのルームシェアは、防犯効果にも期待できます。

家の鍵をかけ忘れてしまっても家にいる友達に閉めてもらえますし、駅から一緒に帰ればストーカーなどの被害にも遭いにくくなります。

友達とルームシェアする7つのデメリット

  1. 家賃や生活費の支払いで揉める
  2. 家事の分担で揉める
  3. 水回りなどの使い方が違う
  4. 使いたいときにトイレやお風呂が使えない
  5. 喧嘩すると気まずい
  6. 気を使ってストレスが溜まりやすくなる
  7. 他の友達や恋人を呼びにくくなる

1.家賃や生活費の折半で揉める

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20代後半

【ルームメイトが全然期限を守ってくれない】

家賃と光熱費を折半にしていたんですが「今月ピンチだから待って」と言われてずっと私が負担していました。最初は許してあげましたが、何ヶ月も続けられたので流石に怒りました。

「家賃や生活費を払ってくれない」「支払いがどちらかに偏っている」など、ルームシェアは金銭面のトラブルが多いです。

特に、金銭面に自立していない人とのルームシェアだと、揉め事が多い傾向にあります。しっかりと安定した収入のある人とルームシェアをすると良いです。

2.家事の分担で揉める

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20代前半

【相手がさぼり始めた】

家事を当番制にしていたら、相手がさぼってばかりだったので喧嘩になりました。最初は仕事で帰りが遅くなるからと、代わりにやっていましたが、最近ではお礼も言わないので腹が立ちました。

家事の分担はしっかりと決めておくべきです。「気づいた人がやる」など曖昧にしておくと、負担が偏って喧嘩の原因になりやすいです。

できるだけ平等になるように、家事の分担はルームシェアを始める前に決めておきましょう。

3.水回りなどの使い方が違う

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20代後半

【決めたことは守ってほしい】

洗面台やお風呂を使った後に髪の毛を取って軽く掃除しようって2人で決めました。なのに友達は全くやってくれません。一人暮らしじゃないんだから決めたことは守ってほしいです。

お風呂や洗面台の使い方や、ごみのまとめ方が違うことで揉める可能性があります。

育ってきた環境で考え方が違うので、同じような考え方の人や割り切れるタイプでないと、ルームシェアは難しいです。

4.使いたいときにトイレやお風呂が使えない

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20代前半

【自由に使えないのは不便】

友達が腹痛になった時にトイレにこもっていた時は困りました。ずっと入っていて仕方なく、近くのコンビニに行きました。一人暮らしだったらいつでも自由に使えるので、そういうところはかなり不便に感じます。

一人暮らしの場合は好きな時にお風呂やトイレを使えますが、ルームシェアはタイミングが悪いと使えなくなってしまいます。

どちらも朝風呂派などで使いたい時間がかぶってしまう場合、思うように準備が出来なくてドタバタしてしまう可能性が高いです。

5.喧嘩すると気まずい

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20代前半

【部屋があっても共同スペースで会う】

喧嘩した後でも顔を合わせるので、気まずかったです。各自の個室があっても、共同スペースで顔を合わせないと行けないし、もっと最初から冷静に話せばよかったです。

一緒に過ごす時間が長いため、普通の友達付き合いよりも喧嘩になりやすいです。ギスギスした状態でも同じ家で過ごす必要があるので気まずいです。

喧嘩してもすぐに仲直りできる関係性だったり、意地を張らずに謝れる性格の人でないと、喧嘩別れする可能性が高いです。

6.気を使ってストレスが溜まりやすくなる

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20代後半

【一人の時間も欲しい】

プライベートでうまくいかないときは一人で居たいのに、友達は励ましてくれるのですがそっとしておいてほしいです。自室にこもってても、同じ家に住んでいる以上顔は合わせないといけないのはストレスですね。

ルームシェアは、家にいても完全なプライベートの時間はありません。

「親しき人にも礼儀あり」という言葉もあるように、友達でも常に気を使う必要があるので、リラックスしにくいという人もいます。

7.他の友達や恋人を呼びにくくなる

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20代後半

【呼んで欲しくなかったタイミングもある】

仕事が終わらなくて自宅に持ち帰った日に、たまたま友達が人を呼んでサッカーを見ていました。そのせいで定期的に大きな声があがるし、全く集中できませんでした。

友達と暮らすルームシェアは、自分だけが住んでいるわけではありません。勝手に人を呼んでしまうと、喧嘩やストレスの原因になります。

あらかじめ話し合って、一度に呼ぶ人数や曜日、時間帯などを決めておくと良いです。

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友達とのルームシェアが向いている人

相手の価値観を受けいれられる人向き

  • ・他人の価値観を尊重できる
  • ・長時間誰かと一緒にいてもストレスを感じない
  • ・自分のことは自分でやるクセがついている
  • ・言いたいことは我慢せずハッキリ言える
  • ・ルームメイトが退去しても家賃を払い続けられる

相手の価値観を尊重できる人は、友達とのルームシェアが向いています。人によってお部屋の使い方、金銭感覚、生活リズムは大きく違うからです。

ルームシェアといっても掃除や洗濯などは自分でおこなうのが基本です。相手に頼りすぎず、自立した生活を送れる人の方が長続きします。

また、ルームシェアは喧嘩や恋人ができたなどの理由で解消するリスクが高いです。自分一人でも家賃を払い続けられる収入はあったほうが安全です。

神経質な人には向いていない

  • ・不公平なことがあるとイライラする
  • ・お部屋が少しでも汚れていると嫌
  • ・お金にだらしない
  • ・物音に敏感ですぐに起きる
  • ・不満があっても口に出せない

相手が自分より家事をしなかったり、お部屋が少しでも汚れていると許せないという人は、友達とのルームシェアはやめたほうが良いです。

お金にルーズな人もおすすめしません。家賃や生活費の支払いで揉める可能性が非常に高いからです。

不満があっても、言えずにため込む性格の人も向いていません。そのうちストレスが爆発して、修復不可能なレベルで関係がこじれます。

ルームシェアを友達とする際は先にルールを決めるべき

  • ・家賃や水道光熱費の負担
  • ・家事の分担
  • ・共有スペースの使い方
  • ・ルームシェアの期間
  • ・友達に不満があったときの伝え方

家賃や水道光熱費の負担

家賃・光熱費の負担割合や用意する期日、支払い方法は、1番最初に決めておくと良いです。金銭面は、明確にしておかないとトラブルが起こりやすいからです。

光回線の料金や、動画配信サービスのサブスク料金、トイレットペーパーのような日用品代なども対象です。お互いが納得するまで話し合っておきましょう。

家事の分担

家事の負担についても先に決めておきましょう。担当する家事の量が偏りすぎると、不公平感から喧嘩の原因になります。

最低でも、掃除・ゴミ捨ての担当は明確にするべきです。お互いのライフスタイルによっては、料理・洗濯は自分の分だけやるルールにするのもアリです。

共有スペースの使い方

よくあるトラブル
  • ・私物がリビングに出しっぱなし
  • ・トイレットペーパーを補充しない
  • ・冷蔵庫の中に賞味期限切れの食材がある
  • ・お風呂場に毛が残っている
  • ・玄関に靴が溢れている

友達と共同で使うスペースは、お互いが不快にならないようにルール化しておくべきです。

「リビングに私物を置きっぱなし」「トイレを汚してもそのまま」など、1つ1つは小さなことでも積み重なると非常にストレスです。

ルームシェアの期間と解散時のルール

ルームシェアは、あらかじめ1~2年単位で期間の目安を設けると良いです。ルームシェアを突然解消してしまうと、出て行かれた側の家賃支払いが倍になるからです。

また、ルームシェア解散時のルールも簡単に決めておきましょう。退去費用やお金を出し合った家電などは、喧嘩別れだとも揉めやすいポイントです。

友達に不満があったときの伝え方

生活ルールを決めたうえで、不満があったときの伝え方も話しあってみてください。言えずにため込んでしまうと、あとで大喧嘩に発展しかねません。

気づいたら当日中に直接話す、LINEで伝えるなど、自分たちに合う方法を試しましょう。

友達とのルームシェアの間取りは2DKか2LDKがおすすめ

お互いに個室を持てる間取りが基本

友達とルームシェアするなら、それぞれの個室を持てる間取りが基本です。お互いのプライバシーを守れるからです。

個室を持てる最低限の間取りは2Kですが、キッチンが狭く食事を自室で取る必要があります。食事スペースと寝る場所を分けたいなら、2DKか2LDKがおすすめです。

家賃の安さを重視するなら2DK

2DKの間取り図

2DKは、2部屋+ダイニングが6~10畳未満の間取りです。全体的に築年数は古めなので、家賃が抑えやすいのが特徴です。

物件自体の人気がないので、大家さんからルームシェアの許可も出やすいです。

お部屋の広さ重視なら2LDK

2LDKの間取り図

2LDKは、2部屋+リビングが10畳以上ある間取りです。キッチンスペースの他に、くつろげる広めのリビングがあります。

家賃は高くなりますが、友達と一緒に過ごすスペースがほしい人におすすめです。

ルームシェアの契約時の注意点

  • ・内見は全員でおこなう
  • ・契約者を誰にするか決める

内見は全員でおこなう

内見時にチェックしておくべきポイント
  • ・リビングの有無や部屋数
  • ・お風呂やトイレ
  • ・立地
  • ・周辺環境
  • ・日当たり

内見は、ルームメイト全員で行くべきです。1人でも納得していない人がいるなかで契約してしまうと、後からトラブルになる可能性があるからです。

上記にチェックしておくべきポイントをまとめました。しっかりとポイントを抑えると理想に近い物件が見つけやすいです。

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契約者を誰にするか決める

ルームシェアの契約は、どちらか1人が結ぶのが一般的です。家賃を支払う義務が発生する点や、入居審査を受ける点を含めて、事前に話し合っておきましょう。

迷ったら、家を出て行く可能性の低いほうにすると良いです。契約者が家を出て行くと、残ったほうも引っ越す必要があるためです。

一部の物件はそれぞれが代表者になる

一部ですが、入居者全員が契約者になる「連盟契約」の物件もあります。全員に家賃の支払い義務があるため、負担額を平等にできます。

ただし、連名契約をすると、入居している人1人の自己都合で解約ができません。契約前に、ルームシェアする期間を決めておきましょう。

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ルームシェアに必要な初期費用

賃貸契約の初期費用は家賃5~6ヶ月分

目安 家賃10万円の場合
敷金 家賃1ヶ月分 100,000円
礼金 家賃1ヶ月分 100,000円
仲介手数料 家賃1ヶ月分+税 110,000円
前家賃 家賃1ヶ月分 100,000円
日割り家賃 入居日による 15日入居:
50,000円
保証会社利用料 家賃0.5~1ヶ月分 50,000~100,000円
火災保険料 約15,000円 15,000円
鍵交換費用 約15,000円 15,000円
合計 家賃5~6ヶ月分 520,000~570,000円
初期費用の項目ごとの解説
用語解説
敷金 あらかじめ預けておくお金で、退去時にお部屋の修繕や原状回復などに使用される。退去時に費用を精算して、残金があれば返金される。
礼金 お部屋を貸してくれる大家さんへのお礼の意味を込めた費用。敷金とは違い退去時に返金されない。
仲介手数料 賃貸契約の仲介をしてくれた不動産屋に支払う手数料。宅地建物取引法で「上限は家賃1ヶ月+税」と決まっていて、それ以上請求されることはない。
前家賃 入居開始する月の翌月分の家賃。事前に前家賃を支払えば、入居した月は翌月分の家賃を請求されない。
日割り家賃 入居開始日から月末までの家賃を日割り計算した費用。月ごとの日数に合わせて計算する「実日数割」や、月の日数に関係なく30日で計算する「30日割」など、不動産屋によって計算方法が異なる。
保証会社手数料 連帯保証人の代わりの役割を果たしてくれる会社を利用するための費用。大家さんに対して、家賃や債務の代位弁済(立替払い)してくれる。
火災保険料 火事や台風、雷など自然災害で建物・家具に損害を受けた場合に補償してくれる保険料。指定された保険会社に加入することが多く、契約期間は約2年。
鍵交換費用 前の入居者が利用していた鍵を、新しい入居者が利用する鍵に交換するための費用。ほとんどの物件はセキュリティの関係から交換必須。
オプション代 各業者が案内するサービス。夜間などの緊急時に駆け付ける「24時間サポート代」や入居前のお部屋を消毒する「消臭消毒代」などがある。
用語解説
敷金 あらかじめ預けておくお金で、退去時にお部屋の修繕や原状回復などに使用される。退去時に費用を精算して、残金があれば返金される。
礼金 お部屋を貸してくれる大家さんへのお礼の意味を込めた費用。敷金とは違い退去時に返金されない。
仲介手数料 賃貸契約の仲介をしてくれた不動産屋に支払う手数料。宅地建物取引法で「上限は家賃1ヶ月+税」と決まっていて、それ以上請求されることはない。
前家賃 入居開始する月の翌月分の家賃。事前に前家賃を支払えば、入居した月は翌月分の家賃を請求されない。
日割り家賃 入居開始日から月末までの家賃を日割り計算した費用。月ごとの日数に合わせて計算する「実日数割」や、月の日数に関係なく30日で計算する「30日割」など、不動産屋によって計算方法が異なる。
保証会社利用料 連帯保証人の代わりの役割を果たしてくれる会社を利用するための費用。大家さんに対して、家賃や債務の代位弁済(立替払い)してくれる。
火災保険料 火事や台風、雷など自然災害で建物・家具に損害を受けた場合に補償してくれる保険料。指定された保険会社に加入することが多く、契約期間は約2年。
鍵交換費用 前の入居者が利用していた鍵を、新しい入居者が利用する鍵に交換するための費用。ほとんどの物件はセキュリティの関係から交換必須。
オプション代 各業者が案内するサービス。夜間などの緊急時に駆け付ける「24時間サポート代」や入居前のお部屋を消毒する「消臭消毒代」などがある。

賃貸契約の初期費用は、最大で家賃5~6ヶ月分かかります。家賃10万円のお部屋を借りる場合、50~60万円を用意しておきましょう。1人あたり25~30万円です。

初期費用を安くしたいなら、家賃を抑えるのが基本です。家賃が1万円下がれば、初期費用で約5万円の節約に繋がります。

引っ越し費用はそれぞれ約4万円

引っ越す距離 荷物が少ない人 荷物が多い人
~15km未満 平均30,628円 平均39,422円
~50km未満 平均35,887円 平均43,153円
~200km未満 平均45,409円 平均53.503円
~500km未満 平均51,231円 平均67,623円
500km~ 平均55,522円 平均76,708円

一人暮らしの引っ越し費用は約4万円です。上記は「価格.com」の単身引っ越し料金の相場を元に、1人分の引っ越し費用をまとめたものです。

同日に引っ越しできるなら「立ち寄りプラン」がおすすめです。立ち寄りプランとは、2ヶ所以上立ち寄った後に引越し先に向かうプランのことです。

それぞれが単身プランで引っ越すよりも費用が抑えられるので、ぜひ検討してみてください。

共同で使うか家具家電の購入費は約18.5万円

金額 備考
テーブル 約10,000円 -
カーテン 約20,000円 レースカーテン込み・3窓分
冷蔵庫 約90,000円 300Lタイプ
電子レンジ 約15,000円 -
縦型洗濯機 約50,000円 7kgタイプ

ルームシェアで共同で使う家具家電の購入費は約18.5万円です。2人で折半する場合は、1人あたり約9.3万円かかります。

その他に、それぞれのベッドが必要になります。シングルベッドの場合、マットレスや枕などの寝具込みで約3万円を目安に考えておくと良いです。

それぞれが一人暮らししていた場合は、各自で使っていたものを持ち込めば安く抑えられます。新居に何を持っていくか、あらかじめ相談しておくと良いです。

友達とのルームシェアに関するよくある質問

ルームシェアとシェアハウスの違いは?

ルームシェアは、普通の賃貸物件の1室に複数人で住みます。シェアハウスは、一棟まるまる管理している運営の元、他人と共同生活するのが特徴です。

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▲よくある質問に戻る

ルームシェアと同棲・同居の違いは?

誰と住むかの違いです。同居とは、誰かと住むこと全体を指します。その中で、恋人と住むなら同棲、友達と住むならルームシェアと呼ばれるのが一般的です。

▲よくある質問に戻る

友達とのルームシェアがやめとけと言われるのはなぜ?

性格や価値観の違いでトラブルになるケースが多いからです。一緒に住むことで、友達の嫌なところが気になりやすいです。

▲よくある質問に戻る

友達とのルームシェアは2人とも審査を受ける?

基本的には、どちらか1人だけ審査を受けます。一部の物件は、大家さんの意向で共同名義での審査を求められます。

▲よくある質問に戻る

友達とのルームシェアは仲が悪くなるって本当?

一方がお金にルーズだったり、神経質すぎると仲が悪くなる可能性が高いです。

▲よくある質問に戻る

ルームシェアでストレスを溜めたときはどうしたら良い?

友達と会う時間を減らして冷静になると良いです。時間を空けてもイライラするなら、話し合う機会を作りましょう。

▲よくある質問に戻る

わざわざ不動産屋に行ってお部屋を探そうとしていませんか?

当サイト運営の「イエプラ」なら、わざわざお店に行かなくてもLINEで希望を伝えてお部屋を探せます!

さらに、イエプラは仲介手数料が基本0円です。およそ家賃1ヶ月分の初期費用をまるっと節約できます。

家賃によっては10万円以上も安くなるので、浮いたお金で新生活の家具家電を揃えられます。費用を抑えて引っ越したい人は、ぜひ利用してみてください。

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