お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
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西向きマンションはやめとけ?後悔する5つの理由と向いていない人の特徴を解説

「西向きはやめとけ」のアイキャッチイラスト

西向きがやめとけと言われる理由は何?
西向きマンションに住むと後悔する?

西向き物件はやめとけと言われることが多いですが、南向きや東向きと比べて家賃相場が安い、冬の日中は暖かく過ごしやすいなどメリットがあるんです。

しかし、夏はサウナのような暑さでつらい、西日がまぶしくてまともに暮らせないなど、住んでから後悔したとの声も目にするので不安になりますよね。

そこで当記事では、西向きマンションがやめとけと言われる理由を解説します。住んでも後悔しない人の特徴や内見のポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

監修 阿部 陽一郎
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

西向きマンションがやめとけと言われる5つの理由【体験談あり】

  1. 西日がまぶしくて後悔する
  2. 夏は午後になると暑い
  3. 朝日が差し込まず午前中は冷え込む
  4. カーテンや家具などが日焼けしやすい
  5. 冬は洗濯物が乾きづらい

①西日がまぶしくて後悔する

西向きのマンションがやめとけと言われる大きな理由は西日です。西向きのお部屋は、お昼過ぎから夕方にかけて強い日差しが入るため、目が開けられないほどまぶしいです。

午後は遮光カーテンを閉める、レイアウトを意識して東を向いて生活するなど、西日を直接目に入れない工夫が必須です。

西日のまぶしさに関する体験談

西向きのマンションに関する体験談では、西日がまぶしくて「カーテンを開けられない」「家で作業しづらい」などの声が多かったです。

在宅ワーク中心、休日は家で過ごすライフスタイルの人は、西日が気になる可能性が高いので、西向きマンションが向いていません。

②夏は午後になると暑い

西向きのマンションは、西日が差し込んで夏の午後は暑いです。外気温が30℃ほどでも、室温が40℃を超えるケースもよくあります。

夕方から夜にかけて室温が高く、寝苦しい日が続きます。クーラーをつける回数が増えるので、夏場の電気代が高めです。

西向きマンションに住むなら、遮熱カーテンで暑さを防ぐ、サーキュレーターで冷房効率を上げるなどの対策をしましょう。

夏の暑さに関する体験談

西向きマンションは「午後から地獄のような暑さになる」「エアコンを付けないと耐えられない」など、暑さが厳しくて過ごしづらいとの声が目立ちました。

気に入ったお部屋が西向きなら、エアコンが古すぎないか内見で確かめましょう。設置から10年以上たっている場合、入居前に交渉すれば交換してくれる大家さんもいます。

③朝日が差し込まず午前中は冷え込む

西向きマンションは、朝日が当たらないため午前中は冷え込みます。季節の変わり目は、寝間着や寝具の調節を間違えると体調を崩す可能性があります。

とくに冬の冷え込みは厳しいです。起きる1時間前からエアコンがつくようにタイマーをセットしておく、断熱シートをガラスに貼っておくなどして対策しましょう。

午前中の寒さに関する体験談

西向きのマンションに関する体験談では、日当たりが悪く寒いとの声が多かったです。午前中は基本的に日が差さないため、冬はよほど天気が良くないと暖房必須です。

朝寒くて布団から出れないことがある、早起きして仕事や学校に行く生活リズムの人なら、東向きや南向きのお部屋の方が向いています。

④カーテンや家具などが日焼けしやすい

西向きのマンションは、強い西日の影響でカーテンや家具、フローリングなどが日に焼けて変色します。見た目が良くないだけでなく、もろくなるので買い替え費用がかさみます。

家具やフローリングの日焼けを防ぐなら、厚めの遮光カーテンを使うのがおすすめです。大切な家具は窓から離しておくのも有効です。

西向きの日焼けに関する体験談

西向きのマンションでは、お部屋の日焼けを気にする人が多かったです。新居でおしゃれな家具にこだわりたい、趣味のグッズを飾りたい人なら西向き以外のお部屋がおすすめです。

⑤冬は洗濯物が乾きづらい

西向きのマンションは冬の日照時間が4~5時間と短いため、洗濯物が乾きづらいです。布団やシーツなど、大きいものを干すのは向いていません。

冬の間は部屋干しするか、乾燥だけコインランドリーを使うと良いです。お金に余裕があるなら、乾燥機能付きのドラム式洗濯機を買うのもおすすめです。

冬の洗濯物の乾きづらさに関する体験談

西向きのマンションは日照時間が短く、冬は洗濯物が乾かないとの声が目立ちました。

部屋干しの生乾き臭が苦手、週末にまとめて洗濯物を回したい人なら南向きのお部屋に住んだほうが後悔しません。

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西向きマンションにはメリットもある

  • ・家賃相場が低め
  • ・夕方でも洗濯物が湿らない
  • ・夜に室温が下がりにくい
  • ・朝日の影響で起こされない
  • ・夕焼けがキレイ

家賃相場が低め

西向きのお部屋の大きなメリットとしては、家賃相場が低い点です。ワンルームや1Kの場合、同条件だと南向きと比べて5,000~10,000円ほど安いお部屋が多いです。

夕方の日差しや夏の暑さが気にならない人なら、あえて西向きのお部屋を選んで家賃を抑えるのも手です。

夕方でも洗濯物が湿らない

西向きのマンションは、洗濯物の取り込みが遅くなっても湿りづらいです。ほかの方角と比べて、遅くまで日光が当たるためです。

夏であれば16時に干したとしても洗濯物が乾きます。帰宅時刻が20時を過ぎる、夜勤で起きるのが昼過ぎの人は、西向きに住むと外干ししやすいのでおすすめです。

夜に室温が下がりにくい

西向きのマンションは西日によってお部屋が暖められるので、夜になっても室温が下がりにくいです。初冬なら暖房をつけずに過ごせる物件もあるほどです。

暖房をつける回数が減れば、電気代を節約できます。冬の電気代が高くて困っている、寒いのがとにかく苦手という人は西向きのお部屋に向いています。

朝日の影響で起こされない

西向きのお部屋は朝日が差し込みづらいです。午前中は薄暗いままなので、昼過ぎまで気にせず眠れます。

一般的には午前中の日当たりが良い方が好まれますが、休日くらいは時間を気にせず眠りたい、夜勤だから午前中は寝ていたい人にはおすすめできます。

夕焼けがキレイ

夕焼けの画像

西向きのお部屋は夕焼けがキレイに見れるので、人によってはうれしいポイントです。実家の景色や子どものころを思い出すなど、ノスタルジックな気持ちにさせてくれます。

キレイな夕焼けが見れるだけでも西向きに住んで良かったという人もいるほどです。気になったお部屋が西向きであれば、1度夕方に内見してみると良いでしょう。

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西向きのお部屋でも後悔しない人の特徴

夜型のライフスタイルの人におすすめ

西向きのお部屋がおすすめの人
  • ・朝に弱く、午前中は暗いままが良い
  • ・夜勤などで夜型の生活をしている
  • ・午後から洗濯物を干したい
  • ・日中あまりお部屋にいない
  • ・寒がりで冬は暖房をつけっぱなしにする

西向きのお部屋は、夜勤がある、朝が苦手など午後から動き始める人に向いています。朝方は日差しが入りづらくお部屋が暗いので、午前中はゆっくり過ごせます。

夏場は熱気がこもりやすい反面、冬場の日中は暖かくなるので、寒さが苦手な人には過ごしやすくおすすめです。

西向きのお部屋で後悔する人の特徴

西向きのお部屋がおすすめできない人
  • ・西日のまぶしさが耐えられない
  • ・暑がりで夏は冷房をつけっぱなしにする
  • ・朝は太陽を浴びて起きたい
  • ・お部屋で仕事をする機会が多い
  • ・洗濯物は外干ししたい

西向きのお部屋は、西日の影響で夕方はまぶしく夏の午後は暑いです。暑がりの人や、在宅ワーク中心の人は住んでから後悔する可能性が高いです

方角によってメリットや特徴は異なります。1年を通して涼しいお部屋が良いなら北向き、朝方の日当たりが良いお部屋が希望なら東向きのお部屋をおすすめします。

お部屋の方角に迷ったら不動産屋に相談するべき

お部屋の向きに迷ったら、不動産屋に1度相談してみましょう。ライフスタイルや予算に応じて、自分に合った方角のお部屋を紹介してくれます。

当サイトが運営するネット上の不動産屋「イエプラ」は、来店不要で気軽に相談できます。

LINEやオンラインで「西向きで日当たりの良いお部屋」など伝えれば、プロのスタッフが理想の物件を提案します。

23時まで営業しているので、お店の営業時間に間に合わない、移動中や寝る前のスキマ時間を活用したいという人にもおすすめです。

西向きのお部屋を内見する際のポイント

  • ・晴れた日の夕方に内見する
  • ・周囲に日光をさえぎる建物がないか
  • ・床や壁に日焼け跡がないか

西向きのお部屋は、晴れた日の夕方に内見するのがおすすめです。西日のまぶしさや外との気温差、夕焼けの景色などを1度で確かめられるためです。

周囲に日光をさえぎるマンションやビルが建っていた場合、景観は悪くなりますが、西日で眩しくなる心配はありません。

もし床や壁に日焼け跡が残っていて気になる場合は、入居日までに張り替えが可能か不動産屋に相談してみましょう。

西向きのお部屋の暑さ対策4選

  • ・遮光、遮熱カーテンを付ける
  • ・窓に遮熱フィルムを貼る
  • ・すだれで西日をさえぎる
  • ・スマートリモコンで帰宅前にエアコンをつける

遮光・遮熱カーテンを付ける

遮光・遮熱機能のあるカーテンなら、西日や熱気を抑えられます。明かりを取り込みたいのであれば、レースカーテンや縦型ブラインドもおすすめです。

カーテンを設置することで、家具やフローリングの日焼けも防げます。5,000円程度で購入できますが、機能性にこだわりたいなら10,000円以上のものにしておきましょう。

窓に遮熱フィルムを貼る

窓に遮熱フィルムや断熱シートを貼るのも、暑さ対策に有効な手段です。UVカット機能が付いているものが多く、日焼け対策としてもおすすめです。

水で貼って跡が残らない、賃貸向けのタイプも売っています。2,000円ほどの安価で導入可能なので、気軽に導入できる点も魅力です。

すだれで西日をさえぎる

夕日は入射角が低いため、室内に取り込まれやすいです。すだれを使ってお部屋の外で西日をさえぎるのも効果的な対策です。

すだれは300~1,000円と安価です。手軽に対策を済ませたい、夏の暑さだけしのげれば問題ないという人におすすめです。

スマートリモコンで帰宅前にエアコンをつける

スマートリモコン
出典:amazon.co.jp

スマートリモコンとは家電の操作をスマホ1台でできる機器のことです。帰宅前にエアコンをつけておけば、夏の暑い日でも帰宅時のお部屋は快適な温度です。

安いモデルなら3,000円ほどで購入できます。西日でサウナ状態のお部屋は耐えられない、という人は検討してみてください。

西向きのお部屋に関するよくある質問

西向きのお部屋は風水的にどう?

風水的には良くないです。西側の窓は運気を乱すと考えられているためです。

▲よくある質問に戻る

ほかの方角との日当たりの違いは?

日当たりの良い順に南向き、東向き、西向き、北向きです。

南向き ・どの方角よりも日当たりが良い
・洗濯物が乾きやすい
・夏場は冷房費が高くなりやすい
東向き ・午前中の日当たりが良い
・夏場でも涼しく過ごせる
・午後から干した洗濯物は乾きづらい
西向き ・夕方でも日光がお部屋に入る
・夕方から夜にかけてお部屋が暖かい
・朝方は日が入らず、お部屋が暗くて寒い
北向き ・どの方角よりも夏場は涼しい
・家具や本が日焼けしづらい
・日当たりが悪く、冷え込みやすい

方角ごとの特徴を簡単にまとめました。青い部分をタッチすると、各方角の解説ページに飛べるので参考にしてください。

▲よくある質問に戻る

西向きのお部屋ははカビが発生しやすい?

カビは発生しづらいです。強い西日が入るので、カーテンや窓を適度に開ければ湿気が溜まりません。

▲よくある質問に戻る

西向きマンションの1階は住みづらい?

周囲を物件や木で囲まれているなら、西日が差し込まずに住みやすいです。ただし、洗濯物は乾きづらいです。

▲よくある質問に戻る

西向きマンションの7階は暑い?

暑いです。周囲をさえぎる建物が少ないケースが多いためです。すだれや遮熱カーテンで西日をカットするのがおすすめです。

▲よくある質問に戻る

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