「道路沿いの家は止めた方が良い?」
「騒音や排気ガスは大丈夫なの?」
道路沿いの家は止めた方が良いと言われがちですが、人通りが多くて防犯性が高かったり、飲食店が近いといったメリットがあるんです。
しかし、特別な事情がなければ道路沿いの家は止めた方が良いです。車のうるさい走行音に悩まされたり、排気ガスによる健康被害が懸念されるからです。
そこで当記事では、道路沿いの家は止めた方が良い理由を7つ解説します。内見するときのポイントや、快適に暮らすためのコツも紹介するので参考にしてください。
- 道路沿いの家は騒音や排気ガスが気になりやすいのがデメリット
- 道路沿いの家は利便性や防犯性が高いメリットもある
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不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
道路沿いの家は止めた方が良い7つの理由
- ・走行音や信号機音がうるさい
- ・トラックやバスが通ると家が揺れる
- ・排気ガスの影響で空気が悪い
- ・洗濯物の外干しが難しい
- ・駐車場に車を停めるのが大変
- ・小さい子どもは飛び出しの危険がある
- ・家の前に路上駐車されることがある
走行音や信号機音がうるさい
- ・車やトラックの走行音
- ・救急車など緊急車両のサイレン
- ・音の出る信号機
- ・通行人の話し声
- ・営業中の店舗から発生する音
道路沿いの家は止めた方が良い一番の理由は、車・トラックの走行音やサイレンなど音がうるさいからです。
交通量が多い幹線道路は朝から晩までひっきりなしに車が通るので、家にいても気が休まりません。
トラックやバスが通ると家が揺れる
大型トラックやバスが近くを通ると、家がガタガタッと揺れることがあります。「地震かも!?」と思って焦ったり、睡眠不足になったりして精神的なストレスが溜まります。
「地盤の弱さ」や「道路工事から由来している」など家が揺れる原因は様々ですが、気になる人は道路沿いの家は止めた方が良いです。
排気ガスの影響で空気が悪い
道路沿いの家は車の排気ガスで空気が汚れています。呼吸器系の病気や、汚染物質が肌に触れることによる皮膚障害を引き起こす可能性があります。
網戸やベランダの手すり、外壁などもスス汚れによって黒くなるため、見た目も良いものではありません。
洗濯物の外干しが難しい
道路沿いの家は洗濯物を外に干すと排気ガスで汚れます。網戸やベランダの手すりなど、洗濯物がくっつきそうなところは毎回キレイにしてからでないと干せないので手間もかかります。
万が一道路に洗濯物が飛ばされてしまった場合、車に衣類を轢かれたり、紛失したりします。外干し派の人は道路沿いの家は止めた方が良いです。
駐車場に車を停めるのが大変
家の駐車場が道路に面している場合、車を停めるのが大変です。後続車が来ないことを確認した上で、他の通行車の迷惑にならないように素早く停めなければなりません。
車だけでなく、通行人や自転車にも気を遣います。運転が不慣れな人は道路沿いの家は止めた方が良いです。
小さい子どもは飛び出しの危険がある
小さい子どもがいる人は道路沿いの家は止めた方が良いです。
子どもの視線は大人よりも低く狭いため、車の接近に気が付きにくいです。加えて子どもは何かに夢中になるとまわりが見えなくなってしまうので、飛び出し事故に遭いやすいです。
特に小学校低学年の子どもは注意しましょう。事故に遭ってからでは遅いので、心配なら道路沿いの家は避けることをおすすめします。
家の前に路上駐車されることがある
道路沿いにあると家の前に路上駐車されることがあります。近くにコンビニやスーパーといった店舗があると可能性が高いです。
路上駐車されると自分の車が停められなかったり、窓から覗かれているかもしれないと不安になったりします。
道路沿いの家に住むか迷ったら不動産屋に相談すると良い
道路沿いの家に住むか迷ったら不動産屋に相談しましょう。ライフスタイルや道路の交通量などを考慮し、最適な家を提案してくれます。
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止めた方が良いと言われる道路沿いの家にもメリットはある
- ・街灯や人通りがあって防犯性が高い
- ・隣人と騒音トラブルになりにくい
- ・買い物施設や飲食店に出かけやすい
- ・バスやタクシーに乗りやすい
- ・車移動に便利
- ・日当たりが良い物件が多い
街灯や人通りがあって防犯性が高い
道路沿いは街灯や店舗があるため、路地裏に比べると夜でも明るいです。適度に人や車の通行もあるので、女性の一人暮らしでも安心して歩けます。
犯罪者は人目を避ける傾向があるので、空き巣や下着泥棒に狙われる可能性が低いのもメリットです。
隣人と騒音トラブルになりにくい
道路沿いの家は車の走行音や信号機音などで元々うるさいです。そのため、隣人が多少音を立てたところで気にならない、他の騒音でかき消されて聞こえにくいメリットがあります。
路地裏の住宅街の場合、元々が静かなせいで少しの物音も大きく聞こえてしまい騒音トラブルに発展しやすいです。
買い物施設や飲食店に出かけやすい
道路沿いにはスーパーやコンビニ、飲食店が気軽に行ける距離に出店されていることが多いです。家から遠いと出かけるのも面倒に感じますが、道路沿いなら出かけやすいです。
バスやタクシーに乗りやすい
道路沿いの家はバス停から近い、タクシーが捕まえやすいなど交通の便が良いです。タクシーで家に帰るときも「◯通り沿いの✕の近くまで」のように説明しやすいのもメリットです。
路地裏からタクシーに乗るには予約が必要なため、寝坊などで急いでいるときは不便です。奥まったところにあると、運転手に詳しい道の説明をしなければならず手間に感じます。
車移動に便利
道路沿いの家は、国道など大きな道路に出やすく車移動がスムーズです。通勤・通学で車を使う人は便利なはずです。
日当たりが良い物件が多い
道路沿いは家の前に建物がないので日当たりの良い物件が多いです。住宅が密集している住宅街に比べると視界が開けており、見晴らしの良さが期待できます。
高層マンションなら車や建物の明かりによる、美しい夜景が楽しめる家もあります。
実際に道路沿いに住んでいる人の感想
道路沿いの家はうるさいからやめた方がいいという人の口コミ
30代
居住期間:1年未満
居住エリア:埼玉県
【うるさくて寝られない】
年中車が通っているせいでうるさくて寝られません。特にバイクの音がやばいです…。家賃の安さに釣られて入居しましたが、もう引っ越したいです。個人的には、道路沿いの家は止めた方が良いと思います。
20代
居住期間:1年以上
居住エリア:千葉県
【建物が揺れる】
地盤が弱いのかなんなのかわかりませんが、トラックが通るたびに揺れます。急にガタガタッってなるからびっくりするし、騒音で寝不足だしマジで病みます。
20代
居住期間:1年以上
居住エリア:千葉県
【窓が開けられない】
窓を開けると風と一緒にスス汚れが入ってきます。裸足だと足の裏が黒ずむんです…。洗濯物は汚れるし、排気ガス臭いしで最悪です。
道路沿いの家は「うるさい」「建物が揺れると音がする」など、ネガティブな意見が多いです。寝不足によって精神的に滅入っている人もいます。
騒音や振動に敏感な人なら、道路沿いの家は止めた方が良いです。環境に慣れず、体調を崩してしまう恐れがあります。
道路沿いの家でも静かに暮らせている人の口コミ
30代
居住期間:2年以上
居住エリア:千葉県
【交通量が少ない】
交通量が少ないせいか、それほど騒音に悩まされず暮らせています。サイレンの音は聞こえますけど、道路沿いじゃなくても聞こえる物件は多いと思うので気にしなくてもいいかなって感じです。
30代
居住期間:2年以上
居住エリア:東京都
【遮音性の高いサッシで静か】
騒音が心配だったのですが、遮音性の高いサッシが採用されているので窓を閉めていれば全然騒音は聞こえてこないです。元々洗濯物も乾燥機を使う派だったので、ベランダに出ることはほとんどありません。
道路沿いの家でも交通量が少ない場合や、遮音性の高いサッシが採用されている場合は静かに暮らせているようです。
音の聞こえ方には個人差があるので、必ず内見に行って問題なく暮らせるか確認しましょう。
道路沿いの家は止めた方が良い人の特徴
神経質な人は止めた方が良い
- ・物音に敏感
- ・建物の揺れが気になる
- ・洗濯物は外に干したい
- ・定期的に換気したい
- ・小さい子どもがいる
物音や建物の揺れなどに敏感な人は、道路沿いの家は止めた方が良いです。排気ガスやスス汚れなど、衛生面が気になる人も避けるようにしましょう。
音が気にならない人なら住んでも良い
- ・騒音を気にせず眠れる
- ・洗濯物は部屋干し派
- ・家にほとんどいない
- ・10階以上の高層マンションに住む予定
- ・自家用車は持っていない
騒音が全く気にならない人なら道路沿いの家に住んでも大丈夫です。洗濯物は部屋干し、または乾燥機を使う人なら問題ありません。
道路沿いの家を内見する際にチェックすべきポイント
- ・窓の遮音性
- ・建物の揺れ具合
- ・交通量の多さ
- ・周辺の施設
- ・ベランダや窓の汚れ
窓の遮音性
窓は壁よりも薄いため音を通しやすいです。車の走行音の多くは窓から入って来るので、遮音性の高いものが採用されているかチェックしましょう。
窓の遮音性はJISで規格が定められています。T-1~T-4まであり、数値が高いほど遮音性能が良いです。また、2重サッシになっている窓は遮音性が高いのでおすすめです。
建物の揺れ具合
実際に内見に行き、建物の揺れ具合を確認してみましょう。その際、窓やドアにガタつきがないか見ておくと安心です。固定されていない場合、揺れると音が立ちやすいからです。
交通量の多さ
道路の交通量の多さを見ておきましょう。交通量が少なければ、道路沿いの家でも静かに暮らせるかもしれません。
昼と夜、平日と休日で交通量が違う可能性があります。可能であれば日時を変えて複数回チェックしてみてください。
周辺の施設
近くに病院や警察署、消防署があると頻繁にサイレンが鳴り響きます。騒音に悩まされることが予想されるので、できる限り離れた場所で探しましょう。
ベランダや窓の汚れ
ベランダや窓がススなどで汚れていないか確認しましょう。黒い汚れが付着している場合、排気ガスの濃度が高いかもしれません。
道路沿いの家でもうるさいと感じにくいお部屋の探し方
- ・木造と鉄骨造以外の物件を選ぶ
- ・1~3階の低層階は避ける
木造と鉄骨造以外の物件を選ぶ
木造や鉄骨造は防音性が低いです。揺れにも弱いので、できる限り避けましょう。コンクリートが使われているRC造やSRC造は、防音性が高いのでおすすめです。
1~3階の低層階は避ける
低層階は車や通行人との距離が近く、騒音が聞こえやすいです。排気ガスによる影響も受けやすいので避けましょう。10階以上の高層階なら、騒音が聞こえにくい可能性が高いです。
道路沿いの家に住む時は窓への防音対策をする
- ・遮音カーテンを取り付ける
- ・窓の隙間を防音テープで埋める
- ・はがせる防音シートを貼る
- ・簡易的な二重窓を取り付ける
道路沿いの家に住む時は、窓への防音対策をすると効果的です。上記には、賃貸でもできる防音対策をまとめました。
遮音カーテンは生地裏面の特殊加工により、外からの音を跳ね返してくれます。パトカーや救急車のサイレンがうるさいときに効果的です。
窓の隙間を防音テープで埋めれば、音が室内に入りにくくなります。特にゴム製のテープは、隙間に密着しやすくておすすめです。
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
- オリコン顧客満足度1位の接客サービス
- 未公開物件も紹介してもらえる
東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。
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また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。
他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。
また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。
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