「マンションで住んではいけない階は?」
「風水的に住んではいけない階はある?」
マンションとは一般的に3階以上の集合住宅を指します。2階建てのアパートよりも設備が充実しており、様々な世代から人気があります。
しかし、マンションは住む階によって住みやすさが大きく変わります。階数選びに失敗して後悔する人も珍しくありません。
そこで当記事では、住んではいけない階や各階の住み心地について解説しています。ぜひ参考にしてください。
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マンションで住んではいけない階はある?
住んではいけない階は重視するポイントによって変わる
「住んではいけない階」は、賃貸に住む上でなにを重視するかによって変わります。マンションは一般的に上階に行くほど人気がありますが、必ずしも住みやすいとは限りません。
各階のメリット・デメリットを把握して、自分にとって最適な階を選びましょう。以下で重視するポイントごとに住んではいけない階について紹介します。
防犯性を最重要視する人は1階に住んではいけない
空き巣や下着泥棒など、防犯性を重視する人は1階に住んではいけません。1階のベランダは地面から近く、不審者の侵入経路や逃走経路が確保しやすいからです。
ベランダや窓が手の届く高さにあるため、干してある洗濯物もすぐに取られてしまいます。
家賃の安さ重視なら最上階に住んではいけない
物件A | 物件B | 物件C | 物件D | 物件E | |
---|---|---|---|---|---|
1階 | 86,000円 | 91,000円 | 90,000円 | 82,000円 | 103,000円 |
2階 | 88,000円 | 94,000円 | 95,000円 | 86,000円 | 107,000円 |
3階 | 89,000円 | 95,000円 | 95,000円 | 88,000円 | 111,000円 |
4階 | 90,000円 | 97,000円 | 95,000円 | 88,000円 | 110,000円 |
5階 | 91,000円 | 98,000円 | 98,000円 | 89,000円 | 111,000円 |
物件A | 物件B | 物件C | 物件D | 物件E | |
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1階 | 86,000円 | 91,000円 | 90,000円 | 82,000円 | 103,000円 |
2階 | 88,000円 | 94,000円 | 95,000円 | 86,000円 | 107,000円 |
3階 | 89,000円 | 95,000円 | 95,000円 | 88,000円 | 111,000円 |
4階 | 90,000円 | 97,000円 | 95,000円 | 88,000円 | 110,000円 |
5階 | 91,000円 | 98,000円 | 98,000円 | 89,000円 | 111,000円 |
上記の表は、池袋駅から徒歩15分以内のとある新築マンションの家賃を階数ごとにまとめたものです。
階数が1階から2階に上がると2~4,000円、3階以降は階数が上がるごとに約1,000円ずつ高くなっています。
低層階に住むより年間で20,000円以上も出費が増えます。生活費を抑えたい人は最上階や上層階に住んではいけません。
風水を気にするなら6階以上に住んではいけない
風水を気にするならマンションの6階以上に住んではいけません。風水で重要視されている「大地のパワー」が高層階だと届きにくいとされているからです。
気の流れが滞り、負の感情が積み重なって精神的にバランスを崩しやすくなると言われています。注意しましょう。
4階や9階は「死」や「苦」を連想させることから縁起が悪いと思われがちですが、これは日本特有の考え方なので中国発祥の風水においては気にする必要はありません。
マンション1階の住み心地
マンションの1階に住むデメリット
- ・防犯性が低い
- ・外からの視線が気になる
- ・虫が侵入しやすい
- ・日当たりや風通しが微妙
- ・落下物がある
- ・浸水の危険性がある
防犯性が低い
1階はベランダから入りやすく逃げやすい、侵入前の下調べがしやすいなど、不審者にとって都合が良く大変危険です。特に一人暮らしの女性は狙われやすいため注意しましょう。
外からの視線が気になる
道路に面しているお部屋は窓から中が見えてしまいます。特に1階は通行人と同じ目線の高さに位置しており、カーテンや窓を気軽に開けるのは難しいです。
虫が侵入しやすい
1階は専用庭や生け垣があり、虫が発生しやすい環境です。地続きになっていることから、アリやムカデなどの害虫がお部屋に侵入してくることもあります。
エサが豊富な飲食店やゴミ置き場の近くではゴキブリやネズミも出ます。虫が苦手な人は住んではいけません。
日当たりや風通しが微妙
1階は周囲の建物の日陰になりやすく、日当たりが悪いケースが多いです。
防犯やプライバシー確保の観点から窓を開ける機会が少なくなり、十分な換気ができずカビが発生することもあります。
落下物がある
上層階から洗濯物やゴミなどの落下物があります。高層階からの落下物は威力がすさまじく、最悪の場合ケガしてしまいます。
浸水の危険性がある
台風による大雨で浸水する危険があります。建物の近くに用水路や川が流れていると氾濫する可能性が高いです。
万が一、川が氾濫しそうなときはマンションの上層階に逃げるか、指定避難場所へ避難する必要があります。
マンションの1階に住むメリット
- ・家賃が安い
- ・階下の住民と騒音トラブルにならない
- ・専用庭が付いていることがある
- ・引っ越し費用が抑えられる
家賃が安い
どの階数よりも家賃が安く設定されており、毎月の生活費を抑えられます。趣味にお金を使いたい、貯金したいという人におすすめです。
階下の住民と騒音トラブルにならない
自分より下の階に住んでいる人がいないため、足音による騒音トラブルを減らせます。
しかし、足音は階下だけでなく隣や上の階に響き渡ります。集合住宅に住む以上、足音には気を遣いましょう。
専用庭が付いていることがある
専用庭があればガーデニングや家庭菜園を楽しむ、子どもやペットの遊び場にするなど様々な使い方ができます。
高層階では落下防止のため布団やシーツが干せないマンションも多いですが、専用庭なら自由に干せます。
引っ越し費用が抑えられる
階段やクレーンを使用せずに荷物の出し入れが可能なため、高層階と比べると引っ越し費用が安いです。荷物が少なければ自力で引っ越しもしやすく、引っ越し代を大幅に節約できます。
マンション2~3階の住み心地
マンション2~3階に住むデメリット
- ・上下左右と外からの騒音が気になりやすい
- ・高層階と比べると眺望が微妙
上下左右と外からの騒音が気になりやすい
2~3階は上下左右のお部屋の生活音に加えて、外からの騒音が聞こえやすいです。車のエンジン音や井戸端会議の話し声など、騒音の種類は様々です。
外からの騒音はマンションの立地によって聞こえ方が変わります。内見時は周辺環境もチェックしておきましょう。
高層階と比べると眺望が微妙
2~3階は高層階と比べると眺望が微妙です。同じくらいの高さの建物が多いため、窓を開けても視界が遮られてしまいます。
マンション2~3階に住むメリット
- ・階段でも移動できる
- ・外からの視線が気になりにくい
- ・高層階と比べると地震の揺れが小さい
階段でも移動できる
2~3階までなら階段での移動もそれほど苦ではありません。混雑しているときは階段、重い荷物を運ぶときやケガをしている場合はエレベーターなど、状況によって使い分けられます。
外からの視線が気になりにくい
通行人の目線よりも高い位置にあるため、外からの視線が気になりにくいです。1階と比べれば窓やカーテンが開けやすくなります。
高層階と比べると地震の揺れが小さい
3階以下のお部屋であれば、高階層に比べて地震の揺れが少ないです。万が一、エレベーターが止まっても階段移動しやすいというメリットもあります。
マンション高層階の住み心地
マンションの高層階に住むデメリット
- ・エレベーターが混雑する
- ・地震による揺れが大きい
エレベーターが混雑する
高層階は1階までの距離が長く、降りるのに時間がかかります。特に朝の通勤・通学の時間帯は混雑するため、早めに家を出ないと電車に間に合いません。
地震による揺れが大きい
マンションにおける地震は、高階層になるほど「長周期地震動」によって長時間大きく揺れる傾向にあります。地震の規模によっては数分間揺れが続くこともあります。
マンションの高層階に住むメリット
- ・防犯性が高い
- ・虫の侵入がほとんどない
防犯性が高い
マンションの高層階はベランダや窓から侵入されるリスクが低い、外からお部屋の中を覗かれないなど防犯性が高いです。
7~10階建て以上の高層マンションは、オートロックや防犯カメラなどセキュリティ設備が充実しているケースが多いです。安心して暮らしたい人におすすめです。
虫の侵入がほとんどない
高層階のお部屋はゴキブリがお部屋に入ってくることが少ないです。ゴキブリは気圧の関係で、5階以上のお部屋から直接侵入するのは難しいからです。
蚊も3階程度の高さまでしか飛行できません。虫が苦手な人は高層階に住むと良いです。
マンション最上階の住み心地
マンションの最上階に住むデメリット
- ・夏は非常に暑い
- ・屋上から侵入される可能性がある
夏は非常に暑い
最上階は日当たりが良いせいで、夏は非常に暑いです。特に南向きのお部屋は直射日光が当たるので、お部屋がサウナ状態になります。
屋上に庭園などが設けられている場合は、熱が伝わりにくいので暑さがやわらぎます。建物の共有設備を確認してみてください。
屋上から侵入される可能性がある
最上階のお部屋は、屋上や非常階段から侵入しやすい、人目に付きにくいので犯行しやすいといった理由から空き巣に狙われやすいです。
窓や玄関の鍵は必ず閉める、窓ガラスに防犯フィルムを貼るなど基本的な対策をしておきましょう。
マンションの最上階に住むメリット
- ・上階からの騒音に悩まされることがない
- ・日当たりや眺めが良い
上階からの騒音に悩まされることがない
最上階は自分のお部屋より上にお部屋がないので、足音や生活音などの騒音トラブルが少ないです。車のエンジン音や通行人の話し声など、外からの騒音も軽減されます。
日当たりや眺めが良い
最上階は日当たりが抜群に良いです。周りの建物よりも高い位置にあることが多く、遮蔽物がないからです。
立地にもよりますが海や山などの自然や、花火や夜景が見られることもあります。
マンションの共有スペースが汚い階も住んではいけない
「廊下を私物置き場にしている」「ゴミが散乱している」など、共有部分が汚い階も住んではいけません。ルールを守れない住民がおり、トラブルに発展する可能性が高いからです。
内見するときはお部屋の中だけでなく、共有部分もしっかり確認しておきましょう。
マンション内に掲示板があれば見ておくと良いです。注意喚起の貼り紙があった場合、迷惑な住民が住んでいると見て間違いありません。
マンションの階数選びで後悔しないためには?
自分のライフスタイルを振り返ってみる
階数を決めるときは子どもの有無や家にいる時間、家賃の予算など自分のライフスタイルを振り返ってみましょう。そこから優先順位を付ければ何階が適しているのかが見えてきます。
例えば小さい子どもがいる場合、ベビーカーの出し入れやベランダからの転落リスク、走り回る音による騒音トラブルを加味すると1階が向いています。
賃貸は基本的に2年ごとの契約です。すぐ引っ越すハメにならないように、将来のことも考えて決めることをおすすめします。
周辺環境も見ておくと安心
階数を決めるときは周辺環境についても調べておくと安心です。最初は日当たりが良くても、近くに別のマンションやビルが建って日当たりが悪くなることがあるからです。
商業施設ができると低層階はうるさかったり、通行人の視線が気になったりします。
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
- オリコン顧客満足度1位の接客サービス
- 未公開物件も紹介してもらえる
東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。
アエラスは1996年に池袋西口店をオープンしてから28年間にわたって拡大を続け、2024年現在ではグループ全体で67店舗を展開しています。
また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。
他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。
また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。
初期費用の分割払いに対応している
アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。
分割する金額は初期費用の全額または足りない分から選べるので、引越しの負担を減らしたい人にもおすすめです。関東の物件を探している人は、LINEで来店の予約や相談ができるので、登録してみてください!