「フリーランスなりたてで賃貸を借りれる?」
「審査に通過しやすくなる方法は?」
フリーランスなりたてでも賃貸物件は借りられます。弊社家AGENTでは、初年度で収入が少なくても対策をすることで多くの人が審査に通過しています。
しかし、何を対策すればいいかわかりません。何もわからない状態で申し込みをしたら、審査に落ちてしまったなんて話もあります…。
そこで当記事では、フリーランスなりたてが賃貸を借りる方法を解説しています。審査に通りやすくなる方法と用意する書類も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
不動産屋「家AGENT」の営業マン
宅地建物取引士
賃貸の仲介会社「家AGENT」の現役の営業マン。宅地建物取引士の資格を取得している。営業マンとしての経験と専門知識を活かして、お部屋探しや入居審査についての不安や疑問を解決しています。
フリーランスになりたては賃貸契約しづらい
- ・前年度の収入証明がない
- ・収入が安定していない
- ・社会信用度が低い
前年度の収入証明がない
フリーランスになりたての人は、賃貸契約がしづらいです。入居審査では前年度分の収入証明が必要で、提出できないと審査が不利になってしまうからです。
フリーランスの提出が必要な収入証明書は、確定申告書です。初年度の収入が低くなるので、利益が増えるまでは審査に通りにくいです。
収入が安定していない
フリーランスになりたての場合は、収入が安定していないので賃貸契約しづらいです。フリーランスは収入が安定していること示すために、2年分の証明が必要だからです。
審査に通る収入の基準は、家賃の36倍以上の年収かどうかです。フリーランスになりたての場合は、家賃を抑えて探した方が良いです。
社会信用度が低い
フリーランスになりたての人は、社会的信用度が低いと言われています。会社員と違って収入が保証されているわけではなく、病気などになった時に仕事がなくなるからです。
大家さんが入居者の求める条件は、安定して家賃が払えるかどうかです。社会的信用度が低いと判断されると、家賃の支払いを不安視されるので賃貸契約がしづらくなります。
不安要素は不動産屋に話しておくべき
フリーランスなりたてで不安要素があるなら、不動産屋に話しておくべきです。フリーランス向けのお部屋を、ピックアップして紹介してくれます。
弊社が運営している「イエプラ」なら、フリーランスが審査に通るお部屋に絞って紹介ができます。業者間サイトを使って紹介をしているので、審査の心配なくお部屋を借りられます。
問い合わせはチャットやLINEから可能です。「フリーランスなりたてで借りられるお部屋はある?」「審査のゆるい物件を紹介してほしい」と送るだけでOKです。
ちょっとしたスキマの時間を有効活用できます。フリーランスになりたてでお部屋が借りられるか心配な人は、ぜひ利用してみてください。
フリーランスなりたてで賃貸の審査を通るコツ
- ・家賃は所得の20%が目安
- ・審査が甘い保証会社の物件に絞る
- ・前職の源泉徴収を準備しておく
- ・業務委託契約書など仕事先の書類も用意する
- ・収入のある連帯保証人を立てる
- ・十分な貯金があれば残高審査を受ける
家賃は所得の20%が目安
フリーランスの家賃目安 | |
---|---|
月収20万円 | 4万円 |
月収25万円 | 5万円 |
月収30万円 | 6万円 |
月収35万円 | 7万円 |
フリーランスになりたてが審査に通るには、家賃を所得の20%に抑えると良いです。フリーランスなりたては収入が不安定と判断されるので、通常より審査で厳しく見られます。
一般的に審査に通る家賃目安は所得の25~30%と言われています。所得の20%に抑えると、滞納リスクがないと判断されるので審査に通りやすいです。
審査が甘い保証会社の物件に絞る
フリーランスなりたての人は、審査が甘い保証会社の物件に絞ると良いです。保証会社とは、連帯保証人の代わりをしてくれて家賃等の滞納を立て替える会社です。
保証会社は3種類あって「独立系」と言われるところなら、ほとんどの人が審査に通ります。申し込みをする時に自分で保証会社を選べないので、事前に保証会社に相談してください。
前職の源泉徴収を準備しておく
フリーランスになりたての人は、前職の源泉徴収票を準備してください。前職と仕事内容がほとんど変わらないなら、将来の収入を証明できる可能性があるからです。
源泉徴収票が手元にない場合は、課税証明を提出してください。源泉徴収票と同じように前年度の収入を証明できます。
業務委託契約書など仕事先の書類も用意する
フリーランスになりたての人は、業務委託契約書などの仕事をしている証明書類を用意してください。まだ収入がない状態でも、今後の家賃の支払いを証明できるからです。
仕事先が少ない場合は、事業計画書を準備してください。事業計画書とは、今後の仕事がどうなるかをアピールする書類です。自分で情報をまとめて作成する必要があります。
収入のある連帯保証人を立てる
フリーランスになりたてなら、収入のある連帯保証人を立ててください。本人の収入が不安定でも、連帯保証人に収入があれば審査に通過しやすくなります。
連帯保証人は、3親等以内で立てる必要があります。不動産屋によっては、両親のどちらかでないと受け付けられないと言われるので注意してください。
十分な貯金があれば残高審査を受ける
フリーランスになりたての人は、貯金があれば残高審査を受けてください。残高審査とは、貯金の額で家賃の支払い能力を示す方法です。
残高審査では、家賃の2年分が払えるほどの貯金があるかどうかが重要です。貯金を証明する時は、通帳のコピーか金融機関から発行される残高証明を提出してください。
フリーランスになりたての人が用意すべき書類
入居審査に必要な書類
- ・本人確認書類(運転免許証や健康保険証など)
- ・収入証明書(通帳のコピーなど)
- ・現住所の住民票
- ・印鑑(認印か実印)
- ・印鑑登録証明書(実印契約のとき)
- ・賃貸契約にかかる初期費用
フリーランスになりたての人が、用意すべき書類をまとめました。申し込みの段階では本人確認書類と収入証明、健康保険証があれば問題ないです。
契約を結ぶ時に、住民票や印鑑登録証明書などを不動産屋に持参します。自治体によっては、平日しか書類を発行できないところもあるので注意して下さい。
入居審査に必要な情報
- ・氏名、生年月日、住所、電話番号
- ・事業内容、見込み年収、開業年数
- ・緊急連絡先(連帯保証人)の情報
賃貸物件を、申し込みする時に必要な情報をまとめました。記入する情報のほとんどが本人の個人情報なので、スムーズに記入できます。
緊急連絡先や連帯保証人は、親族になって貰う必要があります。当日わからない情報があると、申し込みを受け付けてもらえないケースがあるので気をつけてください。
連帯保証人の書類も準備してもらうべき
- ・本人確認書類(運転免許証や健康保険証など)
- ・収入証明書(源泉徴収票など)
- ・実印、印鑑登録証明書
フリーランスなりたての人がお部屋を探す時は、連帯保証人の書類を準備してもらってください。連帯保証人の書類は、発行に時間がかかるケースが多いです。
申込者と違って、連帯保証人は実印での契約が必要です。登録が終わっていないと印鑑登録書が提出できないので、事前に伝えてください。
フリーランスになりたての人の申込書記入例
フリーランスになりたての人は、申込書を記入する時に気をつけるポイントがあります。このあとポイントごとに詳しく解説していきます。
勤務先の記載例
勤務先の記入欄には、フリーランスではなく「自営業」と記載してください。所在地は仕事しているのが自宅なら「同上」と記入して問題ないです。
フリーランスなりたての人の年収欄は、見込みの金額を書いてください。金額は多く見積もるのではなくて、少なく見積もったほうが印象が良くなります。
連帯保証人の記載例
フリーランスなりたての人は、連帯保証人が必要になることが多いです。連帯保証人の必要な情報は、本人の情報とほとんど同じ内容です。
連帯保証人の欄は、空欄が出ないように書くと印象が良いです。本人に確認しないとわからない内容がほとんどなので、事前に情報を集めておくと良いです。
フリーランスになりたての人が審査に落ちた際の対処法
- ・保証会社を変えて再審査
- ・審査が緩いお部屋を選びなおす
- ・収入のある親に代理契約してもらう
- ・2年ほどだけシェアハウスを検討する
保証会社を変えて再審査
フリーランスの人が審査に落ちた場合は、保証会社を変えて再審査をしてもらってください。審査のゆるい独立系保証会社なら、審査に通りやすいです。
審査に落ちてしまったら、不動産屋に保証会社の変更を依頼してください。変更できたら、再度申込書類を記入する必要があるので注意してください。
審査がゆるいお部屋を選びなおす
フリーランスなりたてが審査に落ちたら、審査がゆるいお部屋を選びなおしてください。申し込みしたお部屋が、極端に審査が厳しいお部屋の可能性があるからです。
家賃が相場より5千円以上安い物件なら、審査が通りやすい傾向にあります。心配な人は、1万円以上安いお部屋を選ぶと良いです。
収入のある親に代理契約してもらう
フリーランスなりたての人が審査に落ちたら、収入のある親に代理契約してもらってください。代理契約とは、本人に変わって親族などが審査を受けて賃貸契約する方法を言います。
代理契約なら、本人の収入や職業などは審査に影響しません。家賃滞納してしまった場合の責任は、契約者である親族が負うので注意した方が良いです。
2年ほどだけシェアハウスを検討する
フリーランスが何度も審査に落ちてしまった場合は、2年ほどだけシェアハウスを検討してみてください。シェアハウスは、審査がほとんどないのですぐに入居できます。
2年ほど住むと収入証明が準備できるので、次に住むお部屋の審査が通りやすくなります。収入が安定させてから、賃貸物件に住みたい人におすすめの方法です。
フリーランスになりたての人に関する賃貸でよくある質問
フリーランスなりたてでも収入が多ければ平気?
収入が多くても証明ができないと審査に落ちます。主に通帳などの振込履歴で収入を証明します。
同業種ならフリーランスなりたてでも契約可能?
同業種だとしても今後の収入の証明が必要です。家賃に見合った収入なら、契約しやすくなります。
フリーランス1年目だと賃貸審査は通る?
審査は通ります。取引相手からの振込履歴などから収入を証明するので、通帳のコピーを提出します。
貯金が多いけど賃貸の家賃の前払いはできる?
大家さんが許可を出してくれる物件なら、前払いで家賃を払えます。URの賃貸だと全ての物件で家賃前払いが可能です。
フリーランスなりたての平均収入は?
フリーランス1年目の人の8割が200万円以下です。家賃6万円ほどの物件までなら審査に通る収入です。
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
- オリコン顧客満足度1位の接客サービス
- 未公開物件も紹介してもらえる
東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。
アエラスは1996年に池袋西口店をオープンしてから28年間にわたって拡大を続け、2024年現在ではグループ全体で67店舗を展開しています。
また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。
他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。
また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。
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アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。
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