「ワンルーム(1K)でも同棲できる?」
「二人暮らし向けの間取りって?」
彼氏や彼女との同棲を考えるとワクワクしますよね。狭い間取りであっても「一緒に過ごせるなら平気」という人も多いです。
しかし、ワンルームで同棲するのは危険です。禁止されているお部屋で同棲して、家を追い出されることも…。
そこで当記事では、そもそもワンルームで同棲できるのか、同棲する際の注意点などを解説します。二人暮らし向けの間取りも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
スモッカ
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CANARY
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スミカ
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不動産屋「家AGENT」
池袋店 営業スタッフ
池袋の仲介不動産「家AGENT」で営業を担当。これまで多数のお客様のお部屋探しをサポート。女性目線の丁寧な接客が強みで、同棲や地域の住みやすさに関する相談に高い評価を得ています。現場経験を活かし、初めての方でも安心できる実用的な住まい情報を発信しています。
ワンルームでの同棲は基本NG
ワンルームは一人暮らし用に造られている物件なので、ほとんどの物件で同棲を認めていません。認めている物件は全体の約2割程度です。
ただ、現状は「家賃にあまりお金をかけたくない」「お金は結婚資金の貯金に回したい」などの理由で、同棲が認められていない物件で同棲しているカップルもいます。
ワンルームで同棲できるかは大家さん次第
同棲を認めるかどうかはすべて大家さんが決めています。大家さんは、できるだけ住人同士のトラブルを避けたいので、同棲を禁止する傾向にあります。
一人暮らし用の物件に2人で住むと、足音や話し声の生活音が2倍なり一人暮らしの近隣住人から苦情がくる可能性が高くなるからです。
ただ、なかには家賃をちゃんと払っているので同棲を黙認しているという大家さんもいます。
本来は認められていないのです。大家さんによっては「契約違反だから」と退去を求められる可能性があります。
ワンルームで同棲したいなら同棲OKかどうかを確認し、大家さんが許可している物件を選びましょう。
ワンルームで同棲をするメリット
ワンルームで同棲するメリットはあります。解説していくので、ワンルームで同棲するか迷っている人は参考にしてください。
- ・家賃を安く抑えられる
- ・掃除がしやすい
- ・常に一緒に居れる
家賃を安く抑えられる
基本的にワンルームは、単身用の物件なのでほかの間取りと比べて家賃が安いです。
「結婚資金を貯めたい」「旅行に行きたい」など、家賃を抑えて目標のために貯金したいカップルにおすすめです。
掃除がしやすい
ワンルームなので掃除をする場所が少なく、2人で協力して取り掛かれば、早く終わります。
掃除機がなくとも、クイックルワイパーなどの道具で簡単に掃除可能です。
常に一緒に居れる
ワンルームだと、嫌でも一緒に過ごすことになるので、そのうち相手の悪いところを受け入れたり、直してもらえたりできます。
結婚を前提に同棲するなら、お互いをより深く理解できる良い機会になります。
ワンルームで同棲をするデメリット
ワンルームでの同棲は、デメリットがやや多いです。詳しく解説していきます。
- ・2人で住むとやや不便
- ・生活リズムの差がストレスに
- ・喧嘩したとき逃げ場がない
- ・家に人を招きにくい
2人で住むとやや不便
ワンルームは単身用に造られているため、2人で住むには狭いです。また、設備も1人用なので、収納スペースも少ないです。
3点ユニットバスや1口コンロのお部屋が多く、同棲をするには不便に感じます。
生活リズムの差がストレスに
仕事の都合などで生活リズムに大きな違いがあるとお互いにストレスが溜まりやすいです。
例えば、朝が早いのですぐに寝たいのに、相手の帰りが遅いと入浴の音や電気の明かりで寝られないこともあります。結局、寝る時間が相手と同じになってしまい、睡眠不足になります。
円満に暮らすには、できるだけ生活リズムを合わせるか、ワンルームでの同棲はあきらめたほうが良いです。
1人時間が取りずらい
休日や仕事から帰ってきて、趣味に没頭したりゲームなどしてストレスを発散したくても、1人の空間が無いのでなかなか自由にできません。
両者が休みの日に一緒にいると、相手が構ってほしいと言ってきたら、放置するわけにもいかないので、自分のやりたいことがどんどんできなくなってしまいやすいです。
喧嘩をした場合「一旦距離を置いて頭を冷やして仲直り」がワンルームではできません。どちらかが外に出て頭を冷やすことになります。
また、どちらかが風邪やインフルエンザにかかった場合、お互いがかなり注意しないと高確率で移ります。
家に人を招きにくい
自分だけのお部屋ではないので、人を呼びずらいです。
ワンルームに人を呼んでしまうと、事前に知らせていても片方は気まずくなり家に居にくくなります。
友達を家に呼ぶときは、お互いに許可を取って都合を合わせましょう。
ワンルームで同棲している人の生活実態
ワンルームで同棲している人の生活実態でをパターン別に紹介します。
1DKや1LDKでは起こり得ないワンルームならではの問題や良い点があります。ワンルームで同棲を考えている人は要チェックです。
平日の朝は大変
ワンルームだと寝室との区切りがないため、平日に朝は片方が早く家を出ないといけない場合、寝覚ましや生活音で起こしてしまう可能性があります。
彼が朝早いので私も同じ時間に起きて一緒に準備して朝ご飯を食べています。お見送りをした後に少し自分の時間が取れるので、朝は時間に余裕が持てます。(女性/20代前半)
私は朝が苦手でいつもギリギリ迄寝ていたいのに毎朝、どたばたと準備する音が聞こえるので目が覚めてしまいます。(女性/20代後半)毎朝家を出る時間が同じくらいの時間帯や、朝に強い人は気にならないようです。朝が苦手な人は、少しストレスを感じているようです。
料理するときは臭いに注意すべき
ワンルームのお部屋で料理するときは、臭いに気を付けましょう。特に臭いが強いものなどは、お部屋中に臭いが充満してしまう可能性があります。
コンロが1口しかなく、料理しにくいのでホットプレートで焼肉をしました。次の日に気が付いたのが、臭いが充満して洋服にも臭いが付いてしまいました。お部屋にも何日間か臭いが残っていました。(男性/20代前半)もし、臭いが少し強い料理を作るときは、換気扇を回す、窓を開ける、空気清浄機を使うなどの対策が必要になります。
家事するとき
ワンルームだと、相手の行動が常に目に入りやすいので、一生懸命やっている横でゴロゴロされているとストレスに感じやすいです。
逆に家事をしていることに気が付けるので、手伝いやすいです。
仕事のある平日は、分担して家事をしています。休日は2人とも家にいるので協力してやっています。そのおかげか喧嘩が、少なく楽しく暮らせています。(男性/20代前半)
普段は彼が忙しいので私が家事をしています。「ありがとう」はしっかり言ってくれるのですが、家事をしている隣でくつろがれるとイラっとします。この間の喧嘩の原因になりました。(女性/20代後半)ワンルームの場合、相手の行動が目に入るので常に気を使わないといけないです。
寝る時間帯はできるだけ合わたほうが良い
お部屋のスペースを見ると、ワンルームに置ける寝具は1つです。先に寝ている人を起こしかねないので、生活リズムが違うと両者にストレスがたまります。
生活パターンがほぼ同じなので、ストレスなく二人で寝ています。喧嘩した後も寝る前にしっかり話し合ってから寝れるので、お互いに不満なく暮らせています。(女性/20代前半)
彼女の帰りがいつも僕が寝た後に帰ってきているので、毎回夜中に起きてしまいます。寝付くのに時間が掛かるので、寝不足気味なことが多いです。(男性/20代前半)生活リズムが違うと、お互いにストレスが溜まりやすいですが、同じ生活リズムなら快適に生活しやすいです。
同棲するなら1DKか1LDKがおすすめ
ワンルームでの同棲は、デメリットが多くストレスが溜まりやすいので、1DKか1LDKのお部屋がおすすめです。
家賃を抑えることが最優先でない限りは、ワンルームで同棲するのはやめたほうが良いです。
ストレスばかりの同棲になって、破局や同棲解消といったことにならないようにしましょう。
1DKとは

1DKとは1部屋+ダイニングキッチンが4.5畳~8畳未満の間取りのことです。
1DKはダイニングキッチンが独立しているので、寝るお部屋と料理や食事をするお部屋を分けて巣もことが出来ます。
1LDKとは

1LDKとは、居室が1つ+リビングダイニングキッチンが8畳以上の間取りのことです。
LDK部分は8畳以上という決まりがあるので、広いお部屋が見つかりやすいです。

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