「一人暮らしにガスコンロは必要?」
「おすすめのガスコンロは?」
一人暮らしを始めると、自炊をするためにガスコンロを使う人は多く、料理をするなら必要不可欠です。
しかし、ガスコンロにはサイズや機能別に値段が違うので、何を買えばいいのか分からないと言った声があります。
そこで当記事では、一人暮らしにおすすめのガスコンロや、メリット・デメリットを解説します。ぜひ参考にしてください。
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
自炊をするならガスコンロは必要
ガスコンロがない場合、自炊をするなら別途購入する必要があります。
逆に、自炊をしないのであれば、あえて買う必要はありません。
一人暮らし用のお部屋に限らず、賃貸のお部屋には以下の3パターンがあります。
- ・キッチンと一体型のガスコンロが付いている
- ・取り外し可能なガスコンロが既に設置されている
- ・ガスコンロが無い
内見時にガスコンロがなくても、大家さんが入居までに設置してくれる場合もあるので、必ず不動産屋か大家さんに確認しておきましょう。
ガスコンロのメリット・デメリット
一人暮らし用のコンロには、ガスコンロと、電気を使うIHコンロの2種類があります。以下の項目では、IHコンロと比べた際のガスコンロのメリットとデメリットを紹介します。
ガスコンロのメリット
ガスコンロのメリットを5つ紹介します。
- ・停電しても使用できる
- ・鍋やフライパンは種類を気にせず使える
- ・IHコンロに比べて火力が強い
- ・冬に使用するとお部屋が暖かくなる
- ・自分で設置できる
ガスコンロは電気を使わないため、停電しても使うことができます。
IHに比べて火力が強いので、料理に火が通りやすいです。また、鍋やフライパンは何でも使えるので、気軽に料理できます。
ガスコンロのデメリット
ガスコンロのデメリットを紹介します。
- ・掃除の手間がかかる
- ・台所に熱がこもる
- ・ガス代が高い
- ・火事が起こる危険がある
ガスコンロは火を使うので、火事が起こる危険があったり、ガス漏れによる事故も起こる可能性があります。
また、ガスコンロを使うことで、内部に熱がこもりやすいです。安すぎるものだと、熱で変形します。
受け皿やゴトクという部品を取り外すなど、掃除に手間がかかります。焦げや油汚れがが取りにくいので、掃除するのも一苦労です。
ガスコンロはサイズと機能で選ぶ
設置されていなくて自分で新たに購入する場合、ガスコンロの選びかたは、サイズと機能を重視しましょう。以下より、選ぶ際に気を付けたほうが良いことを詳しく解説します。
サイズを間違えたら設置できない
ガスコンロを購入する際に、まず気を付けなければいけないのはサイズです。
間違えて大きすぎるのを置いてしまったらそもそも設置できません。購入する前に、コンロ台の長さをしっかり測っておきましょう。
一人暮らし向けのガスコンロは1口タイプと2口タイプがあり、置き場が小さい場合は1口タイプ、大きい場合は2口タイプが置きやすい大きさです。
ガスコンロは火災を防ぐため、周囲にくっつき過ぎないように設置する必要があります。
壁など周りのものとは、少なくとも15cm以上の距離をとりましょう。
出典:http://home.tokyo-gas.co.jp/
また、ガスコンロを置く場所が狭い場合は、防熱板をとりつけて、周りに火が移らないように配慮する必要があります。
出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/enetroom/
必要な機能で選ぶ
サイズを決めたら次は機能です。コンロの数やグリルの有無で値段が変わります。自炊をする人であれば、2口コンロやグリル付きの物を選んだほうがメニューの幅が広がります。
逆に自炊をしない人であれば、1口タイプのコンロで充分です。どういう機能が必要かよく考えて、自分にあった物を選びましょう。
火の元には要注意
2口タイプのガスコンロは、火力が高いメインのコンロと火力が弱めのコンロに別れている商品が多いです。
火力が高いコンロが壁側になると火が壁に燃え移る危険があるため、火力が高いコンロはキッチンの内側に来るように選びましょう。
ガスの種類にコンロを合わせる
ガスコンロを選ぶときは、ガスの種類を忘れずに確認しましょう。
家庭で使用されているガスは、都市ガスとプロパンガスの2種類があります。
ガスコンロは、それぞれのガスの種類に合わせて作られているため、購入するときは都市ガスなのかプロパンガスなのかを確認して、ガスの種類に合わせたコンロを購入しましょう。
もし引っ越し先のお部屋が都市ガスかプロパンガスか分からない場合は、大家さんか不動産屋さんに聞けば教えてくれます。
出典:http://gasconro.info/blog-entry-17.html
ゴムホースがオレンジ色なのがプロパンガスで、都市ガスは薄いピンク色です。
安全性を求めるならIHコンロがおすすめ
料理したりお湯を温めたりしたいけど、火は使いたくないという人には、IHコンロがおすすめです。IHとは「電磁誘導加熱」のことで、電気で熱を発生させて加熱できます。
以下の項目では、ガスコンロと比べた場合のIHコンロのメリットとデメリットを紹介します。
- ・ガス代がかからない
- ・掃除しやすい
- ・お部屋の温度を上げない
- ・換気扇が汚れにくい
- ・調理器具を温めるのに時間がかからない
- ・ガス漏れの心配がない
- ・見た目がスッキリしている
- ・1口タイプなら卓上でも使用できる
- ・電気代が高くなる
- ・停電すると使えない
- ・鍋やフライパンはIH対応のものしか使えない
- ・スイッチが入っているか分かりづらい
- ・炙る料理は作ることができない
- ・鍋との摩擦で天板に傷がつきやすい
- ・火力が弱い
- ・鍋やフライパンを動かすと加熱が止まる
- ・設置するには工事が必要
掃除がしやすく、コンロ上を拭き採るだけで済みます。
ガスコンロと違い加熱しているかどうかを目で確認することができません。誤って天板を触って火傷する危険があります。
IHコンロは鍋やフライパンが定位置からずれると加熱を止める機能がついていますが、チャーハンなど鍋やフライパンをゆする必要がある料理を作るときは不便です。
一人暮らしにおすすめのコンロ5選
一人暮らしにおすすめのガスコンロやIHコンロを5つ紹介していきます。
リンナイ「HOWARO」
出典:https://www.amazon.co.jp/
ガスコンロはブラックやグレーの製品が一般的ですが、リンナイの「HOWARO」は全体の色がホワイトなのが特徴です。
インテリア性が高く、キッチンにもこだわりたい人にはとくにおすすめです。
デザインだけでなく安全性を配慮した機能が豊富なため、はじめての一人暮らしでも安心して使用できます。
パロマ「ラ・クックシェフ」
出典:https://www.amazon.co.jp/
パロマの「ラ・クックシェフ」もデザイン性が高いガスコンロです。
全体的な色はホワイトですが、天板はブラウンなので汚れが目立ちにくいのが嬉しいポイントです。
グリルは汚れがつきやすく、掃除がしにくい部分ですが「ラ・クックシェフ」のグリルは、油跳ねを防ぐことができる構造になっていて、汚れが付きにくいので掃除がしやすいです。
ノーリツ「la.la」
出典:https://www.amazon.co.jp/
ノーリツの「la.la」はスタイリッシュなデザインが特徴的なガスコンロです。天板はガラストップで手入れがとても簡単です。
火加減の調節機能に優れているので、火力をこまめに調整する必要がある料理も簡単に挑戦することができます。
アイリスオーヤマ「2口IHクッキングヒーター」
出典:https://www.amazon.co.jp/
IHコンロを使用するなら、アイリスオーヤマの「2口IHクッキングヒーター」がおすすめです。
2つのヒーターがついているため、本格的に料理を楽しみたい人でも満足できます。
左側のヒーターには湯沸かし機能がついており、お湯が沸くまで自動で加熱しブザーで知らせてくれます。
パナソニック「IH調理器 KZ-PH33」
出典:https://www.amazon.co.jp/
あまりコンロを使用しない場合は、卓上で使うことができる1口タイプのIHクッキングヒーターを購入するという手もあります。
1口タイプのIHクッキングヒーターは、パナソニックの「IH調理器 KZ-PH33」が便利です。
「IH調理器 KZ-PH33」は、ブレーカーが落ちにくいよう省電力で稼働してくれるので、電気代を気にしなくて済みます。
自炊頻度が少ないなら代用品を用意するのもアリ
自炊頻度が少ないなら代用品を用意するのが良いです。
以下ではガスコンロが無くても料理のできるものを紹介します。
電気コンロ
電気コンロは、ヒーター部分に電気を通し、徐々に温めて熱を発生させるものです。
温まるまでに少し時間が掛かりますが、直接火が出ないの火事が起こる心配ないです。
7千円程度で手に入れられますが、IHに比べて電気代がやや高いです。
カセットコンロ
出典:https://www.askul.co.jp/
カセットコンロは、ガスボンベで使うことで火が付きます。卓上で料理しながら食事することができます。
カセットコンロ自体は4千円くらいで手に入れることができます。
ホットプレート
出典:https://www.amazon.co.jp/
ホットプレートは電気でプレートを温めて使います。鍋などはできないですが、焼き物は作ることができます。
タコ焼き用プレートが付いているものもあるので、友達とタコパなどもしやすいです。
安い物で4千円から手に入れることができます。
電子レンジ
電子レンジは冷凍食品やお惣菜の温めに便利なアイテムです。
料理がめんどくさい、作れない人でも、温めるだけなので簡単に調理できます。
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
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