お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
お部屋探し用語や探し方のコツ・街の住みやすさなどを初心者にもわかりやすいように解説します。

お金がないけど上京したい人必見!初期費用を抑える方法や生活費例を解説

上京したいけどお金がない人のイメージイラスト

お金がないけど上京できる?
一人暮らしするまでにいくら必要?

東京は日本の中心と言われるほど、なんでも揃っています。仕事の種類は豊富だし、イベントにも行き放題。ブランド物や限定品の買い物もしやすいです。

しかし、上京するまでのハードルが高いです。日本一物価が高いので、家賃や生活費が今まで以上になります。お金がないとなかなか踏み出せません。

そこで当記事では、お金がないけど上京したい人向けに、費用を抑えて一人暮らしする方法を紹介します。上京にかかる費用目安もあるので、ぜひ参考にしてください。

監修 岩井 勇太
ファイナンシャル・プランナー
宅地建物取引士

日本FP協会認定のFP。お金に関する知識を活かし、一人暮らしからファミリー世帯まで幅広い世帯の生活費を算出しています。宅建士の資格も取得しており、お客様の収入に見合った家賃を提案するなど、生活設計についてのトータルサポートをおこなっています。

お金がないけど上京したい人向けの手段

お金がないけど上京したい人向けに、費用を抑えて上京する手段を4つ紹介します。

賃貸物件を借り場合は、50~60万円ほどのまとまったお金が必要です。以下では、20万円以下に抑える方法を紹介します。

  • ・住み込みの職場を探す
  • ・親戚や友人の家に住ませてもらう
  • ・シェアハウスに住む
  • ・日雇いバイトで食いつなぐ

住み込みの職場を探す

社宅や寮があって住み込みで働ける職場を探すと良いです。引っ越し費用と必要家具をそろえる費用だけで済むので、10万~15万ほどで上京できます。

会社が家賃を補助してくれることが多く、毎月浮いたお金を生活費や貯金に回せます。ただし、住み込みの仕事は応募率が高く、なかなか内定につながりません。

まれに、家具完備の社宅・寮もあります。家具完備なら、現住所からの移動費しかかからないので数万円で上京できますが、求人数が非常に少ないです。

親戚や友人の家に住ませてもらう

東京に短期間だけでも住ませてくれる親戚や友人の家があるなら、お金を貯めて自分のお部屋を借りられるまで住ませてもらうと良いです。

審査などもなく、家賃や光熱費をなどは相談して渡す必要がありますが、物件を借りるよりは安く住みます。

持ち家ではなく賃貸物件に住ませてもらうには、大家さんの許可を取る必要があります。許可なく住んでいることが後からバレた場合は、契約違反になる可能性があります。

シェアハウスに住む

シェアハウスのイメージイラスト

シェアハウスは、入居時に保証金として家賃1ヶ月分が必要です。敷金・礼金・手数料が不要なので、移動費と合わせても10~15万円ほどで上京できます。

「東京 シェアハウス 即入居」などの言葉で検索すれば、今すぐ入居できるお部屋を探せます。

ただし、都心部にあるシェアハウスは普通の賃貸物件と変わらないくらい家賃が高額な場合もあります。

初期費用自体は普通の賃貸物件よりも格段に安いですが、入居後の生活費が高額になる可能性があります。

家賃などの条件をきちんと確認してから申し込みましょう。

クロスハウスなら初期費用が一律3万円

クロスハウスは、業界最安値を誇るシェアハウス運営会社です。どの物件に入居しても初期費用が一律3万円です。

一般的な契約料の相場は約3~5万円なので、他社よりかなり安く抑えられます。

業界初の「物件の無料移動サービス」があり、住み始めたシェアハウスに馴染めなくても、気軽に別の物件に移動できるのも魅力です。

クロスハウスバナー

日雇いバイトで食いつなぐ

当日中に給料をもらえる日雇いバイトに登録して、毎日の生活費を稼ぎ、ネットカフェや漫画喫茶で寝泊まりする方法ですが、おすすめはできません。

出勤できない日は収入が0円になるうえに、住所が無い状態になるので正社員の面接などに応募しづらくなってしまいます。

後のことは後で考えるから、とりあえず何としても上京したい、という人のみ検討するべき、最後の手段だと考えてください。

検索で見つからないお部屋を探せる不動産屋
「イエプラ」は
検索で見つからない
お部屋を探します
イエプラの特徴
  • 検索で見つからないお部屋探します
  • 仲介手数料基本0円
  • 上場企業が運営で安心

上京にかかる費用

上京する際の初期費用を以下で解説します。

初期費用

普通の賃貸物件を借りる際の初期費用は、敷金や礼金などを合計して家賃の4.5~5ヶ月分必要です。家賃4万円のお部屋とすると、18~22万円くらいです。

以下の一覧は、初期費用の内訳と各項目の費用相場です。

敷金 家賃1ヶ月分
礼金 家賃1ヶ月分
仲介手数料 家賃1ヶ月分+税
鍵交換費用 10,000~15,000円
保証会社利用料 家賃50%~100%
火災保険料 15,000円
前家賃 家賃1ヶ月分
日割り家賃 入居日によって異なる

引っ越し費用

引っ越しにかかる費用は、時期や距離によって違いますが約7~9万円あれば足ります。以下の表で、引っ越す人が多い繁忙期と、少ない閑散期で、移動距離別の目安金額をまとめました。

1月~4月(繁忙期) 5月~12月(閑散期)
500km未満 約80,000円 約65,000円
500km以上 約90,000円 約70,000円

移動距離の目安として、東京~大阪間の距離がだいたい500kmくらいです。引っ越し業者によっては、荷物の重量で金額が変動することもあります。

家具家電購入費

初めての一人暮らしで、家具家電・日用品などを買い揃える場合は約10万円必要です。主な家具家電・日用品の目安金額は下記を参考にしてください。

冷蔵庫 約26,000円
洗濯機 約30,000円
電子レンジ 約8,000円
炊飯器 約7,000円
掃除機 約4,000円
テレビ 約25,000円
ベッド・布団などの寝具 約20,000円
カーテン 約3,000円
収納棚 約7,000円
キッチン用品 約4,000円
トイレ用品 約2,000円
シャンプー・リンスなど 約4,000円

リサイクルショップなどを利用すれば、上記の金額よりもさらに費用を抑えられます。また、引っ越してすぐに必要かどうか考えて、優先度が高い物から揃えましょう。

上京にかかる費用の抑え方

上京にかかる費用の抑え方を解説します。少しでも費用を抑えたい人は参考にしてください。

  • ・ゼロゼロ物件を探す
  • ・フリーレント付き物件を探す
  • ・単身引っ越しパックで費用抑える
  • ・一括見積もりで1番安い業者を選ぶ
  • ・自力で引っ越す

ゼロゼロ物件を探す

ゼロゼロ物件とは、敷金と礼金が0円の賃貸物件のことです。敷金と礼金はそれぞれ家賃1ヶ月分が相場なので、ゼロゼロ物件なら家賃2ヶ月分くらい抑えられます。

ただし、敷金が0円の物件の場合、退去時に退去費用を支払う必要があるので注意しましょう。礼金が0円になることにデメリットは無く、後から請求されたりする心配もありません。

▶ゼロゼロ物件に関する詳しい解説はこちら

フリーレント付き物件を探す

フリーレント付き物件とは、初期費用の項目の1つである「前家賃」が無料になる物件のことです。デメリットは無く、初期費用が家賃の1ヶ月分安くなると考えて良いです。

ただ、フリーレント付き物件は全物件のうち1.5%くらいしかなく、フリーレント付き物件にこだわって探し過ぎるとお部屋が見つからない場合が多いです。

▶フリーレントに関する詳しい解説はこちら

単身引っ越しパックで費用を抑える

荷物が少ない場合は、単身引っ越しパックを利用すれば普通の引っ越し費用よりも安くなります。家具や家電を多数運ぶなど荷物が多い場合は利用できません。

各引っ越し業者の公式サイトなどから、荷物の見積もり、単身パックを利用できるかなどを確認できるので利用すると良いです。

一括見積もりで1番安い業者を選ぶ

引っ越し費用は1社のみに絞るよりも、複数の業者から見積もりをもらって比較したほうが費用を抑えられます。

引っ越し費用には定価がないこととオプションが追加されているからです。

業者によっては料金が倍以上も変わるので、一括見積もりサイトを利用してたくさん見積もりを集めましょう。

特に「引越し侍」は一括見積もりサイトの中でも提携業者数が多いのでおすすめです。2022年10月現在で約330社以上と提携しています。

↓費用を安く抑えたいなら引っ越し侍↓

自力で引っ越す

東京まであまり離れていない地域に住んでいるなら、レンタカーを借りて自力で引っ越せば、業者を利用するよりも安く引っ越せます。

費用を抑えられる反面、移動中に家具が壊れても保証してもらえませんし、搬入作業も自力で済ませる必要があります。

おすすめ人気記事
お部屋探しの裏ワザのアイコン
スーモやホームズにない物件を探す裏ワザ!
記事を読む ▶

おとり物件が少ないサイト3選のサムネイル
不動産屋の悪質な広告「おとり物件」が少ないサイト3選!
記事を読む ▶

毎月の生活費は最低でも14万円は必要

総務省統計局の「家計調査 家計支出編 2020年度」をもとに、最低でも生活費は、1ヶ月で約14万円必要になります。

家賃 約45,000円
食費 約30,000円
水道光熱費 約8,000円
娯楽費・交際費 約30,000円
スマホ・ネット代 約8,000円
衣類・日用消耗品代 約8,000円
交通費・医療費 約10,000円
合計 約139,000円

家賃を手取りの4分の1以下にする、1日3食コスパの良い食材で自炊をして食費を3万円以下にするなど、節約は必須です。

東京は日本で1番物価が高い街なので、地元と同じ生活費で考えるとお金が足りなくなります。

今一度、ライフスタイルを見直して、削れる費用はできる限り削減したほうが良いです。

わざわざ不動産屋に行ってお部屋を探そうとしていませんか?

当サイト運営の「イエプラ」なら、わざわざお店に行かなくてもLINEで希望を伝えてお部屋を探せます!

さらに、イエプラは仲介手数料が基本0円です。およそ家賃1ヶ月分の初期費用をまるっと節約できます。

家賃によっては10万円以上も安くなるので、浮いたお金で新生活の家具家電を揃えられます。費用を抑えて引っ越したい人は、ぜひ利用してみてください。

仲手無料バナー
仲介手数料基本0円 イエプラの公式サイトはこちら
follow us in feedly
仲手無料バナー
仲介手数料基本0円 イエプラの公式サイトへ
仲手無料バナー
仲介手数料基本0円 イエプラの公式サイトへ
お役立ちまとめページ
  • 東京大阪周辺の住みやすさ大図鑑東京大阪周辺の住みやすさ大図鑑
  • お部屋探しの前に知るべき知識お部屋探しの前に知るべき知識
  • 家賃の上手な決め方家賃の上手な決め方
  • お部屋の間取りや広さについてお部屋の間取りや広さについて
  • 賃貸契約の初期費用について賃貸契約の初期費用について
  • 入居審査についての疑問解決入居審査についての疑問解決
  • 不動産屋を賢く利用する知恵不動産屋を賢く利用する知恵
  • 引っ越しに必要な費用について引っ越しに必要な費用について