「1DKの一人暮らし向けのレイアウトは?」
「家具配置ってどうやればいい?」
1DKは、ダイニングキッチン部分が広い間取りです。食事場所と寝室を明確に分けたい、自炊をよくするという人に人気です。
しかし、広いからと言って荷物を詰め込み過ぎると、生活動線が確保しづらくなります。家具家電によっては、圧迫感が増します。
そこで当記事では、1DKの一人暮らし向けのレイアウトを写真付きで紹介します。家具配置の参考にしてください。
1DKの基本的なレイアウト
1DKとは1部屋+ダイニングキッチンが4.5畳~8畳未満の間取りのことです。DKは「Dining Kitchen」の略称です。
1DKはDK部分の使い方によってライフスタイルが変わります。基本的なレイアウトを2つ紹介するので、レイアウトを決めるときの参考にしてください。
DKを食事専用スペースとして使うレイアウト
DK部分にはダイニングテーブルや小さめの食器棚のみを置いて、食事専用のスペースとして使うレイアウトです。
テレビや収納棚などはすべて寝室に置くので、来客があってもプライベートな部分を見せなくて済みます。
ただし寝室に家具が増えるので、レイアウトや家具のサイズに制限が出ます。ダブルベッドなど大きめの家具を置きたい人には不向きです。
DKを普段過ごすスペースにするレイアウト
DK部分にテーブルや収納棚、テレビボードなどを置いて寝室はベッドだけにしているレイアウトです。
普段過ごすスペースと寝室を完全に分けられるので、メリハリのある生活ができます。
寝室が広いのでダブルベッドを置きたい人や、趣味のスペースが欲しい人におすすめです。
レイアウトしやすいお部屋を探すなら不動産屋に聞くのがおすすめ
レイアウトしやすいお部屋は、不動産屋に直接問い合わせたほうが見つかりやすいです。理由は希望条件をヒアリングし、より良い物件をスタッフが探して提案してくれるからです。
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対応エリアは一都三県のみ1DKのレイアウト実例15選
1DKの一人暮らしで、お部屋を広く使うためのレイアウトやおしゃれなレイアウトを紹介します。実際のお部屋の写真と合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
DKをプチリビングに
出典:https://www.stylics.com/coordinate-collection/in22collection/ |
DK部分にダイニングテーブルセット、テレビやソファを配置してくつろげるリビングとして使うレイアウトです。
寝室を完全に分けられるので、料理の臭いをベッドや洋服に付くのを防ぎたいという人にも向いています。
DK部分が狭い場合は、コンパクトな2人掛けのダイニングテーブルを置くと生活動線が確保しやすいです。
ダイニングテーブルでくつろぐ
出典:https://roomclip.jp/photo/hFHe |
ダイニングテーブルとソファーが一体になっている「ソファーダイニング」を置くと、狭いDKでも生活動線が確保しやすいです。
伸長式ダイニングテーブルなら、状況に応じてテーブルのサイズが変更できます。
来客が多い人や、長く使えるテーブルがほしい人は是非検討してみてください。
間仕切りしてDKの中に小さなお部屋を
出典:https://www.goodrooms.jp/journal/?p=54904 |
DK部分が7~8畳と広いなら、本棚などで仕切ってベッドルームにするのもアリです。
居室からベッドをなくせば、趣味専用のスペースにしたり収納スペースにしたりと使い方が広がるからです。
特に、在宅ワークの人は仕事とプライベートの切り替えがしやすくなるのでおすすめです。
カーペットでメリハリをつける
出典:https://www.style–plus.jp/contents/?p=2736 |
DK部分にカーペットを敷けば、お部屋にメリハリが付けられます。
「ゾーニング」という空間デザインのテクニックで、わざわざ仕切りなどを設けなくても、それぞれのスペースを明確に分けられます。
出典:http://simplemodern-interior.jp/knowledge/ |
寝室にも同じようにカーペットを敷けば、くつろぐスペースとベッドスペースを明確に分けられます。
カーペットの色は、フローリングと違う色の方がより効果的です。色に差をつけると、2つが異なるスペースであることが明確になります。
戸を解放して広いワンルームとして使う
出典:https://mag.re-ism.co.jp/mono/mono045/ |
DK部分と居室の間の戸を完全に開ききって、大きなワンルームとして使うレイアウトです。間取りは実質ワンルームになりますが、開放感のある広い空間を作れます。
戸が邪魔な場合は、大家さんに戸を外して良いか確認してみましょう。
背の低い家具で開放感を出す
出典:https://kinarino.jp/ |
背の低い家具で統一すると、視界がひらけてお部屋が広く見えます。
一方、背の高い家具は圧迫感がありお部屋が狭く見えます。どうしても置きたい場合は、入り口の手前側に置くのがおすすめです。
ベッドを居室に配置して生活空間を分ける
ベッドを居室に配置して、生活空間を完全に分けましょう。急な来客や友人を家に招いて遊ぶ際に、ベッドを見えなくすることで生活感がなくなりプライバシーを守れます。
居室が狭い場合はベッドだけ配置して、他の家具はDK部分に配置するのもありです。
ソファはDK部分の壁側に寄せる
出典:https://antique-log.com/1dk-interior-6553 |
DK部分にソファを配置する場合は、できるだけ壁側に寄せましょう。お部屋内の移動がスムーズになります。
床が見える面積が増えることで、お部屋が広く見える効果も期待できます。
ダイニングテーブルは壁に寄せる
出典:https://mansion-market.com/sapuri/interior_1dk_layout/ |
DK部分が狭い場合、ダイニングテーブルは壁側に寄せて配置しましょう。キッチンに近い場所に配置すると、料理運ぶのがラクになります。
広さに余裕があるなら、お部屋の中央に配置してスペースを贅沢に使うのもありです。
居室が広いなら全ての家具を配置するのもあり
出典:https://www.pinterest.jp/pin/429882726911624283/ |
DKが狭く居室が広い間取りなら、ベッドやソファなどをまとめて配置するのもありです。小さめのダイニングテーブルを配置すれば、デスクとしても使えます。
趣味に囲まれたレイアウト
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趣味に囲まれたレイアウトは、収納棚や収納部屋を設けて、好きなものをまとめて置けるようにしましょう。
出典:https://diyers.co.jp/articles/6fuxB |
ハンガーラックや突っ張り棒を使って、おしゃれなオープンクローゼットにしている例です。
衣替えする度にインテリアの雰囲気が変わり新鮮に感じられます。ハンガーにかけたまま収納できるので、服を畳む手間も省けます。
アンティーク調のおしゃれなレイアウト
出典:https://folk-media.com/350005 |
家具をアンティークなのもので統一すると、簡単におしゃれな雰囲気が作れます。
特にソファやベッドなどの大型家具は、お部屋全体の印象を決める部分です。テーマがバラバラだと散らかって見えるので統一しましょう。
出典:https://roomclip.jp/photo/kPPw |
100円ショップなどでアンティーク風の小物や、簡単に貼ったり剥がしたりできる壁紙が買えます。お金をかけずにおしゃれにしたい人におすすめです。
大人の雰囲気を出す寝室
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お部屋全体の色のトーンを落とし、配置している家具や小物は最小限に抑えてシンプルに仕上げています。
写真のようにあたたかみのあるグレーは、暗くなりすぎず上品にまとめられるので男女問わずおすすめです。
鮮やかな色を使った個性的なレイアウト
出典:https://ieny.jp/post/320 |
鮮やかな色の壁紙で個性的なお部屋が作れます。パステルカラーのワントーンやカラフルなボーダーがおすすめです。
家具や小物にも同じ色が使われていると、部屋全体に統一感が生まれておしゃれになります。
出典:https://www.houzz.jp/photos/phvw-vp~394419 |
カーペットの色を鮮やかな物にしても、個性的でおしゃれな雰囲気を作れます。
ただ、ワントーンの強めの色だと主張が強すぎることもあるので、その場合は適度に模様やグラデーションが入っていると良いです。
出典:https://www.houzz.jp/photos/phvw-vp~3124822 |
ソファやクッションなど一部の家具や小物だけ思い切った色を配置している例です。差し色のおかげでお部屋全体が引き締まります。
間接照明でシックな雰囲気を演出
出典:https://roomclip.jp/photo/RGpB |
間接照明を使ったシックな雰囲気のお部屋の例です。間接照明はリラックス効果やお部屋を広く見せる効果が期待できます。
1ヶ所に集中させるのではなく高低差を付けたり、場所を離すとお部屋に立体感が生まれます。
おすすめインテリアを紹介
お部屋をよりおしゃれに仕上げるための、おすすめインテリアを紹介します。レイアウトを決める際は、どんなインテリアを置くのかも一緒に考えておくと良いです。
玄関棚に小さな観葉植物などを置く
出典:https://kurashinista.jp/feature/detail/574 |
玄関にあるシューズボックスなどの上には、小さな観葉植物などがおすすめです。大きくて目立ち過ぎる物を玄関に置くと、狭い玄関に圧迫感が生まれてしまいます。
観葉植物はサイズの小さい物がたくさんありますし、緑が加わることで爽やかな雰囲気になります。手入れが面倒に思う人は、雑貨屋などに売っている造り物の植物にしましょう。
英字の本をインテリアに使う
英字の本をインテリアとして飾ることで、お部屋の雰囲気を欧風に仕上げられます。あえて表紙が見えるように飾ると、よりおしゃれさが増します。
木箱を使って野菜や果物をインテリアに
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ただの野菜や果物でも、木箱に入れるだけで立派なインテリアになります。収納するだけでなく、お部屋をおしゃれに演出してくれるおすすめアイテムです。
小さめのカーペットでおしゃれに
出典:https://item.rakuten.co.jp/auc-youai/tor3041/ |
フローリングが全部隠れてしまうような大きいサイズではなく、1~2人座れるくらいのカーペットがおすすめです。
小さいサイズにすることでフローリングが全部隠れず、変化を付けられます。
ブラウンやグレーなどのカーペットなら落ち着いた雰囲気、緑や青などの色物のカーペットなら明るい雰囲気のお部屋を演出できます。
少し変わった時計で壁を飾る
出典:https://item.rakuten.co.jp/kaiteki-homes/c50sepa_cl/ |
寂しくなりがちな壁には、数字と針が分かれている少し変わった時計を付けてみましょう。ただの時計としてだけでなく、おしゃれなインテリアになります。
壁にはあまり物を飾りたくないけどおしゃれに変えたいという人におすすめです。
壁紙に変化をつけておしゃれに
出典:https://roomclip.jp/mag/archives/34528 |
壁紙に変化をつけて、おしゃれなお部屋を演出しましょう。最近では、100円ショップなどで簡単に貼って剥がせる壁紙やリメイクシートが売られています。
壁だけでなく、カラーボックスなどの家具に貼るのもアリです。コンクリート調やレンガ風があるので、お部屋のテイストに合わせて選びましょう。
ソファの代わりになるフロアクッション
出典:https://item.rakuten.co.jp/kaiteki-homes/c50sepa_cl/ |
ソファ代わりになるフロアクッションは、インテリアとしても使えます。色の種類が豊富なので、自分の好みに合わせて選びましょう。
ソファと違って使わないときはしまっておけるのもおすすめポイントです。
荷物が多い人は収納付き家具がおすすめ
荷物が多くて収納場所に困ってしまう場合は、収納機能が付いている家具がおすすめです。特におすすめの収納付き家具を2つ紹介します。
壁面収納
出典:https://www.dinos.co.jp/p/1354200222/ |
大きいサイズの壁面収納家具です。お部屋の広さをほとんど変えずにたくさんの物を収納できます。
棚板の高さが変えられるタイプだと、あらゆるものが収納しやすいのでおすすめです。
収納付きベッド
出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/low-ya/feature/beds.html |
デッドスペースになりがちなベッド下が、収納場所になっているベッドです。洋服や、タオル類などの収納場所に活用できます。
1DKで一人暮らしするメリット
1DKで一人暮らしするメリットを3つ紹介します。他の間取りと迷っている人は是非参考にしてください。
1Kにはないゆとりがある
1DKは1Kと比べるとキッチンスペースが広く取られていて、ダイニングとしても使用できるゆとりがあります。
収納も1Kより多めの傾向です。一人暮らしであれば、生活スペースと収納スペースのどちらも余裕をもって確保できます。
レトロな物件が多く家賃が安い
1DKは、2000年以前に主流だった間取りです。築年数が古い物件が多いため、家賃が安めに設定されていることがほとんどです。
「築年数が古い」=「ボロいお部屋が多い」と思われがちですが、築年数と物件の状態は必ずしも一致しません。
リフォームによってキレイなお部屋もあるので、築年数にこだわらずに探してみましょう。
1LDK並みの広さの物件もある
家賃で比較すると、1LDKのほうが1DKよりも圧倒的に高く設定されています。ただ、実際の間取りを見比べると、1DKでも1LDKと同じくらいの広さのお部屋もあります。
1LDKだと予算オーバーしてしまうという人は、1DKも視野に入れてみてください。
1DKの間取りの物件を選ぶときの注意点
1DK物件を選ぶ際のポイントを紹介します。間取りで失敗しないために参考にしてください。
ダイニングスペースが狭すぎる1DKもある
同じ1DKの間取りでも、物件によってDK部分の広さや使い勝手が異なります。間取り図や実際のお部屋をしっかり確認しましょう。
例えば「DK部分が7畳」というように限りなく1LDKに近いような物件もありますが、キッチンスペースを除くとほとんど1Kのような物件もあるからです。
1DKの物件を探す際は、DK部分と居室の広さがどちらも6畳くらいを目安に探すと良いです。
玄関やお風呂などのスペースを含めた全体の広さが約18畳あれば1DKの平均的な広さと言えます。全体の広さが18畳以下だと、DK部分か居室のどちらかが狭く使い勝手が悪いです。
中途半端で使いにくい間取りもある
ダイニングスペースは確保できたとしても「テーブルを置くとちょっと邪魔で通りにくい…」というような、中途半端さを感じる物件も多いです。
できるだけDKの部分が広めい物件を選ぶようにしましょう。
1Kや1LDKとの違い
記号の意味や、1DKと似た間取りとの違いがわからないという人のために詳しく解説していきます。
間取りを表す文字列のうち、最初の数字は「居住用のお部屋の数」を表します。1DKなら居室は1つ、2LDKなら居室は2つという意味です。
数字に続いて表記されるアルファベットのうち、Kはキッチン、Dはダイニング、Lはリビングという意味です。アルファベットの組み合わせてキッチンスペースの広さを表します。
例えば2DKなら「ダイニング・キッチンの確保されたスペース+2部屋」という意味です。
1Kと1DKはキッチンスペースの広さが違う
ワンルームはお部屋の中にキッチンがありますが、キッチンが独立して作られている場合は1Kと呼びます。
1DKは1Kにダイニングが付いている間取りで、キッチンスペースが広いです。
1LDKはくつろぐためのスペースが確保されている
1LDKはキッチンのあるスペースが8畳以上あり、食事以外にくつろぐためのスペースがあります。
違いはDK部分の広さだけなので、お部屋全体で見ると1LDKよりも1DKの方が広い場合もあるので注意が必要です。
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対応エリアは一都三県のみ