「同棲カップルが別れるきっかけって?」
「家事が原因で破局するカップルは多い?」
せっかく同棲したのであれば、できるだけ円満に過ごしたいものです。
しかし、何かしらの原因で別れる同棲カップルも少なくありません。家を出ていくときは、次の家の初期費用がかかってきます。
そこで当記事では、同棲カップルの別れる原因と解決方法を解説します。復縁するコツもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
不動産屋「家AGENT」
池袋店 営業スタッフ
池袋にある仲介不動産屋「家AGENT」で勤務する営業スタッフ。女性視点できめ細やかな接客をしてくれます。同棲に関する悩みや地域の住みやすさについてのアドバイスに定評があります。
別れた人に聞いて分かった原因と解決策
実際に同棲していて別れてしまった経験がある人に、別れた原因と別れたときの体験談を聞いてみました。また、同時に分かった解決策もまとめて紹介します。
①家事の負担が偏っていた
②生活習慣の小さなズレの積み重ね
③だらしない恋人が我慢できなかった
④お金の管理ができなかった
⑤自分の時間が取れなかった
⑥相手が一緒にいる生活に慣れ過ぎた
⑦結婚に対する考え方が違った
また解説では、その原因を解決するためのワンポイントアドバイスを載せているので、参考にしてください。
①家事の負担が偏っていた
同棲中のカップルは共働きが多く、時間の無さや仕事で疲れているのは本来お互い様のはずです。しかし、現実はどちらか一方が家事を多く負担しているケースが目立ち、その不公平感の積み重ねが、相手への不満や怒りに変わってしまい、別れに繋がっています。
解決策は3つ
家事の負担が偏ってしまいそうな場合の解決策は、主に以下の3つです。
・お互いが担当する家事を明確にする
・相手がやってくれることを当たり前だと思わない
・相手のためだと思って何でもやらない
担当する家事が曖昧で負担が偏っている場合は、お互いが担当する家事を明確に決めましょう。もし残業や疲れなどの理由で担当している家事ができない場合は、きちんと相手に謝って、代わりにやってもらうように依頼するべきです。
また、同棲していると、相手が家事をしてくれることが当たり前と感じてしまうことがあります。この感覚は、特に仕事が忙しい男性に多いです。
同棲しているとはいえ、恋人は家政婦でもなんでもありません。相手が家事をしてくれている環境に満足せず、自分でもできることはないか考え、実行するべきです。だし、家事をやるときに「手伝おうか?」と言うのはNGです。とくに「手伝う」という感覚が、彼女の反感を買いやすいので気をつけましょう。
女性側の視点で言うと、最初は「彼氏のために家事をしてあげたい」という気持ちから、何でも自分だけで家事をしてしまうことがあります。しかし、だんだん「やって当たり前」と感じるようになり、負担の偏りを感じるようになってしまいます。
②生活習慣の小さなズレの積み重ね
元々他人同士だった2人が共同生活をしているので、生活習慣が違うことは当たり前ですが、違いを許せない人と改善できない人は、別れてしまうことが多いです。
心を広く持って許すか指摘する
解決するには、心を広く持って相手の行動を許してあげることが大切です。相手に矯正する気があるなら別ですが、どうしても修正できない癖もあるはずです。
また、自分が相手の生活習慣にイライラしているとき、相手も自分の習慣にイライラしている可能性があると考えましょう。自分だけが一方的にストレスを溜め込んでいると思ってしまうと、感情的な喧嘩に発展しまいます。
イライラしてしまう人で「無理やりでも直してもらおう」と思った人は、ちょっと注意が必要です。何でも思い通りに進めようとすると、返って相手に反発されて別れの原因になってしまいます。恋人も所詮は他人で生活習慣や価値観に多少の差はあることを自覚しましょう。
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③だらしない恋人が我慢できなかった
同棲していると、恋人のこれまでとは違う一面が見えて嬉しいと思う一方で、だらしない面が見えて幻滅してしまうことも多いです。
相手に期待しすぎないほうが良い
だらしない恋人が我慢できない人は、相手に理想ばかり押し付けている可能性があります。
もちろん、生活するうえで最低限必要なことはきちんと実行するべきですが「もっとしっかりしている人だと思っていた」「だらだらしている相手は見たくない」という理由は、相手にとってもストレスになってしまいます。
④お金の管理ができなかった
同棲時のお金の管理や使い方がルーズになると、色んな問題が起こります。あまりにも身勝手な使い方をしてると、別れの原因になってしまいます。
お金に関するルールを明確にしておく
解決策は、ルールを決めてお金の使い方や支払い方を制限することです。
「生活費は全部折半する、貯金は毎月3万円ずつ給料日の直後に口座に入れる」といった、できるだけ具体的な期間や金額を決めましょう。ただし、何か都合があってルールを守れなかった場合は、相手を問い詰めてはいけません。
お互いの稼ぎが十分であれば、ここまで縛る必要はないかもしれませんが、上手にやり繰りしようと考えているカップルは徹底することをおすすめします。
⑤自分の時間が取れなかった
同棲は2人で過ごすものとはいえ、自分の時間が全く取れないのは問題です。とくに元々一人暮らしをしていた人は、相手がいることで色んな制約を受けることが、しだいにストレスに感じる場合が多いです。
お互いが1人になれる時間を作るべき
家の中にいても外に出かけていても、あえてお互いに干渉しない時間を設けてみると良いです。きっかけが無ければ、元々2人で出かけていた日を、お互いの自由な時間に当てみましょう。
それでも気を遣って1人になりづらいなら、2LDKのように2部屋以上あって、相手に会わずに済む空間を確保すると良いです。
⑥相手が一緒にいる生活に慣れ過ぎた
始めのうちは楽しい同棲生活も、時間が経つと新鮮味がなくなったと感じてしまう人は多いです。そんなとき「結婚する」など同棲の目的があれば新鮮味を失ったくらいで別れることはないですが、何となく同棲を始めてしまったカップルは、新鮮味を失うと別れる原因になることがあります。
生活に変化をつけてマンネリ化を防ぐ
月に1回はホテルに泊まったり、普段行かないお店に足を運んだり、小旅行に行ったりと、二人で楽しめそうなことを見つけて、生活に変化をつけたり、それをモチベーションに日々の生活を送ると良いでしょう。
また、慣れ過ぎてつまらないと感じてしまう人は、「ある程度は仕方ない」と割り切って生活することも大切です。
⑦結婚に対する考え方が違った
将来を深く考えず同棲をしている人もいますが、同棲=結婚の前段階と考えている人も少なくありません。この考え方の違いがきっかけで、別れにつながってしまうことがあります。
結婚するまでの期間を決めておくべき
同棲を始める前に、結婚するまでの同棲期間を決めておくと良いです。期限付きの同棲生活にすることで、2人の目標を統一できますし、生活にメリハリが付きます。
すでに同棲しているカップルなら、一度正直に話し合って、結婚の意思を確認してみましょう。例えば「今は結婚したくない」という彼氏でも、理由を深く聞いていけば、ただ結婚したくないわけではなく、仕事を頑張ったり、お金を貯めたい、親に認めてもらえてからなど、様々な理由があることも多いです。
同棲がうまくいくカップルの4つの特徴
同棲生活がうまくいくカップルに共通するカップルは、以下の4つの特徴を持っていることが多いです。
①生活習慣や価値観の違いを許容している
同棲が上手くいくカップルは、自分とは違う相手の生活習慣や価値観をなるべく許容し合っています。
もちろん相手に直して欲しいと感じる部分はあるでしょうが、なるべく前向きに捉え、改善を促す場合も前向きに指摘するようにしています。
特に「同棲は結婚前のお試し期間で相手を見極める時期」と考えている人は、相手との違いを許せない傾向があります。
②お金の管理がしっかりしている
同棲が上手くカップルは、お金の管理がきちんとしています。生活費の支払い方や貯金は、2人で一緒に管理することで家計がブラックボックス化しないようにしています。
また、最初は抵抗があるかもしれませんが、理想はお互いの月々の収支の内訳を把握しておくことです。無駄遣いが抑制できたり、万が一の際相談しやすくなります。
③互いに干渉し過ぎず1人の時間も作る
同棲していると盲点になりがちですが、同棲が上手くカップルはお互いに干渉し過ぎず、1人になれる時間もを大事にしています。
交友関係を制限したり、連絡相手を細かく確認したり、いつでも何でも一緒にやるようなスタンスは取りません。
お互いが気ままな時間を過ごせるようにすることで、一緒に居られる喜びをより一層感じることができます。
④結婚を前提に同棲する
上手くカップルは結婚を前提に同棲していることが多いです。
結婚を前提にすることで、価値観の許容範囲が広がったり、貯金が貯まりやすくなったり、交友関係を上手にセーブできたりするメリットがあります。
反対に、同棲に目的がなくただ一緒にいたいカップルは、結婚が先延ばしになったり、別れやすい傾向があるので気をつけましょう。
トラブルなく別れるときの手順
同棲相手とスムーズに別れるためには、以下の7つの手順を踏みましょう。一般的な別れ方なら番号順に実行すれば良いですが、状況によって順番は前後しても良いです。
①引っ越しの資金を貯める
②お金の貸し借りを清算する
③新しいお部屋を探す
④相手に別れたいと伝える
⑤引っ越すまでの生活費はどうするか決める
⑥荷物や家具家電について話し合う
⑦事務手続きを済ませる
ちなみに、後腐れなく別れるコツは「別れを告げて自分から進んで家を出て行くこと」です。
自分がお部屋の契約者である場合は難しいので、引っ越しの都合をつけて別れると良いです。もしも自分が契約者でなかった場合は、すぐに荷物をまとめて出て行ける準備をしましょう。
ただし、いずれの場合も自分が荷物を先にまとめて、別れる決意が覆らない状況を作っておくことが大切です。
解消後もトラブルが続きやすい別れ方
続いて、同棲解消後もトラブルが続きやすい別れ方を6つ紹介します。
もしも今同棲を解消しようと考えている人は、別れた後で様々なトラブルに巻き込まれないように、以下のパターンで別れないように気をつけましょう。
・喧嘩の勢いで別れた
・相手には何も告げず別れた
・数日帰らない口実を作って実家に帰った
・メモだけ残して相手が仕事のときに出て行った
・相手を追い出してしまった
・黙って契約を解除しておいて引っ越した
この6つのパターンの別れ方をすると、一方的に別れられた側が逆上する恐れがあります。また、勢いで出てきてしまうと、荷物を取りに帰ることになったり、実家に帰れない場合は住む場所を確保する必要があります。
一度別れてから復縁する3つのコツ
一度別れてしまった後になって相手の大切さに気づき、復縁したいと感じることがあります。復縁したいと思ったときは、以下の2つのコツを試してみましょう。
①別れてからしばらく期間を開ける
②自分磨きをしてから復縁を持ちかける
③復縁したい理由を明確に伝える
①別れてからしばらく期間を開ける
別れてからすぐに復縁を持ちかけると、相手は混乱しますし「自分に気持ちがあるのか無いのか分からない」と感じて、不信感が湧いてしまいます。
フラれた側だとしてもフった側だとしても、しばらく期間を開けてから復縁を持ちかけましょう。フラれた直後だとしたら相手への思いを捨てきれず復縁したいと思っているだけで、期間を開けると「別に復縁したくない」と感じるかもしれません。
②自分磨きをしてから復縁を持ちかける
もし自分がフラれた側だった場合は、復縁を持ちかける前に自分磨きをしましょう。フラれた原因が明確だったなら、原因になったことを克服してから復縁を持ちかけると良いです。
「自分がフった人間は今はこんなにも良い人になったのか」と思ってもらえるようにできれば、復縁できる確率がグッと上がります。
③復縁したい理由を明確に伝える
フラれた側でもフった側でも、復縁したい理由をきちんと伝えることが大切です。一度別れているのに何となくまた付き合いたいと言っても、相手は納得しないでしょう。
「別れたことで大切さに気付けた」「後から自分が間違っていたと気づいて、間違いを改善した」といった風に伝えると良いです。
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