「一人暮らしから同棲するには?」
「今の家で途中から一緒に住んでも良い?」
定期的におうちデートしているカップルだと「いつか同棲したいな」と感じます。毎日一緒に過ごせるので、2人の仲も深まります。
しかし、どちらかのお部屋で同棲を始めるのは危険です。契約違反に該当して、家を追い出される可能性も…。
そこで当記事では、一人暮らしから同棲する際の注意点を解説します。同棲時の手続き方法や、一緒に暮らす前に知るべきこともまとめています。
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不動産屋「家AGENT」
池袋店 営業スタッフ
池袋にある仲介不動産屋「家AGENT」で勤務する営業スタッフ。女性視点できめ細やかな接客をしてくれます。同棲に関する悩みや地域の住みやすさについてのアドバイスに定評があります。
一人暮らしの家で同棲できる?
一人暮らしのお部屋での同棲は、基本的にできません。
ただし、契約書に「2人入居不可」などと書かれていて、大家さんや管理会社に許可をもらえればできます。
もし、許可をとらずに同棲してしまうと規約違反になり、退去させられてしまう可能性があるので絶対にやめましょう。
「誰にも言わなければバレないだろう」とこっそり同棲していても、騒音トラブルなどで他の住民にバレる可能性が高いです。
今のお部屋が気に入っていて、どうしてもそこで同棲したい場合は大家さんや管理会社に相談してみましょう。可能性は低いですが、許可してくれる場合もあります。
基本的に契約書に記載があるので、まずは契約書を確認してみるのがおすすめです。
同棲するお部屋の探し方
一人暮らしのお部屋では同棲できないことが多いので、同棲できるお部屋に引っ越しするほうが現実的です。
以下で、うまくいく同棲のお部屋の探し方を紹介していくので参考にしてください。
同棲する目的と期間を決める
1番最初に「どうして同棲するのか?」という目的をハッキリさせましょう。
「好きだから一緒に暮らしたい」「まわりが同棲していて羨ましいから」など、目的のない同棲は別れる原因にもなりかねません。
「結婚資金を◯◯万円貯める」「結婚すべきかどうかお互いに判断する」など明確な目的を設定しましょう。
目的を設定したら、同棲期間を決めましょう。一般的には1~2年同棲した後に結婚しているカップルが多いです。
だらだら同棲を続けていると結婚に踏み切れないカップルも多く、タイミングを逃すことにも繋がります。
有意義な同棲生活にするためにも、同棲の目的と期間は2人でよく話し合って決めることをおすすめします。
家賃と毎月の生活費の予算を決める
2人の収入から、家賃や生活費の予算を決めましょう。また、どちらか一方に負担が偏りすぎないように、費用の負担方法も合わせて決めておくべきです。
同棲の初期費用は、住むお部屋の間取りや、エリアによってかなり変わってきます。
例えば、東京都内で同棲向けの1LDK~2DKの平均的な家賃である約10万円で計算すると、同棲開始するまでに約68~73万円ほどかかります。
賃貸契約の初期費用 | 約45~50万円 |
---|---|
引っ越し費用 | 約8万円 |
家具家電・日用品購入費 | 約15万円 |
毎月の生活費はカップルごとの生活スタイルや職業で大きく変わります。以下は、お互い社会人で安定した収入があるカップルの生活費例です。
家賃 | 150,000円 |
---|---|
食費 | 50,000円 |
水道光熱費 | 16,000円 |
交際費・娯楽費 | 60,000円 |
ネット・スマホ代 | 20,000円 |
衣類や日用品代 | 30,000円 |
合計 | 326,000円 |
電力自由化により電気代の安い会社が選べる
2016年4月1日から始まった電力自由化により、消費者が自由に電気代の安い会社が選べるようになりました!
電力会社によって、料金プランや割引キャンペーンがことなります。自分のライフスタイルに合った新電力に乗り換えるべきです。
二人暮らしの電力使用量では、月2,000円ほど節約になり年間25,000円以上お得になることがあります。
以下の記事では、新電力会社のおすすめランキングをご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
間取りと住むエリアなどの希望条件を決める
できるだけ一緒にいたいから1LDK、生活リズムが違うなら居室が2つある2DKにするなど、生活スタイルや予算に合わせて、自分たちが同棲する間取りを決めましょう。
ちなみに、同棲生活しているカップル100組に、現在どういう間取りに住んでいるかアンケートを取ってみたところ「1LDK」が1番人気でした。
また、住むエリアに関してもお互いの通勤先の真ん中くらいのエリアにするなど、考慮して決めるのがおすすめです。
同棲のお部屋探しは「スミカ」に相談
「同棲したいけど、どんな間取りにするべき?」「お互いの仕事場から便利なエリアはどこ?」などの質問を、プロの不動産屋に気軽にできるサービスがあります。
「スミカ」はお部屋探しの経験豊富なスタッフが多数在籍していて、治安や周辺情報についてアドバイス可能です。
LINEで対応しているので、対面では相談しづらい…という人でも来店不要でサポートを受けられます。
対応エリアは一都三県のみ一人暮らしから同棲に切り替える前に知っておくべきこと
一人暮らしから同棲に切り替えると、一人暮らしにはなかったトラブルも起きやすいです。
以下で、ありがちなトラブルを説明するので、同棲を始める前の心構えをしておきましょう。
同棲カップルは賃貸契約の審査が難しい
同棲カップルは、賃貸契約の審査が難しい傾向にあります。
同棲の場合、家賃を折半して払う事が多いので、同棲解消や喧嘩などで家賃滞納につながることを恐れる大家さんが多いからです。
「結婚も婚約もしていない」ただのカップルの同棲に関しては、不動産屋ではとりあえず『婚約者』として申し込みをします。
もちろん最終的なジャッジはすべてオーナーさんの一存ですが、それでもただ同棲カップルというよりは、審査に通りやすいです。
不動産屋に行く際は、婚約者ヅラをしておくといいかもしれません。その様子を担当者さんがオーナーさんに伝えてくれるので、プラスに働くかもしれません。
家事の分担方法を決めておかないと揉める原因になる
どちらか一方に家事の負担が偏ってしまうと揉める原因になります。
とはいえ、厳しく分担するのではなく、彼女が料理好きなら料理担当で彼氏が掃除担当といったように、ざっくりと分担すれば窮屈に感じません。
お互いを思いやって、納得いくように分担方法を決めましょう。
同棲していると嫌な部分も見える
同棲を始めてみて「相手の意外な一面やちょっぴり嫌な一面が見えてしまった!」なんてことは日常茶飯事です。
お互いに育ってきた環境も、物事に対する考え方も、生活習慣も、全部違ういわゆる他人です。
掃除の仕方、ごみの捨て方、お風呂に入るタイミング、水の出しっぱなし、電気つけっぱなし、料理の味付け、寝相、足音、休日の過ごし方など、違って当たり前です。
ですから、お互いの行動で「えっ!?」と思うことはごくごく自然なことです。
何かある度に「これは合わない、あり得ない」などとケンカしていては身が持ちません。
全部を許容する必要はありませんが、できる限りお互いの行動や言動を「あ、彼(彼女)そうやって考えるんだ」という風に前向きに捉えていきましょう。
その中でも本当に直してほしい部分に関してはちゃんと伝えて、逆に言われてしまった場合はちゃんと直して、お互いに歩み寄る姿勢を見せるのが同棲生活を成功させるコツです。
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