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線路沿いの家は止めた方が良い?電車の音がうるさくて後悔する?

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線路沿いの家は止めた方が良い?
デメリットが多いからやめとけって本当?

線路沿いの家は家賃が安い、日当たりが良いなどのメリットがあります。特に電車が好きな人からするとたまらない物件です!

しかし、線路沿いの物件はデメリットが多くやめとけと言う人も多いです。住んでから後悔しないか不安になりますよね。

そこで当記事では、線路沿いの家は止めた方が良い理由やデメリットを解説しています。向いている人やメリットも合わせて紹介するので参考にしてください。

監修 阿部 陽一郎
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

線路沿いの家は止めた方が良い理由

  • ・電車の走行音で非常にうるさい
  • ・電車が通るたびに家が揺れる
  • ・ほこりや排気で汚れやすい
  • ・電車から室内を覗かれる可能性がある
  • ・人通りが多くて視線が気になる
  • ・治安が微妙なことがある
  • ・踏切渋滞が発生しやすい

電車の走行音で非常にうるさい

線路沿いの家は、電車の走行音が部屋中に響き渡り非常にうるさいです。都心に近いエリアは電車の本数も多いため、早朝から深夜過ぎまで数分おきに聞こえてきます。

踏切の近くは「カンカンカン」という注意喚起の音や、駅のホームが近いと構内放送が聞こえてくることもあります。

電車は365日休みなく走っているため、線路沿いの家に住む場合は騒音から逃れることはできません。

電車が通るたびに家が揺れる

電車が通ると振動や風によって家が揺れることがあります。特に地盤が弱い部分に建てられているケースや、木造の家は揺れやすいです。

神経質な人は揺れが気になってしまい、家にいても気が休まらないでしょう。そのうち気にならなくなる人もいますが、全員が当てはまるわけではないため慎重に判断してください。

ほこりや排気で汚れやすい

電車の走行によってほこりや砂が巻き上げられるため、線路沿いの家は汚れやすいです。ベランダや窓の掃除も大変ですし、洗濯物を外に干すと汚れてしまいます。

電化されていない路線を走る、ディーゼルカーやディーゼル機関車からは排気ガスが出るため健康面も心配です。

電車から室内を覗かれる可能性がある

窓の向きやお部屋の階数によっては、電車の中から室内が丸見えになってしまうケースがあります。

不審者は下見してから犯行に及ぶことが多いです。インテリアや間取りで女性の一人暮らしだとわかってしまうと、不審者に狙われる可能性が高くなります。

カーテンや窓を閉めっぱなしの生活を強いられるため、それが嫌だという人は線路沿いの家は止めた方が良いです。

人通りが多くて視線が気になる

線路沿いの家は駅から近いことが多く、人通りが多いです。1~2階の低層階は、カーテンを閉めていてもなんとなく見られているような気がして落ち着かない人もいます。

また、通行人による話し声が聞こえてきて「うるさい」と感じるかもしれません。

治安が微妙なことがある

線路沿いが飲み屋街や繁華街になっていると治安が微妙かもしれません。夜になると酔っぱらいやキャッチが増え騒がしくなるからです。

女性の一人歩きだと不安に感じるような場所もあります。内見時は昼だけでなく、夜の様子も確認しておくと安心です。

踏切渋滞が発生しやすい

踏切が近くにあると渋滞が発生しやすいです。通勤通学ラッシュ時は特に混み合うため、早めに家を出るなどの対策が必要になります。

車で移動することが多い人は、線路沿いの家は止めた方が良いです。

線路沿いの家に住むか迷ったら不動産屋に相談がおすすめ

「家賃や間取りが魅力的だけど、線路沿いの家に住むのは不安」という人は不動産屋に相談してみましょう。予算やライフスタイルをヒアリングして最適な提案をしてくれます。

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線路沿いの家に住むメリット

  • ・家賃が安めに設定されている
  • ・隣人との騒音トラブルが起こりにくい
  • ・日当たり良好な物件が多い
  • ・駅から近くて便利
  • ・人通りが多く空き巣に狙われにくい
  • ・人気がないため希望の物件に住みやすい

家賃が安めに設定されている

線路沿いの家は家賃が安いです。デメリットが多く人気がないため、相場よりも値下げすることで入居希望者を集めています。

条件により金額は異なりますが、同じような間取りの物件と比べると5,000~10,000円安くなっています。

隣人との騒音トラブルが起こりにくい

静かな住宅街にある物件と比べると、隣人との騒音トラブルが起こりにくいです。線路沿いの家は元々うるさく、多少の生活音はかき消されるからです。

住宅街にある物件だと、隣人の物音が気になりやすいです。自分自身も「騒音の発生源となっていないか?」と気を遣いますが、線路沿いの家なら気楽に過ごせます。

日当たり良好な物件が多い

線路沿いは高い建物がなく、日当たり良好な家が多いです。お部屋全体が明るくなり、時間帯によっては電気を点けなくても過ごせます。

駅から近くて便利

線路沿いは駅から近いため、電車やバスが利用しやすいです。歩く時間も少なくて済み、すぐに家に帰れます。

駅周辺にはスーパーやドラッグストアなどの商店や各種クリニック、銀行など生活する上で必要な施設が揃っています。近くにあるとすぐに使えて便利です。

人通りが多く空き巣に狙われにくい

人通りが多いと視線が気になるというデメリットがありますが、同時に空き巣に狙われにくいというメリットにもなります。不審者は誰かに犯行を見られるのを嫌うからです。

常に人の目があるため不審な行動は目立ちます。プライバシーの観点が気にならなければ、防犯効果があって安心できる家と言えます。

人気がないため希望の物件に住みやすい

線路沿いの家は人気がないため、希望の物件に住みやすいです。人気がある物件は、早く申し込みしないと他のライバルに取られてしまうことが多々あります。

線路沿いの家なら他の物件もゆっくり内見しつつ、落ち着いてお部屋が探せます。

線路沿いの家に住んでいる人の声

線路沿いの家は後悔している人が多い

口コミ投稿者の画像

30代

【不眠症気味になった】

家賃の安さに釣られて契約しましたが、うるさくて夜眠れなくなりました。終電後に貨物列車が通っているときもあるので、静かに眠れないことが多いです。不眠症気味になり、睡眠薬を処方してもらっています。

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20代

【振動が気になる】

木造住宅のせいか、電車が通ると家が揺れます。車が通っても揺れるのでいつもガタガタッと音がしています。家にいると気になるし、このままではノイローゼになりそうで心配です。

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30代

【電気代が高い!】

線路沿いだと汚れが気になるし、洗濯物を見られるのが嫌なので浴室乾燥機で乾かしています。毎月の電気代がすごいです。外干しできたらかからないお金なのに。

弊社利用者アンケートでは「うるさくて眠れない」「振動が気になる」など、線路沿いの家に住んで後悔している人の声が多く見受けられました。

線路沿いの家はデメリットが多いため、住むかどうかは慎重に決めることをおすすめします。

線路沿いの家でも問題ない人もいる

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30代

【気になるのは最初だけ】

確かに音は気になりましたが、住んでいるうちに慣れて気にならなくなりました。住めば都って感じです。家賃も安いし満足しています。

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30代

【2重サッシで防音性が高かった】

外に出るとうるさいですが、家の中は2重サッシになっているのでそれほど音は気になりませんでした。日中は会社に行っているし、特にストレスはありません。

「住んでいたら慣れた」「防音性が高い家で気にならない」という人もいました。一言で線路沿いの家と言っても立地や建物構造、設備によって住み心地は変わります。

必ず内見に行き、自分の耳で聞こえ具合や振動の感じ方を確認しておきましょう。

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線路沿いの家がおすすめな人は?

騒音を気にしない人は住んでも問題ない

  • ・騒音はあまり気にならない
  • ・1度寝たら朝まで起きない
  • ・電車が走っている時間帯は家にいない
  • ・家賃をできる限り抑えたい
  • ・駅チカの物件を探している
  • ・日当たりを重視している

線路沿いの家は騒音が気にならない人や、電車が走っている時間帯は家にいない人におすすめです。

多少うるさくしたとしても音がかき消されるため、賃貸でも気楽に過ごしたいという人にも向いています。

静かに暮らしたい人は線路沿いの家は止めた方が良い

  • ・騒音や振動に敏感
  • ・在宅勤務などで家にいることが多い
  • ・通行人の視線が気になってしまう
  • ・洗濯物は外干ししたい
  • ・風水などスピリチュアル面を重視している

静かに暮らしたい人は線路沿いの家は止めた方が良いです。ストレスが溜まり、家にいても気が休まりません。

風水やスピリチュアルを重視する人も、線路沿いは止めた方が良いでしょう。電線から発する電磁波が気の流れを悪くすると考えられているからです。

線路沿いでも快適に暮らせる家の特徴

  • ・RC造やSRC造で建てられている
  • ・2重サッシが採用されている
  • ・5階以上
  • ・飲み屋街や歓楽街から離れたエリアにある

RC造やSRC造で建てられている

RC造やSRC造は鉄の骨組みとコンクリートを使用しており、壁に厚みがあります。音を通しにくいため、線路沿いの家でも防音性が期待できます。

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2重サッシが採用されている

外からの騒音の多くは窓から入って来ます。2重サッシが採用されていれば厚みが出て、室内に音が伝わりにくくなります。

防音以外にも結露対策や断熱効果が期待できて、快適に暮らせる可能性が高いです。

5階以上

上の階に行くほど電車の走行音から離れるため、音が聞こえにくくなります。目安としては5階以上のお部屋を選ぶと良いです。

低層階だと室内を覗かれる心配がありますが、5階以上であれば通行人からは見えにくいのもポイントです。

飲み屋街や歓楽街から離れたエリアにある

飲み屋街や歓楽街から離れれば、酔っ払いなどの通行人による騒がしさは軽減されます。

治安が微妙なエリアはパトカーや救急車が頻繁に呼ばれることが多く、サイレンによる騒音も心配です。静けさを求めるなら住宅街のような雰囲気のエリアを選ぶようにしましょう。

線路沿いの家でおすすめの防音対策

  • ・遮音カーテンを取り付ける
  • ・隙間テープを貼る
  • ・線路側の壁に家具を置く
  • ・ベッドは線路から離れた場所に置く

遮音カーテンを取り付ける

遮音カーテンとは生地に特殊な加工をし、外から入ってくる音を防ぐ効果があるカーテンです。見た目は普通のカーテンなので、インテリア性を損なうことなく防音対策できます。

遮音カーテンだけだと防ぎきれない場合は、窓に厚みのある防音フィルムを貼ると良いです。窓ガラスの振動を抑えることで騒音が軽減されます。

隙間テープを貼る

窓に隙間があると音が入って来やすいです。隙間テープで埋めることで簡単に防音性が高められます。

スポンジタイプはボロボロになりやすいため、エチレンプロピレンゴム(EPDM)やクロロプレンゴム(CR)と呼ばれる素材がおすすめです。

線路側の壁に家具を置く

線路側の壁に家具を配置して音を遮るのも効果的です。壁から1cmほど離すと、家具と壁の間に空気層ができて防音性が高まります。

ベッドは線路から離れた場所に置く

快適な睡眠のために、ベッドはできる限り線路から離れた場所に置きましょう。耳栓を併用するのもおすすめです。

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