記事の監修：阿部 ネット不動産「イエプラ」所属

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部屋探しの知恵

最終更新：2025年3月12日

おとり物件を通報したい人必見です。騙されてしまた場合、どこに通報したらいいかを紹介します。

物件情報サイト別におとり物件の通報をする方法を詳しく解説します。

また、通報するにはどんな情報が必要？個人情報はバレない？などの疑問も解決します。ぜひ参考にしてください。

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おとり物件はwebで通報できる

悪質な不動産屋が取り扱う「おとり物件」に騙された場合、webで通報できます。

スーモやホームズなどを運営している物件情報サイトが、おとり物件の情報を削除してくれます。物件情報サイト毎に通報フォームが異なるので、以下で3つの方法を詳しく解説します。

スーモの問い合わせフォームで通報する

スーモに掲載されているおとり物件は「成約済み情報の問い合わせフォーム」で通報すると良いです。

通報する際は「ページのURL」「不動産業者名」「問い合わせ日」「担当者名」と会話内容が必要です。

通報すると、スーモがおとり物件を載せている不動産会社に確認し、必要な場合には修正・削除してくれます。

▶スーモに載っている「おとり物件」の見分け方はこちら

ホームズの「掲載110番」で通報する

ホームズで掲載されているおとり物件は「掲載110番」で通報できます。

通報する際は物件番号、不動産業者名、問い合わせ日などの情報が必要です。

通報すると、ホームズがおとり物件を載せている不動産会社に確認し、必要な場合には修正・削除してくれます。

消費者庁の通報フォームで通報する

おとり物件を見つけたサイトがスーモやホームズではない場合は、消費者庁の「景品表示法違反被疑情報提供フォーム」で通報しましょう。

通報する際は不動産業者名、問い合わせ日が必要です。

また、おとり物件が掲載されていたページのスクリーンショットや、不動産屋からもらった資料などが必要です。

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通報しても個人情報はバレない

おとり物件を通報しても、不動産業者に個人情報が漏れることはありません。

スーモやホームズ、消費者庁の通報窓口には、不動産業者に個人情報が開示されない旨が明記されています。

そのため、通報したからと言って、不動産業者にいやがらせを受けることはありません。

通報された不動産業者は、物件の掲載を取り下げられるなどの措置がとられます。最悪の場合は1ヶ月以上、物件検索サイトへの掲載が禁止されてしまいます。

おとり物件に騙されたら、泣き寝入りせずに通報することをおすすめします。

おとり物件とは

おとり物件とは、存在しない物件や存在していても取引のできない物件のことを言います。

webや広告で不動産屋に来店させて他の物件を契約させようとする手口です。

また、複数の業者が一斉に登録している物件サイトはおとり物件が多いです。

「ATBB」や「レインズ」といった業者専用のデータベースは、管理会社や大家さんしか登録できないのでおとり物件が少ないです。

▶おとり物件について詳しくはこちら

おとり物件の根絶は難しい

物件情報サイト運会社や行政はおとり物件の通報があり次第、情報を削除していますがおとり物件の根絶は難しいのが現状です。

スーモやホームズなどの物件検索サイトはおとり物件を撲滅するため、定期的に不動産情報が正しく掲載されているかチェックしています。

しかし、行政指導を受けても「故意的ではなく消し忘れてしまっただけ」と言い逃れされると措置を取れなくなってしまいます。

おとり物件に引っかからないためには、物件を探す側も工夫が必要です。

内見を現地待ち合わせにする、物件名と住所が正しく記載されているか見ることで、おとり物件を回避できます。

おとり物件に引っかかった人の体験談

おとり物件に引っかかった人の体験談を集めました。

ずっと掲載されているのに内見できなかった

内見予約をしたのにも関わらず、不動産屋に来店したら「他の人に決まりました」と言われました。なので帰ろうとしたら強引に引き止められて、他の物件を紹介されました。どれも希望条件とは違ったので、帰りました。2週間後に同じサイトを見たらまだ掲載されていたので、おとり物件なんだなと気が付きました。(20代後半)

現地集合を断られた

不動産屋に行くより希望物件に行ったほうが近かったので現地集合で内見できるかをきいたら「まずは来店してください」と頑なに言われました。どうしても現地集合にしたいと良い言い続けたら「また連絡します」と言われて電話を切られました。それからの連絡は一切ないです。(20代前半)

おとり物件を扱う不動産屋は来店させて他の物件を紹介てきます。

おとり物件を見分けるコツ

webサイトに掲載されているおとり物件を見分けるコツを4つ紹介します。おとり物件に引っかからないように以下を参考にしてください。

相場よりも家賃が低く、駅近や広い間取りの好条件物件がずっとウェブ上に掲載されている場合はおとり物件の可能性が高いです。

内見予約時に来店させようとしてくる業者もおとり物件を扱っている可能性があります。

▶おとり物件を見分けるコツについて詳しくはこちら

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