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マンションの最上階が暑いのはなぜ?賃貸でもできる暑さ対策を公開!

マンションの最上階は暑い?のアイキャッチ

マンションの最上階って本当に暑いの?
賃貸で最上階に住むメリットはある?

マンションの最上階は、眺めや日当たりが良いなどのメリットがあって人気のお部屋です。友達にも自慢できるので1度は憧れますよね!

しかし、最上階のお部屋は夏になると暑くて後悔したという声をよく聞きます。「エアコンが効かずに蒸し風呂状態になった」という恐ろしい口コミもあります。

そこで当記事では、マンションの最上階が暑くなる理由について解説しています。暑い日の簡単な対策や、賃貸で最上階に住むメリットについても紹介しているので参考にしてください。
 

マンションの最上階が暑い4つの理由

  1. 屋上の熱が室内に伝わる
  2. 日当たりが良すぎる
  3. 気密性が高く熱気がこもりやすい
  4. 築年数が古いと断熱材が不十分

①屋上の熱が室内に伝わる

鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)がメインのマンションでは、屋上のコンクリート熱が室内に伝わるため暑くなりやすいです。

コンクリートには熱を長時間ため込む性質があるので、夏場に日光を浴びて高温になったコンクリートは夜になってもあまり冷えません。

低層マンションでもタワーマンションでも、最上階は同様に暑くなる傾向があります。

②日当たりが良すぎる

さえぎるものが少ない最上階は日当たりが良く、夏場は日射の影響で室内が高温になります。理由は、室内に取り込まれる熱の70%以上は窓を通って入ってくるためです。

直射日光はもちろんですが、ベランダからの照り返しも暑さの元です。また、バルコニーの溜め込んだ熱はコンクリートを経由して室内に伝わります。

③気密性が高く熱気がこもりやすい

コンクリートで作られたマンションは気密性が高く、木造や鉄骨造で作られたアパートに比べて熱がこもりやすいです。

加えて、マンションはワンフロアに何部屋も建てることで窓が少ない物件が多いです。空気の通り道が無いので、窓を開けても熱が逃げていきません。

④築年数が古いと断熱材が不十分

断熱性能の基準の図
参考:マグ・イゾベール株式会社「省エネルギー基準」

断熱性能の指針となる省エネ基準はこれまで何度も改正されてきました。築年数が古いマンションほど断熱性能の基準が甘いため、断熱材が不十分で最上階が暑くなりやすいです。

2022年9月現在で築25年以内のマンションに絞ると、最上階でも暑くなりづらい物件を探しやすいです。平成11年基準(1999年)で大幅にマンションの断熱性能が向上したためです。

断熱方法によっても暑さが違う

断熱方法の違い

断熱方法は大きく分けて2種類に分類されます。建物全体を断熱材で覆う「外断熱工法」と、内側に断熱材を敷く「内断熱工法」があります。

一般的には、機密性が高く外気の影響が少ない外断熱工法のほうがお部屋が暑くなりづらいです。ただし、建築コストが内断熱工法に比べて1~2割ほど高くなります。

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暑さを妥協してでも最上階に住むメリットはある

  • ・騒音リスクが少ない
  • ・ステータス性が高く優越感を得られる
  • ・周りの住人の質が高い傾向にある
  • ・見晴らしが良く開放感がある
  • ・プライバシーを保ちやすい
  • ・風通しが良い
  • ・ゴキブリなどの害虫が出にくい

騒音リスクが少ない

マンションの最上階

最上階は上に誰も住んでいないため、足音や洗濯機などの騒音リスクを回避できます。角部屋であれば隣り合う部屋が2つだけなのでさらに静かです。

また、より高階層のマンションであれば車や電車の音に悩まされる心配もありません。

ステータス性が高く優越感に浸れる

他の階よりも家賃の高い最上階は、分かりやすい成功者のあかしです。他の階とは一線を画す高いステータス性は最上階の特権です。

エレベーターで乗り合いになったときや、友人が訪ねてきたときに優越感に浸れます。

周りの住人の質が高い傾向にある

最上階に住む人は、金銭的に余裕がある人の割合が高いです。自然と質の高い人が集まるので、騒音やゴミ出しトラブルが少ない傾向にあります。

過去に騒音トラブルに合った、周辺住民に迷惑をかけられたという人は、家賃の高い最上階のお部屋がおすすめです。

見晴らしが良く開放感がある

夜景

マンションの最上階は、基本的に見晴らしが良いです。海・山が一望できる物件もあるので開放感があります。都会の高層マンションであれば、夜景も楽しめます。

プライバシーを保ちやすい

10階以上のマンションの最上階であれば、通りや駐車場から人に見られる事がありません。プライバシーを保った生活でストレスがたまりづらいです。

もし周囲に高い建物がなければ、部屋を覗かれる心配もないのでカーテンを開けたままでも過ごせます。

風通しが良い

周囲をさえぎるものがないため、マンション最上階は風通しが良いことが多いです。窓を開ければ心地よい風が吹き、梅雨の湿気に悩まされません。

ただし、最上階に限らずタワーマンションなどの高階層のお部屋では、転落防止のため窓の開閉に制限が掛かっていることが多いです。

ゴキブリなどの害虫が出にくい

マンションの最上階には、ゴキブリや蚊などの害虫が出にくいです。ハエや蚊などの飛行する虫は、高さ10mまでしか上昇できないと言われているためです。

ちなみに高さ10mはマンションの4階に相当します。極力虫に会いたくないのであれば、5階層以上のマンションの最上階がおすすめです。

マンションの最上階に住むデメリット

  • ・家賃が他の階に比べて高い
  • ・夏場は電気代が高くなりやすい
  • ・空き巣に狙われることがある
  • ・エレベーターで移動するのに時間がかかる
  • ・災害時には階段の上り下りで負担が大きい
  • ・地震で大きく揺れやすい
  • ・シャワーの水圧が弱いことがある
  • ・1階にテナントがあると室外機がうるさい

家賃が他の階に比べて高い

最上階 約94,000円
2階~最上階未満 約77,000円
1階 約84,000円

最上階は人気が高いので、家賃相場も高い傾向にあります。実際に業者専門サイトの「ATBB」で調査したところ、最上階のお部屋は他の階に比べて約10,000円以上家賃が高いです。

最上階に住みたいのであれば、築年数や駅徒歩などの条件を緩めるか、収入に余裕を持たせたほうが良いです。

調査内容
調査内容
媒体:ATBB
調査日:2022年9月
検索条件:マンション、池袋駅まで徒歩20分圏内、築年数20年以内、1K
調査数:各30件ずつ計90件

夏場は電気代が高くなりやすい

3LDKのお部屋の夏場の冷房費の図
参考:メックecoライフ「マンション家計簿」

メックecoライフが配布している「マンション家計簿」で紹介された新築マンションでは、最上階のお部屋は1階に比べて夏場の冷房費が月間約600円高くなるとの試算が出ています。

屋上のコンクリートからの熱や窓からの日射によって室内が高温になることで、最上階の住民は夏場のエアコンの使用時間が長くなります。

エアコンをつける期間が3ヶ月間だとすると、約1,800円の差です。エアコンのモデルが古いとさらに差は広がるため、内見の際にはエアコンの製造年を確認するべきです。

空き巣に狙われることがある

最上階は防犯性能が高いと思われがちですが、実際は空き巣のターゲットになることが多いです。高階層に住む人は防犯意識が低く、窓や玄関を無施錠にする傾向があるためです。

2019年に警察庁が発表した「令和元年の刑法犯に関する統計資料」によると、4階建て集合住宅の空き巣被害では無施錠によるものが約38%を占めました。

また、最上階のお部屋は家賃や管理費などが高い傾向にあるため、室内にも金品があると狙われることが多いです。

エレベーターで移動するのに時間がかかる

最上階はエレベーターの移動に時間がかかります。急いでいるときにはストレスが溜まりやすいです。

エレベーターの待ち時間には1~2分かかる場合が多いです。朝の出勤・通学の時間帯は、乗り降りする人が多いため更に時間がかかります。

災害時には階段の上り下りで負担が大きい

停電や大きな地震でエレベーターが止まった際には、階段で上り下りをしなくてはいけません。10階を超えるようなマンションだと肉体的にも負荷が大きいです。

災害の規模によっては、エレベーターの復旧まで1週間程度かかった例もあるので、災害時におけるリスクは考慮したほうが良いです。

地震で大きく揺れやすい

大きな地震が起きると、高層階に位置する最上階は、遠心力の影響で長く大きく揺れます。室内の家具・家電が転倒したり移動する危険性があります。

普段から揺れ防止マットや突っ張り棒を取り付けるなどで地震対策をしておくと良いです。

シャワーの水圧が弱いことがある

築年数が古く、屋上に高架水槽のあるマンションの場合、最上階でのシャワーの水圧が弱いことがあります。

高架水槽は、屋上から下に向かって水を流します。高度の差が大きい1階は最も水圧が強く、逆に最上階は最も水圧が弱いです。

1階にテナントがあると室外機がうるさい

1階にコンビニや飲食店などの店舗が入っている場合、室外機が屋上に設置されていることがあります。

お店の室外機は、一般家庭のものよりも大きく音も響きます。確かめずに入居してトラブルにならない用に、内見時に確認しましょう。

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本当にマンションの最上階は暑い?

最上階は他の階に比べて約1度暑い

厚生労働省の熱中症対策に関する検討会(第1回)では、最上階は中間階に比べて温度が平均1度高くなるとの結果が出ています。

また、マンションの最上階は一戸建てと比べて夜になっても気温が下がらないとも言われています。日中熱をため込んだ屋上のコンクリートが長時間にわたって高温なことが原因です。

湿気がこもりやすく体感温度は更に高い

RC造やSRC造のマンションは、調湿性が低く湿気が部屋にこもりやすいため体感温度が高いです。湿度が10%上がると体感温度が1~2度高くなると言われています。

例えば室内の気温が1度の差でも、湿度が20%違えば合計3~5度体感温度が変わります。

マンションの最上階に住んでいる人のリアルな声

マンションの最上階に住んでる人のネット上の口コミは、暑いという声が圧倒的に多いです。一方で、築浅だと最上階でも快適との声も少数ながらありました。

住んだ後で後悔しないためにも、もし最上階が暑くても他のメリットが上回るか検討すると良いです。夏場以外の場合、事前に内見でお部屋の暑さを確認するのは難しいためです。

マンションの最上階が暑い場合の対策5選

  • ・窓を開けて換気する
  • ・サーキュレーターで空気を循環させる
  • ・断熱、遮熱機能のあるカーテンを設置する
  • ・すだれやサンシェードで直射日光を遮る
  • ・バルコニーに打ち水をする

窓を開けて換気する

当たり前ではありますが、窓を開けて換気するのは暑さ対策に有効な手段です。室温を下げるだけでなく湿度を追い出すこともできます。

換気は2ヶ所以上の窓を開けることが理想ですが、もし窓が1ヶ所しかない場合は換気扇を回して空気の流れを作ると効率が良いです。

サーキュレーターで空気を循環させる

サーキュレーター

サーキュレーターは扇風機と違い、空気を循環させることを目的としている家電です。エアコンと併用すれば、お部屋の温度差を減らして効率よくお部屋を冷やせます。

今までよりも高い設定温度でエアコンを使えるので電気代の節約にも期待できます。

断熱・遮熱機能のあるカーテンを設置する

断熱機能のあるカーテンを設置すれば、窓から入る熱気を抑えられます。明かりを取り込みたいのであれば、日中に使える遮熱のレースカーテンもおすすめです。

カーテンを設置することで、家具やフローリングの日焼けを防ぐことも出来ます。

すだれやサンシェードで直射日光を遮る

すだれ

入射角の低い朝日や夕日は室内に取り込まれやすいです。すだれやサンシェードを使って、お部屋の外で日光を遮ることも暑さ対策に効果的です。

すだれは300~1,000円、サンシェードは2,000~3,000円で設置できるので、安価に対策を済ませたい人におすすめです。

バルコニーに打ち水をする

打ち水

昔から日本で用いられてきた打ち水は、マンションの最上階でも効果があります。ベランダに打ち水をすれば窓からの熱気を防げます。

気温の低い朝方か夕方にまくと、水の蒸発に時間がかかるので効果的です。ただし、ベランダに水撒きをする場合は下の階に水が落ちてトラブルにならないように注意が必要です。

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