「ロフトで寝るのは良くないって本当?」
「快適に眠れる方法はある?」
ロフト付きの物件なら、ワンルームといった間取りでも広い生活スペースを確保できます。ロフトを寝室にして、下の居室部分をリビングにする人も多いです。
しかし、ロフトで寝る際には注意が必要です。暑くて湿気がこもりやすいので、夜快適に眠れない可能性も…。
そこで当記事では、ロフトで寝るメリット・デメリットを解説します。快適に寝るためのポイントもまとめたので、参考にしてください。
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
ロフトで寝るのは良くない?
夏は熱中症のリスクがあるのでロフトで寝ない方が良い
特別なこだわりがない限り、ロフトで寝るのは良くないです。夏場、熱中症で体調を崩すリスクがあるからです。
暖かい空気は上部に留まる性質があるので、夏場のロフトは室温に対して暑くなりやすいです。エアコンを付けていても、風が届きづらく蒸し暑いです。
また、ロフトは通気性の悪さからカビが生えやすいです。咳やくしゃみといったアレルギー症状が出る恐れもあるので、ロフトで寝るのはやめておきましょう。
ロフトで寝るその他のデメリット
- ・はしごの上り下りが面倒
- ・寝起きが悪い人は怪我する恐れがある
- ・上の階の生活音がうるさい
- ・コンセントがないと不便
ロフトで寝る際のデメリットは他にもあります。代表的なものを4つ紹介します。
はしごの上り下りが面倒
ロフトで寝る際、はしごの上り下りが面倒に感じます。布団へ行くためだけに体力がいりますし、使い慣れるまで時間がかかります。
特に寝具を運ぶときは要注意です。1人で作業すると、バランスを崩して落下する危険性があります。布団などを持ち込むなら、引っ越し業者や家族に手伝ってもらってください。
寝起きが悪い人は怪我する恐れがある
ロフトで寝る際、寝起きが悪い人は怪我をする恐れがあります。手の届く距離に天井があるので、頭をぶつけてしまうからです。寝ぼけた状態だと、はしごから落ちる危険もあります。
上の階の生活音がうるさい
ロフトは天井に近い分、上の生活音が聞こえやすいです。上階が騒がしいと、音に敏感な人は寝られない恐れがあります。真上から騒音が聞こえるのはストレスに感じます。
コンセントがないと不便
ロフトで寝るとき、コンセントがないと何かと不便です。スマホを充電できませんし、換気用のサーキュレーターも置けません。
延長コードがあれば下から電源を確保できますが、見栄えは悪いです。間取りによっては、延長コードも届かない場合があります。
ロフトで寝るメリットはある?
- ・寝室と居室を分けられる
- ・居室部分を広く使える
- ・家賃が安くて毎月の固定費を抑えられる
寝室と居室を分けられる
ロフトを寝室として使うと、寝室と居室を分けられます。居室と寝室が離れていることで、気持ちのオンオフを切り替えられます。勉強に集中したい学生には向いています。
居室部分を広く使える
ロフトを寝室にすると居室を広く使えます。ベッドを置かない分、スペースに余裕が生まれるからです。
自由に使える空間が多いほど、レイアウトの幅も広がります。居室部分をリビングのように使うのもアリです。
家賃が安くて毎月の固定費を抑えられる
ロフト付きのお部屋は、家賃が安くて毎月の固定費を抑えられます。ほとんどの物件が、建築コストの安い木造で建てられるからです。家賃が下がる分、生活に余裕が生まれます。
家賃が安い理由には、ロフト部分がお部屋の専有面積に含まれない点も挙げられます。「お部屋が狭い」と判断されやすいので、大家さんは家賃を下げて入居者を集めます。
ロフト付き物件に向いている人・向いていない人
広くて安い物件に住みたい人は向いている
- ・広い生活スペースがほしい
- ・生活スペースを分けたい
- ・メリハリのある生活を送りたい
- ・家賃の安さを重視視する
広くて安いお部屋に住みたい人なら、ロフト付き物件に向いています。下にベッドを置かずに済むので、生活スペースを広く確保できます。
居室と寝室を離すと、メリハリのある生活を送れます。アラームを下に置けば2度寝を防止できまし、勉強に集中したい学生だと「布団へ行きたい」という気持ちを抑えられます。
快適に眠りたい人は向いていない
- ・寝苦しいのは耐えられない
- ・電気代を抑えたい
- ・はしごを登るのが面倒
- ・身長が高い
快適な睡眠を取りたい人なら、ロフト付き物件はやめた方が良いです。夏場は暑くジメジメして、寝苦しい思いをします。
広めのワンルーム・1Kの物件を候補にすれば、ロフト付き物件にこだわる必要はありません。間取りのレイアウトを変えて、ロフトを収納スペースに使うのもアリです。
ロフト付き物件に向いていない人は別の間取りで探してみる
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ロフトで快適に寝るためのポイント
- ・サーキュレーターを使って空気を循環する
- ・除湿グッズを置く
- ・現地は必ず内見する
サーキュレーターを使って空気を循環する
ロフトで快適に寝るなら、サーキュレーターを使って空気を循環させると良いです。エアコンの風が届かないロフト部分まで涼しい空気を送れます。
空気を上手く循環させるコツは、居室の中央にサーキューレーターを置くことです。エアコンに向けて設置すれば、お部屋全体の温度を下げられます。
除湿グッズを置く
- ・除湿剤
- ・布団乾燥機
- ・除湿シート
- ・すのこベッド
ロフトで快適に寝るには、除湿グッズを使って湿気対策をしてください。布団やクロスにカビが生えるのを防ぐためです。
おすすめアイテムは除湿剤や布団乾燥機などです。狭いロフトでも場所を取りません。除湿シートやすのこベッドを組み合わせると、さらに効果的です。
現地は必ず内見する
- ・コンセントは多いか
- ・換気用の窓はあるか
- ・はしごの位置や仕様
- ・ロフト部分は移動しやすいか
- ・エアコンの位置やスペック
- ・上階からの音の聞こえやすさ
ロフト周りの設備は必ず内見でチェックした方が良いです。コンセントや換気用の窓がないロフトでは、快適に寝れない可能性があります。
実際に現地ではしごを上り下りすれば、ロフトの使い勝手が分かります。居室に付いているエアコンがロフトに近いか、空気は上向きに送れるかなども事前に確認しておきましょう。
ロフトに関するよくある質問
ロフトでは寝ない方が良い?
生活スペースを寝室と分けたい人なら、ロフトで寝ても後悔しにくいです。快適な睡眠を取りたい人はやめた方が良いです。
ロフトで寝ると実際暑い?
暑いと感じやすいです。
エアコンの空気がロフトに届かないので、サーキュレーターや除湿グッズを使った対策が必要です。
ロフトで快適に過ごす方法は?
サーキュレーターを使ってエアコンの空気を循環させると快適です。寝具の下にすのこを敷くと、通気性が良くなります。
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収納スペースとして荷物を置いたり、小さい机を置けば書斎代わりにできます。
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