「会社の近くに住む理由とは?」
「メリット・デメリットが知りたい!」
会社の近くに住めば通勤時間が短くギリギリまで寝ていられる、忘れ物もすぐに取りにいけるなどメリットがあります。
しかし、職場の近くに住むのはデメリットもあるんです。人によっては経済的に苦しくなることも…。
そこで当記事では、会社の近くに住む理由や向いている人の特徴を解説しています。ぜひ参考にしてください。
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
会社の近くに住むメリット
会社の近くに住むと、時間に余裕が持てるようになります。以下でメリットを5つ、体験談と一緒に紹介します。
- ・出社ギリギリの時間まで寝られる
- ・満員電車に乗らなくていい
- ・家賃手当を受けられる場合がある
- ・休憩時間に家に戻れる
- ・忘れ物をすぐにとりに行ける
出社ギリギリの時間まで寝られる
会社の近くに住むと、出勤時間ギリギリまで寝ていられます。電車やバスで移動していた時間が短縮されるからです。
始業が9時の職場では、通勤1時間の人と比べて通勤時間5分のほうが、約1~2時間長く寝ていられます。
帰宅時間も早いので、夕食やお風呂も早い時間に済ませられます。
また、朝にシャワーを浴びた日や少し寝坊した日でも、交通機関を利用しないため、走れば出勤時間に間に合う可能性もあります。
満員電車に乗らなくていい
会社の近くに住めば歩いて出勤できるので、満員電車に乗る必要がありません。
天候や人身事故などによる電車の遅延・運休などに左右されることもなくなります。
人混みも圧迫感に耐えながら過ごす電車通勤に比べて、体力や精神的な負担が減ります。なので、出社してからの仕事効率も上げられるというメリットもあります。
家賃手当を受けられる場合がある
会社から家賃手当を受けられる場合、家賃相場よりも安く住めるのでお得です。家賃手当ての金額は平均で1万円~2万円ほどです。
家賃手当を受けられる条件は、職場から半径2㎞以内など。距離によって規定されることが多いです。
会社によって手当が受けられる条件が違います。引っ越しをする前に、手当を受けられる条件や手当額を会社に確認しておきましょう。
休憩時間に家に戻れる
会社の近くに住めば昼休みにすぐに家に帰れます。なので、自分だけの空間でゆっくり休憩できます。
外食をすると1食で千円近くかかってしまいます。自炊をすると1食500円以下に抑えられるので、食費の節約にも最適です。
また、30分ほどの仮眠や化粧直し、夏場は汗を流すためにシャワーや着替えもできます。
忘れ物をすぐにとりに行ける
家から徒歩圏内に会社がある場合、通勤途中に忘れ物に気が付いても走って取りに帰れます。
また、勤務中に気が付いても休憩時間に取りに行くこともできます。
とくに自分の自由時間を重視する人は、会社近くに住んだ方が快適に暮らせます。
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会社近くに住むとデメリットもある
会社の近くに住むと、デメリットもあります。人によって感じるデメリットは違いますが、主に以下があげられます。
- ・家賃の高いエリアが多い
- ・残業や休日出勤が増える場合がある
- ・終電を逃した人に泊めてと言われる
- ・休日に会社の人に会う可能性がある
- ・繁華街の近くだと治安が気になる
家賃の高いエリアが多い
会社が都心のオフィス街にあることが多いため、基本的に家賃が高いです。一人暮らし向けの間取りで家賃8~9万円になっているお部屋が多いです。
会社から家賃手当が出ない場合は、毎月の家賃の負担がかなり大きいです。
残業や休日出勤が増える可能性がある
職場環境があまり良くない人は、会社の近くに住むことで残業や休日出勤が増える可能性があります。
「すぐ帰れるでしょ」「家が近いから」などと言いながら、仕事を押し付けられるかもしれません。
また、台風や大雪に日に電車を使わないなら出社してほしいと言われることも多いです。
終電を逃した人に泊めてと言われる場合がある
会社の近くに住んでいることを知っている同僚や上司に、泊めてと言われる場合があります。
とくに上司だと断りにくいです。1度泊めてしまうと何度も来る可能性があり、ストレスになります。
職場から近いから宅飲みしようと同僚が押し寄せてくる可能性もあります。
2回の頻度で会社から近いからって理由で同期が押し入ってきます。最初は断りがあったのですが最近は急に来るのでやめてほしいです。(20代後半)
休日に会社の人に会う可能性がある
プライベート時間に会社の人と会いたくない人には向きません。部署によっての休みの曜日が違う職場や、近くに住んでいる社員が多い会社は、ばったり会う可能性が高くなります。
いつどこで上司や取引先に会うかわからないので人によっては、リラックスしにくいです。
繁華街の近くだと治安が気になる
都心のビジネス街は近くに繁華街があります。会社の近くに住むと、繁華街にも家が近くて治安が微妙な場合があります。
深夜までやっているお店の明かりや騒音で寝れないことがあります。また、女性の1人歩きは不審者に狙われやすいので、用心する必要があります。
行動の範囲が狭くなる
普段の生活が家から会社の距離で完結してしまいます。意識して出かける用事を作らないと、行動範囲が狭くなります。
とくにインドア派の人は自宅から職場と買い物スポット以外は、ほぼ出歩かなくなります。
会社の近くに住むことによって、良いように使われがちです。
会社の近くに住んだほうが良い人の特徴
会社の近くに住もうか迷っている人は、以下の項目に当てはまるか確認してください。
複数当てはまる場合は、会社の近くに住んだほうが快適に過ごせます。
- ・家賃手当てを利用したい
- ・睡眠時間を多く確保したい
- ・自分の時間を多く確保したい
- ・満員電車に乗りたくない
- ・休憩時間を自由に使いたい
- ・仕事終わりに少しでも家に帰りたい
- ・休日に会社の人と会っても気にならない
- ・繁華街が近くても気にならない
会社の福利厚生である家賃手当を使って、生活費を抑えたいという人は会社の近くがおすすめです。
満員電車でのストレスを減らして心身共に快適に過ごしたい人や、プライベートなどの「時間」を大切にしたい人にも、職場の近くに住むのに向いています。
逆に、オンオフをきっちり分けたい人や、満員電車より家賃の安さを優先したい人は、会社の近くに住まないほうが良いです。
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