お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
お部屋探し用語や探し方のコツ・街の住みやすさなどを初心者にもわかりやすいように解説します。

引っ越し準備のやることリスト|部屋探しから入居後までの手順や注意点を紹介!

引っ越し準備のやることリストのイメージイラスト

引っ越し準備のやることチェックリストを作成したので活用してください!引っ越し準備の手順や注意点を、お部屋探し、引っ越し業者選び、前日・当日・引っ越し後にやることに分けて紹介します!役所・ライフライン手続きなども紹介します!

引っ越しやることリスト

引っ越しする際に、やることが多すぎて何をやればいいのかわからないという人のために、やることチェックリストを作成しました。

引っ越しが決まってから・引っ越し業者が決まってから・引っ越し前日・引っ越し当日・引っ越し後の順番で紹介していきます。

引っ越しすることが決まったらやること

引っ越しすることが決まったら、まずやることを紹介します。

引っ越しのスケジュール決め いつまでに引っ越しするかを先に決め、逆算でスケジュールを立てましょう。新居探し目安は1ヶ月半~2ヶ月前です。
退去手続き
(賃貸に住んでいる人)
引っ越し日がある程度決まったら、管理会社に退去連絡をしてください。基本的に退去日の1ヶ月前までに連絡しなくてはいけません。
ネットで部屋探し ネットでどういうお部屋があるのか、どんな条件のお部屋にすべきか調査しましょう。
不動産屋で部屋探し 不動産屋でネット上に無いお部屋も含めて紹介してもらい、気になるお部屋の精査、内見してください。
入居審査・賃貸契約 内見で気に入った部屋を見つけた場合、1件だけ入居申込しましょう。そのまま入居審査に進み、通ると賃貸契約できます。
引っ越し業者の選定 入居審査中と同時期くらいに、引っ越し業者をどこにするかも決めておきましょう。

引っ越し業者が決まってからやること

引っ越し業者が決まってからは、引っ越し準備を開始してください。主にやることは、以下の5つです。

不用品の処分 作業スペースを空けるためにも、先に不用品の処分をしましょう。くれぐれも、自治体ルールを守って処分してください。
持っていく荷物の梱包 新居に持っていく荷物の梱包をしましょう。段ボールは引っ越し業者から買うか、スーパーでもらってきてください。
原状回復
(賃貸に住んでいる人)
荷物の梱包が終わったら、ある程度お部屋の中をキレイにしましょう。元通りに戻す必要はありませんが、キレイであればあるほど退去費用が高くなりにくいです。
行政など必要手続き 役所や教育施設などに、引っ越しする旨を伝え手続きしましょう。とくに住民票を移すための、転出届は忘れずに。
ライフラインの停止連絡 ガス水道光熱費や、インターネット、NHKなどに、契約を停止する旨を連絡してください。

引っ越し前日にやること

引っ越し前日は、主に引っ越し業者に渡す荷物と、自分で持っていく荷物の確認をします。

荷物の搬出 引っ越し業者が到着したら、梱包した荷物の搬出をしてもらいましょう。
手荷物の最終確認 自分自身で持っていく手荷物の確認も忘れないでください。重要書類や通帳・カード類は必ず、手持ちに入れましょう。
冷蔵庫・洗濯機の水抜き ちなみに、引っ越し業者が到着するまえに、冷蔵庫と洗濯機の水抜きをしておきましょう。忘れると、当時したはずのお部屋が、汚水で汚れます。

引っ越し当日にやること

引っ越し当日は意外とやることが多いので大変ですが、一つ一つきちんと済ませてください。

退去立会い
(賃貸に住んでいた人)
退去日と新居入居日を同日にしている場合は、退去立会いが必要です。この時に、鍵の返却もします。
新居の鍵の受け渡し 新居の鍵の受け渡しは、不動産屋までとに行くことが多いです。その際、印鑑が必要です。
ライフライン開通 入居日は、ガス・水道・電気などのライフラインを開通させます。ガスの開通は立会いになることが多いので、早めの時間帯に設定しましょう。
荷物の搬入 引っ越し業者が到着したら、荷物の搬入をしてもらいましょう。できれば、電化製品は設置してもらうと良いです。
荷ほどき 引っ越し業者が帰った後は、荷ほどきしましょう。取り急ぎ、寝具と衣類は開けておくと良いです。
お部屋のレイアウト 荷ほどきしつつ、家具家電をお部屋内に配置し、自分好みのレイアウトにしましょう。
掃除 荷ほどきが終わったら、段ボールや紐などのゴミをまとめて、軽く掃除してください。

引っ越し後にやること

引っ越し作業が終わった後にあることは、主に3つです。

行政などの必要手続き 役所に転出届(住民票の移動)・印鑑登録などをおこない、免許書や金融機関などの住所変更をしてください。
梱包材の処分 段ボールやクッション材、紐など、荷解きででたゴミを処分しましょう。段ボールは資源ゴミ、クッション材と紐(ビニールなら)は燃えないゴミで出してください。
足りないものの買い足し 家具家電や日用消耗品、衣類などで足りないものを買い足してください。急ぎではないものは、徐々に集めると良いです。

お部屋探し~賃貸契約までのコツ

お部屋探しをするうえでの注意点や探すうえでのコツ、内見時に確認すべきポイントや賃貸の入居審査などをまとめました。

以下で紹介することを抑えておけば、お部屋探しに失敗しにくくなります。

家賃は手取りの3分の1に抑える

お部屋を探すときの家賃目安は、手取りの3分の1に抑えましょう。

手取り3分の1以上のお部屋を選んでしまうと、食費や娯楽費を削らないといけなくなるうえ、冠婚葬祭や職場の飲みなどの急な出費の時にお金が足りなくなってしまいます。

家賃目安
手取り18万円 60,000円
手取り19万円 63,000円
手取り20万円 67,000円
手取り21万円 70,000円
手取り22万円 73,000円
手取り23万円 76,000円

ちなみに、新社会人の場合は、スーツ代や付き合いの飲み会が増えるので、手取りの4分の1ほどまで抑えたほうが良いです。

お部屋の希望条件は絞っておく

お部屋の条件は、こだわればこだわるほど物件数が少なくなるうえ、家賃が予算より高くなってしまいます。

そのため、予算とエリア以外に、絶対譲れない条件を2~3つほどまで絞っておくと選択肢が増えるので、理想のお部屋を探しやすいです。

以下で、お部屋探しの条件例を紹介するので、どんな条件で探したら良いのか迷っている人は参考にしてください。

・家賃
・間取り
・キッチンの広さ
・何階にあるお部屋か
・日当たりの良さ
・お風呂とトイレが別々か
・独立洗面台などの設備があるか
・周辺地域の買い物環境
・周辺の治安が良いか
・駅までの距離
・学校や勤務先までの距離

例えば「室内洗濯機・駅徒歩10分以内」や「バストイレ別・築年数20年以内」などの条件に絞って探すと、物件数が多いです。

内見で最低限確認すべきポイント

住んでから、イメージと違った、レイアウトしにくいなど後悔しないためにも、内見は必ず行うべきです。

とくに、以下の部分は確認しておきましょう。

・壁の厚さや防音性
・玄関とお部屋の扉の幅
・カーテンレールの幅や床までの高さ
・日当たりや窓の結露跡
・窓を開けたときのニオイ
・ベランダの使い勝手
・スマホの電波がきちんと入るか
・コンセントやケーブルの位置
・収納スペースの広さ
・ゴミ置き場の場所と清潔さ
・最寄り駅までの距離

ちなみに内見時は、最寄り駅から物件まで実際に歩いてみて、お店の有無や坂道、自分の足だと何分かかるのかも確認すべきです。

審査に通らないと賃貸契約できない

入居したい物件が決まったら不動産屋を通して申し込みをしますが、大家さんによる審査に通らないと賃貸契約は結べません。

審査には以下の書類が必要なので、役所で発行してもらいましょう。不備があったり書類を用意できないと、入居審査に落ちる可能性が高くなります。

・身分証明書(免許証・保険証・パスポートなど)
・収入証明書
・住民票(同居人がいる場合は全員分)
・印鑑証明書
・通帳のコピー(預貯金審査の場合)
・連帯保証人の身分証
・連帯保証人の収入証明書

また入居審査では、収入や職業、クレジットカードの支払い履歴などの信用情報が調べられるため、審査日数が3日~10日ほどかかります。

▶入居審査の詳しい説明はこちら

引っ越し業者の選び方

引っ越し業者は「利用料金」か「サービス内容」どちらを重視するかで選びましょう。

料金を優先するなら相見積もりで探す

引っ越し業者の利用料が安いところを探すなら、一括見積もりで複数の業者から目安費用を出してもらって、1番安い場所を選びましょう。

一括見積もりサイトの中でもおすすめなのが「引越し侍」です。ダントツで提携業者数が多く、全国の約310社の中から最適な業者に絞って見積もりを依頼できます。

↓費用を安く抑えたいなら引っ越し侍↓

また、A社よりもB社のほうが気になったけど、値段が高いという場合は「A社のほうが★★円安かったのですが、相談できませんか?」と聞いてみて下さい。

上手くいけば、多少値引きしてくれたり、同額まで抑えてくれる場合もあります。

サービス内容を優先するなら大手

サービス内容を優先するなら、大手の引っ越し業者のがおすすめです。

引っ越し単身パックや、荷物量によって既にプランが決められていたり、梱包や家電製品の設置などのオプションも充実しています。

また、家具家電が破損した場合の保険や手当も、大手業者のほうが細かいプランに分けて準備していることが多いです。

荷造りは最低でも1週間前から始めるべき

ダンボールで梱包している様子

荷造りは、最低でも1週間前から作業を開始しておけば、引っ越し業者に伝えた日程にギリギリ間に合います。

荷物が少ない人でなら3日ほどで良いですが、荷物量が普通~多い人は、段ボールに梱包・家具の解体・ゴミ捨て・大掃除をしなければいけないので1週間前でギリギリです。

荷造り開始したすぐは、食場ずれの服や本などの使用頻度の低いものから箱詰めしましょう。その際、1年以上使ってないものは、今後も使う可能性が低いのでなるべく処分しましょう。

ドライヤーやタオル、下着などの直前まで使うものは最低限の荷物量まで絞って起き、引っ越し業者が来る前日や当日にすぐに段ボールに詰め込めるようにしておくと良いです。

ダンボールの側面には通し番号や中に入っているものを書き、スマホなどに何を入れたのかリストをメモっておくと、引っ越し後の荷解きがラクになります。

エアコンや洗濯機などの大型の家具家電は、引っ越し業者に梱包を依頼できます。もしもの場合に備えて、パソコンのデータはバックアップを取っておきましょう。

荷造りと並行して徹底的に掃除する

荷造りと並行して、お部屋を徹底的に清掃します。要らないもの、ほとんど使っていないものを断捨離すると引っ越し費用を節約できます。

粗大ごみは自治体によって処分の方法が決まっているので、好き勝手には捨てられません。リサイクルショップの買取やネットオークションなどを活用するのもおすすめです。

水回りのカビ、壁紙や床の汚れなどを綺麗にできれば、退去費用が安くなる場合があります。

住所が変わる前に済ませるべき手続き

電球と女の子
新居の住所になる前までに済ませなければいけない手続きを紹介します。

行政手続き

退去日が確定したら、行政手続きを進めないといけません。手続きには印鑑が必要になるので、忘れずに持っていってください。

とくに、住民票の転出届は必ず引っ越し日までにしておきましょう。自治体によっては、引っ越し後14日を過ぎると罰則があります

ただし、転出届発行後はほかの収入証明書などを出せなくなります。保育園の入園審査などで、必要になるなら、先に収入証明書を発行して、転出届を出しましょう。

・転出届の発行
・印鑑登録の廃止
・児童手当の住所変更
・子どもの転入学の手続き
・国民健康保険の資格喪失届
・原付自転車の廃車申告(ナンバープレートの返納)
・介護保険被保険者証の返納

何をすればよいかわからない場合は、役所の総合窓口で相談すれば、どこの窓口に行けばよいのか教えてくれます。

そのほかの手続き

その他、人によっては以下の手続きもしなければいけません。

・郵便物の転送手続き
・銀行、携帯電話会社などの住所変更
・火災保険や地震保険などの住所変更
・NHK、衛星放送、ケーブルテレビの住所変更
・新聞の解約手続き
・食材配送サービスなどの住所変更

はがきやサービスのDMなど、旧住所に届いて個人情報が他人に見られる可能性があるので、郵便物の転送手続きだけはやっておきましょう。

引っ越し当日の流れ

鍵と図面

引っ越し日当日は「新居の鍵の受け渡し」「ライフライン開通」「荷物の搬入・荷解き」の順番で作業を進めます。

一番先に、不動産屋もしくは管理会社に新居の鍵を取りに行ってください。受け渡しの際に、印鑑や契約書類が必要です。

鍵を受け取ったら、新居に向かいライフラインの開通です。水道や電気はネットや電話で開通できますが、ガスの開栓はスタッフが立会いしなければいけません。

荷物でガス栓が塞がれてしまった、荷物があってスタッフが開栓しづらい場合があるので、引っ越し業者が来る前にライフラインの開通を済ませておきましょう。

引っ越し業者が荷物を持ってきた後は、家具家電の配置や段ボールから自分の荷物を取り出してお部屋の中を片付けてください。

なるべく大きいものは、業者にお願いして設置する場所まで運んでもらうと良いです。

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引っ越し後に早めに済ませるべき手続き

住民票

引っ越し完了後も、色々と手続きをおこなわなくてはいけません。

面倒だからといって後回しにすると、後々後悔するので、なるべく早めに手続きを済ませてください。

行政手続き

取り急ぎ、役所や年金機関などに行き、住民票の転入届を提出、マイナンバーや国民年金、免許証の住所変更だけでも終わらせましょう。

やっておくべき行政手続きは以下のようなものがあります。

・転入届
・マイナンバーの住所変更
・印鑑登録
・国民年金の住所変更
・児童手当の住所変更
・母子手帳の住所変更
・福祉手当の住所変更
・医療制度の住所変更
・運転免許証の住所変更
・車庫証明の住所変更
・自動車やバイクのナンバープレートの変更
・パスポートの更新
・飼い犬の登録

転入手続きができるのは引っ越しから14日以内なので、なるべく早く済ませましょう。

そのほかの手続き

その他、勤務先や金融機関、ネット上のサービスなども住所変更をしておきましょう。

複数利用していてわからないという人は、紙に書き出してみて情報を整理するのも手です。

意外と忘れがちな、クレジットカード会社への住所変更連絡も忘れないでください。ネット上で書き換えられる場合は、先に済ましておいた方がラクです。

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