「アパートのゴキブリ対策はどうする?」
「侵入経路はどこなの?」
アパートやマンションを探す上でゴキブリが出ない家を条件に挙げる人は多いです!せっかく引っ越すならゴキブリを気にせずリラックスできるお部屋がいいですよね。
しかし、一見キレイなお部屋でもゴキブリが出ることがあります。対策しておかないと連日ゴキブリの出現に悩まされることも…。
そこで当記事では、ゴキブリの対策方法や虫が出にくいお部屋の探し方を紹介しています。ぜひ参考にしてください。
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アパート・マンションのゴキブリ対策9選
アパート・マンションにゴキブリが発生するのを防ぐのに、とくに効果的な対策方法は、以下の9つです。
②屋外用のブラックキャップを設置する
③こまめにお部屋を掃除する
④生ごみを毎日密封して捨てる
⑤段ボールや新聞紙をすぐに捨てる
⑥玉ねぎやジャガイモは吊るして保存する
⑦就寝時や外出時は排水口に蓋をする
⑧室内にハーブやアロマを置く
⑨5℃以下の寒い日に3時間換気する
ゴキブリは、室内に発生する前に、できる限り対策しておくべきです。
上記の9つの方法は、アパート、マンション、戸建てといった建物の種類を問わずに有効な対策です。以下で、それぞれの方法を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
①侵入経路になりえるスキマを塞ぐ
ゴキブリ対策でもっとも効果のある対策は「侵入経路になりえるスキマを塞ぐ」です。
ゴキブリは2mmのスキマでも侵入するので、可能な限り、侵入経路になりえるスキマはすべて防ぎましょう。
気を付けるべき箇所は「玄関」「窓」「換気扇」「エアコン」「排水管」です。
玄関や窓の隙間は、ホームセンターに売っているスキマテープやゴムチューブで防ぎましょう。エアコン用のホースを通す穴は、粘土のような専用パテ、もしくはゴム板を詰めてください。
エアコンの外気のホースや排水溝は、ストッキングが効果的です。ホースの先端にストッキングを被せ、ビニールテープかゴムで蓋をしましょう。排水溝は、蓋にストッキングを被せるだけです。
換気扇は24時間回しておけば、ゴキブリの侵入を防げます。24時間回せない人は、網が細かいタイプのフィルターがおすすめです。
②屋外用のブラックキャップを設置する
自宅の外に屋外用の「ブラックキャップ」を設置することで、家に入ろうと近づいてきたゴキブリを対策できます。
「ブラックキャップを置くと逆に引き寄せてしまうのでは?」という心配は誤りです。
あくまで家に近寄ってきたゴキブリを毒のエサに誘導するものなので、ブラックキャップのせいで集まることはありません。
また、換気扇や網戸といった侵入経路になりやすい場所に、あらかじめ待ち伏せタイプのスプレーを吹きかけておくのも効果があります。
③こまめにお部屋を掃除する
こまめにお部屋を掃除することも、ゴキブリ対策には効果的です。「絶対にゴキブリを見たくない!」という人は、最低でも週に1回は掃除しましょう。
ゴキブリは、食べカスや髪の毛、ハウスダストが好物なので、部屋が散らかっていると集まりやすくなります。
こまめに掃除をして、ゴキブリの餌になるものを排除しましょう。
とくに掃除し忘れがちな、家電の下のスキマ、ベッドの下の空間、お部屋の角のスペースは、重点的に掃除すべきです。薄暗くて狭いところは、ゴキブリの棲み処になっている可能性があります。
④生ごみを毎日密封して捨てる
シンクの三角コーナーや、排水溝にある生ごみは、毎日、袋に密封して捨てましょう。生ごみには強烈な匂いがあるので、そのままにしておくと、ゴキブリが近寄ってきます。
生ごみを入れた袋は、ふた付きのゴミ箱に捨てるのが効果的です。匂いをカットできます。
ごみ出しの日までベランダにゴミ袋を置いておくのは、絶対にやめましょう。匂いにつられて、ゴキブリが寄ってきます。
⑤段ボールや新聞紙をすぐに捨てる
引っ越しで使ったり、通販を利用した際に届いた段ボールは、すぐに捨てましょう。
外から運びこまれたものなので、小さなゴキブリや、ゴキブリの卵が付いている可能性があります。また、湿気を含んだダンボールは、ゴキブリのエサにもなります。
同じように、新聞紙を室内にためておくのも危険です。
段ボールや新聞紙は保温性があり、寒さが苦手なゴキブリにとって快適な棲み処になりやすいです。室内に放置していると、巣を作られる危険があります。
⑥玉ねぎやジャガイモは吊るして保存する
玉ねぎ、ジャガイモといった冷蔵庫に入れない野菜は、吊るして保存することで、ゴキブリを対策できます。吊るすときには、ストッキングや、みかんのネットに入れると良いです。
玉ねぎやジャガイモはゴキブリの好物です。床に置いていると、ゴキブリが近寄ってきます。ストッキングに入れて吊るしておくことで、匂いをかぎ取られる危険が下がり、対策になります。
「好物なら吊るしていても寄ってくるのでは?」と心配な人は、ゴキブリの嫌いなレモンやみかんの皮を一緒に吊るすのがおすすめです。
⑦就寝時や外出時は排水口に蓋をする
寝るときや、外に出かけるときには、排水口にフタをするのがおすすめです。排水管を通ってゴキブリが侵入するのを防げます。
キッチンは、通販でサイズの合うフタを購入して使いましょう。洗面所、浴槽の排水口は、備え付けの栓を使うと良いです。
⑧室内にハーブやアロマを置く
ゴキブリが嫌う、ハーブやアロマを室内や玄関に置いておけば、侵入されにくくなります。
・ローズマリー
・タイム
・クミン
・レモングラス
・セロリ
・キャラウェイ
・ラベンダー
・ゼラニウム
・除虫菊
とくにミントと除虫菊は、蚊など他の虫の侵入も防ぐのでおすすめです。
アロマやハーブはそのまま置いても効果がありますが、葉を煮詰めてエキスを抽出し、網戸などに吹きかけるより良いです。
⑨5℃以下の寒い日に3時間換気する
ゴキブリは5℃以下の寒い所では生きていけないので、冬の5℃以下の日に、3時間以上換気することも効果的です。成虫だけでなく、室内に紛れ込んでいる卵も撃退できます。
ただし、3時間以下の短時間の換気だと、ゴキブリが暖かい場所に逃げて生き延びます。3時間以下だと、お部屋の隅々まで冷たい空気が入らないからです。
アパートにゴキブリが出る原因
アパートにゴキブリが出る原因は、主に以下のようなものがあります。
・掃除をしていなくて髪の毛や埃が溜まっている
・段ボールをお部屋の中に放置している
・食べたものを片付けず放置している
・換気をしておらず室内の湿気が凄い
・玄関や窓を開けっぱなしにしている
・カバンや通販の荷物に紛れている
基本的に、侵入経路になりえるスキマをすべて防ぎ、お部屋の中をキレイにしておけばゴキブリは出てきません。
ただし、換気扇や排水口、エアコンのホースといった場所もあるため、お部屋を完全に密閉することは不可能です。
それでも、上記で紹介した対策を実践することで、ゴキブリが部屋に出るリスクをかなり減らせます。
万が一ゴキブリが出たときの対処方法
お部屋の中にゴキブリが出た場合の対策方法を5つ紹介します。
突然のゴキブリにパニックになる人もいますが、騒ぐとゴキブリがスキマに逃げて見失うことがあるので、できるだけ冷静に対処してください。
噴出距離が長い殺虫剤を使う
チャバネゴキブリは基本的に飛べないですが、黒ゴキブリは飛んでくる恐れがあるので、噴出距離が長い殺虫剤を使って仕留めましょう。
薬局やホームセンターで手に入る「ゴキジェットプロ」や「ゴキブリハンター」「ゴキブリ殺虫ゾル」あたりが、噴出距離も殺傷能力も強いです。
ただし、臭いが強烈なのと、退治後にベタ付きが残るのが難点です。
長い棒にガムテープをくっつけてとる
とくにチャバネゴキブリに有効なのが、長い棒にガムテープをくっつけてとる方法です。
飛翔能力がないためガムテープで駆除しやすいですが、動きが早いので1発で仕留める必要があります。
ガムテープにくっつけた後は、そのままゴミ袋かスーパーの袋にくっつけて蓋をしましょう。あとは、袋ごとガムテープでぐるぐる巻きにして捨てれば良いです。
殺虫剤の強烈な臭いが室内に残らない点は良いですが、仕留めた後にゴキブリと距離を詰めなければいけない部分がネックです。
バルサンを焚く
ゴキブリを殺虫剤やガムテープで仕留めた後は、別のゴキブリが出ないように「バルサン」などの霧タイプの殺虫剤をまきましょう。
おすすめ製品は「アースレッドプロα」「バルサンプロEX」です。
ただし、霧タイプの殺虫剤をまいている間は室内に入れないうえ、強烈な臭いが残ります。
また、1度まいたからといって安心できません。ゴキブリの卵はセメントのように固い膜で守られているので、中まで殺虫剤が届かない可能性があるので、2~3週間後にもう一度焚きましょう。
家電製品近くに毒餌を置く
お部屋の隅や押入れに毒餌(ベイト剤)を置きがちですが、ゴキブリは暖かい場所が好きなので、家電製品近くにも毒餌を置きましょう。
おすすめの毒餌は「コンバット ブラックハンター」や「ブラックキャップ」で、固形よりはゼリータイプのものが食べられやすいです。
また、ゴキブリにも食の好みがあるようなので、併用して2種類使うと取り逃しがなく、より効果的です。
ゴキブリ駆除業者にお願いする
ゴキブリが大の苦手で自分で駆除できない人は、ゴキブリ駆除業者にお願いしましょう。24時間年中無休で対応してくれる業者も多いです。
業者によって費用が違いますが、おおよそ間取り別で下記のような価格設定がされています。
ワンルーム | 約12,000円 |
---|---|
1K | 約12,000円 |
1DK | 約15,000円 |
1LDK | 約15,000円 |
2K | 約17,000円 |
2DK | 約17,000円 |
2LDK | 約20,000円 |
どの業者も、基本的な作業内容は、ゴキブリの駆除・養生・毒餌設置・作業場所の簡易掃除です。業者によっては、霧タイプの殺虫剤散布をしてくれるところもあります。
ちなみに緊急時の場合は、素早い業者で20分以内に駆けつけてくれるようです。
害虫駆除専門の「ムシプロテック」は、ゴキブリ対応が8,000円~と相場よりも安いうえに、出張料もかからないので、おすすめです。
「ゴキブリは殺すと増える」という噂は本当か?
まれに耳にする「ゴキブリは殺すと増える」という噂は、半分本当です。ただ、正確には「死骸やフンが残っているとゴキブリは増える」です。
ゴキブリは、常にフェロモンを発して仲間と交流しています。「ここにエサがある」「この場所が住みやすい」という内容を伝えあっており、そのフェロモンは死骸やフンからも出ています。
このため、無事にゴキブリを撃退できたとしても、死骸がゴミ箱に残っていたり、散らかっている部屋にフンがあったりすると、仲間が集まり続けます。
ゴキブリを見かけたら、一匹を退治するだけではなく、死骸を完全に処分し、部屋を徹底的に掃除しましょう。
ゴキブリが出ないアパートの探し方
ゴキブリが出ないアパートに引っ越ししたいと考えている人は、以下の6つの条件でお部屋を探しましょう。
②建物構造が鉄骨造
③築年数が浅い
④1階に飲食店やコンビニが入っていない
⑤近くに公園や畑などがない
⑥風通しと日当たりが良い
それぞれ、なぜその条件が良いのか、解説していきます。
①3階以上のお部屋
ゴキブリは下から上への飛行能力が低いため、3階以上のお部屋であれば窓などから直接侵入されません。
飛翔能力が高い黒ゴキブリも、上から下に滑空するように飛ぶものが主なので、極力出会いたくない人は高層階を選びましょう。
ただし、100%出なくなるというわけではありません。背の高い木と伝って侵入してきたり、エレベーターに乗って侵入する可能性もあります。
②建物構造が鉄骨造
アパートに住む場合は、木造ではなく鉄骨造という建物構造で作られた物件を選ぶべきです。
木造は、通気性を良くするため柱や壁の間に隙間を開けて建てられているので、外からゴキブリが侵入しやすいです。
また、マンションでよく見かけるSR造やSRC造も、鉄骨造同様にスキマがないので、ゴキブリは侵入しにくいです。
③築年数が浅い
築年数が浅いお部屋であれば、室内がキレイなうえ、劣化などによるヒビや穴が開いていないのでゴキブリが発生しにくいです。
また、過去に住んでいた住人が少ないので、ゴキブリの卵などが残っている可能性が低いです。
逆に、築年数が古いゴキブリだと、劣化などによるヒビや穴から侵入してきたり、ゴキブリの卵などがお部屋の中に残っている可能性があります。
④1階に飲食店やコンビニが入っていない
1階に飲食店やコンビニが入っていない物件を選んでください。
1階に飲食店やコンビニが入ってるマンションやアパートは、店内や倉庫に残っている廃材の臭いにつられて集まったり、段ボールに卵が産み付けられている可能性があります。
また、同じ理由から、近くに飲食店や大型倉庫がある場所も避けるべきです。
⑤近くに公園や畑などがない
ゴキブリは元来、落ち葉の下や腐葉土の中、木の幹のスキマが生息地です。そのため、近くに公園や畑などの自然が少ない場所を選べば発生しにくいです。
また、ゴキブリは雑食で昆虫などもエサにすることから、公園など緑が多い所に住み着きやすい傾向にあります。
⑥風通しと日当たりが良い
ゴキブリは、湿っぽくジメジメとした暗い場所を好みます。そのため、窓の前に建物がない風通が良いお部屋や、南向きで日当たりが良いお部屋を選べば、ゴキブリの発生を防げます。
また、ゴキブリの好物である埃やカビ、ダニの発生を防げるので、アレルギー対策もできて一石二鳥です。
- 一都三県ほぼ全ての物件を用意
- 早朝から深夜まで相談可能
- ネットにない物件をタイムリーに紹介
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