シェアハウスを検討しているけど、探し方が分からない人の悩みを解消します!
シェアハウスの物件をどこで探せばよいのか、初心者におすすめのサイトや、物件情報や内見で確認すべきポイントも紹介します。
避けるべきシェアハウスの特徴もあるので、シェアハウス探しで失敗しないためにも、是非参考にしてください。
シェアハウスを探す時の手順
実際にシェアハウスを探す際の手順は以下の通りです。
・シェアハウスサイトで物件を検索する
・物件情報をよく確認する
・物件の空室状況を問い合わせる
・内見に行く
・審査に通過すれば入居開始
物件探し~入居までは約1~2週間
基本的に、物件を探してから入居するまでは大体1~2週間かかります。シェアハウスの入居審査は簡易的で、即入居可能だからです。申し込めば約4日程度で入居できます。
しかし、急いで入居したいからといって物件探しを適当にすると、自分に合ってないシェアハウスに入居する羽目になります。
入居してから後悔しないためにも、シェアハウス探しはとても重要です。どうやって探せばいいのか、どんな所を見るべきなのか、この記事で解説していきます。
住みたい条件の決め方
物件を探す時は、普通の賃貸物件と同様に「住む場所・予算・物件内の設備」に加えて「お部屋タイプ」を決めておくべきです。
住む場所の決め方
住む場所は、会社や学校の通学時間を考慮して決めたほうが良いです。
月の半分以上通うことになるので、住みたい場所で考えると通いにくい可能性があります。おすすめは「電車の乗車時間30分以内」です。
予算の決め方
予算は、家賃+共益費の「総家賃」で決めましょう。どちらも毎月支払う固定費です。
通常の賃貸物件の場合の家賃目安は、手取りの3分の1ですが、シェアハウスの場合は「手取りの4分の1」を目安にすると良いです。
手取り18万円なら予算は約4.5万円、手取り20万円なら予算は約5万円です。
設備は本当に必要なモノだけにする
物件の設備は、本当に必要なモノだけ決めておきましょう。特に希望がない人は、気にしなくて良いです。
例えば、シャワールームだけではなく浴槽が欲しい、自室に収納スペースがついている、全部屋セコムなどのセキュリティシステムがついているなどです。
どれも、物件情報や間取り図を見れば確認できます。
初心者は「個室タイプ」がおすすめ
お部屋タイプは、初心者なら「個室」がおすすめです。個室は名前の通り自室が自分一人のものです。
そのほかのタイプは、1つのお部屋をパーティションなどで区切って使う「セミプライベート」や、お部屋内に2段ベッドを敷き詰めた「ドミトリー」などがあります。
家賃の安さのみを重視するなら、個室より約1万円安いドミトリーを選んでも良いです。
シェアハウスを探す時のおすすめサイト
シェアハウスサイトは「運営会社のサイト」と「ポータルサイト」の2種類があります。
どのサイトを使えば良いか分からないという人のために、おすすめのサイトを紹介します。
初心者におすすめなのは運営会社サイト
シェアハウスに住むのが初めてという初心者は、運営会社のサイトで物件を探しましょう。
掲載されている物件は全て「自社管理物件」なので、管理体制やルールしっかり決められています。そのため初心者でも安心です。
また、物件情報や内装写真が豊富なので、シェアハウスの雰囲気が分かりやすいです。
特におすすめのサイトは以下の2つです。
とにかく費用を抑えたいなら「クロスハウス」 | |
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・初期費用が一律3万円 ・家賃が安い物件が多い ・物件の移動が無料でできる ・再入居の際の初期費用が無料 ・綺麗なお部屋が多い ・家具付きのお部屋がある ・1年以内の再入居は初期費用無料 |
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https://x-house.co.jp/ | |
立地の良さ重視なら「オークハウス」 | |
・駅近の物件が多い ・初期費用が安め ・物件の男女比や国籍比が分かる ・入居者による生活ブログが見れる ・物件内の3Dパノラマ写真が見れる ・コミュニティ重視の物件がある |
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https://www.oakhouse.jp/ |
物件をたくさん見たいならポータルサイト
とにかくたくさんのシェアハウスを見たいという人は、ポータルサイトがおすすめです。
ポータルサイトとは、スーモやホームズのように様々な運営会社のシェアハウスの空室情報が掲載されているサイトのことです。
運営会社だけでなく、個人経営の物件も掲載されています。そのため物件数が多く、種類も豊富です。
東京や大阪ではなく地方のシェアハウスを探したいという人も、ポータルサイトで探したほうが見つかりやすいです。
以下は、シェアハウスを探すのに特におすすめのポータルサイトです。
シェアハウス専門のポータルサイト大手「ひつじ不動産」 | |
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・運営スタッフによる物件レビュー ・取り扱い物件数が多い ・室内や共有部分の写真が豊富 ・豪華でおしゃれな物件が豊富 ・テーマごとに特集ページがある ・ファミリー向けシェアハウスあり |
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地方のシェアハウスを探すなら「シェアーズ」 | |
・地方のシェアハウスが多い ・割引中の物件を検索できる ・検索機能がシンプルで使いやすい ・女性専用シェアハウスが多い ・セキュリティが充実している物件がある |
ただしポータルサイトは、物件ごとに各運営会社に問い合わせなくてはいけないので、手間がかかります。
シェアハウスサイトでの物件の探し方
シェアハウスサイトでの物件の探し方を紹介します。
自分に合ったシェアハウスを見つけるために、サイトの機能を上手に活用しましょう。
色々な検索方法を活用する
物件を検索する際は、自分の目的や条件に合った検索方法を利用しましょう。
検索サイトにある主な検索方法は
・地図から検索
・駅から検索
・通勤通学時間から検索
・お部屋タイプから検索
の4種類です。
それぞれどんな人に合っているのか、以下でまとめました。
地図から検索
地図からシェアハウスを検索できます。地名や駅がよく分からない、土地勘のない人におすすめの検索方法です。
地図がGoogleMAPの場合、物件周辺のストリートビューを見ることもできます。
スーパーや飲食店、駅までの道のりも確認できるので、周辺環境にこだわりたい人にもおすすめです。
駅から検索
「駅から検索」は、池袋や新宿などの主要な駅に近い物件を検索できます。
週末は都心に出て遊びたい人や、都心に勤め先がある人におすすめの検索方法です。
通勤・通学時間から検索
通勤通学に使う駅を指定して、乗り換え回数と所要時間で検索する方法です。
通勤通学に時間をかけたくない人におすすめの検索方法です。
しかし、サイトによっては使えない場合があるので注意です。
お部屋タイプから検索
「個室タイプ」や「ドミトリー」などのお部屋タイプで検索する方法です。
住みたいお部屋タイプがすでに決まっているなら、活用すべき検索方法です。
物件情報をよく確認する
サイトに掲載されている物件情報は、必ずよく確認すべきです。見つけた物件が本当に自分に合うのか判断するためです。
どの情報を見ればいいのか分からない人のために、必ず見るべきポイントをまとめました。
・間取り
・物件の規模
・入居者属性
・家賃
・管理体制
・設備
具体的にどう見るべきか、以下で詳しく解説します。
物件写真
個室内や共有部分の写真は必ず確認すべきです。物件の雰囲気や設備状況が把握できます。
特に個室内は過ごす時間が一番長い場所です。落ち着ける雰囲気なのか、収納は足りそうなのかよく確認しましょう。
写真は物件ページに必ず掲載されています。しかし、空室になって間もない物件は掲載していないことがあります。
写真が無い物件に申込むのはハイリスクなので、できるだけ避けましょう。
間取り
個室内だけでなく、建物全体の間取り図は必ず確認しましょう。
例えば、お部屋が共有リビングに隣接していると、音が響いて気になってしまう可能性が高いです。
また、間取り図を見れば設備数が一目で分かります。各階のトイレや洗濯機が入居者数に対して少ないと、確実に混みあいます。
物件の規模
シェアハウスは、規模によって雰囲気が全く異なります。規模ごとの雰囲気を、以下の表でまとめました。
規模 | 人数目安 | 特徴 |
---|---|---|
小規模 | 2~10人 | ・コミュニケーションが得意な人向き ・家族のような距離感 ・常に和気あいあい ・騒音トラブルが少ない |
中規模 | 11~20人 | ・交流もプライベートも重視したい人向き ・全員が集まることは少ない |
大規模 | 21人以上 | ・共同生活初心者向き ・ドライな人間関係 ・騒音トラブルが多い ・交流イベントが多い |
例えば、静かなシェアハウスに住みたい人は4~6人程度の小規模物件が向いています。ただし、ある程度のコミュニケーション能力が求められます。
逆に、皆でワイワイするのが好きな人は大規模物件がおすすめです。
入居者属性
出典:https://www.oakhouse.jp/
入居者の年齢や国籍などの属性が掲載されている場合、必ず確認しましょう。入居者の属性を知れば、物件全体の雰囲気が分かります。
同年代が多いと距離感が近く、和気あいあいとします。年齢層がバラバラだと距離感があるので、必要なとき以外は関りが少ないです。
また、同性が多い物件が良い、日本人のみが良い、語学勉強をしたいので外国籍が多いところが良いなど、好みを見つけましょう。
家賃
物件の家賃が、自分の収入に対して高すぎないかチェックしましょう。
どんなに魅力的な物件でも、家賃が高すぎると生活が苦しくなります。
一般的な家賃目安は「手取りの3分の1」です。都内のシェアハウスの家賃相場は約5万~6万円なので、普通のシェアハウスであれば問題ありません。
しかし、設備が豪華な大型シェアハウスの相場は約6~7万円です。中には10万円以上の物件もあるため、注意が必要です。
管理体制
運営会社による清掃頻度や主なハウスルールなど、どのように物件が管理されているのか確認しましょう。
管理体制がしっかりしているシェアハウスは、トラブルが少なく、共有部分が綺麗なことが多いです。
運営会社や清掃業者が定期的に掃除に来るか、運営会社やオーナーの巡回はあるか、セコムなどのセキュリティ会社と提携しているかを確認してください。
設備
シェアハウスの共用部分や個室にどんな設備があるかは必ず確認しましょう。
浴室ではなくシャワーが設置されているなど、物件によって設備状況が異なるためです。
また、設備の設置数も確認すべきです。住民の数に対して設備数が少ないと、好きな時間に設備が使えません。
シェアハウスサイトによっては設備欄に設置数を記載しています。もし分からなければ、間取り図で確認しましょう。
良いシェアハウスを見つけるコツ
ただ検索するだけでは、確実に自分に合ったシェアハウスは見つかりません。
入居後に絶対後悔したくない人は、以下の3つのコツを実践してみましょう。
・面倒でも内見は必ずする
・分からない事は運営会社に相談する
こだわり条件を活用する
検索サイトによっては「女性専用」「2か国以上」などのこだわり条件を設定できます。
住みたい物件のイメージが明確にあるなら、設定すべきです。
特に女性は「女性専用」の条件がおすすめです。防犯面を重視したいなら設定しておきましょう。
面倒でも内見は必ずする
どんなに面倒で時間が無くても、内見は必ずしましょう。
ネットの情報で家賃や設備を知ることはできても、実際の雰囲気や住民の様子は内見しないと分かりません。
内見せずに入居したら、不便な点が多くて後悔したという人はよくいます。
入居者の交流具合はどのような感じか、物件内は清潔かなど、実際に住んで問題無いかよく確認しましょう。
内見でチェックすべきポイントは、後の項目で詳しく説明しています。
分からない事は運営会社に問い合わせる
設備状況や入居者層など、分からない事は運営会社に問い合わせましょう。
問い合わせのタイミングは、空室確認と同時にするのがおすすめです。
運営会社によっては、自分の条件に合った他の物件を紹介してくれる場合があります。問い合わせフォームは最大活用しましょう。
内見で最低限確認すべきポイント
内見時に最低、以下の項目を確認しておくと失敗しにくいです。
入居者の質が良いか | ・挨拶や会釈があるか ・人当たりが良さそうか ・見た目に清潔感があるか |
---|---|
共有スペースが綺麗か | 汚いと入居者の質が低い可能性大 |
お風呂・トイレの 鍵は閉まるか |
お風呂・トイレの鍵が閉まらないとトラブルに繋がる可能性あり |
居室に鍵があるか | 格安シェアハウスは居室に鍵がついてない可能性あり |
居室全体と 収納スペースの広さ |
・自分の荷物は収納できるか ※メジャーで採寸すると尚良し |
居室の壁の防音性 | ・共用リビングから音が聞こえるか ・生活音が筒抜けではないか |
居室に窓があるか | ・換気が悪い ・カビが生えやすい ・健康に悪い などの問題が起きやすい |
コンセントの数 | ・差込口は2つ以上推奨 ・PCを使う人は4つ以上推奨 |
スマホの電波が入るか | スマホの画面を確認しつつ、シェアハウス内を歩いてみると良い |
建物の周辺環境 | ・大きな音が出る施設はないか ・スーパーが近くにあるか |
避けるべきシェアハウスの特徴
シェアハウスの中には、管理が雑だったり、住み心地が良くない物件があります。
いくら家賃が安くても、快適に暮らせない物件には住むべきではありません。
入居後も快適に暮らすために、以下の特徴がある物件は避けましょう。
・狭くて窓が無い「脱法ハウス」
・共有スペースが汚い
・ハウスルールがない
・設備が少ない
・入居者が多国籍すぎる
・運営会社ではなく個人が経営している
極端に家賃が安い
家賃が1万円など、格安すぎるシェアハウスは避けましょう。何らかの問題を抱えている可能性が高いからです。
例えば、個室が極端に狭い、窓が隣の人と共用など、住環境に問題がある場合があります。
また、収入が不安定、ほかのシェアハウスを断られた人が多く集まるため、盗難や人間関係のトラブルが起きやすいです。
狭くて窓が無い「脱法ハウス」
上の図のように、個室内が狭くて窓が無い物件は避けるべきです。無許可で貸し出されている「脱法ハウス」の可能性が高いからです。
脱法ハウスとは、倉庫やオフィスなど、住居として作られてないお部屋を無理矢理改装している物件です。
窓やコンセントがない、壁が薄くカプセルホテルのように狭いなど、住む場所として適していません。
また、防火器具がなく、避難経路も確保されていないので大変危険です。どんなに格安でも絶対に避けましょう。
共有スペースが汚い
共有スペースが汚い場合は、掃除ルールがなく無法地帯になっている可能性があるので避けるべきです。
また、入居者全体のモラルが低く、トラブルが頻発している可能性が高いです。
特にキッチンは汚れやすく、使用済みの皿や調理器具が放置されている場合は要注意です。
ハウスルールがない
ハウスルールがないシェアハウスは、無法地帯になっていて共有部分が汚い、盗難が発生するなどトラブルに繋がりやすいです。
また、先入居者の暗黙のルールを共有してもらえず、知らないうちにルール違反になっていたというトラブル事例もあります。
設備が少ない
入居人数に対してシャワーやトイレ数が少ないシェアハウスは、利用者の順番待ちトラブルが多発します。
トイレ中にドアをノックされ続ける、シャワーを利用したいのに空くまで待たなければいけないなど、かなりのストレスです。
入居者が多国籍すぎる
多国籍過ぎるシェアハウスは、文化の違いによるトラブルが起きやすいです。
また、お互いの言葉が通じず、注意しても直らない可能性が高いです。
国際交流目的でシェアハウスに住む人は、せめて国籍が3ヵ所ほどの物件にしましょう。
運営会社ではなく個人が経営している
シェアハウスの中には、法人ではなく個人の管理人が運営している物件があります。
格安で良心的な物件も多数ありますが、一部では悪質な物件もあるので、初心者にはあまりおすすめしません。
具体的には、管理人に有利なルールがある、管理人との上下関係があるなどです。また、管理人がトラブルに慣れていないことが多く、対応してもらえません。
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