シェアハウスの間取りはどういうのがある?どんな間取りのお部屋が良い?という疑問を解決します。
実際のシェアハウスの間取り図や、間取りで注意すべきこと、ネット上に間取り図がない場合の対処方法も紹介します。
シェアハウスの内見時に確認すべきポイントや、シェアハウスを探すのにおすすめなサイトも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
シェアハウスでよくある間取り
シェアハウスでよく見かける一般的な間取りを2つ紹介します。
基本的にどのシェアハウスも、共同スペース+それぞれの居室で間取りが構成されているので、特殊な間取りは少ないです。
一般的なタイプ
一般的なタイプは、リビング(共有スペース)と居室が同じ階に集まっている間取りです。
階数が多い建物の場合は、1階に共有スペースと居室、2階以上は居室とトイレのみというパターンが多いです。
全室同じ作りになっていることが多く、どのお部屋を選んでも内装は同じです。
メゾネットタイプ
メゾネットタイプのシェアハウスは、1階が共有スペース、2階が居室になっている間取りです。
外観がアパートのような物件でよく見かけるタイプのシェアハウスです。
メゾネットタイプの場合、建物が一軒家程度の大きさしかないことが多いので、シェア生活する人数が少ないほうが良い人に向いています。
実際のシェアハウスの間取り例
実際のシェアハウスの間取り例をいくつか紹介します。
稲荷町にあるシェアハウス
稲荷町にあるシェアハウスは、居室が3.5畳とかなり狭いタイプのお部屋です。
各階にトイレがありますが、シャワールームは1階に1つしかありません。ただ、居室がほぼ四隅にあるので、お互いの生活音が響きにくい間取りです。
内装はハイタイプのロフトベッドが設置されており、ベッド下にタンスとコンパクトタイプのデスクが置かれています。
西日暮里にあるシェアハウス
西日暮里にあるシェアハウスは、1階・2階ともにキッチン・トイレ・シャワールームがあるので、同じフロアにいる人以外とは顔を合わせにくい作りです。
ただ、居室同士が隣り合っているので、壁が薄いとやや生活音が気になります。
内装は、ベッドは備え付けられていますがそれ以外の家具はないので、自分で用意しなければいけません。
上板橋にあるシェアハウス
上板橋にあるシェアハウスは、居室と同じ広さのダイニングが1つありますが、共有部分はどこも狭い間取りとなっています。
シェアハウスというよりは、水回りが共同になっているだけの安い賃貸物件と考えたほうが良さそうです。
居室は特殊な形のお部屋がありますが、どのお部屋も6畳はあるのでワンルームで一人暮らししているのと同じです。
ただし、お部屋によっては家具配置しにくい間取りとなっているので、必ず内見でお部屋の中を確認したほうが良いです。
シェアハウスの間取りで注意すべきこと
シェアハウスに住む際、間取りで注意すべきことを紹介します。住み心地に関することばかりなので、しっかり把握しておきましょう。
居室のタイプは3種類ある
図面だけで間取りを見ると、ほぼ同じに見えますが居室の対応は全部で3種類あります。
個室タイプは、1人1つ居室があるのでプライベートが守られます。共同するのは、トイレやお風呂・キッチンなどの水回りのみです。
セミプライベートタイプは、広い居室の中を複数人で分けて住むタイプです。それぞれの空間は、パーティションやカーテン付きのロフトベッドなどで分けられます。
ドミトリータイプは、広い居室の中に2段ベッドが複数設置されているタイプです。隔てるものがないので24時間ずっと共同生活になります。
短期間のみ住むならどのタイプでも良いですが、半年以上の長期間シェアハウスで暮らす場合は個室タイプの間取りを選ばないとストレスが溜まりやすいです。
お風呂とトイレが別になっているか
お風呂・トイレ・洗面所が一緒な3点ユニットバスだと、1人が使用しているときにほかの人は一切利用できません。
そのため、最低でもお風呂とトイレが必ず別になっている間取りを選ぶべきです。
できればお風呂の手前に脱衣所スペースがついていると、なお良いです。
居室内に収納スペースがついているか
居室内に収納スペースがついてるのかも、事前に確認しておきましょう。
荷物が少ないミニマリストであれば不要ですが、それ以外の人は収納スペースがないとお部屋の中に荷物が散乱しやすいです。
居室に収納スペースがついていない場合は、全員共通で使える収納棚などが設置されていることが多いです。
ただし、いつの間にか自分の荷物が紛失しているなどトラブルの原因になりやすいので注意してください。
もともとシェアハウスとして作られているか
最初からシェアハウスとして建てられた物件であれば、共同しやすい間取りになっています。
ですが、4LDKのお部屋の改造や、買い取った施設の改造からシェアハウスになった建物は、やや不便な間取りになっていることがあります。
例えば、居室に窓がない、コンセントの数が極端に少ない、共同スペースが狭すぎるなど住みにくい可能性があります。
気になる人は間取り図だとわかりにくいので、担当スタッフに聞いてみると良いです。
ネット上に間取りがないときの対処方法
まれにネット上の物件情報に間取り図が掲載されていない場合があります。そんな時、どうやって間取りを確かめれば良いのか、2つの方法を紹介します。
物件名や管理会社で検索してみる
物件サイトではなく、GoogleやYahooなどの検索エンジンで直接、物件名や管理会社名で検索してみましょう。
物件名の場合は、以前掲載されていた時の画像が出てくることがあります。
管理会社で検索した場合は、管理会社のサイトに物件情報と一緒に掲載されていることがあります。
メールで問い合わせしてみる
物件名や管理会社名で検索しても出てこなかった場合は、シェアハウスの管理会社にメールで問い合わせましょう。
この度、ルームシェアを考えており物件を検索していたところ、△△(物件名)が気になっております。
もし間取り図などがありましたら、1度見せていただきたいです。
お忙しいかと思いますが、どうぞ宜しくお願いいたします。
(自分の名前とメールアドレス)
問い合わせても間取り図がない、1度来店してほしいなど出し渋るときは、何かしら問題がある物件なので避けたほうが良いです。
シェアハウスに住むなら必ず内見すべき
シェアハウスに住もうと考えている人は、かならず内見すべきです。
内見は普通の賃貸物件と同じで、その建物の内部まで確認できます。そのため、普段生活している人がどんな人たちなのかも確認できるチャンスです。
自分と相性が良ければ住んだ後でも快適に暮らせます。ただ、内見時に少しでも微妙と感じた場合は、できるだけ避けたほうが良いです。
シェアハウスの内見時に確認すべきポイント
シェアハウスの内見時に、とくに確認すべきポイントをまとめました。
チェックリスト形式にしているので、ぜひ活用してください。
入居者の質が良いか | 挨拶や会釈があるか、人当たりが良さそうか、見た目に清潔感があるかなど、第一印象で判断しましょう。 | |
---|---|---|
共有スペースが綺麗か | 共有スペースが汚い場合は、掃除ルールがなく無法地帯になっている可能性があるので避けるべきです。 | |
お風呂・トイレの鍵が閉まるか | お風呂・トイレの鍵が閉まるか確認しておきましょう。思わぬトラブルに繋がる可能性があります。 | |
居室に鍵があるか | 安いシェアハウスの中には、居室に鍵がついてない場合があります。防犯面やプライバシー問題を気にする人は、居室に鍵がついているか必ず確認しましょう。 | |
居室全体と収納スペースの広さ | 家具家電や衣類などを置くスペースがあるか、きちんと収納できるかを確認しておくべきです。メジャーで採寸すると尚良いです。 | |
居室の壁の防音性 | 壁の中央をノックして軽い音が聞こえないか、住んでいる人達の生活音が筒抜けではないか確認してください。 | |
居室に窓があるか | 居室に窓がないと換気が悪く、カビが生えやすい、健康に悪いなどの問題が起きやすいです。 | |
コンセントの数 | 居室のコンセント数を確認しましょう。差込口が最低2つあれば、タコ足配線でどうにかなります。PCを使う人は4つ以上あると良いです。 | |
スマホの電波が入るか | 建物によっては、床に座るとスマホの電波が途切れることがあります。スマホの画面を確認しつつ、シェアハウス内を歩いてみてください。 | |
建物の周辺環境 | 建物周辺を実際に歩いてみて、大きな音が出る施設はないか、スーパーが近くにあるかも確認しておきましょう。 |
初期費用を抑えられるシェアハウスなら「クロスハウス」がおすすめ
初期費用が「たったの3万円から」と、リーズナブルなクロスハウスが最もおすすめです!
まとまったお金が用意できなくても簡単にシェアハウスで新生活が始められます。
全室個室なのでプライベート空間を大事にしたい人にも向いています。
業界初の「物件の無料移動サービス」があり、住み始めたシェアハウスに馴染めなくても、気軽に別の物件に移動できるのも魅力です!