シェアハウスと普通の賃貸物件、一人暮らしを始めるならどっちが良いか迷っている人のために、それぞれに向いている人の特徴をまとめました!
シェアハウスと普通の賃貸物件で一人暮らしするメリット・デメリットや、初期費用・家賃・生活費などの費用比較を解説しています。
シェアハウスを選んだ人・一人暮らしを選んだ人の体験談もあるので、自分がどちらに住むべきなのかの参考してください。
それぞれに向いている人の特徴
シェアハウスと一人暮らし、それぞれに向いている人の特徴をカンタンにまとめたので参考にしてください。
・家賃を安くしたい
・娯楽費や貯金にお金を回したい
・他人との共同生活が苦ではない
・交友関係を広げたい
・イベントごとなど楽しいことがすき
・短期間だけ住みたい
・荷物が少ない
・国際交流をしたい
・プライベート空間を確保したい
・他人がいると寝れない
・費用より住み心地重視
・ほかの人を室内に呼ぶ予定がある
・荷物が多い
・長期的に住む予定がある
・お部屋のインテリアにこだわりたい
あれこれ悩む人は「家賃の安さ」か「静かに暮らすこと」どちらを最重要視するかで選ぶと良いです。
シェアハウスと一人暮らしで迷っている人のために、このあとそれぞれのメリット・デメリットを解説していきます。
シェアハウスと一人暮らしのメリット
シェアハウスと一人暮らしのメリットをそれぞれ紹介します。
シェアハウスに住むメリットは7つ
シェアハウスに住むのメリットは7つあります。
・初期費用が10万円以下
・入居審査が緩い
・家具や家電を用意しなくて済む
・ライフラインやネット手続きが不要
・常に人がいるから安心
・交友関係が広がる
とにかくもろもろの費用が安いことは、シェアハウスの強みです。後程、一人暮らしとの費用比較を詳しく紹介します。
また、一人が苦手・和気あいあいとした雰囲気が好き・コミュニケーションが得意という人にもおすすめです。
実際にシェアハウスに住む人の中には、人脈を広げたい・立地が良かった・コンセプトが気に入ったから入居したという人も多いです。
賃貸で一人暮らしするメリットは7つ
賃貸で一人暮らしするメリットは7つあります。
・自分の好きな間取りを選べる
・長風呂しても怒られない
・家具家電など自分の好きなものを置ける
・お部屋のレイアウトも自分好みにできる
・荷物が多くても収納できる
・好きなときに友人や恋人を呼べる
一人暮らしのメリットは、なんといっても「自由度が高い」ことです。
自分の好きなときにお風呂に入って、好きなときに友人や恋人を室内に呼べます。他人からの干渉もないので、ゆっくり過ごしたい人に向いています。
シェアハウスと一人暮らしのデメリット
メリットがわかったところで、それぞれのデメリットもしっかり把握しましょう。
シェアハウスに住むデメリットは5つ
シェアハウスに住むデメリットは5つです。
・プライベートが確保しにくい
・設備の共有でトラブルになる
・ストレスが溜まりやすい
・制限が多い
複数人で共同生活するため、騒音問題や共有部分が自由に使えないので不便が生じます。
また、入居条件やハウスルールが厳しく、入居時に年齢制限があったり、友人や恋人などをシェアハウスに呼べない場合があります。
賃貸で一人暮らしするデメリットは7つ
賃貸で一人暮らしするデメリットは7つです。
・入居審査が厳しい
・ライフラインの手続き必須
・何かあったときに頼れる人がいない
・日用消耗品はすべて自腹
・家具家電を買いそろえなければいけない
・掃除はすべて自分でおこなう
費用面は、シェアハウスと比べるとかなり割高です。また、ライフラインの手続きを自分でしなければいけないうえ、トイレットペーパーなどの消耗品も自己負担です。
また、普通の賃貸物件は年収が家賃の36倍以上ないと審査に通りにくく、収入が安定しないフリーターやフリーランスの人達は落ちる可能性があります。
シェアハウスと一人暮らしの費用比較
シェアハウスと一人暮らしの費用を比較してみると、シェアハウスのほうがもろもろの費用が安いです。
以下で、初期費用・家賃・毎月の生活費に分けて、どのくらい費用に差が出るのか解説していきます。
賃貸契約の初期費用比較
シェアハウスの初期費用相場は約10万円、普通の賃貸物件の初期費用相場は家賃4.5~5ヶ月分です。
以下は、家賃6万円、15日入居と仮定して計算した際の初期費用比較です。
シェアハウス | 通常の賃貸物件 | |
---|---|---|
合計 | 約72,895円 | 約283,895円 |
日割り家賃 | 約32,895円 | 約32,895円 |
共益費 | 約10,000円 | 約5,000円 |
敷金 | なし | 約60,000円 |
礼金 | なし | 約60,000円 |
仲介手数料 | なし | 約66,000円 |
保証会社利用料 | なし | 約30,000円 |
火災保険料 | なし | 約15,000円 |
鍵交換費用 | なし | 約15,000円 |
契約手数料 | 約30,000円 | なし |
家賃3万円のお部屋に住んだとしても、シェアハウスの初期費用のほうが安いです。とにかくお金をかけたくないという人は、シェアハウスのほうが良いです。
家賃比較
東京都内のシェアハウスと一人暮らしのお部屋の家賃平均を比べると、約2~3万円の差がありました。
以下は、2020年10月時点の都内の一人暮らしのお部屋の家賃平均と、シェアハウスの平均家賃を比較したものです。
シェアハウス | 約58,540円 |
---|---|
通常の賃貸物件 | 約82,560円 |
シェアハウスは、リビングや水回りをほかの入居者と共同で使うため、もともとの家賃設定が低くなっています。
シェアハウスはお部屋タイプでも家賃が変動する
シェアハウスのお部屋のタイプによっては、さらに家賃を抑えられます。以下は、タイプ別の家賃平均です。
個室タイプ | 54,000円 |
---|---|
セミプライベート | 47,900円 |
ドミトリータイプ | 40,000円 |
ドミトリータイプは、お部屋に2段ベッドを敷き詰めて複数人でシェアするタイプです。安いところだと3万円以下のお部屋もあります。
毎月の生活費比較
シェアハウスは、家賃が安いので毎月の固定費が抑えられます。
そのうえ、水道光熱費・インターネット代・日用消耗品代(一部)が、共益費でまとめられているので、一人暮らしよりも生活費が安いです。
内訳 | シェアハウス | 賃貸物件 |
---|---|---|
合計 | 150,000円 | 185,000円 |
家賃 | 50,000円 | 70,000円 |
共益費 | 10,000円 | 5,000円 |
水道光熱費 | - | 10,000円 |
食費 | 30,000円 | 30,000円 |
スマホ代 | 8,000円 | 8,000円 |
インターネット代 | - | 5,000円 |
娯楽費 | 30,000円 | 30,000円 |
衣類・化粧品代 | 10,000円 | 10,000円 |
日用消耗品代 | 2,000円 | 7,000円 |
交通費 | 10,000円 | 10,000円 |
生活スタイルにもよりますが、普通の賃貸と比べると1ヶ月で約3.5万円、1年で約42万円も節約できます。
それぞれを選んだ人の体験談
シェアハウスを選んだ人・一人暮らしを選んだ人の体験談を紹介します。自分がどちらに住むべきかの参考にしてください。
シェアハウスを選んだ人の体験談
シェアハウスを選んだ人の大半が、初期費用や家賃の安さを重視していました。中には、交流目当てで飛び込んできた人もいます。
一人暮らしを選んだ人の体験談
一人暮らしを選んだ人は、元から他人との共同生活を考えていなかった、1人の空間が欲しいという人が多かったです。
シェアハウスや一人暮らし初心者におすすめのお部屋
シェアハウスや、一人暮らし初心者におすすめのお部屋を紹介します。
シェアハウスなら「個室」タイプがおすすめ
シェアハウスに住むなら「個室」タイプがおすすめです。
自室を1人で使うため、プライベート空間がきちんと確保できます。ドアに鍵がついていることが多いので、防犯性が高いです。
また、自分1人だけのお部屋なので、荷物が多くてもある程度は室内に収まります。
ただしシェアハウスなので、キッチン・お風呂・トイレ・洗濯機などは、ほかの入居者と共同で利用します。
賃貸で一人暮らしするなら「1K」がおすすめ
1Kは、キッチンと居室の間に仕切りがあるため、玄関から室内を見られない、料理をしても居室内が臭くなりにくいというメリットがあります。
また、1Kはキッチン部分を含まずに居室のみの広さを「〇畳」と表記するため、同じ畳数でもワンルームより体感2畳ほど広いです。
初期費用を抑えられるシェアハウスなら「クロスハウス」がおすすめ
初期費用が「たったの3万円から」と、リーズナブルなクロスハウスが最もおすすめです!
まとまったお金が用意できなくても簡単にシェアハウスで新生活が始められます。
全室個室なのでプライベート空間を大事にしたい人にも向いています。
業界初の「物件の無料移動サービス」があり、住み始めたシェアハウスに馴染めなくても、気軽に別の物件に移動できるのも魅力です!