「東海村の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
ガヤガヤした都心から自然豊かな街への移住は夢がありますよね。最近は在宅ワークや多様な働き方が進み、都市部を離れて郊外に移住する人も多いです。
当記事では、少しでも移住を考えている人向けに、自然が豊かで住環境も整っている「茨城県 東海村」をご紹介しています!ぜひ参考にしてください。
東海村はどんな街?
東海村について | |
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所在地 | 茨城県 中央部 |
人口 (2023年7月1日現在) |
37,780人(15,992世帯) 男性:19,224人、女性:18,556人 |
面積 | 約38km² |
都心・都市部への アクセス |
▶電車 東海駅~上野駅:約90分(常磐線特急) 東海駅~水戸駅:約15分(常磐線) ▶車 東海スマートIC~箱崎JCT:約90分 |
住まい情報 |
1K~1DK:4~6万円前後 2~3LDK:6~7万円前後 空き家バンク補助金制度あり |
移住支援制度 |
①とうかい住まいる応援補助金 ②東海村わくわく茨城生活実現事業 移住支援金 ③移住・就職の相談窓口 など |
自然・施設 |
・阿漕ヶ浦公園 ・笠松運動公園 ・東海文化センター ・東海スイミングプラザ ・東海村立図書館 ・大神宮 ・村松山虚空蔵堂 ・歴史と未来の交流館 など |
独自ポイント |
・医療費の助成が手厚い ・国際親善姉妹都市との交流が活発 |
便利で自然豊かなコンパクトシティ
東海村は、茨城県の中央部にある「自然と都市空間のバランスがちょうどいい街」です。太平洋や久慈川、美しい田園風景など豊かな自然の中に街並みが整備されています。
半径4キロ程度の市街地には、スーパーや飲食店などの商業施設が多くあります。教育・保育施設や病院など、生活に必要な施設はすべて整っています。
近隣地域にも、大型ショッピングモールなどの施設が充実しています。県庁所在地の水戸市や、中核都市の日立市に電車で約15分の好立地です。
農業が盛んで特産品が豊富
東海村は、隣接するひたちなか市と合わせると「ほしいも」の生産量が全国第1位です。ほしいもは、さつまいもをふっくらと蒸して天日などで乾燥させた食品です。
添加物を使用していないのに、甘くて美味しいです。食物繊維などを豊富に含んでいて、体にとても良いです。
ぶどうや梨などの果物も多く栽培されています。他にも、朝に採れたてのさまざまな農作物が直売所で安く手に入ります。
最先端のサイエンスシティ
写真提供:東海村
東海村は原子力発祥の地で、科学を身近に感じられる街です。ニュートリノ実験など、ノーベル賞に関わるような最先端の科学技術が集結しています。
J-PARC(大強度陽子加速器施設)などの原子力研究施設と村が一体となって、子どもたちが知的探究心を育成できるような取り組みが行われています。
東海村の5つの住みやすさポイント
- 何でもそろう買い物環境
- 通勤通学に便利な立地
- 住みここちランキング上位の住環境
- 安心して子育てができる環境
- 子どもがのびのび育つ教育環境
①何でもそろう買い物環境
写真提供:東海村(駅前周辺)
村内には駅周辺の大型店舗やスーパーマーケット、飲食店などの商業施設が何でもあって便利です。
また、国営ひたち海浜公園周辺の大型ホームセンターやショッピングモールなど、村外の近隣施設も充実しています。
日々のお買い物からちょっとした特別なショッピングまで困ることはありません。
②通勤通学に便利な立地
写真提供:東海村(東海駅前)
近隣へのアクセスが良く、水戸市や日立市まで電車で約15分で行けます。通学・通勤に便利なベッドタウンとして、新しい住宅地が増えつつあります。
また、お子さんの進学先の選択肢も多いです。東京にも電車や車で90~120分で出られます。
③住みここちランキング上位の住環境
写真提供:東海村
大東建託が発表した「街の住みここちランキング2023(北関東版)」で、東海村は名だたる自治体を抑えて第2位にランクインしています。
「利便性」や「行政サービス」などを比較したランキングで、通勤や通学のしやすさ、日々の生活のしやすさなどが高評価でした。
東海村が実施した村民へのアンケートでも、約90%が「住み心地がよい」と回答しています。住民の満足度の高さからも、環境が整っていることがわかります。
④安心して子育てができる環境
写真提供:東海村
村独自の助成により、妊産婦や高校3年生までのお子さんは医療費が実質無料です。
また、安心して妊娠・出産・子育て期を過ごせるよう「子育て世代包括支援センター」が整備されていて、ワンストップで相談を受け付けています。
小児科を備える村立東海病院には「病児・病後児保育施設」もあります。村内に80か所以上の公園施設があり、子育てに必要な環境が整っています。
⑤子どもがのびのび育つ教育環境
写真提供:東海村
東海村では、子ども1人ひとりに目が行き届くきめ細やかな学習指導を実施しています。
小学1~2年生は1クラス30人以下の「少人数学級編制」を実現していて、小・中学校には「スタディサポーター」を配置しています。
さらに、就学前から英語に慣れ親しむ機会や、地元の研究機関とコラボした体験学習の機会などもあり、のびのびと育つ教育環境が整っています。
東海村への移住者の声
写真提供:東海村
実際に東海村に移住した方の体験談を3つご紹介します。少しでも移住に興味がある人は参考にしてみてください。
車がない時期にも利便性の高さを感じた
東海村は「半径4キロ以内に生活に必要な施設が揃っている」と言われています。郊外でも車がなくて困ることが少ないです。
デマンドタクシーとは、利用者の求めに応じて送迎してくれるタクシーのことです。村民専用で、1回300円で利用できます。
安心して子育てができる
東海村は、子育てに伴う移住におすすめです。サポート体制が充実していて、子育てに関するイベントが多く開催されています。
若い子育て世帯が多く活気にあふれています。令和3年度「茨城県社会生活統計指標」でも、15歳未満の人口割合が県内第4位です。
子どもがのびのびと成長している
少人数編成のクラスや複数の先生による授業など、独自の学校教育に力を入れています。
コンパクトシティならではのきめ細かい教育が受けられます。小さい頃から英語やITに触れて、これからの時代を生き抜く力が身に付けられます。
東海村の移住支援制度について
- とうかい住まいる応援補助金
- 東海村わくわく茨城生活実現事業 移住支援金
- 移住・就職の相談窓口
①とうかい住まいる応援補助金
- ・夫婦またはパートナーの双方またはいずれかが東海村外からの転入
- ・婚姻またはパートナーシップ宣誓から4年以内
- ・年齢が満39歳以下 など
夫婦での移住の場合、住まいに関する補助金があります。パートナーシップ宣誓者も対象で、東海村の柔軟な姿勢や、移住への歓迎ムードを感じ取れます。
補助金は最大20万円で、賃貸の初期費用・住宅購入費・引っ越し費用が対象です。
申請には条件があるので、以下の詳細よりチェックしてみてください。また、申請する場合には、事前に東海村の担当窓口にも問い合わせましょう。
②東海村わくわく茨城生活実現事業 移住支援金
- ・直近10年で通算5年以上、東京圏等に居住・就業
- ・転居直前に1年以上東京圏等に居住・就業
- ・東海村に5年以上住み続ける意思がある
- ・就業や創業に関する条件を満たす など
移住にあたり補助金の条件を満たすと、単身で60万円、2人以上の世帯なら100万円が受け取れます。18歳未満の子どもがいれば、1人につき100万円が加算されます。
支援金を受けられる対象かどうかは、東海村の担当窓口に事前に確認しましょう。移住元住所などの条件を、すべて満たす必要があります。
③移住・就職の相談窓口
暮らしサポートセンター |
住所 東京都千代田区有楽町2-10-1 対応時間 10:00~18:00 定休日 月曜日、火曜日、祝日 |
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相談窓口では、東海村をはじめ茨城県への移住や仕事探しの相談ができます。
移住に少しでも興味がある人や、補助金が受けられるかチェックしたい人はぜひ問い合わせてみてください。
東海村のおすすめスポット5選
- 阿漕ヶ浦公園
- 大神宮・村松山虚空蔵堂エリア
- 東海十二景
- 東海スイミングプラザ
- 歴史と未来の交流館
①阿漕ヶ浦公園
阿漕ヶ浦(あこぎがうら)公園は「おいもの公園」の愛称で親しまれていて、休日には多くの子どもたちで賑わいます。
保護者の方も利用できる「見守り小屋」があり、きれいなトイレや授乳室に加えエアコンも完備しています。
春には約200本のソメイヨシノが咲き誇る花見スポットです。「東海さくらまつり」の会場で夜桜のライトアップなど見どころが多いです。
②大神宮・村松山虚空蔵堂エリア
写真提供:東海村
大神宮は伊勢神宮の内宮にあたり、水戸光圀が神殿を造営した歴史ある神社です。全国から多くの参拝客が訪れる観光スポットです。
村松山虚空蔵堂は「日本三体虚空蔵」の1つで、1,200年以上の歴史があります。
子どもの厄年である数え年13歳(満12歳)に参拝すると、知恵と福徳が授けられると伝えられています。
③東海十二景
写真提供:東海村
東海十二景は、村民が選んだ東海村の見どころ12ヶ所のことです。
豊かな自然環境の、四季を通した移り変わりが楽しめます。東海村には、どこに行っても日々の生活に癒しがあります。
④東海スイミングプラザ
スライダープールが特徴的な親子で楽しめるプールです。水深15~30cmの浅いプールもあり、子どもが小さくても安心感があります。
東海村は、6つの海水浴場がある日立市にもアクセス良好です。子どもが大きくなったら海にも連れて行けます。
⑤歴史と未来の交流館
東海村の歴史や自然・文化を発信する博物館機能と、青少年活動の拠点としての機能をあわせ持った施設です。村の歴史や自然に関するさまざまな資料が展示されています。
また、本物の土器や埴輪に触る体験や植物観察、親子で理科実験やものづくり、バルーンアートなど、子どもから大人まで楽しめるイベント・体験が定期的に開催されています。
軽食を摂ったり、淹れたてのコーヒーでゆったりとくつろげるカフェも併設されています。
東海村は移住や創業のサポートが豊富
移住の心配は窓口で相談できる
- ・東海村の住環境全般に関する質問
- ・移住に伴う住まいの探し方
- ・移住に伴う仕事の探し方
- ・自分が補助金の対象になるか
- ・暮らすうえでの注意点の確認 など
東海村への移住の相談先 | |
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暮らしサポートセンター |
住所 東京都千代田区有楽町2-10-1 対応時間 10:00~18:00 定休日 月曜日、火曜日、祝日 |
都市部からの移住に踏み切れない不安は、相談窓口で事前に解決できるケースが多いです。
郊外への移住や東海村に少しでも興味を持った人はぜひ活用してみてください。
東海村は若い世代を応援している
東海村では、若い世代の「やりたいこと」へのチャレンジを応援するコミュニティが充実しています。
村の内外を繋ぐ「関係人口」の創出に積極的に取り組んでいます。関係人口とは、移住した「定住人口」や観光に来た「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々を指す言葉です。
さまざまなプロジェクトが開催されている
参考リンク | チェックすべき若い世代 |
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東海村100人つながるプロジェクト(T-Project) | 地域を面白くする取り組みに興味がある |
東海村創業支援ネットワーク | 創業に興味がありセミナーや補助金を受けたい |
何か新しいことを始めたい人や、創業に興味がある人はぜひチェックしてみてください。
東海村なら、他の街では難しい取り組みが実現できる可能性があります。