「能代市の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
ガヤガヤした都心から自然豊かな街への移住は夢がありますよね。最近は在宅ワークや多様な働き方が進み、都市部を離れて郊外に移住する人も多いです。
当記事では、少しでも移住を考えている人向けに、自然が豊かで住環境も整っている「秋田県 能代市」をご紹介しています!ぜひ参考にしてください。
能代市はどんな街?
能代市について | |
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所在地 | 秋田県 北西部 |
人口(令和5年 6月末現在) |
48,714人(24,065世帯) 男性:22,624人、女性:26,090人 |
面積 | 約427km² |
都市部へのアクセス |
▶電車 能代駅~秋田駅:JR五能線・奥羽本線で約1時間10分 能代駅~東京駅:JR五能線・奥羽本線と新幹線で約5時間半 ▶車 秋田駅まで:約1時間 仙台駅まで:約4時間 |
住まい情報 |
1DK~2DK:4~5万円前後 2LDK~3DK:5~6万円前後 |
移住支援制度 |
①能代市移住・就業支援金 ②能代市若年世帯移住定住奨励金 ③空き家バンク など |
自然・施設 |
・能代市旧料亭金勇(かねゆう) ・天然秋田杉 ・白神山地 ・能代市子ども館 ・道の駅ふたつい ・能代バスケミュージアム ・能代エナジアムパーク ・はまなす画廊 ・はまなす展望台 など |
独自ポイント |
・移住交流サロン ・移住体験ツアー ・越冬セミナー など |
住環境が整っていて自然も豊かな街
能代市は秋田県北西部の中心都市です。整備された中心市街地にはコンビニやスーパー、大型のショッピングセンターや病院など生活に必要な施設が揃っています。
中心市街地を離れると自然が豊かで、四季の移り変わりを肌で感じられます。世界遺産に登録されている「白神山地」の玄関口にもなっています。
年間の平均気温は10度前後で、東北地方としては温暖な気候です。冬の気温は低く、平均70日程度は雪が積もります。
「バスケの街」として有名
全国優勝50回以上を誇るバスケの名門校「能代工業高校(現・能代科学技術高校)」があり、街全体でバスケットボールを応援しています。
街にはバスケットボールに関する施設やデザインが点在しています。ストリートバスケが楽しめる公園や、さまざまな体育施設でいつでも運動ができます。
能代市の5つの住みやすさポイント
- 移動手段が豊富で利便性が高い
- 豊かな自然環境の中で便利に暮らせる
- 子育てしやすい環境が整っている
- 農産物などの特産品が豊富
- 移住者への情報提供が積極的
①移動手段が豊富で利便性が高い
街の中心に能代駅があり、学生などの車がない人でも周辺に移動しやすいです。150円で乗れる巡回バスも走っています。
車があれば秋田駅まで約70分、あきた北空港に約45分で行けます。市内から出なくても不便は感じにくいですが、必要に応じて遠方に出やすく便利です。
②豊かな自然環境の中で便利に暮らせる
能代市は山・川・海に囲まれていて、市街地から少し離れれば豊かな自然を感じられます。海岸沿いには「風の松原」という日本最大級の松林もあります。
山でのハイキング・山菜採りや、水が綺麗な川でのサクラマス釣りやカヌー体験など、アウトドアな遊びやレジャーが気軽に楽しめます。
③子育てしやすい環境が整っている
- ・子どもの医療費に助成がある
- ・子ども誕生祝い金として1人5万円を支援
- ・小中学校の入学祝い金がある
- ・一時預かり保育などのサポート体制が充実
- ・赤ちゃんに記念品プレゼント など
子育て支援の助成が手厚く、学校や小児科も多いです。医療費の助成は中学生まででしたが、令和4年10月から高校生までに拡大されます。
便利で自然が豊かな街で、安心して子育てできます。子育て世帯は事前に子育て情報を詳しくチェックしておきましょう。
④農産物などの特産品が豊富
- ・白神ねぎ
- ・能代牛(鶴形牛)
- ・能代うどん
- ・能代梨
- ・豚なんこつ
- ・桧山納豆
- ・山うど
- ・みょうが など
山・川・海の豊かな自然環境がある能代市は特産品が豊富です。
最高等級A5ランクの「能代牛」が、地元のレストランなどで食べられます。新鮮な農作物や加工品が、市内の直売所などで都心より安く手に入れられます。
移住者への情報提供が積極的
能代市は、移住前の心配ごとを解消するための取り組みが積極的です。安心して移住先として検討できます。
移住を考えている人と、すでに移住した方、移住を応援したい地元の方が集まって情報交換をする「移住交流サロン」が定期的に開催されています。
実際にお試し移住できる「移住体験ツアー」も人気で、参加助成金が最大5万円出ます。どちらも予約制なので、興味がある人は以下リンク先でチェックしてみてください。
能代市への移住者の声
写真提供:能代市実際に能代市に移住した方の体験談を2つご紹介します。少しでも移住に興味がある人は参考にしてみてください。
自然と触れ合える環境が魅力
能代市の子育て支援制度や住環境は、子育て世帯に評判が良いです。自然が豊富で大都市ではできない体験ができます。
また、秋田県は豊かな自然やIT技術を活かして、子どもが自ら学びたいと思える環境作りに力を入れています。
小・中学生を対象にした「全国学力テスト」では全国トップレベルの成績で、実績も十分です。子どもの教育環境が気になる世帯の移住先としてもおすすめできます。
歴史や技術が生きている街
能代市はかつて「東洋一の木都」と呼ばれていて、現在でも歴史や技術が生きています。
木工教室や木工体験をおこなっている「木の学校」があり、子どもだけでなく、大人の本格的なものづくりも学べます。
ちなみに、能代市はバスケットボールや木工の他に、ロケット実験場や再生可能エネルギーの拠点としても有名です。伝統から先進的な取り組みまで、さまざまな魅力がある街です。
能代市の移住支援制度について
- 能代市移住・就業支援金
- 能代市若年世帯移住定住奨励金
- 空き家バンク
①能代市移住・就業支援金
- ・直近10年間に5年以上、東京23区内に居住・就業
- ・就業に関する条件を満たす など
東京圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)から能代市へ移住する人に対し、単身だと60万円、ファミリーだと100万円の支援金が出ます。
また、令和5年4月1日以降に転入する子育て世帯は、18歳未満の子ども1人につき100万円が加算されます。
支援金を受けるためには他にも条件があるので、詳細は以下のリンク先でチェックしてください。
②能代市若年世帯移住定住奨励金
- ・1年以上継続して県外に居住
- ・定住を目的に能代市に転入
- ・転入日の満年齢が45歳未満
- ・移住定住施策に協力できる
- ・転入後に就職や起業、現職でテレワークする方
45歳未満の若年世帯は、引越費用や移住後の賃貸初期費用などの助成が受けられます。金額は上限20万円が基本です。
18歳未満の子どもがいる場合は子ども1人につき5万円、テレワークをおこなう場合は5万円など、条件を満たすと加算があります。
助成の対象になる経費や必要書類など、詳細までチェックしておきましょう。
③空き家バンク
能代市は都心と比較して住居費が抑えられます。家賃が安いだけでなく、土地代が安く広々とした家が買えます。
移住に伴う住まい探しの際は、空き家バンクもチェックしてみてください。リフォーム費用を考えても、大幅に予算を抑えられる場合があります。
能代市のおすすめスポット5選
- 能代市旧料亭金勇(かねゆう)
- 白神山地
- 天然秋田杉
- 能代エナジアムパーク
- 能代バスケミュージアム
①能代市旧料亭金勇(かねゆう)
平成20年まで料亭としてにぎわっていた、国の有形文化財に登録されている建物です。閉店後の平成21年に能代市に寄贈されています。
貴重な木材を余すことなく活用しており「木都」と呼ばれる能代市を象徴する建築物です。
コンサートなどのイベントにも利用されていて、予約すればお座敷で食事もできます。能代市ならではの落ち着いた雰囲気を味わえます。
②白神山地
秋田県と青森県をまたぐ標高1,200mの山岳地帯です。散策・登山コースが整備されていて、ハイキングや山頂からの絶景が楽しめます。
市内の二ツ井駅付近から車で20分程度の場所には「白神山地世界遺産センター 藤里館」があり、展示やスライドでフィールド情報などを学べます。
③天然秋田杉
天然秋田スギ林は、木曽ヒノキ、青森ヒバとともに「日本三大美林」と呼ばれています。
特に、能代市二ツ井町にある仁鮒水沢スギ植物群落保護林は、江戸時代から現代に至るまで人々が守り育ててきた貴重なスギ林です。
周辺の散策路も整備されていて、樹高50mを超える多数の天然秋田スギを身近に感じながら森林浴ができます。
④能代エナジアムパーク
東北電力の入場無料のPR施設です。さまざまな展示があり、家族で楽しめる季節ごとのイベントも開催されています。
施設内の「ねぶながし館」では、伝統行事「能代ねぶながし」の七夕灯籠や能代凧などの迫力ある展示を鑑賞できます。
地域の伝統やエネルギーについて学んだり、遊具や冒険広場で子どもと遊べるスポットです。
⑤能代バスケミュージアム
全国的に珍しいバスケットボールに特化したミュージアムです。国内や海外のバスケットボールに関する資料やグッズが展示されています。
選手から寄贈されたユニフォームなどが展示されていて、バスケファンにはたまりません。スクリーンでの映像鑑賞や、シュートゲームコーナーもあります。
能代市だけにしかない魅力的なスポットは他にもたくさんあります。移住を検討する際は、移住交流サロンや移住体験ツアーを活用して下調べしましょう。
移住の不安は相談会で解消できる
移住に関する心配ごとがある場合は、定期的に開催されている相談会のほか、能代市移住定住相談窓口「のしろ暮らす」公式LINEのトーク機能を使った移住に関する各種相談もできます。
また、毎月開催されている「のしろ暮らすオンライン相談会」では、現地まで行かなくてもWEB会議システムの「Zoom」などを使って移住相談が可能です。
他にも、現地や東京での移住・交流イベントが開催されます。わからないことは事前に解消して、お得な移住情報を手に入れましょう。