「南山城村の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
ガヤガヤした都心から自然豊かな街への移住は夢がありますよね。最近は在宅ワークや多様な働き方が進み、都市部を離れて郊外に移住する人も多いです。
当記事では、少しでも移住を考えている人向けに、自然が豊かで住環境も整っている「京都府 南山城村」をご紹介しています!ぜひ参考にしてください。
南山城村はどんな街?
南山城村について | |
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所在地 | 京都府 南部 |
人口 (2022年9月末現在) |
2,523人(1,210世帯) 男性:1,203人、女性:1,320人 |
面積 | 約64km² |
都市部へのアクセス |
▶電車 大河原駅~京都駅:約70分 大河原駅~大阪駅:約80分 ▶車 京都まで:約90分 大阪まで:約100分 名古屋まで:約110分 |
移住支援制度 |
①田舎暮らし定住促進奨励金 ②空き家バンク ③移住交流スペース「やまんなか」 |
自然・施設 |
・諏訪神社 ・恋志谷神社 ・恋路橋 ・は・ど・る(旧田山小学校) ・やまなみホール ・うえだブルーベリー畑 ・高山ダム ・月ヶ瀬カントリークラブ ・リバーアドベンチャークラブ など |
独自ポイント |
・京都トップクラスの宇治茶の主産地 ・0~2歳の保育料無償、新生児10万円給付制度あり など |
茶畑がきれいな京都府で唯一の村
南山城村は京都府で唯一の村です。日本三大茶の1つ「宇治茶」の名産地で、村には美しい茶畑や山々の風景が広がっています。
近畿地方の真ん中あたりに位置していて、周辺の都市部や観光地にアクセスしやすいです。
瀬戸内型の特徴がある気候で、夏は涼しく冬は降雪が少ないです。地域による差はありますが、1年を通して過ごしやすい環境です。
ものづくりの村として注目されている
南山城村には自然を感じて作業に没頭できる静かな環境があります。移住者の中には、作家や芸術家などものづくりが仕事の人も多いです。
村には総合文化施設「やまなみホール」や廃校舎に作られた工房・ギャラリーなど、芸術や文化を感じられる施設があります。
南山城村の5つの住みやすさポイント
- 都市部から離れすぎず便利な立地
- 田舎ならではの豊かな自然環境
- 子育てしやすい環境が整っている
- お茶などの特産品が豊富
- 都市部より住居費が抑えられる
①都市部から離れすぎず便利な立地
村内にも毎日の生活に必要な施設は揃っていますが、必要に応じて都市部に出やすいのが魅力です。
隣接する三重県の伊賀市に車で20分ほどで行けて便利です。大阪や京都の中心部には、車と電車どちらでも約1時間半で行けます。
奈良県や滋賀県にも行きやすく、通勤や買い物、レジャーなどの選択肢が広げられます。
②田舎ならではの豊かな自然環境
山々や茶畑の他にも、綺麗な川などの豊かな自然があります。田舎ならではの景色が広がっていて、四季を肌で感じられます。
春に見られる八重桜のトンネルや、秋の紅葉は絶景です。空気や水、食べ物がおいしく、心も体も健康的に過ごせます。
③子育てしやすい環境が整っている
- ・18歳までの子どもの医療費が無料
- ・子育て相談や病児保育などのサポート体制がある
- ・新生児に子育て応援給付金10万円 など
南山城村は子育て世帯への助成が手厚いです。豊かな自然の中で、安心してのびのびと子育てできます。
共働き世帯に嬉しい病児保育など、伊賀市をはじめとする周辺市町村と連携した取り組みもあります。
子育て世帯が移住を検討する際は、事前に以下リンク先で子育て情報をチェックしておきましょう。
④お茶などの特産品が豊富
- ・宇治茶
- ・お茶関連の加工品
- ・原木しいたけ
- ・ブルーベリー
- ・高原トマト など
農業が盛んで、お茶の他にも加工品や農産物などの特産品が豊富です。
地元産の新鮮でおいしい野菜や果物が、村内の道の駅や直売所で都市部より安く手に入れられます。
⑤都市部より住居費が抑えられる
都市部と比較して土地代が安く、住居費が大幅に抑えられます。同じ予算でも都市部より広々とした家に住めます。
通勤に工夫すれば、職場が村外にあってもベッドタウンとして最適です。移住の助成金を受けたり、空き家バンクで安い物件を見つけられるとさらにお得です。
南山城村への移住者の声
実際に南山城村に移住した方の体験談を2つご紹介します。少しでも移住に興味がある人は参考にしてみてください。
自然が豊かで食べ物がおいしい
都市部から移住した人の中には、南山城村の豊かな自然環境に惹かれた人が多いです。
地元の方が「静寂はお金では買えない」と仰るくらい夜は静かで、都会と比較して睡眠の質が上げられます。
先輩移住者や地元の人が頼りになる
知らない土地へ移住する人にとって心強いサポート体制が整っています。役場の方を通じて、先輩移住者や地元の人とも繋がれます。
都会のマンション暮らしとは異なり、自然に近所付き合いができます。住人同士の繋がりが、治安の良さや住みやすさにも繋がっています。
南山城村の移住支援制度について
- 田舎暮らし定住促進奨励金
- 空き家バンク
- 移住交流スペース「やまんなか」
①田舎暮らし定住促進奨励金
- ・子育て世帯または転入者(年齢条件あり)
- ・南山城村に5年以上住む意思がある
- ・過去に奨励金を受け取ったことがない など
南山城村に移住すると、住まいに関する奨励金が最大で50万円受け取れます。購入か賃貸か、子育て世帯かどうかなど、状況によって金額が変わります。
奨励金を受けとるためには他にも条件があるので、以下のリンク先で詳細をチェックしてみてください。
②空き家バンク
家にかける予算を節約したい人や、古民家のリフォームに興味がある人は「空き家バンク」をチェックしてみてください。
リフォーム費用を考えても、予算を大幅に抑えられる物件情報が見つかる場合があります。
③移住交流スペース「やまんなか」
移住交流スペース「やまんなか」では、移住に関する心配ごとやお悩みを移住交流推進員などのスタッフに相談できます。
空き家探しの相談や村暮らしについての情報収集ができます。相談会などのイベントも開催しています。
開館日は祝日や大型連休を除く水・金・土の10:00~16:00です。南山城村に行くときはぜひ訪問してみてください。
南山城村のおすすめスポット5選
- 道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」
- 恋志谷神社
- 高山ダム
- は・ど・る(旧田山小学校)
- 童仙房山荘
①道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」
道の駅では「道の駅ひんやりスイーツ総選挙2019」で1位を獲得した村抹茶ソフトが食べられます。
地元の特産品の他に、日用品も販売されていて便利です。食堂もありゆっくり休憩できます。
②恋志谷神社
縁結びや恋愛成就、安産などにご利益があると言われている神社です。地元では「恋志谷さん」と呼ばれて親しまれています。
近くを流れる木津川の「恋路橋」を渡って参拝すると、願い事が叶うと評判が良いです。4月と9月の礼祭には遠方からも多くの人が訪れます。
③高山ダム
洪水の防止や生活用水の補給・供給、水力発電などさまざまな目的で役立っているダムです。春には桜とつつじが綺麗でお花見やツーリングに最適です。
ブラックバス釣りの名所としても知られています。南山城村に住めば自然と外に出るようになり、健康的な生活が送れます。
④は・ど・る(旧田山小学校)
廃校になった小学校の校舎を利用した複合施設です。おしゃれなカフェや、ものづくりに触れられるギャラリーなどがあります。
地域の人たちが作ったわら細工や作家さんの展示もあります。懐かしい雰囲気が大人気なスポットです。
⑤童仙房山荘
標高500mの高原で無農薬栽培ブルーベリーを育てる農家民宿です。自然や四季を感じられる宿で、8~10月にはブルーベリー狩り、冬には天然猪ぼたん鍋を楽しめます。
観光スポットや宿泊施設が複数あるので、観光ついでに南山城村の住環境を下見に行くのも手です。
移住サイト「むらぷら」で情報収集できる
移住に関する疑問点や不安は、南山城村への移住を応援するサイト「むらぷら」を見れば大半は解決できます。
疑問が残る場合は、問い合わせフォームから質問もできます。都会からの移住に少しでも興味があれば、ぜひチェックしてみてください。