「家賃が高すぎると後悔する?」
「家賃が高いのは無駄?メリットはある?」
せっかく一人暮らしするならお部屋の条件にはこだわりたいですよね。立地や設備の良いお部屋に住んで快適に過ごしたいと考える人は多いです。
しかし、条件にこだわるあまり、収入に対して家賃が高すぎるお部屋に住んで後悔する人が目立ちます。背伸びして無理に高い家賃を支払うのは失敗の元です。
そこで当記事では、家賃の高いお部屋に住むと後悔する理由について解説します。高い家賃に住むメリットも紹介するので自分にとって適切な家賃を知りたい人は参考にしてください。
家賃が高いと後悔する8つの理由
- 初期費用や更新費用が高い
- 生活費を削る必要がある
- 趣味や貯金にお金を回せない
- 友だち付き合いが悪くなる
- そもそも家にいる時間が少ない
- 引っ越し費用が貯まらず悪循環になる
- 精神的に不安定になる
- 一度上げた生活の質を落としづらい
①初期費用や更新費用が高い
初期費用の目安 | |
---|---|
家賃7万円 | 315,000~350,000円 |
家賃8万円 | 360,000~400,000円 |
家賃9万円 | 405,000~450,000円 |
家賃10万円 | 450,000~500,000円 |
家賃11万円 | 495,000~550,000円 |
家賃12万円 | 540,000~600,000円 |
初期費用と更新費用は家賃を基に計算します。高いお部屋に住むと、高額になりやすいです。
初期費用とは、契約する際に必要な手数料や保険料をまとめたお金のことです。敷金や礼金、仲介手数料が含まれます。
賃貸契約の初期費用は家賃の4.5~5ヶ月分が目安で、例えば家賃10万円のお部屋だと45~50万円必要です。
更新費用は2年に1回、賃貸契約の更新時に必要なお金です。家賃の1~2ヶ月分が一般的なので、家賃が高いほど支払額も増えます。
実際に家賃の高いお部屋に住んだ人の体験談
②生活費を削る必要がある
家賃の高い物件だと、家賃や水道光熱費、通信費などの固定費だけで手取りの半分以上持っていかれる場合が多いです。生活費を削って節約を徹底する必要があります。
給料日前はお金がギリギリになりやすいので、朝昼抜きで夜にカップ麺を食べる生活を送る人もいます。
実際に家賃の高いお部屋に住んだ人の体験談
③趣味や貯金にお金を回せない
無理して高い家賃の物件に住むと、趣味や貯金に回すお金がないので失敗したと感じる人が多いです。
バイクや推し活など、お金のかかる趣味は制限せざるを得ません。好きなことを制限した状態で毎日を過ごすのはストレスが溜まります。
また、怪我や病気で働けなくなった場合に備えて貯金は重要です。家賃が高くて貯金が難しい人は、将来的なリスクを考慮すべきです。
実際に家賃の高いお部屋に住んだ人の体験談
④友だち付き合いが悪くなる
家賃支払いだけで精いっぱいになると、友人と遊んだり、飲み会に参加する余裕がありません。生活費の中でも、交際費は優先的に削られがちです。
見栄を張って高いところに住むと、友人にもお金がないとは言いづらいです。嘘をついて友だちからの誘いを断るので罪悪感を抱く人も多いです。
実際に家賃の高いお部屋に住んだ人の体験談
⑤そもそも家にいる時間が少ない
仕事や学校が忙しくてあまり家にいない人は、家賃の高い物件に住んでいるともったいなく感じて後悔しやすいです。
「家には夜に帰るだけ」というライフスタイルの場合は、お部屋の設備にこだわる必要はありません。
実際に家賃の高いお部屋に住んだ人の体験談
⑥引っ越し費用が貯まらず悪循環になる
収入に余裕がないのに高い家賃の物件に住むと、次の引っ越し費用が貯まりません。家賃を支払い続けるのが難しいのに、引っ越しもできない悪循環にはまってしまいます。
初めての一人暮らしだったり仕事が不安定な場合は、できるだけ家賃を抑えてリスクを減らすのがおすすめです。
実際に家賃の高いお部屋に住んだ人の体験談
⑦精神的に不安定になる
毎月高い家賃を払って生活費を切り詰めて、貯金を気にする生活を続けていくうちに、精神的に追い詰められてしまう人は多いです。
今まで買えたものが買えない、貯金が少しづつ減っていく、といった小さな不安は次第に耐えられないほど大きくなるケースがあります。
自分にとって何を優先するのが精神衛生上良いかお部屋探しの前によく検討しましょう。
実際に家賃の高いお部屋に住んだ人の体験談
⑧一度上げた生活の質を落としづらい
一度家賃の高いところに住むと、広い間取りや充実した設備に慣れてしまいます。次に引っ越す際に、条件面での妥協が難しく家賃が高くなりがちです。
初めての一人暮らしでは、家賃の低い物件に住むのがお部屋選びで失敗しないコツです。本当に妥協できない条件を見極めて、次の引っ越しへ活かせるからです。
実際に家賃の高いお部屋に住んだ人の体験談
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家賃の高いお部屋に住むメリット
- 立地の良い物件が多い
- 間取や設備のグレードが高い
- 入居者の質が良い傾向にある
- モチベーションを上げられる
- 人を招きやすい
①立地の良い物件が多い
家賃の高い物件には「駅徒歩5分以内」「複数路線あって移動しやすい」「買い物環境が整っている」など立地が良い物件が多いです。
会社の近くや主要駅に住みたい、買い物環などの利便性を重視したい人は、家賃が高くてもメリットが多いので後悔しにくいです。
実際に家賃の高いお部屋に住んだ人の体験談
②間取りや設備のグレードが高い
家賃の高い物件は、ウォークインクローゼットや浴室乾燥機といった人気の設備を備えているものが多いです。
セキュリティの充実したマンションに住みたい人にもおすすめです。オートロックやカメラ付きインターホンは家賃が高い物件ほど充実しています。
また、一人暮らしであっても高めの家賃なら1DKや1LDKといった広めの間取りに住めます。
実際に家賃の高いお部屋に住んだ人の体験談
③入居者の質が良い傾向にある
家賃の高い物件は収入に余裕がないと住めません。自然と質の良い住人が集まる傾向があるので、騒音やゴミ出しのトラブルが少ないです。
過去に騒音トラブルに会った、周辺住民に迷惑をかけられたという人は、家賃が高めのお部屋がおすすめです。
実際に家賃の高いお部屋に住んだ人の体験談
④モチベーションを上げられる
収入に対して家賃が高いお部屋に住むと、モチベーションを上げて生活しやすいです。
「もっと稼げるように仕事を頑張ろう」「新しく趣味を見つけて自分磨きしよう」など思考が前向きになる人も多いです。
現状の自分に満足していない人は、家賃の高い物件に住むことであえて自分を追い込むのも手です。
実際に家賃の高いお部屋に住んだ人の体験談
⑤人を招きやすい
家賃の高い物件は、お部屋が広く友だちや恋人を招きやすいのもメリットです。1DKや1LDKの物件なら、寝室を見られずにゆったりと過ごせます。
ソファーやダイニングテーブルを置くスペースを確保できるので、人を呼んでちょっとしたパーティーも開けます。
実際に家賃の高いお部屋に住んだ人の体験談
家賃の高いお部屋に住む人のネット上の声
家賃が高くて後悔している人の声
バイク買うか車買うかめっちゃ迷う
同期みんな買い始めててどっちか買いたいんよなーーわーー俺の住んでるとこ家賃高いから安いとこにすればよかったと後悔してはきてる
— こっとんあめ。 (@cottonamedesita) November 19, 2023
なんで家賃高いんだろうねぇ
給料の半分がに消えていくの普通につらいよね~
やっぱ実家かな~— まみりょん (@nskdmami) January 14, 2022
家賃高いねん、、ほんまに、、
家いる時間少ないからもうちょっと狭くてぜんぜんよかったな、、— ナマステ学園 (@namasute_gakuen) July 14, 2022
家賃の高いお部屋に住む人のネット上の声を調査しました。高い家賃をしっかりと払えるか不安に感じている人が多いです。
「お部屋が広過ぎてもったいない」「賃貸で高い家賃を払い続けるのはバカバカしい」といった声も目立ちました。
家賃が高くても満足している人の声
新しい家、家賃が高いだけあって今のところ満足しかない
— τέρας (@sushitabeta30) September 28, 2022
今住んでるアパート、家賃高いなぁと思うが、安定したネット代込み、住んでる人の治安良しを入れると満足してるんだよな
— martico (@Mr_martico) September 22, 2022
今の賃貸に住み始めて10年経った。
戸建てに近い設備と、駅前が年々便利になって、お気に入りのお店もできて、子育てにも便利で、家賃高くてもここにして良かったなと今になって本当によく思う。
定住したいけど家を買うにはここは高すぎる…
1LDKだけどあと10年は居座るつもり。— みー (@mimikiiinoooko) October 11, 2020
立地や治安、充実した設備などを総合的に考えて、家賃の高いお部屋でも満足している人もいます。
自分の年収や趣味、ライフスタイル次第で選ぶべき家賃は大きく違います。住んでから後悔しないためにも、引っ越し後の生活を具体的にイメージしてお部屋探しするべきです。
自分に合った家賃が分からないなら不動産屋に聞くべき
自分に合った家賃が分からないなら不動産屋に聞くと良いです。住まいのプロなので、収入やライフスタイルを考慮して、適正家賃を教えてくれます。
当サイト運営の不動産屋「イエプラ」なら、来店不要でチャットやLINEから気軽に相談可能です!AIではなくスタッフが手動で返信をしているので、細かい部分まで相談できます。
通勤通学などのちょっとしたスキマ時間を活用して、効率よくお部屋探しができます。
家賃が高いと後悔する人の特徴
- ・初めての一人暮らし
- ・収入が安定していない
- ・外食メイン
- ・通勤通学時間は重視しない
- ・趣味にお金を使いたい
- ・家にいる時間が少ない
- ・立地や設備にこだわりがない
- ・貯金したい
- ・奨学金などのローンがある
上記に複数当てはまる人は家賃の高いお部屋を避けたほうが良いです。
初めての一人暮らしや収入が安定していない人は、家賃を抑えたほうが良いです。手取りが少ない場合、家賃と水道光熱費だけで半分以上が消えてしまいます。
外食メインの人や趣味にお金をかけたい人も家賃の高いお部屋はやめるべきです。家賃の負担が大きくどこかで我慢が必要になります。
家賃が高くても後悔しにくい人の特徴
- ・収入に余裕がある
- ・家にいる時間が長い
- ・防犯性の高い物件が良い
- ・通勤通学時間を最も重視する
- ・周辺住民の民度が高い物件が良い
- ・グレードの高いお部屋に住みたい
- ・新築や築浅にこだわりがある
- ・自分の価値を上げたい
上記の項目が多くあてはまる人は、家賃の高いお部屋でも後悔せずに暮らせます。
高い防犯性や防音性など、家賃の高い物件ならではのメリットを感じられます。
ただし、収入に十分な余裕があることが大前提です。住んでから支払いが困難にならないように、事前に支出・収入のバランスを考慮すべきです。
家賃の目安は「手取りの3分の1」以内が良い
手取りに対して家賃が高いと審査に通りづらい
家賃目安 | |
---|---|
手取り18万円 | 60,000円 |
手取り20万円 | 67,000円 |
手取り22万円 | 73,000円 |
手取り24万円 | 80,000円 |
手取り26万円 | 86,000円 |
手取り28万円 | 93,000円 |
手取り30万円 | 100,000円 |
家賃目安は手取りの3分の1とされています。世帯での手取りなので、同棲やルームシェアならお互いの手取りの合計から3分の1が目安になります。
上記は手取りごとの家賃目安です。月収で考えてしまうと、厚生年金や保険料、所得税や住民税などが差し引かれるので、手取りで考えましょう。
入居審査の基準は「家賃の36倍の年収がある」ことです。家賃10万円のお部屋に住む場合は、年収で360万円が基準です。
家賃が手取りの半分以上を超えると、入居審査で「身の丈に合っていない」「家賃を滞納する恐れがある」と認識されやすく、審査が厳しくなります。
収入が低いなら「手取り4分の1」まで抑えるべき
家賃目安 | |
---|---|
手取り14万円 | 35,000円 |
手取り16万円 | 40,000円 |
手取り18万円 | 45,000円 |
手取り20万円 | 50,000円 |
手取り22万円 | 55,000円 |
手取り24万円 | 60,000円 |
目安が3分の1と言っても、実際はもっと抑えている人が多いです。収入に余裕がないなら、家賃は手取りの4分の1まで抑えるべきです。
収入が低いと、家賃や水道光熱費などの固定費を払うとほとんど生活費が残りません。冠婚葬祭で急な出費が発生するだけで赤字です。
家賃を4分の1程度に抑えれば、貯金や趣味にお金を回す余裕が生まれます。
家賃が高い人と目安通りの生活費例
手取りの3分の1 | 手取りの半分 | |
---|---|---|
家賃 | 約60,000円 | 約90,000円 |
食費 | 約38,000円 | 約30,000円 |
水道光熱費 | 約12,000円 | 約8,000円 |
スマホ・ネット代 | 約7,000円 | 約7,000円 |
衣類・日用品 | 約5,000円 | 約5,000円 |
交際費・娯楽費 | 約28,000円 | 約20,000円 |
医療費 | 約7,000円 | 約5,000円 |
その他雑費 | 約13,000円 | 約5,000円 |
合計 | 約170,000円 | 約180,000円 |
貯金・予備費 | 約10,000円 | 0円 |
上記の表は、総務省統計局公表の「2020年度 家計調査 家計収支編 単身世帯(表番号1)」の単身世帯の収支を基に、手取り18万円で家賃が高い人と目安の人の生活費を比較したものです。
家賃9万円のお部屋に住む場合は、食費や光熱費の節約はもちろん、趣味や娯楽に使えるお金がかなり少なくなります。
逆に家賃の安いお部屋であれば、無理な節約をせずともゆとりある一人暮らしができます。
当サイト運営の「イエプラ」なら、わざわざお店に行かなくてもLINEで希望を伝えてお部屋を探せます!
さらに、イエプラは仲介手数料が基本0円です。およそ家賃1ヶ月分の初期費用をまるっと節約できます。
家賃によっては10万円以上も安くなるので、浮いたお金で新生活の家具家電を揃えられます。費用を抑えて引っ越したい人は、ぜひ利用してみてください。