「家賃目安ってどうやって決めればいい?」
「予算を超えた場合の対処方法は?」
進学や就職を機に引っ越しする人は多いです。どんなお部屋に住もうかイメージしながら、検索サイトで物件情報を眺めるだけでも楽しくなりますよね。
しかし、自分が良いと思ったお部屋は、住みやすい条件が揃っていて家賃が高いケースが多いです…。
そこで当記事では、自分に合った家賃目安の決め方を徹底解説します!4つの判断基準や、目安を超えてしまう場合の対策についても紹介しています。
家賃は4つの判断基準を踏まえて決めるべき
①生活を圧迫しないか |
②審査が通るか |
③自分に貯金があるか |
④希望地域の家賃相場 |
①「生活を圧迫しないか」で家賃を決める
家賃を決める際は、生活を圧迫しない家賃に抑えることが大切です。家賃の目安は手取りの金額によって変わります。手取りに対する家賃目安は以下になります。
月の手取り(年収) | 家賃目安 |
---|---|
22万円(260) | ~73,000円 |
24万円(280) | ~80,000円 |
26万円(300) | ~87,000円 |
28万円(320) | ~93,000円 |
30万円(350) | ~100,000円 |
32万円(380) | ~107,000円 |
34万円(400) | ~113,000円 |
37万円(450) | ~123,000円 |
42万円(500) | ~140,000円 |
50万円(600) | ~167,000円 |
60万円(700) | ~200,000円 |
80万円(1,000) | ~267,000円 |
※年収はボーナスを含む
給料ではなく手取りの3分の1に抑える
家賃の目安は、給料の額面ではなく、手取り額の3分の1に抑えましょう。額面の金額を基準にすると、お金が足りなくなります。健康保険料や年金、住民税などが引かれたあとの手取りの金額で家賃を考えるべきです。
家賃が手取りの3分の1を超えてしまうと、生活が圧迫されてしまい、貯金をする余裕もなくなってしまいます。
②「審査が通るか」で家賃を決める
審査が通る家賃の目安早見表を紹介します。支払い能力があると判断される家賃の基準は、年収を36で割った額が「希望物件の賃料+管理費」を上回っていない場合です。
年収 | 支払い能力があると判断される家賃目安 |
---|---|
260万円 | ~72,000円 |
280万円 | ~78,000円 |
300万円 | ~83,000円 |
320万円 | ~88,000円 |
350万円 | ~97,000円 |
380万円 | ~106,000円 |
400万円 | ~111,000円 |
450万円 | ~125,000円 |
500万円 | ~138,000円 |
600万円 | ~167,000円 |
700万円 | ~194,000円 |
1,000万円以上 | ~278,000円 |
③「自分に貯金があるか」で家賃を決める
例えば、新社会人と30代の社会人では、貯金額に差があります。自分の貯金額も、家賃を決める際の大切な判断材料です。
新社会人ならまだ贅沢はやめるべき
新卒で社会人になったばかりの人は、生活を圧迫しない家賃目安で探すべきです。まだ十分な貯金がないのに目安を超える家賃の物件に住むと、急な出費に対応できなかったり、生活費のやり繰りができなくなる可能性があります。
貯金がある30代社会人なら少し目安を超えてもOK
ある程度収入が安定して、貯金ができている30代の社会人なら、生活を圧迫しない家賃目安に約10%上乗せしても生活を圧迫することはありません。
④「希望地域の相場」で家賃を決める
家賃を決める際は希望地域の家賃相場で決めましょう。希望地域の家賃相場は不動産屋に聞いてみましょう。
家賃が目安を超えてしまう場合は物件条件で調整しよう
家賃が高い物件、安い物件の特徴を紹介します。家賃が目安を超えてしまう場合は、以下の特徴を参考に調整してみてください。
家賃が高い物件の特徴
・駅に近い |
・都心部にある |
・買い物環境が充実している |
・部屋が広い |
・新築 |
・人気のエリアにある |
・デザイナーズ物件 |
家賃が安い物件の特徴
・駅から遠い |
・築年数が古い |
・部屋が狭い |
・設備が劣っている |
・近くに線路などの騒音のもとになるものがある |
どうしても目安を超えてしまう場合は?
過去に怖い経験をして、セキュリティなどの自分が必須だと思う条件を付けると、どうしても家賃目安を超えてしまう場合があります。
どうしても条件を外せないなら、生活費をやり繰りして住むのもありです。ただ、入居審査に通らない場合があるので、不動産屋に相談してみましょう。
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