シェアハウスに住みたいけど、たくさんありすぎてわからない。どんな種類があるの?自分に合うタイプは?という人のために、シェアハウスに種類について解説します!
物件自体の種類や、お部屋タイプ、入居者の規模に関して詳しく解説します。
内見で確認すべきポイントや、ルームシェア・ゲストハウス・テラスハウスとの違いなども紹介するので、是非参考にしてください。
シェアハウスは種類が豊富
ひとえにシェアハウスと言っても、実は種類が豊富です。以下は、物件自体の種類とお部屋の種類一覧です。
・コスパ型シェアハウス
・目的重視型シェアハウス
・女性専用シェアハウス
・男性専用シェアハウス
・ファミリー向けシェアハウス
・ペット可シェアハウス
・シニア専用シェアハウス
・ソーシャルアパートメント
・セミプライベート
・シェアルーム
・コンパートメント
・ドミトリー
それぞれ、どんなタイプのシェアハウスなのか、どういう人に向いたお部屋なのかを紹介していきます。
シェアハウスはコンセプトによって種類が違う
シェアハウスはコンセプトによって種類が違います。どんな感じのハウスなのか、紹介していきます。
交流型シェアハウス
交流型シェアハウスは、ほかの入居者と交流を深めるためのシェアハウスです。一般的にシェアハウスと思い浮かぶのは、この交流型です。
外国人入居者が多く国際交流ができる、花見やBBQなどのイベントが多いなど、入居者同士が和気あいあいと過ごします。
物件の特徴としては、リビングなどの共有部分が広めに作られていたり、モニタールームやスタジオなどの設備が併設されています。
コスパ型シェアハウス
コスパ型シェアハウスは、家賃が安い物件に住むことを重視したタイプのシェアハウスです。
交流は必要最低限になることが多いので、交流が苦手な人でも比較的住みやすいです。
コスパ型シェアハウスの中には、リビングがなく、共有部分がキッチン・お風呂・トイレの水回りだけの物件もあります。
目的重視型シェアハウス
目的重視型シェアハウスは、ソーシャルレジデンスにやや似ていますが、集まる人に特徴があります。
たとえば「エンジニアのみ」「漫画家志望」「サーフィン好きな人」など、同じ目的を持った人たちが集まるシェアハウスです。
シェアハウスの規模的には、少人数~15人ほどの物件が多いです。また、古民家や一軒家を改装した物件が多い傾向にあります。
女性専用シェアハウス
女性専用シェアハウスは、名前の通り女性しか入居できません。
物件にセコムが完備されていたり、パウダールームが併設されているなど、女性に寄り添った物件が多いです。
ただし、設備が充実している物件は、家賃が高めに設定されています。
男性専用シェアハウス
男性専用シェアハウスは、女性が住みにくい物件を男性専用にしていることが多いです。
たとえば、築年数が古く虫が出やすい、居室が2~3畳とかなり狭い、極端に家賃が安く民度が微妙な物件が当てはまります。
もちろん中には新築~築浅でも、男性専用のシェアハウスにしている物件もあります。
ファミリー向けシェアハウス
ファミリー向けのシェアハウスは、シングルマザーやシングルファザー向けの物件です。
リビングが広めに作られていて、子どもの遊び場がある物件が多いです。似た境遇の子育て世帯が集まるので、お互い助け合いながら生活します。
また、子ども同士を遊ばせられるので、心の余裕が生まれやすいです。
シニア専用シェアハウス
シニア専用シェアハウスは、55歳以上や60歳以上の人を対象とした物件です。
サポート住宅や老人ホームにはいるほどではないが、1人で暮らし続けるのには不安があるという人達が集まります。
費用は普通のシェアハウスとほぼ同じで、介護費用が不要なため、生活費を抑えたいという人にも向いています。
ペット可シェアハウス
ペット可シェアハウスは、ペットと暮らしたい人が集まる物件です。敷金もしくは保証金がほかのシェアハウスより高い傾向にあります。
ペットと一緒に引っ越ししたい、ペットがいる物件に住みたい人におすすめです。
ソーシャルアパートメント
ソーシャルアパートメントは、一人暮らしのお部屋+共有で使えるスペースがあるシェアハウスです。
自室には、キッチンやトイレなどの設備が備わっているので、一人暮らしそのままです。
その他に、リビングやシアタールーム、セミナールームやスタジオなど、入居者全員が使える設備が備わっています。
普通の賃貸物件と家賃が同じくらいなので、お金に余裕があって設備が充実している物件に住みたいという人に向いています。
シェアハウスはお部屋の種類も豊富
シェアハウスは、物件だけではなくお部屋の種類も豊富です。以下は、部屋タイプごとの家賃目安です。
個室 | 54,000円 | セミプライベート | 47,900円 |
---|---|
シェアルーム | 42,750円 |
コンパートメント | 43,000円 |
ドミトリー | 40,000円 |
それぞれのお部屋が、どんな感じなのか解説していきます。
個室
個室は、自分一人だけの自室があるタイプです。お部屋の広さは物件に寄りますが、約5~7畳ほどが多いです。
室内には、ベッド(本体のみ)・エアコン・コンパクトデスクが備え付けられています。
シェアハウスに住むけどプライベート空間を確保したい、荷物が多い人に向いています。
セミプライベート
セミプライベートは、2人で1つのお部屋を使うタイプです。パーティションやカーテンなどで仕切られているので、プライベート空間は確立されます。
エアコンや照明を共同で使うため、個室よりはやや家賃が低く設定されています。
仲の良い友達と2人入居する、他人がいても気にせず過ごせるという人におすすめです。
シェアルーム
シェアルームも、2人で1つのお部屋を使うタイプです。ただし、セミプライベートと違って仕切りはありません。
ベッドは、シングルベッドが2台設置されているか、2段ベッドが備え付けられていることが多いです。
兄弟・姉妹や、恋人と2人入居する人向きです。
コンパートメント
コンパートメントは、4~6人ほどで1部屋を使うタイプです。ただし各自の生活スペースが、秘密基地のように区切られています。
スペースは1人2~3畳ほどですが、机や収納ラックが設置されていることが多いです。
家賃をできるだけ抑えたいけど荷物がやや多い、作業用スペースを少しでも確保したいという人におすすめです。
ドミトリー
ドミトリーは、1部屋に2段ベッドが敷き詰められているタイプです。自分だけの空間は、ベッドの上しかありません。
シェアハウスのお部屋の中では、1番家賃が安いです。そのため、他人との共同生活が苦ではなく、限界まで家賃を抑えたい人向きです。
また、短期間だけシェアハウスに住む、荷物をほぼ持たない人にもおすすめです。
入居者の規模も物件によってバラバラ
シェアハウスは、物件によって入居者の人数がバラバラです。住み心地にもかかわってくるので、自分に合う規模の物件を探してください。
規模 | 人数目安 | 特徴 |
---|---|---|
小規模 | 2~10人 | コミュニケーションが得意な人向け。家族のような距離感になるので、常に和気あいあいとしている。人数が少ない分、騒音トラブルが少ない。 |
中規模 | 11~20人 | 和気あいあいとしたいけど、距離感も保ちたい人向け。ある程度のコミュニケーションは求められるが、イベント時以外は全員が集まることは少ない。 |
大規模 | 21人以上 | 共同生活初心者向け。人数が多いと逆にドライな人間関係になるので、必要最低限の関りで済みます。ただし、騒音トラブルが多いです。 |
また、人数規模に見合うだけの設備が備わっているかも重要です。
小規模であればお風呂やトイレは各1~2つ、中規模は各2~3つ、大規模はお風呂が3つ以上でトイレが各階にあるか確認しましょう。
シェアハウスは内見で自分との相性を確認すべき
シェアハウスに入居予定の人は、内見に行って自分の目で相性が良さそうか確認すべきです。
長く住むためにはシェアハウスの雰囲気はもちろん、入居者と自分が相性が大切です。
共有部分が綺麗、プライバシーがしっかり保護されている、入居者から挨拶があるなど、写真だけでは気づかない部分が多いです。
引っ越しまで余裕がある人は「平日の夕方~夜」と「休日の昼」の2回内見しましょう。
どちらも入居者が多く集まる時間帯なので、いろんな入居者と会える可能性が高いです。
内見時に確認すべき項目まとめ
以下は、内見時に最低限確認しておくべき項目です。
入居者の質が良いか | 挨拶や会釈があるか、人当たりが良さそうか、見た目に清潔感があるかなど、第一印象で判断しましょう。 |
---|---|
共有スペースが綺麗か | 共有スペースが汚い場合は、掃除ルールがなく無法地帯になっている可能性があるので避けるべきです。 |
お風呂・トイレの鍵が閉まるか | お風呂・トイレの鍵が閉まるか確認しておきましょう。思わぬトラブルに繋がる可能性があります。 |
居室に鍵があるか | 安いシェアハウスの中には、居室に鍵がついてない場合があります。防犯面やプライバシー問題を気にする人は、居室に鍵がついているか必ず確認しましょう。 |
居室全体と収納スペースの広さ | 家具家電や衣類などを置くスペースがあるか、きちんと収納できるかを確認しておくべきです。メジャーで採寸すると尚良いです。 |
居室の壁の防音性 | 壁をノックして軽い音が聞こえないか、住んでいる人達の生活音が筒抜けではないか確認してください。 |
居室に窓があるか | 居室に窓がないと換気が悪く、カビが生えやすい、健康に悪いなどの問題が起きやすいです。 |
コンセントの数 | 居室のコンセント数を確認しましょう。差込口が最低2つあれば、タコ足配線でどうにかなります。PCを使う人は4つ以上あると良いです。 |
スマホの電波が入るか | 建物によっては、床に座るとスマホの電波が途切れることがあります。スマホの画面を確認しつつ、シェアハウス内を歩いてみてください。 |
建物の周辺環境 | 建物周辺を実際に歩いてみて、大きな音が出る施設はないか、スーパーが近くにあるかも確認しておきましょう。 |
とくに共有部分は、重点的に確認しておきましょう。
入居後に違うシェアハウスに移れるサービスもある
入居しているほかのシェアメイトと合わない、ハウスルールが厳しすぎてストレスが溜まるなど、住み続けられないと感じた場合は転居もありです。
シェアハウスの運営会社によっては、会社が管理しているシェアハウス内であれば転居可能な場合があります。
業界最安値を誇る「クロスハウス」は、管理物件内であれば無料で部屋移動できます。
入居したシェアハウスが合わない、気分転換に別のシェアハウスに入居したいなど、理由は問われません。個室・セミプライベート・ドミトリーなど、お部屋タイプの変更も可能です。
シェアハウスと混同されやすいもの
シェアハウスと混同されやすいもので「ルームシェア」「ゲストハウス」「テラスハウス」があります。
ルームシェア
ルームシェアは、1部屋(普通の賃貸物件)を複数人で共有することです。一般的には仲が良い友人たちが集まって、家賃や光熱費などを割り勘します。
シェアハウスは、物件単位を共有するためルームシェアとは別物です。
ゲストハウス
ゲストハウスは、サービスを極力省いた安い素泊まりの宿のことです。海外では、バックパッカーが多く利用する宿として知られています。
シェアハウスとの違いは、宿泊か住居かです。ゲストハウスは宿なので1泊から契約できますが、シェアハウスの最短契約期間は1ヶ月です。
テラスハウス
テラスハウスは集合住宅の一種で「2階建ての戸建てがつながった建物」をさします。
1人1人の住居が確立されており、共有スペースはありません。
初期費用を抑えられるシェアハウスなら「クロスハウス」がおすすめ
初期費用が「たったの3万円から」と、リーズナブルなクロスハウスが最もおすすめです!
まとまったお金が用意できなくても簡単にシェアハウスで新生活が始められます。
全室個室なのでプライベート空間を大事にしたい人にも向いています。
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