シェアハウスは連帯保証人なしで入居できるの?という疑問を解決します!
全国のシェアハウスで連帯保証人不要物件は何割くらいか、そもそも連帯保証人とは何か、入居審査で必要なモノやチェックされる項目はなにかなどを紹介します。
シェアハウスは連帯保証人なしでも入居可能
シェアハウスは連帯保証人なしでも、入居可能な物件が多いです。
平成29年度の国土交通省による「シェアハウスに関する市場動向調査」によると、シェアハウス全体の約5割は連帯保証人不要という結果が出ています。
連帯保証人不要な理由は、入居者本人の人柄や収入が重視されるからです。ほかの入居者とトラブルにならないかつ、毎月の家賃を支払いさえすればシェアハウスに住み続けられます。
両親が他界している、親族と仲が悪いなど、連帯保証人になってくれる人がいなくても、シェアハウスに入居できます。
ただし、連帯保証人不要な場合でも「緊急連絡先」は必須です。親族もしくは職場に緊急連絡先になってほしい旨は伝えておきましょう。
中には保証会社必須のシェアハウスもある
シェアハウスの中には、保証会社への加入必須の物件があります。
これは、オーナー側が万が一の場合の補償が欲しいため、設定していることが多いです。
連帯保証人は不要ですが、保証会社使用料(家賃0.5~1ヶ月分)を支払わなくては行けません。
加入必須かどうかは、物件情報に明記されていることが多いので、事前に確認してください。
そもそも連帯保証人とは何か
連帯保証人とは、契約者が家賃を滞納したときや設備を壊して弁償できないときなど、何らかの問題を起こした場合、契約者に代わって支払いをする人のことです。
支払いに関しては拒否権がないので、責任が非常に重いです。場合によっては、契約者の代わりに裁判になることもあります。
保証人は責任が軽い
連帯保証人と似ていますが「保証人」は、民法上では責任が軽いです。保証人は、契約者の代わりに費用を請求されても拒否できます。
「契約者本人に請求してください」「土地などの財産があるなら、そちらから回収してください」など、主張できます。
ちなみにシェアハウスにおいて「保証人なし」と記載されている場合は、先の連帯保証人が不要なケースが多いです。
緊急連絡先はあくまで連絡先
緊急連絡先は、あくまでも「連絡先」です。契約者と連絡が取れない場合に、確認の電話が入ります。
連帯保証人・保証人ではないので、費用の支払いを求められることはありません。
基本的に緊急連絡先は親族の電話番号を記載しますが、勤続年数が長い正社員の場合は、職場を緊急連絡先に設定できます。
親族・職場を緊急連絡先にできない場合は、シェアハウスの運営会社に「友人や職場の同僚」でも大丈夫か確認しておきましょう。
シェアハウスの入居審査に必要なモノ
シェアハウスの入居審査に必要なモノは、以下の通りです。
・印鑑
・住民票(求められた場合)
・収入証明書(求められた場合)
・雇用契約書(求められた場合)
運営会社によって必要なモノは違いますが、基本的に「身分証明書」と「印鑑」があれば審査に進めます。
あとは運営会社が用意する、申込書類に必要事項を記載するだけです。記入漏れがあると審査が遅れるので、しっかり確認してください。
契約時に必要なモノ
ちなみに、審査に通過した後の契約で必要なモノは「身分証明書」「印鑑」「初期費用」「家賃引き落とし口座」の4つのみです。
初期費用は現金で準備しておきましょう。クレジットカードが使える場合もありますが、対応している運営会社は少ないです。
1ヶ月の短期入居の場合は、家賃引き落とし口座は不要です。
シェアハウスの審査でチェックされる項目
シェアハウスの審査でチェックされる項目は、以下の通りです。主に、人柄と物件のコンセプトに合うかを重視されます。
・引っ越し理由
・人柄
・身だしなみ
・性別や年齢
・シェアハウスのコンセプトに合うか
ほかの入居者とトラブルに合わないかを重要視されるため、収入が安定していないフリーターやフリーランスでも審査に通りやすいです。
ただし、受け答えがはっきりしない、見た目が不衛生の場合は、収入があっても審査に落ちる可能性が高いです。
見た目の判断は内見時に決まるので、事前にお風呂に入り清潔な恰好で行ってください。
シェアハウスによっては事前面接がある
人柄を重視するからこそ、審査に通過した後に面接が発生する場合があります。
面接といっても就活のようにガチガチなモノではなく、10分~15分ほどの雑談を交えた人物確認です。
人と話すことが苦手でも、受け答えさえしっかりしていれば問題なく入居できます。
「クロスハウス」は連帯保証人不要!
シェアハウス運営会社「クロスハウス」が取り扱う物件は、連帯保証人なしで入居可能です。
緊急連絡先があれば契約できるので、親族がいない人でも気軽に入居できます。
また、クロスハウスは空き部屋を自社でリノベーションしているため、相場よりも家賃が1~2割安いです。そのうえ、初期費用が「一律3万円(アパートは5万円)」です。
とにかく費用を抑えたい人にも、クロスハウスはおすすめです。入居後の住み心地保証があるので、合わなかった場合、別のシェアハウスに転居できるのも魅力的です。