カップルがシェアハウスに住むのってアリ?普通の賃貸で同棲するのとどっちがいいの?という疑問を解消します!
シェアハウスに住むことでどういうメリットがあるのか、どんなことに注意すべきか徹底解説します。
実際にカップルが住めるお部屋も紹介するので、同棲したいカップルさん必見です!
カップルもシェアハウスに住める
シェアハウスによっては、カップル揃って入居できます。
2人入居可能の個室に一緒に住むか、それぞれが個室に住むかのどちらかになります。
シェアハウスでの同棲は、普通の賃貸には無いメリットがあります。普通の賃貸物件より費用が安い、家具家電を揃えなくて済むなどです。
実際に、貯金のためにシェアハウスに住んでいるというカップルはいます。
同棲とルームシェアは異なる
「同棲」と「ルームシェア」は、全く異なるものです。
入居者同士の関係など違いは様々ですが、最も大きな違いは「契約形態」です。
同棲は、パートナーのうちどちらか1人が契約を結びます。対してルームシェアは、入居者全員の連名契約となります。
同棲は結婚予定のカップルが多く、家賃を払うための資金を2人で管理していることが多いです。家賃を滞納する可能性が低いので、契約者を連名にせずに済みます。
ルームシェアは、人間トラブルで誰かが出ていく可能性が高いです。そのため連名契約にして、家賃を取り逃すリスクを回避しています。
カップルがシェアハウスに住むメリット
カップルが普通の賃貸ではなくシェアハウスに住むメリットは、以下の6つです。
・初期費用が安い
・結婚や新婚旅行のために貯金できる
・清掃業者が掃除してくれる
・オシャレでキレイなお部屋が多い
・審査がゆるい
それぞれのメリットについて、以下で詳しく説明します。
家具家電を揃えなくて良い
シェアハウスには、洗濯機やベッドなどの家具家電があらかじめ揃っています。
新しく購入する必要がない上に、荷物量が少ないです。そのため、引っ越し業者費用も抑えられます。
以下で、同棲の際にかかる費用をまとめました。シェアハウスに住んだ場合と、普通の賃貸に住んだ場合の金額を比較しています。
シェアハウス | 普通の賃貸 | |
---|---|---|
合計 | 約1.5万円 | 約44.5万円 |
キッチン家電 (冷蔵庫、炊飯器、電子レンジなど) |
- | 約10万円 |
生活家電 (掃除機、洗濯機テレビなど) |
- | 約13万 |
家具 (テーブル、ベッド、棚など) |
- | 約20万円 |
寝具 | 約1.5万円 | 約1.5万円 |
シェアハウスに住めば、寝具代のみで良いので、約43万円も節約できます。
初期費用が安い
ほとんどのシェアハウスは、敷金・礼金や仲介手数料などの費用が不要です。
そのため、普通の賃貸物件で同棲するよりも、初期費用を安く抑えられます。
普通の賃貸で同棲した際と、どのくらい差があるのか以下で比較しました。なお、どちらも豊島区の物件を契約した場合の一例です。
シェアハウス | 普通の賃貸 | |
---|---|---|
合計 | 135,000円 | 493,000円 |
家賃 | 90,000円 (家賃1ヶ月分) |
100,000円 (家賃1ヶ月分) |
共益費 | 15,000円 (家賃1ヶ月分) |
5,000円 (家賃1ヶ月分) |
敷金・礼金 | なし | 200,000円 (家賃2ヶ月分) |
仲介手数料 | なし | 108,000円 (家賃1ヶ月分+税) |
保証金 | なし | 50,000円 (家賃0.5ヶ月分) |
火災保険 | なし | 約15,000円 |
鍵交換費用 | なし | 約15,000円 |
契約料 | 約30,000円 | なし |
2人で入居できる、やや広めのシェアハウスの初期費用は約12万円です。普通の賃貸と比べると、約35万円も安く抑えられます。
すぐにお金の準備ができないカップルには大きなメリットです。
結婚や新婚旅行のために貯金できる
シェアハウスに住めば、結婚や新婚旅行のためにより多く貯金できます。
毎月の固定費が普通の賃貸よりも安く、浮いたお金を貯金に回しやすいからです。
以下は、家賃10万のお部屋に住む同棲カップルの貯金額の表です。2人の手取り合計額が40万円として計算しています。
シェアハウス | 普通の賃貸 | |
---|---|---|
家賃 (共益費込) |
100,000円 (共益費:10,000円) |
100,000円 (共益費:5,000円) |
食費 | 50,000円 | 50,000円 |
水道光熱費 | なし | 25,000円 |
通信費 | 10,000円 | 20,000円 |
趣味娯楽費 | 60,000円 | 60,000円 |
日用消耗品 | 4,000円 | 20,000円 |
保険・医療費 | 16,000円 | 16,000円 |
その他雑費 | 30,000円 | 30,000円 |
合計 | 270,000円 | 321,000円 |
貯金額 | 130,000円 | 79,000円 |
年間貯金額 | 1,560,000円 | 948,000円 |
普段から節約を心掛けていれば、年間156万円も貯金できます。
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」によると、結婚式や新婚旅行など、結婚に向けて用意すべき資金は約240万円です。
シェアハウスに住めば、約1年半で全額貯金できるので、かなり効率的です。
清掃業者が掃除してくれる
一部のシェアハウスは、業者による定期清掃が入ります。共有キッチンやリビングを掃除する必要はありません。
普通の賃貸で同棲する場合、どんなに忙しくても自分たちで掃除しなければいけません。
お互いの仕事が忙しくて掃除する暇がないカップルには、大きなメリットです。
しかし、掃除が当番制になっている物件もあるので注意です。
オシャレで綺麗なお部屋が多い
都内で綺麗な物件に住もうと思うと、どうしても家賃が高くなってしまいます。
しかし、シェアハウスなら格安の家賃で綺麗なお部屋に住めます。
シェアハウスは、社宅や一軒家を綺麗にリフォームしていることが多いからです。
特に「クロスハウス」の物件は、安くて綺麗な物件が多いのでおすすめです。
審査がゆるい
シェアハウスの入居審査は「人柄」を重視するため、普通の賃貸よりもゆるいです。
特に2人入居可のシェアハウスはカップルを歓迎していることが多く、審査に落ちる心配は不要です。
普通の賃貸物件だと、カップルは審査に落ちやすいです。既に結婚している夫婦と違い、別れて家賃が払えなくなる可能性があるためです。
カップルがシェアハウスに住む際の注意点
カップルがシェアハウスに住む場合、気を付けなければいけない事が5つあります。
快適な暮らしが送れなかったり、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があるので、注意が必要です。
・1部屋に2人で入居すると追加料金がかかる
・家賃はそこまで安くない
・喧嘩すると気まずい
・気軽にいちゃつけない
・お部屋が狭い
物件によってはカップルで住めない
シェアハウスの中には、カップルで入居できない物件があります。
そもそも、カップルだけでなく2人入居が不可という場合もあります。
シェアハウスを探す際は、2人入居可能か、更にカップルでの入居が可能かを確認すべきです。
カップルで入居できるかどうかはサイトに記載されていないため、気になった物件を問い合わせる際に必ず尋ねましょう。
1部屋に2人で入居すると追加料金がかかる
個室タイプのお部屋に2人で入居する場合、追加料金がかかります。
追加料金の相場は約2万~3万です。
「知らずに申し込んで、思っていたほど高くなってしまった」という事にならないよう、必ず金額を確認しましょう。
家賃はそこまで安くない
同棲向けの2人入居可能なお部屋は、家賃がそこまで安くありません。
以下は、都内のシェアハウスに住んだ際の家賃の表です。家賃の他、共益費や追加料金も合わせて比較しています。
普通のお部屋 | 2人入居可のお部屋 | |
---|---|---|
毎月合計 | 68,540円 | 120,000円 |
家賃 (共益費) |
58,540円 (10,000円) |
90,000円 (10,000円) |
追加料金 | なし | 20,000円 |
2人入居可のお部屋は専有面積が広く、ベッドも大きめです。また、追加料金がかかります。
そのため、普通の家賃より約3~5万円程高くなってしまいます。
喧嘩すると気まずい
シェアハウス内で喧嘩したり別れてしまうと、かなり気まずいです。
1人1人が個室に住んでいる場合は大丈夫ですが、2人で1つのお部屋に住んでいる場合はどうしても顔を合わせる必要があります。
また、他の入居者にも気を遣われてしまい、最悪どちらかが退去するというケースもよくあります。
気軽にいちゃつけない
普通の賃貸で同棲するより、気軽にいちゃつけません。他の入居者の視線や、壁が薄く声が筒抜けになってしまうためです。
気にせずいちゃついたとしても、他の入居者が不快に感じてクレームに繋がります。
他の入居者の迷惑にならないよう、常に配慮しなければいけません。
お部屋が狭い
シェアハウスはお部屋が狭く、普通の賃貸ほどのびのびと暮らせません。
また、収納も少ないです。収納があったとしても、ハンガーラックや小さな収納棚のみが多いです。
そのため、荷物が多いカップルや、実家に残りの荷物を保管できない人にはあまりおすすめできません。
シェアハウスに住むべきカップルの特徴
普通の賃貸より、シェアハウスで同棲するべきカップルの特徴は以下の4つです。
・結婚や新婚旅行のために貯金したい
・プライベート空間を確保したい
・イチャイチャしなくても平気
将来のために貯金をしつつ、プライベートは大切にしたいカップルうにとって、シェアハウスはうってつけの場です。
逆に、2人の時間をしっかり確保したい、できるだけ広い空間に住みたいカップルは、普通の賃貸で同棲した方が良いです。
カップル向けのシェアハウスの例
シェアハウスで暮らしたいカップルのために、2人で入居できるお部屋の例を紹介します。
カップルがシェアハウスで暮らすなら「広めの個室タイプ」「1人で住む個室タイプ」のどちらかがおすすめです。
2人で住める個室タイプのお部屋
家賃 (共益費) |
66,000円 (14,000円) |
---|---|
追加料金 | 20,000円 |
月額合計 | 100,000円 |
約14畳と、シェアハウスの中では広めのお部屋です。ベッドはセミダブルなので、2人で寝ても問題ありません。
キッチンがついているので、共有キッチンまで行かなくても2人で料理を楽しめます。
1人で住む個室タイプのお部屋
1人当たり家賃 (共益費) |
45,000円 (10,000円) |
---|---|
2人合計 | 110,000円 |
同じ物件内に2部屋以上空いていた場合、それぞれが個室に住めます。
喧嘩して顔を見たくない時でも、自室に篭もれます。
同棲はしたいけど、1人の空間は確保したいというカップルにおすすめです。
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