「一人暮らしのメリットとデメリットは?」
「1度くらい一人暮らしするべき?」
進学や就職で一人暮らしを始める人も多いです。住む場所や生活環境が大きく変わるので、新生活を想像するだけでワクワクしますよね!
しかし「一人暮らしをするべきか迷う」「本当に一人暮らしができるか不安」という人も多いのではないでしょうか。
そこで、当記事では一人暮らしのメリット・デメリットや、一人暮らしをしている弊社スタッフの生の声を紹介します。一人暮らしに必要な費用も解説するのでぜひ参考にしてください。
一人暮らしをする12個のメリット
- 自由に生活できる
- 親に干渉されない
- 気軽に友達や恋人を呼べる
- 生活能力が身につく
- 通勤通学が楽になる
- 自分で住むところを選べる
- 気兼ねなく自分の時間に使える
- 時間の管理ができるようになる
- お金のやりくりが上手くなる
- 家事スキルが身につく
- 親のありがたみがわかる
- 知らない土地に詳しくなる
弊社「家AGENT 池袋店」を代表して、現在一人暮らしをしている4名のスタッフから「一人暮らしのメリット」を聞きました。
スタッフからあがった一人暮らしのメリットを12個にまとめました。
- スタッフ4名のプロフィール
①自由に生活できる
一人暮らしは、実家暮らしと違い家族に合わせる必要がないので自由な生活を送れます。一人暮らしの最大のメリットです。
夜遅くまで起きていたり、休日は昼まで寝ていても怒られません。また、自分の好きなタイミングでご飯を食べたり、お風呂に入ったりできます。
好きな時間に好きなことをしても、誰からも文句を言われません。家族との生活リズムが違う人は一人暮らしに向いています。
②親に干渉されない
一人暮らしはお部屋に自分以外いないので文句を言ってくる人は誰もいません。出かけるときに行く先を聞かれることもないですし、何時に帰ってきても何も言われません。
お部屋が汚くても、服を脱ぎっぱなしにしても、休みの日に何時まで寝ていても良いです。
友達と電話しているときに、いきなり自分の部屋に入ってくる親がいないので何時間でも喋れます。
③気軽に友達や恋人を呼べる
実家にいると親や兄弟がい友達や恋人を呼びにくい場面が多いです。一人暮らしなら「今日友達呼んでもいい?」と家族に許可を得なくても気軽に呼べます。
宅飲みや、急なお泊りなど好きなように友達とお部屋で過ごせます。
実家では呼びづらい恋人も気軽に呼べるので、おうちデートがしやすいです。
④生活能力が身につく
掃除や洗濯、料理など実家にいたころは親がやってくれていたことを、一人暮らしではすべて自分でやらなければなりません。慣れるまでは大変ですがコツを掴めば苦になりません。
一人暮らしを始めて、一気に料理が上手になったという人もいます。生活能力は身について損はないので、一人暮らしをした際にはぜひ磨きましょう。
⑤通勤通学が楽になる
一人暮らしを始めれば通勤通学の時間を短縮できます。実家から長い時間かけて通っている人にとっては大きなメリットです。
たとえば、片道2時間かけて電車で通勤するとなると朝早く起きなければなりません。睡眠時間が削られるうえ、帰宅してからの自由時間も短くなるので疲労がたまりやすいです。
学校や会社から近い場所で一人暮らしをすれば、ストレスや体への負担が軽減されます。
⑥自分で住むところを選べる
一人暮らしは自分で住むところを自由に選べます。会社や学校に近い場所にすれば、移動時間を短くできるので通勤通学がラクにできます。
会社の家賃補助が出る場合は適用範囲内に引っ越すこともできます。
また、憧れの街や海が見える街、買い物に便利な街など、生活スタイルに合わせて選べるのは実家暮らしにはないメリットです。
住む場所に迷うなら不動産屋に相談すべき
「住むエリアを決められない」という人は不動産屋に相談するべきです。ライフスタイルに合わせて理想のお部屋を紹介してくれます。
住む場所に迷うならネット上の不動産屋「イエプラ」がおすすめです。来店不要でチャットやLINEから気軽に相談できます。
全国の賃貸物件情報の8割が集結している、業者専用のデータベース「ATBB」を使用しています。ネット上にない未公開物件もあり、他サイトの物件もまとめて確認してくれます。
ちょっとしたスキマ時間に相談できるので不動産屋に行く暇がない、遠方に住んでいて来店が難しいという人におすすめです。
⑦気兼ねなく自分の時間に使える
一人暮らしなら自分だけの空間ができるので、自分の時間は好きなことをして過ごせます。
仕事に集中したり、時間を忘れるくらい趣味に没頭しても誰からも邪魔されません。
⑧時間の管理ができるようになる
一人暮らしは頼れる人がいなくなるので、自分で時間の管理をしなければなりません。
自分で時間を管理しないと仕事や学業に支障をきたします。スケジュールの管理が自然に上手くなっていきます。
⑨お金のやりくりが上手くなる
一人暮らしを始めるとお金の管理能力が身につきます。自然と毎月の収入と支出を意識するようになります。
一人暮らしは家賃や光熱費など、多額の費用がかかります。限られたお金を自分で管理して支払わなければなりません。
また、支出を抑えるために価格が安いスーパーを選んだり、特売情報にも詳しくなります。
⑩家事スキルが身につく
一人暮らしでは掃除や洗濯、料理など家事全般を自分でしなければなりません。毎日こなしていくうちに、家事をするのが当たり前のようになっていきます。
将来、結婚して家庭をもつことになっても、一人暮らしのときに身につけた家事スキルを活かせます。
一人暮らしを始めたては苦労しますが、経験を積めば空いた時間に効率的にできるようになります。
⑪親のありがたみがわかる
自分で家事をこなすようになると予想以上に大変なことがわかります。
「勝手にご飯が用意されている」「洗濯物を出せば洗ってくれる」など、実家では当たり前だったことを、自分がやらなければなりません。
一人ですべての家事をこなす負担を味わうことで改めて親のありがたみを感じられます。
⑫知らない土地に詳しくなる
一人暮らしは実家から離れて知らない土地で生活することになります。
その土地ならではの生活を送れるので食べ物や文化のほかに、住んでみないとわからないことも知れます。
一人暮らしをする6つのデメリット
- 生活リズムが乱れがちになる
- 金銭的負担がきつい
- 家事の時間と手間がかかる
- 防犯面が心配になる
- 身近に頼れる人がいない
- 親がいなくて孤独を感じる
①生活リズムが乱れがちになる
一人暮らしは自由に生活できる反面、生活リズムが乱れやすいです。夜更かしをして日によって起きる時間がバラバラになると、仕事や学業にも影響します。
睡眠時間だけでなく、食生活も気をつける必要があります。好きなものばかり食べていると栄養が偏ってしまうので健康面で悪影響がでやすいです。
②金銭的負担がきつい
一人暮らしは家賃や水道光熱費、食費などをすべて自分で支払う必要があります。
総務省統計局公表の家計調査2021年度(表番号1)によると、一人暮らしの生活費は1ヶ月で約15万円ほど必要になります。
実家は家賃や水道光熱費を支払う必要がないので、自由に使えるお金は多くなります。実家で暮らしているほうがお金は貯まりやすいです。
社会人の場合安定した収入がないと生活していくのは難しいです。学生でも親からの援助やアルバイト収入がないと余裕のある生活は送れません。
③家事の時間と手間がかかる
家事は5分や10分で終わるものではありません。家事が苦手な人は時間がかかってしまい自分の時間が少なくなります。
たとえば、洗濯は洗うだけでなく干して畳むところまでがワンセットです。一人分の洗濯でもかなりの時間を要します。
仕事で疲れて帰宅しても、ほかの人に任すことはできません。睡眠や自分の時間の時間を確保するためにも、効率的に家事をこなす必要があります。
④防犯面が心配になる
一人暮らしは外出したらお部屋には誰もいません。不在時に空き巣に入られることも少なくないので、防犯対策をする必要があります。
とくに、女性はしっかりと対策したほうが良いです。賃貸物件を選ぶときも2階以上のお部屋やオートロック付きの物件などを選ぶと防犯性は高くなります。
事前に住みたいエリアの治安が良いを調べたり、近くに交番があるかなどを調べておくと良いです。
⑤身近に頼れる人がいない
家族が身近にいないので、いざというときに頼れません。トラブルが起こっても自分で対処する必要があります。
病気や怪我で身動きが取れないときも、代わりに家事をやってくれる人や病院へ連れてってくれる人もいません。普段から健康に気を使って生活してください。
また、虫やゴキブリが苦手な人も普段から対策してきましょう。対処できる友達を見つけておくと良いです。
⑥親がいなくて孤独を感じる
人によっては一人暮らしを始めると「ホームシック」になって、寂しさや孤独を感じることがあります。
とくに家族と仲が良い人は、お部屋に一人取り残された感覚になり孤独感が強くなります。
頻繁に家族や友人と連絡を取り合ったり、ビデオ通話で相手の顔を見るだけでも気持ちが和らぎます。
一人暮らしと実家暮らしではどちらが向いている?
一人暮らしに向いている人の特徴
- ・通勤通学の時間を短くしたい
- ・他人に干渉されたくない
- ・自分のペースで生活したい
- ・自立したい
- ・好きなときに友達や恋人を呼びたい
- ・一人暮らしの資金や親の援助がある
通勤通学の時間が長くて悩んでいる人は一人暮らしを検討してみましょう。通勤時間を大幅に短縮できれば、趣味や勉強に使える時間が増えます。
親元を離れて自立したいという気持ちが強い人は一人暮らしを始めるべきです。基本的な生活能力が養われるうえ、自己管理能力も身につきます。
一人暮らしで身につけられるスキルは将来的に役立つものです。一人暮らしを始める資金があったり、親からの援助を受けられる人は一人暮らしをおすすめします。
実家暮らしに向いている人の特徴
- ・勤務先や学校が実家から近い
- ・趣味や娯楽にお金を回したい
- ・貯金したい
- ・身近に頼れる人が欲しい
- ・自分の時間を増やしたい
将来のために貯金したい、趣味や娯楽にお金を使いたいなどと考える人は実家暮らしをするべきです。
また、自分の時間を多く確保したい人も実家暮らしのほうが良いです。家事に費やす時間を有効に使えます。
いずれは一人暮らししたいという人は、引っ越し資金が貯まるまで実家暮らしをするのがおすすめです。
一人暮らしを始めるのに必要な費用
家賃5万円なら約64~81万円が必要
賃貸物件の初期費用 | 家賃4.5~5ヶ月分 |
---|---|
引っ越し業者の費用 | 約50,000~100,000円 |
家具家電・日用品代 | 約50,000~100,000円 |
生活費2ヶ月分 | 約320,000~360,000円 |
家賃5万円のお部屋を借りる場合は、トータル64~81万円必要です。
賃貸物件の初期費用は、お部屋を借りる際に発生する敷金礼金・仲介手数料などの費用です。家賃をもとに計算されます。
引っ越し業者の費用は、引っ越し業者に依頼した際の搬入搬出代・人件費・梱包費などです。
家具家電日用品代は、新居に必要なものを買い揃えるお金です。家具家電は実家から持ち込めば、大幅に購入費用を抑えられます。
生活費2ヶ月分用意しておくべき
新社会人や転職、大学への入学に伴う一人暮らしは、生活費2ヶ月分を用意しておかないと生活が厳しくなります。
新社会人や転職の場合、初任給の支給は翌月になります。一人暮らしを始める前に、入居月と翌月分の32万円を準備しておくと良いです。
まれに、給料の支払いが2ヶ月先の企業もあります。入社前に初任給の支給日はいつになるかを確認しておきましょう。
初期費用分だけでも貯金しておくべき
初期費用の内訳と相場
一覧表は横にスクロール可能です。
初期費用の項目 | 相場 | 用語解説 |
---|---|---|
敷金 | 家賃0.5~1ヶ月分 | あらかじめ預けておくお金で、退去時にお部屋の修繕や原状回復などに使用される。退去時に費用を精算して、残金があれば返金される。 |
礼金 | 家賃0.5~1ヶ月分 | お部屋を貸してくれる大家さんへのお礼の意味を込めた費用。敷金とは違い退去時に返金されない。 |
前家賃 | 家賃1ヶ月分 | 入居開始する月の翌月分の家賃。事前に前家賃を支払えば、入居した月は翌月分の家賃を請求されない。 |
日割り家賃 | 入居日によって変動 | 入居開始日から月末までの家賃を日割り計算した費用。月ごとの日数に合わせて計算する「実日数割」や、月の日数に関係なく30日で計算する「30日割」など、不動産屋によって計算方法が異なる。 |
鍵交換費用 | 15,000~20,000円+税 | 前の入居者が利用していた鍵を、新しい入居者が利用する鍵に交換するための費用。ほとんどの物件はセキュリティの関係から交換必須。 |
火災保険料 | 15,000~20,000円 | 火事や台風、雷など自然災害で建物・家具に損害を受けた場合に補償してくれる保険の利用料金。指定された保険会社に加入することが多い。 |
仲介手数料 | 家賃0.5~1ヶ月分+税 | 借り主と大家さんの仲介をしてくれた不動産屋に支払う手数料。宅地建物取引法で「上限は家賃1ヶ月+税」と決まっていて、それ以上請求されることはない。 |
保証会社手数料 | 家賃と管理費の合計 50~100% |
連帯保証人の代わりの役割を果たしてくれる会社を利用するための費用。大家さんに対して、家賃や債務の代位弁済(立替払い)してくれる。 |
初期費用の項目 | 相場 | 用語解説 |
---|---|---|
敷金 | 家賃0.5~1ヶ月分 | あらかじめ預けておくお金で、退去時にお部屋の修繕や原状回復などに使用される。退去時に費用を精算して、残金があれば返金される。 |
礼金 | 家賃0.5~1ヶ月分 | お部屋を貸してくれる大家さんへのお礼の意味を込めた費用。敷金とは違い退去時に返金されない。 |
前家賃 | 家賃1ヶ月分 | 入居開始する月の翌月分の家賃。事前に前家賃を支払えば、入居した月は翌月分の家賃を請求されない。 |
日割り家賃 | 入居日によって変動 | 入居開始日から月末までの家賃を日割り計算した費用。月ごとの日数に合わせて計算する「実日数割」や、月の日数に関係なく30日で計算する「30日割」など、不動産屋によって計算方法が異なる。 |
鍵交換費用 | 15,000~20,000円+税 | 前の入居者が利用していた鍵を、新しい入居者が利用する鍵に交換するための費用。ほとんどの物件はセキュリティの関係から交換必須。 |
火災保険料 | 15,000~20,000円 | 火事や台風、雷など自然災害で建物・家具に損害を受けた場合に補償してくれる保険の利用料金。指定された保険会社に加入することが多い。 |
仲介手数料 | 家賃0.5~1ヶ月分+税 | 借り主と大家さんの仲介をしてくれた不動産屋に支払う手数料。宅地建物取引法で「上限は家賃1ヶ月+税」と決まっていて、それ以上請求されることはない。 |
保証会社手数料 | 家賃と管理費の合計 50~100% |
連帯保証人の代わりの役割を果たしてくれる会社を利用するための費用。大家さんに対して、家賃や債務の代位弁済(立替払い)してくれる。 |
一人暮らしを始めるときは、最低でも初期費用分のお金は貯めておきましょう。
初期費用は大金なので、すぐには用意できません。計画的に貯めてから一人暮らしを考えてください。
相場より家賃1ヶ月分余分に用意すると良い
初期費用の相場は4.5~5ヶ月分ですが、目安よりオーバーすることがあります。家賃1ヶ月分ほど余分に用意したほうが良いです。
敷金礼金などの項目のほかに、お部屋のクリーニング代や消臭代、物件独自のサポート費用などが発生する場合があります。
とくに、設備が整っている物件は初期費用が家賃6~7ヶ月分になる可能性があります。契約前に見積もりをもらい費用の内訳を確認してください。
家賃を抑えれば初期費用を抑えられる
初期費用は家賃をもとに計算されるので、家賃が安い物件を選べば抑えられます。
ただし、家賃が安すぎる物件は欠陥があったり、トラブルにつながりやすいことがあるので不動産屋に相談したほうが良いです。
ネット上の不動産屋「イエプラ」は「家賃◯万円に抑えたい」「初期費用が◯万円以内の物件」などとチャットやLINEから送れば、予算内で条件に合うお部屋を探してくれます。
交渉で初期費用を値引くことも可能です。イエプラには交渉に強いスタッフが多数在籍しているので、経験をもとに上手く値引き交渉してくれます。