「同棲するメリット・デメリットとは?」
「男性と女性のリアルな声を聞いてみたい」
付き合っている彼氏や彼女との同棲を考えるとワクワクしますよね。常に一緒に過ごせるので、より相手との絆を深められます。
しかし、カップルのなかには同棲を後悔する人もいます。同棲生活に不満が溜まると破局してしまうことも…。
そこで当記事では、同棲するメリットとデメリットについて解説します。実際に同棲生活を経験した人のリアルな体験談や、快適に暮らすためのコツについても紹介します。
不動産屋「家AGENT」
池袋店 営業スタッフ
池袋にある仲介不動産屋「家AGENT」で勤務する営業スタッフ。女性視点できめ細やかな接客をしてくれます。同棲に関する悩みや地域の住みやすさについてのアドバイスに定評があります。
同棲するメリット・デメリットとは?
同棲は、パートナーと結婚しても良いのかを判断したり、結婚後に失敗しないための準備をするためのものです。
一緒に過ごす時間が長くなったり、相手のことをより深く知れるメリットがあります。また、食費や光熱費の節約を目的に同棲を始めるカップルも多いです。
しかし、一緒に過ごす時間が長くなることで、相手の些細な言動や価値観の違いが目にとまるようになります。同棲がきっかけですれ違い始めるカップルは珍しくありません。
同棲生活の実態調査のために、弊社「家AGENT」のお客様を対象に「同棲生活でどんなデメリットを感じましたか?」というアンケートをおこないました。
「家AGENT」を2020年1月~2021年9月アンケートより
期間:2020年1月~2021年9月
対象:同棲経験のある20代~30代の男女
調査数:400人
3人に1人が一緒にいる期間が増えたことで、嫌な部分が目につくようになったようです。また、同棲生活が心地よく、想定していた婚期を逃してしまった人も1割ほどいました。
アンケートの回答を交えながら同棲生活の「金銭面」「生活面」「精神面」「恋愛面」のメリット・デメリットを詳しく紹介していきます。
同棲するか決めるときの参考にしてください。
同棲する最大のメリットは金銭的負担が軽くなること
同棲することで得られる最大のメリットは「1人あたりの生活費が安くなる」「デート代や交通費が浮く」の2つです。それぞれ詳しく解説していきます。
1人あたりの生活費が安くなる
2人で同じお部屋に住むことで、1人あたりが負担する生活費が安く済みます。1LDKなどの広くて設備が充実した物件を借りれるので、一人暮らしよりも満足度も高いです。
総務省の「家計調査 2020年次 単身世帯」を基に、同棲と一人暮らしの生活費を比較すると、1人あたり24,000円も安いことがわかります。
同棲 | 一人暮らし | |
---|---|---|
家賃 | 約100,000円 | 約70,000円 |
食費 | 約66,000円 | 約37,000円 |
水道光熱費 | 約20,000円 | 約10,000円 |
交際費・娯楽費 | 約40,000円 | 約23,000円 |
スマホ・ネット代 | 約11,000円 | 約8,000円 |
交通費 | 約3,000円 | 約3,000円 |
医療費 | 約15,000円 | 約5,000円 |
その他 (衣類/日用品) |
約60,000円 | 約25,000円 |
合計 | 約315,000円 (約157,000円/人) |
約181,000円 |
生活費の負担額が安くなる最大の理由は、毎月の固定費である家賃を割り勘するからです。
消耗品や水道光熱費も一緒になるため、一人暮らしの1.5倍ほどしかかかりません。
家賃を抑えれば生活費に余裕が出る
毎月の固定費である家賃を抑えれば、生活費に余裕が出やすくなります。家賃は一度決めると簡単には変えられないので、お部屋探しは慎重におこないましょう。
安くて質の良いお部屋は、不動産屋に直接問い合わせたほうが見つかりやすいです。理由は、希望条件をヒアリングし、より良い物件をスタッフが探して提案してくれるからです。
ネット上の不動産屋「イエプラ」は、来店不要でチャットやLINEから「築浅で安いお部屋!」「安くて防音性が良い物件」と送るだけで、スタッフが理想のお部屋を提案してくれます。
全国の賃貸情報の8割が集約されている業者専用のデータベース「ATBB」を使って物件を提案してくれるので、ネット上にない非公開物件も出てきます。
デート代や交通費が浮く
デートのために外出すると、施設の利用費や交通費などでかなりお金がかかります。特に遠距離恋愛していると、交通費だけで数万円の出費になることも珍しくありません。
同棲していればわざわざ出かけなくても、家で映画を観たり一緒にゲームをしたりして楽しめます。
一緒に料理すれば、お金がかかる外食も減らせるのでさらに節約できるのでおすすめです。
男女共通の同棲生活でのメリット
同棲生活をしている男女がどちらも感じるメリットをまとめました。
先程紹介した弊社実施のアンケートで集まった体験談も併せて紹介します。この先同棲を考えている人はぜひ参考にしてください。
男女共通有の生活面でのメリット
同棲生活で得られる生活面での主なメリットは以下の4つです。
・家事をこなす量が増えてスキルが上がった
・体調を崩しても面倒を見てもらえる
・宅配便の受け取りがしやすくなった
家事を分担して効率よくこなすことで、自由に使える時間を増やせます。
例えば、一人暮らし向けの1Kと同棲カップルに人気な1LDKでは、掃除の手間はあまり変わりません。お互いの不得意な部分を補い合えばより効率的に家事をこなせます。
体調を崩したときや仕事で帰りが遅くなる日など、一人暮らしでは手が回らないことをフォローしてもらえるのも魅力的です。
男女共通の精神面でのメリット
同棲生活で得られる精神面での主なメリットは以下の3つです。
・部屋に帰ると恋人がいる
・部屋にいても心細くない
パートナーと同棲生活をすると、なんでもない日々を明るく刺激的に過ごせます。
恋人とのやりとりで刺激を得られるのはもちろん「帰りが遅くなった日に食事を用意してくれる」などの小さなサプライズが日常にハリを与えてくれます。
一人暮らしに寂しさを感じている人や毎日の生活を退屈に感じている人は、ぜひ同棲を試してみてください。
男女共通の恋愛面でのメリット
同棲生活で得られる恋愛面での主なメリットは以下の5つです。
・なんでもない時間が幸せ
・お互いの細かい好みを知れる
・結婚できるかどうか判断できる
恋愛面でのメリットは「一緒にいる時間が増やせる」ことです。なんでもない日々の生活もパートナーと一緒に過ごせます。
ただ一緒にいられるだけでなく、共有する時間が増えることでお互いの価値観や細かな好みを知ることもできます。
結婚生活が上手くいくか見極めるための準備期間として、同棲を始めるカップルも多いです。
この他にも「浮気をしないか監視できる」「いつも一緒だから喧嘩しても仲直りしやすい」などの回答もありました。
男女共通の同棲生活のデメリット
同棲生活を通じて、男女がどちらも感じるデメリットをまとめました。
これから同棲を始めようと考えている人、既に始めていて不安がある人はぜひ参考にしてください。
男女共通の金銭面でのデメリット
同棲生活で感じる金銭面での主なデメリットは以下の3つです。
・変動費を完全に折半できない
・収入に差があると上下関係を感じてしまう
同棲では2人分の財布を持ち寄って共同生活をするので、公平なお金の管理が難しいです。お互い食べる量に差があったり、各々が使った水道代やガス代がはっきりと表せないからです。
このような悩みを抱えているカップルは、共通の口座やカードにお互い決まった額を入金しておおまかに管理するのがおすすめです。
この方法で金銭面の問題を解決した人のアンケートの回答を紹介します。
男女共通の生活面でのデメリット
同棲生活で感じる生活面での主なデメリットは以下の3つです。
・1人の時間が少ない
・遅い時間まで友達と遊び歩けない
いくら仲の良いカップルでも、いつもべったりしていると段々と飽きがきてしまいます。マンネリ感があると喧嘩やすれ違いの原因にもなるので要注意です。
一緒に居ることを強要してお互いを束縛するのではなく、週に1度は1人になる時間を作ったり友人と過ごしてください。程よい距離感を保つのがストレスなく共同生活を送る秘訣です。
男女共有の精神面でのデメリット
同棲生活で感じる金銭面での主なデメリットは以下の6つです。
・喧嘩の回数が増えた
・喧嘩したとき気まずい
・親戚の目が痛い
・別れるときが大変
・居候のような関係だと上下関係が生まれてしまう
どんなに仲の良いカップルでも長期間一緒に暮らしていると、細かな行動や価値観が気になるようになります。
揉め事やすれ違いの原因になりやすいので要注意です。小さなことでもお互いが納得いくまで話し合って解決してください。
大きな喧嘩になる前に解決できれば、以降の生活をより快適に過ごせるようになります。
男女共有の恋愛面でのデメリット
同棲生活が心地良いあまり、ダラダラと関係を続けてしまいやすいことが恋愛面でのデメリットです。
籍を入れない緩い関係に慣れてしまって同棲生活を維持したくなったり、結婚に消極的になって婚期を逃す原因になります。
希望の婚期がある人は同棲を始める前に期限を決めておきましょう。タイムリミットを設定できるだけでなく、普段から結婚を意識できるようになります。
同棲期間を最初に設定することでこの悩みは解消できます。結婚願望が強い人はぜひ検討してください。
女性ならではの同棲生活のメリット・デメリット
女性ならではの同棲生活のメリット・デメリットを解説します。
デメリットの解消方法と同棲経験者の声を併せて紹介します。同棲を既に始めている人もこれから始める人もぜひ参考にしてください。
女性ならではの同棲生活のメリット
同棲生活で女性が強く感じるメリットは以下の3つです。
・洗濯物を外に干しやすい
・いつでも男手がある
女性が同棲で得られる大きなメリットは防犯面にあります。
深夜の一人歩きや女性物のみの洗濯物の外干しをする機会を減らせるので、ストーカーなどに巻き込まれる危険を減らせます。
どんなに小さなことでも危険を感じたらパートナーを頼るようにしてください。男性は常に気を配ってあげてください。
女性ならではの同棲生活のデメリット
同棲生活で女性が特に強く感じるデメリットは以下の2つです。
・生理の日にトイレやお風呂が気まずくなる
同棲では2人の距離が物理的にも心理的にも近くなるので、より素に近い姿を見せることになります。
距離感が近くなっても全てをさらけ出すのではなく、恋人との接し方は維持してください。
相談するのが恥ずかしい女性はそれとなく伝えてあげてください。理解のあるパートナーなら察してくれるはずです。
男性ならではの同棲生活のメリット・デメリット
男性ならではの同棲生活のメリット・デメリットを解説します。
デメリットの解消方法と同棲経験経験者の声を併せて紹介します。同棲をこれから始める人は是非参考にしてください。
男性ならではの同棲生活のメリット
同棲生活で男性が特に感じやすいメリットは以下の2つです。
・彼女のリラックスした姿が見れる
生活習慣が乱れがちな男性は、彼女の生活リズムや食事に合わせることで健康的に過ごせます。お休みの日も朝から活動することで、充実した週末を過ごせます。
また、彼女がリラックスした姿を見せてくれるのも同棲生活ならではメリットです。
外で会う時にはなかなか見れない素に近い姿を独り占めできます。
男性ならではの同棲生活のデメリット
同棲生活で男性が特に感じやすいデメリットは以下の2つです。
・2人で住むとお部屋が手狭に感じやすい
同棲生活で距離感が近くなりすぎることが原因で、恋人らしい関係を維持できなくなることがあります。
女性のデメリット解消方法と同様に、素の自分をオープンにしすぎないで接するようにしましょう。
同棲生活を成功させるコツ
同棲生活で起こりがちな問題を減らして、快適に過ごすためのコツをまとめました。
同棲前に決めておくべきルールもあります。前もって話し合い、お互いが納得してから共同生活を初めましょう。
②事前にルールを決めておく
③同棲期間を決めておく
④お金の管理を明確にする
⑤生活しながら価値観をすり合わせていく
⑥週に1回は1人になれる時間を作る
⑦本音で話し合う時間を作る
⑧些細なことでもお礼を言う
⑨記念日などのイベントを大事にする
⑩束縛しすぎない
①同棲前にお互いの両親に挨拶しておく
同棲を始める前に、お互いの親に挨拶しておきましょう。一度も相手の親に会ったことが無いまま同棲するのは避けたほうが良いです。
お部屋を借りる際の保証人として両親の許可が必要な場合が多いですし、黙って同棲されたことに対して怒られることもあります。
②事前にルールを決めておく
同棲を始める前に、家事の分担などの生活に深く関わるルールは決めておいてください。
毎日の生活に関する事がうまくこなせなくなると、暮らしの質が下がってしまいます。
特に重要なルールを厳選して3つ紹介します。
・帰りが遅くなる場合は必ず連絡をする
・友人を家に招く際は事前に伝えておく
小さな言い争いが原因で喧嘩になったり同棲を解消するカップルはたくさんいます。あらかじめ決めたルールを守って生活すれば、細かなことで揉もめずにすみます。
③同棲期間を決めておく
お部屋の更新時期などを目安に、同棲を続ける期間を事前に定めておいてください。
期限付きの同棲にすることでメリハリが利きますし、結婚が先延ばしになるのを防げます。
期限を決めておかなかったことで婚期を逃したり、なれ合いの関係が続いてしまうカップルが多いです。
④お金の管理を明確にする
お金の管理方法が原因でトラブルになってしまうカップルは非常に多いです。同棲を始める前に、細かく「どちらが」「どの費用を」「どれくらい」負担するのか決めておきましょう。
お金を管理するルールを決めておかないと、どちらかに負担が偏ったり、隠れて自分のお金をパートナーに使われる危険があります。
⑤生活しながら価値観をすり合わせていく
同棲をして一緒にいる時間が長くなると、お互いの細かな価値観の違いが気になってきます。
「バスタオルは毎日替える」「リモコンは元の位置に戻す」などの細かいこともその都度話しあって、お互いが納得できるルールを決めていきましょう。
⑥週に1回は1人になれる時間を作る
同棲を始めると、1人でいる時間がかなり減ります。週に1回は「少し距離を置く時間を設ける」などのルールを決めておくと良いでしょう。
自分の時間を作ることで、マンネリ防止にも繋がります。
⑦本音で話し合う時間を作る
きちんと話し合う時間を作らないと、お互いの不満が溜まってしまい喧嘩や破局の原因になってしまいます。
言いたいことがあるときは我慢をせずに本音を伝え合うことで、大きな問題に発展する前に解決できます。
「意見が食い違ったときは喧嘩腰にならずに話し合うようにする」など、揉め合いになったときのルールを決めておいてください。
⑧些細なことでもお礼を言う
掃除してくれた、自分の服を畳んでくれた、など、些細なことでもパートナーにお礼を言うようにしましょう。
一緒に住んでいると家事をしてくれることが当たり前になってしまい、パートナーがストレスを溜めてしまう原因になります。
⑨記念日などのイベントを大事にする
長く付き合って距離感が近いカップルほど記念日やお祝い事は大切にしてください。
同棲期間が長くなると共有する時間も増えていきます。お互い側にいるのが当然な熟年夫婦のような関係になることも珍しくありません。
オシャレをしてのディナーや小さなプレゼントなど金額や規模の大小は問いません。付き合い初めのようなワクワクする気持ちを忘れないようにしてください。
⑩束縛しすぎない
パートナーのことを思うあまり厳しいルールを設定すると、相手を束縛することになりかねません。同棲の解消や破局に繋がりやすいので要注意です。
例えば、門限を決めるときには「絶対に21時までに帰宅する」ではなく「21時までに帰れないときは連絡する」のように、ゆとりがあるルールにしましょう。
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