お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
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ユニットバスはやめとけと言われる理由とは?バストイレ一緒は後悔する?

「ユニットバスはやめとけと言われる理由」のアイキャッチイラスト

ユニットバスはやめとけって本当?
バストイレ一緒だと後悔する?

賃貸物件でよく言われるユニットバスは「お風呂・トイレ・洗面台」が一緒になっています。人気が低い分、バストイレ別より家賃が安いというメリットがあるんです。

しかし、ユニットバスの物件に住んだことがない人は「実際どうなの?」と疑問に思いますよね。「やめとけ」という意見も多く不安になる人も…。

そこで当記事では、ユニットバスに住んで後悔しないためにメリット・デメリットを踏まえて住み心地を解説しています。ぜひ参考にしてください。

最初に結論!ユニットバス(UB)はやめとけ?
  • お風呂に入ると床やトイレットペーパーが濡れて不便
  • カビが生えやすい・ニオイがこもるなどデメリットが多い
  • 家賃相場が安いなどメリットもある
  • 来店不要でお部屋を探したいならスミカがおすすめ
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監修 阿部 陽一郎
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

ユニットバスは後悔するからやめとけと言われる理由

8つのデメリット
  • ・トイレとお風呂が一緒で汚いと感じる
  • ・トイレの床が濡れる
  • ・カビが生えやすく掃除が大変
  • ・トイレットペーパーがふやける
  • ・嫌なニオイがこもりやすい
  • ・湯船に浸かりにくい
  • ・収納スペースがほとんどない
  • ・友達や恋人が泊まりに来たときに不便

トイレとお風呂が一緒で汚いと感じる

排泄するためのトイレと、身体を清潔にするためのお風呂が一緒になっているため「汚い」と感じる人が多いです。

せっかくお風呂に入っても、すぐにトイレの床を踏む必要があるため抵抗を感じるかもしれません。

トイレの床が濡れる

トイレとお風呂をシャワーカーテンで仕切っていても床が濡れます。完全に閉まっているわけではないため、水圧が強いとカーテンを押しのけてしまうからです。

浴槽から出るときも自分の身体が濡れているので、水滴が落ちてしまいます。

ユニットバスあるあるとしてよく挙げられるのが、手を洗おうとしたら間違ってシャワーを出して床や服が濡れたなどです。日頃から濡れないように注意して過ごさなければなりません。

カビが生えやすく掃除が大変

湿気がこもるためカビが生えやすく掃除が大変です。シャワーカーテンなどのお風呂グッズはもちろんのこと、通常のトイレならありえない部分までカビが生えます。

ユニットバスにも換気扇は付いていますが、浴室乾燥機能付きの物件と比べると出力が弱いです。空気が入れ替わるまで時間がかかるため、カビが発生しやすい状態が続きます。

トイレットペーパーがふやける

シャワーの湯気や直接水をかけてしまうことによって、トイレットペーパーが高確率でふやけます。いざ使おうと思ってもちぎれてしまい、使い物にならないというケースはザラです。

嫌なニオイがこもりやすい

一般的にトイレを済ませてからお風呂に入る人が多いです。しかし、ユニットバスは使用後のニオイがこもりやすく不快に感じます。

人によっては換気されるまでなかなかお風呂に入れないかもしれません。トイレやお風呂は毎日のことなので、少しでも「無理」と思ったらやめた方がいいです。

湯船に浸かりにくい

ユニットバスは浴槽内で身体や髪を洗う必要があるため、湯船に浸かるのが難しいです。

身体を洗ってからお湯を張るのもありですが非常に手間です。身体を拭いて浴槽を洗い、お湯はりが完了するまで待つ必要があるからです。

自動お湯はり機能が付いていない場合、お湯が溜まるまで浴槽を監視し続けなければなりません。お湯を入れすぎるとトイレ部分が水浸しになってしまいます。

収納スペースがほとんどない

ユニットバスは非常に狭く、収納スペースがほとんどありません。トイレタンクの上などわずかなスペースに置くか、毎回居室から持ち込むしかないです。

身動きが取りにくいため、うっかり手がぶつかってしまうと便器の中に物が落ちてしまうことがあります。

友達や恋人が泊まりに来たときに不便

トイレとお風呂を同時に使えないため、友達や恋人が泊まりに来たときに不便です。他の人がトイレを使った後にお風呂に入るのは抵抗がありますし、相手にも気を遣わせてしまいます。

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ユニットバスに住むメリットもある

  • ・家賃が安めに設定されている
  • ・お風呂とトイレをまとめて掃除できる
  • ・居室が広めに作られている
  • ・漏水事故が少ない
  • ・シャワーだけでも寒くない

家賃が安めに設定されている

1R 1K 1DK 平均
ユニットバス 4.3万円 4.5万円 6.9万円 5.2万円
バストイレ別 5万円 5.2万円 7.4万円 6.1万円

※築年数20年以内・家賃が安い上位50件の平均

不動産屋専用サイト「ATBB」で、東京23区にあるワンルーム・1K・1DKの家賃の差をまとめました。

築年数や立地にもよりますが、ユニットバスの方が平均で約1万円安いです。バストイレ別と比べると建設コストが安いからです。

年間で10万円以上節約できる可能性があります。貯金や趣味にお金を使いたい人におすすめです。

お風呂とトイレをまとめて掃除できる

ユニットバスはお風呂とトイレをシャワーでまとめて掃除できます。ホコリや汚れもシャワーで流して拭くだけなので手間が省けます。

一般的なトイレは奥の部分まで手が届かず、掃除に苦労しますがシャワーを使えばラクです。

居室が広めに作られている

お風呂とトイレを一緒にすることで、余ったスペースを居室の広さにまわせます。室内のドアが1つ減るため、お部屋全体が広く見える効果も期待できます。

漏水事故が少ない

水回りが1ヶ所に集まっているユニットバスは、排水管の大本が繋がっていることが多く漏水事故が起きにくいです。

バストイレ別の場合は、排水管が別々にあるので漏水のリスクが高くなります。

集合住宅の場合、下の階に漏水すると多額の修理費が必要です。不安な人はユニットバスを検討しましょう。

シャワーだけでも寒くない

ユニットバスは冬でも意外と寒くありません。シャワーカーテンで区切られているため空間が狭く、湯気がすぐに充満するからです。シャワーで手短に済ませたい人にはメリットです。

ユニットバスに住むと後悔する人の特徴

衛生面重視の人はユニットバスに住むと後悔する

  • ・カビや湿気が気になる
  • ・ゆっくり湯船に浸かって疲れを取りたい
  • ・独立洗面台がほしい
  • ・友達や恋人がよく泊まりに来る
  • ・シャンプーや洗顔料にこだわっている

カビや湿気など衛生面が気になる人はユニットバスはやめた方がいいです。

シャンプーや洗顔料にこだわりがあって物が多い人も向いていません。収納スペースがほとんどなく、物が落ちやすいのでストレスが溜まります。

家賃の安さ重視ならユニットバスはアリ

  • ・家賃はできる限り抑えたい
  • ・シャワーのみで済ませることが多い
  • ・掃除の手間を減らしたい
  • ・お部屋に誰かを呼ぶことはない
  • ・近くに銭湯やスパがある物件に住む予定

住み心地よりも家賃を抑えることを重視するならユニットバスに向いています。

シャワーのみで済ませることが多い、近くに銭湯やスパがあって広々としたお風呂が利用できる場合も検討の余地アリです。

ユニットバスの物件に住むか迷ったら不動産屋に相談するといい

ユニットバスかバストイレ別の物件どっちに住むか迷ったら不動産屋に相談してみましょう。ライフスタイルや予算をヒアリングした上でアドバイスしてくれます。

ユニットバスは最悪?ありえない?

バストイレ一緒で後悔している人が多い

Twitterでユニットバスに住んだことがある人の感想を見てみると「いいことがない」「トイレットペーパーがびしょびしょで困った」など、ネガティブな意見が多いです。

「やめとけ」と後悔している人ばかりなので、ユニットバスの物件を契約するときは慎重に決めることをおすすめします。

住めば都という人も少なからずいる

外国ではバストイレが一緒になっているのが一般的な国もあり、海外生活の経験がある人は「違和感がない」という人もいました。

不満はあれど、家賃が安いから妥協している人もいます。なにを優先するかによって満足度は変わるので、自分のライフスタイルや予算を振り返ってみましょう。

ユニットバスで快適に暮らす方法

  • ・換気扇は24時間つけっぱなしにしておく
  • ・マグネットタイプの収納グッズを使う
  • ・バスマットはすぐ乾く珪藻土タイプを選ぶ
  • ・防水トイレットペーパーホルダーを取り付ける
  • ・トイレットペーパーは蓋付きケースに入れておく

換気扇は24時間つけっぱなしにしておく

換気扇をつけっぱなしにしておくと絶えず空気が入れ替わり、湿気がこもりにくくなります。カビや結露を防ぐためにもつけっぱなしにしておきましょう。

換気扇の電気代は24時間つけっぱなしにしても1~18円ほどと言われています。結露やカビ対策グッズを買うよりも断然安くて、手間もかかりません。

マグネットタイプの収納グッズを使う

お風呂のマグネットタイプの収納
出典:amazon.co.jp

収納スペースを作るために、マグネットや突っ張り棒で取り付けられるグッズを使いましょう。取り外しが簡単なので、賃貸でも気軽に取り付けられます。

バスマットはすぐ乾く珪藻土タイプを選ぶ

珪藻土バスマット
出典:amazon.co.jp

バスマットは珪藻土タイプがおすすめです。布よりも乾くのが早くて、サラサラな踏み心地をキープできます。お手入れも簡単でいつでも清潔に使えます。

防水トイレットペーパーホルダーを取り付ける

防水トイレットペーパーホルダー
出典:amazon.co.jp

防水トイレットペーパーホルダーなら、水が跳ねてもペーパーを濡らさずに済みます。湿気からも守ってくれるので、ユニットバスでも使いやすいです。

トイレットペーパーは蓋付きケースに入れておく

トイレットペーパーのストックは蓋付きケースに入れておきましょう。シャワーや湿気から守ってくれるだけでなく、ホコリの侵入も防いでくれます。

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そもそもユニットバスとは

一般的にはお風呂とトイレが一緒になっている浴室を指すことが多い

一般的にユニットバスは、お風呂とトイレが一緒になっている浴室を指すことが多いです。

しかし、本来は「浴室の壁・床・天井・浴槽といったパーツがセットで製造されていて、それらを施工現場で組み立てる浴室」をユニットバスと言います。

好きなサイズや素材で作る浴室は「在来浴室」と呼ばれますが、賃貸で採用されていることはほとんどありません。

ユニットバスには大きく分けて3種類あります。以下で紹介していきます。

ユニットバスの種類

  • ・1点ユニットバス
  • ・2点ユニットバス
  • ・3点ユニットバス

1点ユニットバス

1点ユニットバス

浴室が独立していて浴槽だけのものを「1点ユニットバス」と言います。専有面積が広い間取りや、複数人の入居が想定された物件などに多く設置されています。

洗面台が独立しているので、広々としたスペースを確保できるのが特徴です。

2点ユニットバス

2点ユニットバス
2点ユニットバスとは、浴室に浴槽と洗面台がセットになったお風呂です。洗面台が浴室にあるので1点よりも体を洗うスペースが少し狭いですが、十分な広さが確保されています。

3点ユニットバス

3点ユニットバス
3点ユニットバスは、浴槽・トイレ・洗面台が一緒になったものです。ビジネスホテルや一人暮らしのお部屋でよく見かけます。

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