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シングルマザー(母子家庭)が実家を出るにはどうすればいい?必要費用も紹介!

家を出たいシングルマザーのイメージイラスト

シングルマザーが実家を出るにはどうすればいいの?という疑問を解消します!

シングルマザーで実家を出て生活している人はどれくらい必要か、どんな生活をしているのか調査しました。

実家を出た時のメリット・デメリットや家賃の目安も紹介するので、シングルマザーの人は参考にして下さい!

この記事は、不動産屋「家AGENT」池袋店の藤本さんにも内容を監修してもらいました。

監修 藤本 千里
不動産屋「家AGENT」
池袋店 営業スタッフ

池袋にある仲介不動産屋「家AGENT」で勤務する営業スタッフ。女性視点できめ細やかな接客をしてくれます。同棲に関する悩みや地域の住みやすさについてのアドバイスに定評があります。

シングルマザーの人が実家を出たいと感じる瞬間

実家に住んでいるシングルマザーの人が、どんな時に実家を出たいと思うのか、リアルな声を調査してみました。

困り顔の女性のアイコン私の親は子育てや家事にいちいち口出ししてくるので、ストレスが溜まります。子育てが忙しいのにすぐ家事をやるように言ってくるし、そんな子育てだとダメだ!と言って叱ってくるので自分のペースで子育てなんてできません。こんな環境だと子どもにも悪影響だし、早く実家を出たいです。(女性/20代後半)
困り顔の女性のアイコン買い物とか転職活動のために、両親に子どもを預けて出かけようとする度に小言を言われます。住まわせてもらっている身なので逆らえないし、最近は気を遣ってどこにも行けません…。萎縮した生活が続くんだったら、子どもが小学校に入るタイミングで実家を出たい。(女性/30代前半)
困り顔の女性のアイコン実家の一部屋で子どもと一緒に住んでます。子どもが3歳くらいの時は問題なかったんですが、もうすぐ6歳になるのでだんだん部屋が狭くなってきました。かといって実家に他の部屋は無いし、これを機に実家を出たいです。(女性/30代後半)

保護者に気を遣う必要がある、子育てに口出ししてくることにストレスを感じ、実家を出たいという人が多いです。

また、実家だと部屋数や広さも限られてしまうため、子どもが大きくなるにつれて狭くなり引っ越すというパターンもあります。

シングルマザーで実家を出た人の割合

アットホームが全国の20 歳~59 歳のシングルマザー618名へおこなった調査によると、実家を出て暮らしている人は全体の7割以上でした。

以下は、調査の結果を表したグラフです。

実家を出たシングルマザーの割合

約半数以上の人が実家を出て生活していることがわかります。

一方、実家暮らししているシングルマザーのうち、約3割以上が実家を出たいと考えています。

実家の親と別居したいと考えている人の割合

以下は同調査が、実家暮らしのシングルマザー382人に対しておこなった結果です。

親と別居したいと思っているか

実家暮らしによるメリットを考慮しても、実家を出たいと考えている人が少なからずいることが分かります。

親と仲が良いのであれば、家賃などの金銭面や、子どもの面倒を見てくれるなどのメリットが多いので、実家に残ったほうが良いです。

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シングルマザーが実家を出ることのメリット・デメリット

シングルマザーの人が実家を出て自立することで、どんなメリット・デメリットがあるのか詳しく説明します。

メリット

実家を出る最大のメリットは「気苦労は減る」ことと「支援制度が受けやすい」ことです。

親に気を遣わなくて済む

実家を出ると、自分のやりやすいように家事や子育てができます。親に余計な口出しをされないのでストレスが減ります。

また、子どもの夜泣きで親を起こしてしまうなどの心配もなくなります。

各種支援制度が受けやすくなる

実家を出ると、国や自治体からの各種支援制度を受けやすくなります。

実家暮らしだと、同居している親族全員の収入が自分の収入と合算されてしまい、受給の条件に当てはまりません。

各種支援制度には、住宅手当や児童手当など様々な手当があるので、申請できるものは全て受け取っておくべきです。

デメリット

ただし、実家を出ると親の恩恵を受けられません。「家賃や光熱費などの支出が増える」「家事や育児を全て1人でおこなう」といったデメリットがあります。

家賃や光熱費などの支出が増える

実家であれば、家賃や光熱費などは親と割り勘か負担してもらえます。しかし、実家を出ると全て自己負担になります。

さらに引っ越しする際に、賃貸の初期費用・引っ越し費用・家具家電などが必要なで、50~60万円近くの出費になります。

家事や育児を全て1人でおこなう必要がある

実家を出ると、家事や育児を全て1人でおこなわなければいけません。子どもがまだ小さいと、面倒を見たり保育園に送り迎えする必要もあるためな大変です。

仕事の関係で帰りが遅くなってしまう場合は、職場近くの保育園を探すか職場の託児所を使うなど工夫しましょう。

実家を出た後の家賃は6万円以下にすべき

シングルマザーで実家を出るなら、家賃6万円以下のお部屋にすべきです。

理由は、自治体が定める母子家庭の住宅手当を受け取る条件が「家賃額が1万円~6万円未満」だからです。この金額は、管理費・共益費込みで考えましょう。

また、アットホームの調査によると、実家を出て賃貸に住んでいるシングルマザーの家賃は6万円以下の割合が多いです。

シングルマザーの月額家賃平均のグラフ

5万円台の賃貸物件に住んでいる人が1番多く、7万円台から急激に割合が低くなっています。

母子家庭向きの安いお部屋の探し方

母子家庭向きの安いお部屋は、直接不動産屋に問い合わせたほうが良いです。現状をヒアリングしたうえで、より良いお部屋の提案をしてもらえます。

ネット上の不動産屋「イエプラ」は、深夜0時まで営業しているので、育児が忙しくて不動産屋に行く暇がない、子どもを寝かせてからゆっくり探したい人に特におすすめです。

来店不要でチャットやLINEでやりとりするので、育児や家事のスキマ時間を活用して、文章を送るだけでお部屋探しが可能です。

「家賃6万円以下の母子家庭で住めるお部屋を探して」「審査が不安なので通りやすい物件はある?」など、なんでも気軽に相談できます。

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実家を出るには最低月収15万円は必要

シングルマザーの人が実家を出るためには、月の手取り額は最低でも15万円必要です。

平成28年度厚生労働省の「全国ひとり親世帯等調査」によると、シングルマザーの平均年収は243万円です。月収約20万円なので、手取りは約16万円ほどです。

ちなみに、実家を出るまでにかかる費用は以下の通りです。

  • ・賃貸契約の初期費用:家賃4.5~5ヶ月分
  • ・引っ越し業者費用:約5~7万円
  • ・家具家電購入費:約10万円

養育費をもらう場合と貰わない場合の生活費について具体的に解説していきます。月の手取り15万円、小学生以下の子どもが1人の家庭で計算しています。

前の婚約者から養育費を貰う場合の生活費

前の婚約者から養育費を貰える場合は、子どもの教育費分が浮くので多少なりとも貯金が出来ます。

内訳 支出割合 支出金額
家賃 約30% 約45,000円
食費 約15% 約22,500円
水道光熱費 約5% 約7,500円
交通費 約5% 約7,500円
通信費(スマホ) 約5% 約7,500円
日用品・消耗品代 約10% 約15,000円
保険・医療費 約10% 約15,000円
教育費 前婚約者持ち 0円
その他雑費・予備費 約10% 約15,000円
合計 約135,000円
貯金 約10% 約15,000円

家賃と食費の合計支出割合は50%以内に収めてください。この2つの支出が1番多くなります。

乳幼児の場合は、オムツ代がかさむので消耗品代と予備費で賄いましょう。貯金額は減らしても良いですが、子どもの将来のために少額でもコツコツ貯めておくべきです。

前の婚約者から養育費を貰わない場合の生活費

前の婚約者から養育費を貰わない(貰えない)場合は、教育費分があるので他の支出を抑えないと厳しいです。

支出割合 支出金額
家賃 約25% 約37,500円
食費 約15% 約22,500円
水道光熱費 約5% 約7,500円
交通費 約3% 約4,500円
通信費(スマホ) 約5% 約7,500円
日用品・消耗品代 約10% 約15,000円
保険・医療費 約10% 約15,000円
教育費 約20% 約30,000円
その他雑費・予備費 約7% 約10,500円
合計 約150,000円

家賃や交通費、貯金額を削らないと、子どもの教育費が捻出できません。公的支援を使っても、毎月ギリギリの生活になりやすいです。

移動はできる限り徒歩や自転車で行ける範囲に収める、離乳食やおやつも全て手作りして食費を抑えるなど、節約を徹底してください。

実家を出たシングルマザーの生活費実例

実家を出たシングルマザーの人がどんな生活を送っているのか聞いてみました。体験談と共に、毎月の生活費実例を紹介します。

実家を出てからも問題なく生活しているシングルマザー

契約社員(20代後半)
女性のアイコン
・東京都葛飾区在住
・家賃4.6万円の2DKのお部屋
・手取り15万円の契約社員
・子どもは3歳の娘が一人
・月4.5万円の養育費を受け取っている
・葛飾区の児童手当で月1万円受給している
金額
家賃 約57,000円
食費 約25,500円
水道光熱費 約15,000円
交通費 約6,000円
通信費(スマホ) 約15,000円
日用品・消耗品代 約9,000円
保険・医療費 約15,000円
教育費 約20,000円
その他雑費・予備費 約15,000円
合計 約177,500円

東京都葛飾区の2DKのアパートに住んでいるシングルマザーの女性は、毎月4.5万円の養育費と1万円の児童手当を受け取っています。

養育費と児童手当のおかげで多少余裕があるものの、万が一の時のために食費や日用品はなるべく節約しているそうです。

もやしや豆腐などコスパの高いもので毎食自炊し、シャンプーは詰め替え用のものを使い続けるなど、できる限りの節約法を試しています。

子どもが成長するにつれて必要な教育費が増えるため、葛飾区の資格取得支援制度を利用して、正社員での転職を検討しているそうです。

実家を出て生活が圧迫してしまっているシングルマザー

パート社員(30代前半)
困り顔の女性のアイコン
・東京都武蔵野市在住
・家賃5万円の1DKのお部屋
・手取り16万円の契約社員
・子どもは5歳の娘が一人
・死別のため保険料あり
・武蔵野市の住宅手当で月1万円受給している
金額
家賃 約50,000円
食費 約26,000円
水道光熱費 約14,000円
交通費 約3,000円
通信費(スマホ) 約15,000円
日用品・消耗品代 約9,000円
保険・医療費 約15,000円
教育費 約23,000円
その他雑費・予備費 約13,000円
合計 約168,000円

1万円の住宅手当を受け取りながら東京都武蔵野市の1DKのアパートに住むことで、家賃を抑えています。

ですが、収入が少ないので、毎月カツカツの生活になっています。食費や自身の衣類・メイク代など削れるところは徹底に節約しているそうです。

死別が理由でシングルマザーになったため、保険金が入っています。全額子どもの入学費のために貯金しているとのことでした。

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シングルマザーが実家を出た後に受けられる制度

実家を出たシングルマザーの助けになるのが、国や各自治体の「母子家庭(ひとり親家庭)への支援制度」です。

シングルマザーの人が受けられる支援制度で代表的なものは、以下の通りです。

・住宅手当
・児童手当
・児童扶養手当
・児童育成手当(東京都のみ)
・就業支援
・水道料金の減額
・粗大ごみの割引

住宅手当や児童手当は有名ですが、就職のために資格を取得補助や、水道代など生活に関わる支援制度もあります。

各種支援を受けるためには、自分は受けられる条件に当てはまるかどうか確認した上で申請しなければなりません。

中でも「児童育成手当」は、シングルマザー・シングルファザーを対象とした手当ですが、東京都のみの制度です。

愛知県と名古屋市でも同じような支援制度がありますが、もらえる金額が異なります。

▶支援制度の詳細をまとめた記事はこちら

離婚が原因なら養育費をもらうべき

養育費を受け取るお母さんのイラスト
離婚が原因でシングルマザーになった場合、前の婚約者から養育費をもらうべきです。

離婚をしていても父親は子どもを育てる費用を出す義務があるので、直接連絡を取って養育費の支払いを求めましょう。役所で手続きする必要はありません。

民法改正により養育費が回収しやすくなった

民法改正により2020年4月1日に施行された「第三者からの情報取得手続」という制度で、今までより養育費の回収がしやすくなりました。

第三者からの情報取得手続では、裁判所から市町村や年金事務所に照会して、相手の勤務先や口座が分かるようになりました。

養育費の振り込みが無くても、勤務先や口座が分かれば、裁判所経由で預金や給与を差し押さえることが可能です。

民法改正以前は内容通知証明での督促しかできなかったので、確実に未払いを防げます。

母子家庭でも子育てしやすいお部屋をラクに探す方法

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来店不要でチャットやLINEでやりとりするので、育児や家事のスキマ時間を活用して、文章を送るだけで理想のお部屋が見つかります。

女性スタッフが多数在籍しているので、女性特有の悩みや子育ての悩みにも親身に回答してくれます。

「家賃6万円以下の母子家庭で住めるお部屋を探して」「審査が不安なので通りやすい物件はある?」など、なんでも気軽にご相談ください。

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