お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
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新築の賃貸物件に住むのはデメリットが多い?後悔しないためのポイントとは?

新築の賃貸に住むデメリットは?のイメージイラスト

新築賃貸のメリット・デメリットは?
建築中物件の探し方とは?

せっかく引っ越しするなら新築のキレイなアパートやマンションが良いですよね。まだ誰も住んだことがないお部屋に住めるとなれば、気分良く新生活を始められそうです。

しかし、新築ならではの注意点が存在します。デメリットを理解した上で契約しないと思わぬところで損する可能性があります。

そこで当記事では新築の賃貸物件を探すときのメリット・デメリット、効率的な物件の探し方を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

新築の賃貸物件はデメリットが多い

  • ・築古の物件と比べると家賃が割高になる
  • ・礼金が高めに設定されていることが多い
  • ・内見前に契約する可能性が高い
  • ・数が少なく探すのに苦労する
  • ・予定日に入居できない可能性がある
  • ・住んでから不備が発覚することがある
  • ・シックハウス症候群にかかる危険性がある
  • ・退去時の修繕費を高く請求される可能性がある

築古の物件と比べると家賃が割高になる

豊島区 杉並区
新築 約104,000円 約92,000円
築3年以内 約102,000円 約92,000円
築5年以内 約99,000円 約90,000円
築10年以内 約97,000円 約89,000円
築15年以内 約94,000円 約86,000円
築20年以内 約92,000円 約84,000円

上記の表は、ワンルームと1Kの家賃相場を築年数ごとにまとめたものです。

新築は築20年のお部屋と比べると、約1万円も家賃が高めに設定されています。新築はすべて新品の状態で価値が高いからです。

もし、相場よりも安い家賃で募集されている場合は注意してください。周辺にお墓などの嫌悪施設がある、日当たりが極端に悪いなどの不具合が見つかる可能性があります。

礼金が高めに設定されていることが多い

新築は、契約時に支払う礼金が高めに設定されていることが多いです。高い礼金を支払ってでも入居したい人が多いからです。

一般的に礼金の相場は家賃1ヶ月分です。しかし、新築の場合は2ヶ月分に設定されていることもあります。

礼金はお礼として支払うもので、100%大家さんの利益になります。退去時に返金されることはありません。納得した上で払うようにしてください。

内見前に契約する可能性が高い

新築の入居者募集は、物件が完成する前から始まります。完成した物件を見てから決めようと思っても、その時点ですでに空きがなくなっていることも珍しくありません。

いち早く新築を確保するために、内見せず間取り図や完成イメージ画像だけで決める「先行契約」になることが多いです。

先行契約は申し込みと審査だけでなく、契約書への署名捺印まで済ませます。後日、物件を見学して気に入らない部分があったとしてもキャンセルはできません。

内見せずに決めると「思ったより狭かった」「防音性が低かった」など、入居後にギャップを感じる人も多いので注意しましょう。

▶先行契約の詳細はこちら

内見なしでも失敗を少なくするには?

完成イメージ画像はできる限り細かいところまで見せてもらう、似たような間取りの物件を内見するのがおすすめです。

物件の中は見られないとしても、実際に行って周辺環境をチェックしておきましょう。騒音が出る施設の有無、買い物施設までの距離などで住みやすさは大きく変わるからです。

数が少なく探すのに苦労する

新築 3件
築10年以内 15件
築15年以内 114件
築20年以内 190件
指定しない 239件

※ATBB調べ

上記の表は、築年数以外は同じ条件で検索したときの物件数をまとめたものです。新築のみに絞ると3件しかなく、数が非常に限られていることがわかります。

少ない選択肢の中から、自分の希望に合う物件を見つけようとするのは大変です。探すのに時間がかかり、スケジュール通りにいかない場合もあるので余裕を持って進めましょう。

予定日に入居できない可能性がある

悪天候や自然災害などで工事に遅れが出た場合、完成予定日までに工事が完了しないことがあります。入居予定日がずれて、引っ越しスケジュールが狂ってしまうことがあります。

万が一工事が遅れたとしても、不動産屋や施工会社側は基本的に補償してくれません。

不動産屋によっては「工事によって入居開始予定日がズレることを理解した上で申し込む」「ズレても損害賠償を請求しない」といった内容の念書を書かされるケースもあります。

住んでから不備が発覚することがある

新築は誰も住んだことがないため、設備不良や周辺環境の問題に気が付かず思わぬトラブルに遭遇する可能性があります。

築古であれば、前の住人が何年住んでいたことを確認することで住心地の良し悪しがある程度は予想できます。

短期間で何回も住人が入れ替わっているような物件は、問題があると判断し避けられます。しかし、新築はそういった判断ができないため注意が必要です。

シックハウス症候群にかかる危険性がある

シックハウス症候群とは建材等から発生する化学物質(ホルムアルデヒド等)によって室内の空気が汚染され、健康被害が出る状態を指します。症状は頭痛や吐き気など人によります。

現在は、建築基準法で使用量が制限されています。過度な心配はいりませんが、繊細な人は注意しておきましょう。念のため入居後2~3週間は換気を念入りにすると安心です。

退去時の修繕費を高く請求される可能性がある

新築は元々がキレイなため、些細な傷や汚れでも修繕費の対象になり請求される可能性があります。

築古の場合、前の住人が付けた傷や汚れは「入居時損傷箇所確認届」や「現状確認届」という書類で入居時の状態を記録しておきます。

新築の場合は入居者による確認届の提出がありません。自主的に確認しておき、気になる部分があれば入居後1週間以内に不動産屋に連絡しておいてください。

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新築の賃貸物件に住むメリット

  • ・新しくて内装も外観もキレイ
  • ・最新の設備が取り付けられている
  • ・流行の間取りが取り入れられている
  • ・オートロックなどセキュリティ設備が整っている
  • ・耐震性や耐火性に優れている
  • ・害虫が出にくい
  • ・入居者とコミュニケーションが取りやすい

新しくて内装も外観もキレイ

新築は自分が1番最初の入居者です。全ての設備が未使用の状態で、気持ちよく使えます。特にキッチンや水回りは他人が使っていたと思うと抵抗がありますが、新築なら問題ありません。

もちろん、内装だけでなく外観もキレイです。友人や恋人など、来客がある場合でも自信を持って招待できます。

最新の設備が取り付けられている

新築にはオートロックやモニター付きインターフォンなど、築古の物件にはない設備が標準で付いていることが多いです。

例えばエアコンは最新のものと10年前のエアコンでは、消費電力に差が出ます。毎月の生活費に影響が出る場合があることも頭に入れておきましょう。

流行の間取りが取り入れられている

新築は流行している間取りが取り入れられています。最近はテレワークさせる企業が増えた影響で、書斎や作業スペースが設けられている間取りが多くなっています。

築古よりも比較的ゆったりした作りの物件が多いので、快適な暮らしが期待できます。

オートロックなどセキュリティ設備が整っている

新築はオートロックやモニター付きインターフォンなど、セキュリティ設備が標準で付いていることが多いです。女性の一人暮らしでも安心して暮らせます。

大手警備会社のホームセキュリティシステムが導入され、万が一の際はガードマンが駆けつけてくれる物件もあります。

耐震性や耐火性に優れている

最新の建材や建築技術が使われているため、耐震性や耐火性に優れている物件が多いです。万が一自然災害が起きたとしても、事故に遭う可能性が減らせます。

特に積水ハウスの「シャーメゾン」や大和ハウスの「D-room」など、大手ハウスメーカーが手掛けている物件はクオリティが高く安心して暮らせます。

害虫が出にくい

新築は床下や木材が使われている部分に、シロアリ防除剤などの防虫がされているため虫が出にくいです。

また、建物の劣化によるひび割れや穴がないので、外からの侵入の心配も少ないです。

入居者とコミュニケーションが取りやすい

ほとんど同じ時期に入居開始するので、コミュニティに入りづらいといった心配がありません。他の物件よりも、近所付き合いがしやすいです。

特に子どもがいるファミリー世帯は、賃貸であってもご近所付き合いするケースが多いためなにかと安心です。

新築・建築中賃貸の効率的な探し方

複数の物件検索サイトを使う

理想の新築物件を見つけるためには、複数の物件検索サイトを使ってくまなく探す必要があります。利用するサイトによって掲載されている物件は違うからです。

スーモなどの大手ポータルサイトはもちろんのこと、地域密着の不動産屋のサイトも組み合わせて探すのがおすすめです。

プロに探してもらうのが手っ取り早い

自分で新築物件を探すのは、時間も手間もかかります。できる限りラクに探したいという人はプロに頼みましょう。

ネット上の不動産屋「イエプラ」ならチャットやLINEで希望条件を送るだけで、スタッフが厳選してくれます。

不動産屋しか使えない専用のデータベースから紹介してくれるので、スーモやホームズには出回っていない新築物件もチェック可能です。

深夜0時まで相談に乗ってくれるので、忙しくて不動産屋に行く時間がない人も是非使ってみてください。

そもそも新築の定義とは?

建設工事の完了から1年以内かつ人が住んだことのない物件

国土交通省の「住宅瑕疵担保履行法」によると、新築とは新たに建設された「住宅」であって、建設工事の完了から1年以内かつ人が住んだことのないものを言います。

建設完了から1年以内でも、1度でも誰かが住んだ場合は新築ではなくなります。

築浅は一般的に築5年以内の物件を指す

築浅物件は「築年数◯年以内」といった定義がありません。不動産情報サイト事業者連絡協議会のアンケートによると、一般的に築5年以内の物件は築浅と認識している人が多いです。

築浅は過去に何人入居していたかは関係ないため、未使用の状態にこだわりたい人は新築に絞って探しましょう。

リノベーション物件は新築に似た住みやすさがある

リノベーションとは、既存の建物に大規模な工事をおこなうことです。現代に合う間取りへの変更、水道管や排水管の取り替えなどが当てはまります。

築年数は古いですが、新しく建て替えられたかのような住心地が期待できます。家賃は新築よりも安く設定されていることが多いので、キレイな物件に住みたい人は要チェックです。

ちなみに、似たような言葉で「リフォーム」があります。リフォームはトイレの入れ替えや壁紙の貼り替えなどの小規模な工事が当てはまります。

新築=良い物件とは限らない

新築だからと言って良い物件とは限りません。施工不良や高額な家賃の支払いなどで、不便な生活を強いられることもあるからです。

大切なのは新築かどうかではなく、設備や家賃に納得した上で物件を選ぶことです。以下で、実際に新築に住んでいる人の感想を紹介します。参考にしてください。

新築の賃貸物件で後悔した人の感想

築古の場合は、内見時に不備が見つかれば入居までに修繕してくれます。しかし、新築は内見せずに契約するケースがほとんどのため、住み始めてから気がつくことも多いです。

他にも「新品は汚さないように気を遣う」「家賃が高くて生活が苦しい」という人もいました。特に家賃は1度決めると変更が難しいため、後悔しないようにしてください。

新築の賃貸物件で満足している人の感想

新築は設備がキレイであることに満足している人が多いです。他にも「広い」「収納が充実している」などの声が見受けられました。

家賃よりも住心地を重視する人なら満足のいく引っ越しになりそうです。

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