「ルームシェアを男女でするのはアリ?」
「付き合ってない異性と暮らすのはナシ?」
お部屋探しユーザーのなかには、異性でのルームシェアを考えている人も一定数います。家賃などの生活費を二人で折半すれば、1人あたりの負担が軽くなります。
しかし、付き合っていない異性と暮らすことに反対する人は多いです。物件を貸す大家さんの許可が出ない可能性も高いです…。
そこで当記事では、男女でルームシェアするメリット・デメリットを解説します。起きがちなトラブルや、ルームシェア経験者の体験談もまとめています。
- 異性とのルームシェアは6割がナシ派
- 服装に気を遣う、恋人を作りにくいなどデメリットが多い
- 審査に通りにくいので、イエプラに審査のゆるいお部屋を紹介してもらうのがおすすめ
・関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
・オリコン顧客満足度1位の接客サービス
・エリアや沿線を絞らなくても紹介してもらえる
不動産屋「家AGENT」
池袋店 営業スタッフ
池袋にある仲介不動産屋「家AGENT」で勤務する営業スタッフ。女性視点できめ細やかな接客をしてくれます。同棲に関する悩みや地域の住みやすさについてのアドバイスに定評があります。
男女のルームシェアはナシ派が6割
参考:「恋愛対象ではない異性とルームシェアをするのは、アリだと思う」
「しらべぇ編集部」が「恋愛対象ではない異性とルームシェアするのは、アリだと思うか?」の調査をしたところ、アリと答えた人は36.5%で、6割以上の人はナシと考えているようです。
性別で見てみると女性の方がナシと考えている人が多いです。また、年代が上がるほど男女のルームシェアはナシだと考えています。
海外では男女のルームシェアが一般的な地域もありますが、日本国内では理解されないことが多いです。
以下で、男女のルームシェアのメリットとデメリットを詳しく解説します。ルームシェアするかどうか決めるときの参考にしてください。
男女のルームシェアはデメリットが多い
アンケート結果で「ナシ」「どちらかと言えばナシ」が6割だったのが反映されているかのように、デメリットの方が数多く挙げられます。
デメリットをしっかり理解した上でルームシェアするかどうか慎重に判断しましょう。
- ・プライベートの空間や時間が減る
- ・服装に気を遣う必要がある
- ・生活音の問題がある
- ・お風呂やトイレが共有で気になる
- ・恋人ができるとシェア解消になる場合が多い
- ・セクハラや性犯罪に巻き込まれる可能性がある
- ・親を説得しにくい、友達に驚かれることが多い
- ・人を招くときに気を遣う
- ・恋人を作るときに不審がられる
プライベートの空間や時間が減る
同じお部屋に住んでいるため、完全に1人になれる空間や時間は減ります。特に1LDKなど、自分専用のお部屋が持てない間取りでルームシェアする場合は注意が必要です。
服装に気を遣う必要がある
「お風呂上がりに下着姿でうろうろする」など、シェアメイトが不快に思うような服装はできません。
家にいても服装に気を遣う必要があるので、気が休まらないという人もいます。
生活音の問題がある
話し声やテレビなどの生活音や、おならの音などお互いの生活音が気になるかもしれません。
細かいことを気にしない人でないと、ストレスが溜まる可能性が高いです。
お風呂やトイレが共有で気になる
お風呂やトイレの使い方が男女で異なる部分が多いので、気になる人が多いです。
「排水口に髪の毛が詰まっている」「男性が立ってトイレをするので汚れる」などで喧嘩やトラブルになることがあるので注意しましょう。
恋人ができるとシェア解消になる場合が多い
シェアメイトに恋人ができるとシェア解消になる場合が多いです。
例え本人たちが気にしていなくても、恋人は自分以外の異性と一緒に暮らしていると心配になります。
恋人を優先させてルームシェアを解消する人が多いため、突然の引っ越しを迫られることがあります。
セクハラや性犯罪に巻き込まれる可能性がある
男女でルームシェアをする場合、セクハラや性犯罪に発展する可能性があります。
特に、掲示板などネットでシェアメイトを探す場合は注意が必要です。トラブルに巻き込まれないためにも、幼馴染や親戚など信頼できる人とのみルームシェアをするのがおすすめです。
親を説得しにくい、友達に驚かれることが多い
恋人同士の同棲や同性のルームシェアと比べると、周囲から理解を得るのが難しいです。
特に親は「望まない妊娠をする(させる)んじゃないか」「トラブルに巻き込まれるのでは」という不安から反対するケースが多いです。
人を招くときに気を遣う
自分1人で暮らしているわけではないので、お部屋に誰か呼ぶときはシェアメイトの許可が必要です。
「他人にプライベートなものを見られたくない」という人も多いので、プライバシーを守るためにお互いに配慮しなければいけません。
恋人を作るときに不審がられる
恋人を作るとき異性とルームシェアをしていることを打ち明けると、相手から不審がられる可能性があります。
「浮気されそう」「付き合えれば誰でもいいんじゃないのか」など、マイナスに捉える人が多いので注意してください。
男女でルームシェアする主なメリット
男女でルームシェアするルームシェア最大のメリットは、家賃や水道光熱費などの生活費が安く済むことです。
電球の交換など、一人暮らしだと不便なこともルームシェアなら解決できることが多いです。
- ・家賃や水道光熱費が安く済む
- ・家事の負担が減る
- ・異性の意見を気軽に聞ける
- ・宅配便の受け取りをお願いできる
家賃や水道光熱費が安く済む
ルームシェアは一人暮らしよりも生活費が抑えられます。
例えば、東京都内のワンルームで一人暮らしすると家賃7.5~8万円かかります。一方で家賃10万円の2DKでルームシェアすれば1人あたりの負担は5万円で済みます。
家事の負担が減る
掃除やゴミ出しなど、家事を分担すれば1人あたりの負担が減ります。空いた時間を他のことに充てられるため、非常に有意義です。
電球の交換や高いところの掃除など、男性のほうが有利なことも頼めます。
異性の意見を気軽に聞ける
恋愛や仕事のことなど、異性の意見を気軽に聞けます。恋人には聞きづらいことも、シェアメイトであれば相談しやすいです。
宅配便の受け取りをお願いできる
自分が外出していても、シェアメイトが家にいれば宅配便を代わりに受け取ってもらえます。
頻繁に通販を利用する人や、宅配ボックスや宅配ロッカーが近くにない場合は便利です。
男女のルームシェアでよくあるトラブル
実際の体験談を元に、男女のルームシェアでよくあるトラブル例を紹介します。
共用スペースの使い方で喧嘩になった
物事の考え方や設備の使い方は男女で違います。友達同士なら気にならないことも、一緒に生活すると気になってしまって喧嘩に発展するケースが多いです。
プライベートに干渉された
一緒に住んでいると家族や友達になった感覚になり、プライベートに口出ししたくなる人もいます。
お互いに居心地の良い距離感を保てるように、干渉しすぎないようにしましょう。
お金や物が勝手に使われていた
お金や物を許可なく使ってしまう人もいます。トラブルにならないように、信頼できる人とだけルームシェアしましょう。
シェアメイトに恋人ができてシェア解消
どちらかに恋人ができるとシェア解消するパターンが多いです。
いきなり解消すると住む場所やお金に困ってしまうので、シェアを始める前に解消するときのルールを決めておくと安心です。
セクハラや性犯罪に巻き込まれそうになった
男女のルームシェアだとセクハラ行為をする人がいる可能性もあります。トイレはもちろんのこと、脱衣所や個室にも鍵をかけるなどできる限りの対策をしましょう。
親に反対されやすい・友達に驚かれやすい
カップルや同性の友達と違い、恋愛対象ではない男女のルームシェアは理解されないことが多いです。
外国では男女のルームシェアが当たり前という地域もありますが、日本では否定的な意見が目立ちます。
ドン引きされることも珍しくないので、ルームシェアしていることを周囲に話す場合は注意しましょう。
男女で快適にルームシェアするためのお部屋の選び方
男女でルームシェアするときに快適に暮らせるお部屋の選び方を紹介します。ルームシェアすると決めた人は是非参考にしてください。
- ・2DK以上の間取りにする
- ・バストイレ別にする
- ・お互いの勤務先を考慮する
2DK以上の間取りにする
2DKなど、お部屋が2つ以上ある間取りにしましょう。2DK以下だと自分専用のお部屋が持てず、1人になれる空間がないのでストレスが溜まります。
家賃に余裕があれば2LDKがおすすめです。それぞれのお部屋が持てるだけでなく、リビングが広いので一緒にくつろいだり、大きな家具を置いたりできます。
バストイレ別にする
バストイレが一緒になっていると、どちらかがお風呂に入っているとトイレが使えません。必ず別になっている間取りにしましょう。
脱衣所にドアがあればお風呂に入る時や着替える時の目隠しになり、プライバシーが守れるのでおすすめです。
お互いの勤務先を考慮する
住む場所はお互いの勤務先を考慮しましょう。どちらかの通勤時間が長すぎると不満が溜まり、トラブルの原因になります。
目安としては、お互いの職場の最寄り駅から30分ほどの場所です。乗り換えの少なさや混雑具合についても考慮すると、通勤にかかるストレスが減らせます。
ルームシェアの入居審査は厳しい
男女のルームシェアは同棲のように扱われますが、結婚している夫婦と比べると入居審査に通りづらいです。
友達同士は揉めごとや喧嘩など些細なことでルームシェアを解消して、家賃滞納となるリスクがあるからです。
ルームシェアの入居審査を通りやすくするには、どちらかが退去しても1人で家賃を支払い続けられる収入があると証明しましょう。
さらに入居者全員が契約者となる連名契約を結ぶと、全員が家賃全額の支払い義務があるので大家さんも安心してお部屋を貸してくれます。
男女のルームシェアを成功させるためのポイント
男女のルームシェアが上手くいっている人たちは、以下の決めごとやポイントを意識して生活しています。以下で詳しく解説します。
- ・相手の価値観を理解する
- ・プライベートに積極的に干渉しない
- ・常にルームメイトへの配慮を忘れない
- ・気になることはすぐに指摘して話し合う
- ・家事や掃除の分担は決めておく
- ・恋人ができたらシェア解消するか決める
相手の価値観を理解する
男女だと、同性のルームシェアよりも価値観が合わないと感じることが多くあります。
それは男性だから女性だからと言う理由ではなく「他人だから」または「育って来た環境が違うから」と言う理由がほとんどです。
価値観の違いでトラブルが起きたときには「これだから男は、女は」などと思わず、相手のことを理解するスタンスで接するようにしてみましょう。
プライベートに積極的に干渉しない
男女だと余計に気になる仕事や恋愛などのプライベートですが、相手から話してくれない限り積極的に干渉するのは止めましょう。
プライベートに干渉しすぎるとルームシェア解消に発展しやすいです。相手のプライベートには、絶対に干渉しないくらいの覚悟を持っておく必要があります。
常にルームメイトへの配慮を忘れない
ルームメイトは他人です。シェアによって物理的・精神的な距離は縮まりますが、やはり家族とは違うので一定の配慮が必要です。
共用部分での過ごし方、相手への言動などには気を付けましょう。
また、相手が家事の当番でも自分の方が余裕があればやっておくなどの工夫が必要です。
気になることはすぐに指摘して話し合う
男女のルームシェアでは喧嘩が起こりづらいです。女性からすると男性の方が力が強く声も大きくて、万が一喧嘩になったとき圧倒的に不利だからです。
ただ、これだと女性側が全く意見を言えなくなってしまい、不満が溜まってしまいます。
些細なことでも気になることがあれば、お互いに気軽に指摘し合い、すぐにその場で解決できるように話し合うようにしましょう。
家事や掃除の分担は決めておく
掃除や共有で使うものの買い出しなど、ある程度家事の分担は決めておいた方が良いです。分担を決めておかないと負担が偏り、不満が溜まる可能性があるからです。
ただし男女のルームシェアの場合は、ゴミ捨てなどの力のいる仕事を男性が担当してくれる場合も多いようです。
お互いが納得できるように決めておきましょう。シェアメイトの仕事が忙しいときは家事を交代するなどの思いやりの心があれば、ルームシェアがうまくいくはずです。
恋人ができたらシェア解消するか決める
男女でルームシェアを始める場合、あらかじめ「恋人ができたらルームシェアを解消する」などとルールを決めておくと良いです。
大抵はお互いに恋人がいない状態でルームシェアがスタートしますが、いずれは状況が変わって相手に恋人ができることもあるからです。
揉めずにルームシェアを解消する方法
「恋人ができた」「転職で引っ越しが必要になった」などの理由でルームシェアができなくなる場合があります。
揉めることなくルームシェアを解消する方法を紹介するので、参考にしてください。
- 一緒に住めなくなることを早めに伝える
- 支払いなどのお金は明確化する
- シェアメイトは今後どうするか話し合う
- 自分の住む家を探しておく
- シェアメイトに感謝の気持ちを伝える
1.一緒に住めなくなることを早めに伝える
どうしても一緒に住めなくなってしまった場合は、できるだけ早めに伝えましょう。
引っ越し先を決めたり、今の物件の契約を解除したりなどの準備期間が必要なので、最低でもルームシェアを解消する3ヶ月前くらいまでに伝えるのがベストです。
ギリギリになって伝えることは、あなたの信用を失うことになり「非常識な人」だと思われてしまうので絶対にやめましょう。
2.支払いなどのお金は明確化する
1番揉める原因になるのはお金の問題です。
家賃や光熱費など、自分がいくら払えば良いのか、明確化しておきましょう。
お金を置いていきシェアメイトに支払ってもらうのか、シェアメイトに先に払ってもらい後から口座に振り込むのかなど、方法は様々なのできちんと話し合って決めましょう。
お金の問題は口約束だけで終わらせるのではなく、紙にメモをしておくなどして、聞き逃しのないようにしましょう。
3.シェアメイトは今後どうするか話し合う
自分が引っ越すことにより、シェアメイトは今後どうするのか話し合いましょう。
そのまま1人で住むのか、新しいシェアメイトと住むのか、シェアメイトも引っ越すのか、相談に乗ってあげると良いです。
シェアメイトが困っていたら、最後まできちんと協力しましょう。
4.自分の住む家を探しておく
恋人の家に住むなどの理由で、住む場所が確保できていれば良いですが、転職などで住む場所が決まっていない場合は早めにお部屋探ししておきましょう。
シェアメイトに一緒に住めないことを伝える3ヶ月前くらいに、平行して良い物件に目星をつけておくと良いです。
5.シェアメイトに感謝の気持ちを伝える
自分がルームシェアを解消したいと思った発端ならば、ちゃんと感謝の気持ちを伝えましょう。併せて謝罪をすることも大事です。
お菓子や便利な生活グッズなどを差し入れすると喜ばれます。シェアメイトがそのまま家に残る場合は、家具や家電を譲ったりしても良いでしょう。
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
- オリコン顧客満足度1位の接客サービス
- 未公開物件も紹介してもらえる
東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。
アエラスは1996年に池袋西口店をオープンしてから28年間にわたって拡大を続け、2024年現在ではグループ全体で67店舗を展開しています。
また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。
他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。
また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。
初期費用の分割払いに対応している
アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。
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