「ペット可マンションってうるさい?」
「有効な防音対策ってある?」
これからペットを飼う人なら、動物との生活に胸が高まりますよね。犬や猫は毎日出迎えてくれるので、疲れた日でも癒やされます。
しかし、ペット可マンションやアパートに引っ越して後悔する人もいます。周りのペットの鳴き声で睡眠不足になるケースも…。
そこで当記事では、ペット可マンションに住んだ人の体験談を紹介します。防音性が高い物件の特徴や、内見時に防音性を確認する方法も解説します。
- 多くの人がうるさいと感じる
- 防音性の高いSRC造なら静か
- 過去の騒音トラブルを管理会社に直接確認するイエプラに相談するのがおすすめ
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不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
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ペット可マンションでうるさい!と感じた人の体験談
ペット可マンションでうるさい!と感じた人の体験談を集めてみたところ、かなりのひとが「うるさい」と感じているようです。
とくに犬を飼っている人が多いマンションは、騒音トラブルに発展しやすい傾向にあります。
このあと、どういう物件なら防音性が高いのか紹介するので、是非参考にしてください。
SRC造なら防音性が高いので気にならない
「ペット可」のマンションは、建物によって構造がバラバラです。最も防音性が高いSRC造であれば、うるさいと感じにくいです。
SRC造は、鉄骨鉄筋コンクリートのことで、鉄骨の骨組みを鉄の棒の骨組みで補強したものの中に、コンクリートを流し込んで固めたものを素材としています。
厚みと強度がかなりあり気密性が高いので、音を通しにくいという特徴があります。
ペット可だけで探すと、防音性が低い木造や鉄骨造のお部屋も出てくるので「SRC造」の条件にチェックを入れて探してください。
建物構造ごとの音の聞こえ方
日本建築学会が発表している、建物の「遮音等級」を参考に、建物構造ごとの音の聞こえ方をまとめました。
遮音等級 | 建物構造 | 音の聞こえ方 |
---|---|---|
L-35 | - | 日常生活で気になるような音はほとんど聞こえてこない。防音設備などで用いられるほどの等級。 |
L-40 | SRC造 | 子どもの泣き声や走り回る音や、落下音はかすかに聞こえる。上の階の音がわずかに聞こえるが、気にならない。建物構造で最も防音性が良い。 |
L-45 | - | 子どもの泣き声や走り回る音は少し聞こえる。踵で歩く足音も軽減される。ライフスタイルが同じなら、他の生活音は気にならない。 |
L-50 | RC造 | 子どもの泣き声や走り回る音は聞こえる。振動を伴う音は聞こえるが、気にならない程度。テレビ音やシャワー音はほとんど聞こえない。 |
L-55 | - | 洗濯機や掃除機など、振動を伴う音は聞こえるが我慢できる範囲。日常で見るテレビ音は聞こえてこない。 |
L-60 | 重量鉄骨造 | 足音やドアの開閉音や振動を伴う音が聞こえる。隣よりも上下の音が響きやすい。落下音や振動を伴う音がうるさい。 |
L-65 | 軽量鉄骨造 | 木造よりはマシなレベル。ドアの開閉音、家具家電など振動を伴う音など、生活音はほとんど聞こえる。上の階の足音が響く。 |
L-70 | - | L-75よりマシなレベルで大差はほとんど無い。生活音が筒抜けなのでうるさく感じる。 |
L-75 | 木造 | 生活音がかなり筒抜ける。ドアの開閉音、テレビ音、冷蔵庫や洗濯機の音はうるさく感じる。人の位置がわかるほどで、プライバシーの確保がしづらい。 |
引用:日本建築学会編「建築物の遮音性能基準と設計指針」技報堂出版
猫の発情期の声や、犬の遠吠えの場合は、SRC造でもわずかに聞こえるほどです。RC造もそこそこ防音性が高いですが、よく鳴くペットがいるならうるさいと感じます。
ペット可は内見で防音性を確認すべき
ペット可物件は、内見時に防音性を重点的に確認すべきです。
防音性が高いと言われても、人に追って感じる音が違うからです。内見時に我慢できると思っても、住んだ後にストレスになる人もいます。
- ・壁を拳でノックする
- ・お部屋の真ん中で手を叩く
- ・スタッフに共有部分を歩いてもらう
- ・窓を開けて周辺を確認する
- ・昼と夜など時間帯を変えて内見する
特に時間に余裕がある人は、時間を変えて2回内見するのが効果的です。
ペット可マンションに住むならマナーが大事
自分もペットと一緒に住むなら、周りに迷惑をかけないようマナーをしっかり守りましょう。
無駄吠えをしないよう訓練したり、いっぱい遊んで夜は一緒に寝るよう生活リズムを合わせるなどしっかりしつけて、ほかの住民とトラブルにならないようにするべきです。
自分で出来る対策をしておくべき
ペット可物件に入居した際は、自分で出来る対策はしておくべきです。
- ・クッションマットを敷く
- ・壁に吸音パネルを設置する
- ・遮音カーテンを付ける
- ・壁から数センチ離して家具を配置する
とくに犬を飼う人は、爪がフローリングに当たって音が響きやすいので、クッションマットで必ず対策したほうが良いです。
どうしてもうるさいと感じたときの対処方法
どうしてもうるさい、寝ているときに起こされてストレスになる場合は、速やかに管理会社に連絡しましょう。
その際、ストレートに「うるさいから注意してほしい」というのではなく「〇〇号室のペットが鳴きすぎていて心配なので、飼い主に確認してほしい」と伝えると良いです。
自分で直接言ったり、壁ドンしたり、何度もクレーマーのごとく管理会社に連絡をすると、別のトラブルに発展する恐れがあるので止めるべきです。
我慢できないなら引っ越すのも手
管理会社経由で伝えたにもかかわらずうるさい場合は、我慢せずに引っ越すのも手です。
即効性がないので、ペットの鳴き声に悩まされて睡眠障害やうつ病を発症する人もいます。そうなる前に、静かな物件に逃げたほうが快適に暮らせる可能性が高いです。
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