お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
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マンスリーマンションとは?普通の賃貸との違いや契約方法を解説!

マンスリーマンションと女の子のイラスト

マンスリーマンションとは?
利用する際の注意点は?

お部屋探しの際に「マンスリーマンション」という言葉を1度は目にしたことがあるのではないでしょうか。1ヶ月単位で住めるので、短期間だけ住みたい人にピッタリなんです。

ただ、マンスリーマンションは普通のマンションとは異なる点が多いです。詳しく知っておかないと、のちのちトラブルになることも…。

そこで当記事では、マンスリーマンションがどのようなものか解説します。普通のマンションとの違いや、借りる際の注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

マンスリーマンションとは

マンスリーマンションとは、1ヶ月や3ヶ月など短期間住むことを前提としたマンションです。普通の賃貸は、基本的に2年契約ですが、マンスリーマンションは1ヶ月単位で契約できます。

マンスリーマンションのお部屋には、生活に必要な家具家電があらかじめ設置されているので、最低限の荷物で引っ越せますし、引っ越し費用がかかりません。

また、マンスリーマンションは敷金・礼金・仲介手数料が不要なので、普通の賃貸のように高額な初期費用がかかりません。物件によっては、管理費も不要な場合が多いです。

ただし、清掃費や光熱費(固定)が毎月かかるので、長期滞在すればなるほど費用が高くなります。自分で掃除する場合でも、清掃費は別途必要です。

ちなみに、マンスリーマンションには重要事項説明がないため、普通の賃貸物件よりも退去費用のトラブルが多いです。

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通常のマンションと何が違うの?

マンスリーマンションと、普通の賃貸マンションの違いを4つ説明します。

1ヶ月単位で契約が可能

マンスリーマンションは1ヶ月や2ヶ月などの短期間だけ入居できるので、出張や研修期間などビジネス利用はもちろん、一時帰国や就活、旅行などプライベートでも多く利用されます。

ちなみに、1ヶ月後に契約を延長したい場合も、延長手続きすれば同じ部屋に住み続けられます。既に次の入居者が決まっている場合は、別のマンスリーマンションを紹介されることが多いです。

家具家電などの設備が付いている

マンスリーマンションは、生活に必要な家具家電が最初から備え付けられているので、最小限の荷物で引っ越せます。基本的に、下記の家具家電は設置されています。

ほとんどの物件に備え付けられている家具家電
・洗濯機
・電子レンジ
・カーテン
・冷蔵庫/冷凍庫
・ベッド
・エアコン
・テレビ

また、備え付けの家具家電だけでなく、レンタル可能な家具家電もあるので、滞在日数に応じて必要な物を厳選して引っ越しましょう。

必要に応じてレンタルできる家具家電
・調理器具
・トースター
・DVDプレイヤー
・アイロン
・アイロン台
・電気ケトル
・カーテン
・照明
・掃除機
・寝具セット
・ダイニングセット

物件によって備え付けられている家具家電が違うので、事前にホームページを確認しておくか、直接電話で聞いておきましょう。

敷金礼金が不要

マンスリーマンションの室内
マンスリーマンションでは、敷金・礼金・仲介手数料が不要なので、普通の賃貸に住むより初期費用がかなり安いです。保険料も不要な場合が多いです。

ただし、敷金・礼金・仲介手数料が発生しない代わりに、退去時に清掃費が発生します。清掃費は退去時のお部屋のクリーニング代のことで、滞在期間の長さによって料金が変わります。

マンスリーマンションと普通の賃貸物件に3ヶ月間住んだ場合で、費用がどれくらい違うかシミュレートしてみました。

マンスリーマンションも普通の賃貸も、吉祥寺駅から徒歩5分以内・築20年・1Kの実在の物件を参考にしています。

マンスリー 普通の賃貸
敷金 なし 90,000円
礼金 なし 90,000円
保険料 なし 15,000円
仲介手数料 なし 90,000円
清掃費 16,200円 退去時に決まる
家具家電購入費 なし 100,000円
家賃 99,000円×3ヶ月 70,000円×3ヶ月
管理共益費 3,000円×3ヶ月 3,000円×3ヶ月
水道光熱費 18,000円×3ヶ月 10,000円×3ヶ月
合計 約376,200円 約634,000円

3ヶ月住むなら、マンスリーマンションのほうが半額近く安くなります。ただし、半年以上滞在する場合は宿泊代のみのビジネスホテルのほうが安くなる場合が多いです。

また、物件によっては清掃費とは別に退去費用を請求されることがあるので、トラブルにならないよう事前に確認しておきましょう。

水道光熱費が定額

マンスリーマンションは、水道光熱費が定額で必要です。金額は物件によって利害ますが、だいたい1日あたり約800円、1ヶ月で約24,000円ほどに設定されています。

キッチンやお風呂をひんぱんに使う人にとってはメリットですが、必要以上には水道やガス、電気を使わない人にとっては割高な金額です。

マンスリーマンションを契約するまでの流れ

マンスリーマンションを契約するまでの流れは主に以下のように進みます。普通の賃貸物件と違って内見や住民票の提出がない分、比較的ラクに契約できます。

マンスリーマンションの契約の流れ

契約の流れ
①ネットなどで物件を探し空室確認する
②お部屋を予約し必要書類を送る
③審査通過後に入金して契約書を受け取る
④入居開始

ネットなどで気になるマンスリーマンションを探し、電話やメールで空室があるか確認します。空いていた場合は、お部屋の予約手続きをしましょう。

予約後は、身分証明書の写し(顔写真付き)と申込書類をFAXやメールで送ります。書類がきちんと届くと、自動的に入居審査に進み、審査通過後に予約確定になります。

予約確定後に、契約書と請求書が郵送されてくるので、期日までに入金や必要書類の返信を済ませてください。不備が無ければ、あとは入居するだけです。

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マンスリーマンションを借りる際の注意点

マンスリーマンションを借りる際に、知っておくべき注意点を紹介します。

マンスリーマンションには住民票を移せない

基本的に、マンスリーマンションへは住民票を移動できません。

住民票は「1年以上継続して生活の本拠が移る場合のみ」移動できるので、自宅が別にあり、仮住まいとしてマンスリーマンションに住む場合は、適用されません。

そのため、ほとんどのマンスリーマンションでは契約書に「住民票移動不可」と明記されています。

ただ、管理会社によっては、1年以上の長期契約の場合に相談できることもあるので、住民票を移動したい人は契約時に相談してみましょう。

退去時にトラブルが起きやすい

マンスリーマンションでは重要事項の説明が無いため、退去時に支払う費用についてトラブルが起きやすいです。

普通の賃貸物件では、契約時に必ず重要事項説明書の確認を受けます。重要事項説明とは、入居中のルールや契約に関する注意点を宅建士の立ち合いのもので確認することです。

気軽に借りやすい反面、解約時の手続きや違約金の規定、問題発生時の責任の所在などについての確認が疎かになりやすいです。

内見できない

普通の賃貸物件の場合、お部屋を内見し、広さや設備などを確認後契約しますが、マンスリーマンションは一般的に内見できません。

そのため、事前に写真や間取りを確認し、マップなどで周辺施設を把握しておく必要があります。ネットで調べても不明点が残る場合、直接管理会社に問い合わせてみましょう。

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家賃によっては10万円以上も安くなるので、浮いたお金で新生活の家具家電を揃えられます。費用を抑えて引っ越したい人は、ぜひ利用してみてください。

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