「エレベーターなしだと4階と5階はきつい?」
「やめたほうがいいって本当?」
エレベーターなしの物件は、ありの物件と比べて家賃や管理費が安いです。毎月の出費を抑えたい人から人気があります。
しかし、4階以上となるときついと感じることも…。毎日階段の上り下りは面倒くさいという人は多いです。
そこで当記事では、エレベーターなしの物件に住んでもいいかどうかを解説しています。ぜひ参考にしてください。
スモッカ
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スミカ
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ファイナンシャル・プランナー
宅地建物取引士
日本FP協会認定のFP。お金に関する知識を活かし、一人暮らしからファミリー世帯まで幅広い世帯の生活費を算出しています。宅建士の資格も取得しており、お客様の収入に見合った家賃を提案するなど、生活設計についてのトータルサポートをおこなっています。
3階までならエレベーターなしでも良い
エレベーターなしのマンションに住むなら、3階までにしておくと良いです。4階~5階に住む場合は、日々の生活がきつくなるのでやめるべきです。
毎日階段で4階~5階に行くと、慣れるという人もいますが、実際は疲れて帰ってくることがほとんどです。階数が上がるにつれ体への負担も増えます。
3階なら、パンプスを履く女性でも登り切れる高さです。外から室内に虫が侵入しにくい、空き巣に狙われにくいなどのメリットもあります。
エレベーターの設置基準は何階から?
エレベーターの設置基準は、階数ではなく高さで定められています。「宅築基準法」により高さ31m以上の建物に、エレベーターの設置が義務化されています。
高さ31mは、一般的に7~10階建て以上のマンションが該当します。6階以下のマンションには、エレベーターの設置義務が無いので階段の上り下りが大変になります。
エレベーターなし物件のメリット
エレベーターなしのメリットを体験談と一緒に紹介します。
- ・家賃が安い
- ・軽い運動になる
- ・待ち時間なく移動できる
- ・災害時にすぐに避難できる
家賃が安い
エレベーターなしのマンションは、家賃が安い傾向にあります。階数が高くなるほど、入居者が入りにくいからです。
空室を避けるためにも、地域相場から5,000円近く家賃を低く設定しているところが多いです。
また、エレベーターが無いので、維持費や管理費がかからないです。エレベーターありの物件の半分ほどの管理費で済みます。
エレベーターなしマンションの4階に住んでいます。周辺に比べて家賃が安いし、維持費もかからないのでその分貯金に回せます。(20代前半)軽い運動になる
外出するときに、毎回階段をの上り下りするので軽い運動になります。コンビニやごみ出しに行くだけでも軽い運動になるので、運動不足が少し解消されます。
リモートワークで基本家から出ないので、階段が軽い運動になっています。荷物を持っての上りがきついので、冬場以外は少し汗をかきます。(30代前半)待ち時間なく移動できる
朝の通勤時間に、エレベーターを待つ必要がなくなります。エレベーターの待ち時間が無くなるので、時間の短縮にもなります。
前に住んでいたマンションはエレベーターになかなか乗れなかったです。なので家賃の安いエレベーターなしの物件に引越しました。通勤時にエレベーターを待つこともないし、家賃も安くなったので得した気分です。(20代後半)災害時にすぐに避難できる
家事や地震が来たら、すぐに避難できます。エレベーターが無いので、閉じ込められる心配もありません。物件によっては、階段が2つ付いているので混雑せずに避難できます。
閉所が苦手なのでエレベーターなしの物件に住んでいます。災害時は階段ですぐに避難できるし、エレベーターに乗っていた時に閉じ込められる心配も無いです。(20代前半)エレベーターなしのマンションなら、階段が2つ付いている物件が多いので、緊急時は避難しやすいです。
エレベーターなし物件のデメリット
エレベーターなし物件のデメリットを解説します。住もうか迷っている人はぜひ参考にしてください。
- ・荷物を持っての移動が大変
- ・階段近くのお部屋はうるさい
- ・けがや妊娠したときが大変
- ・大きな家具を買うと運んでくれない
- ・引っ越し時に追加賞金がかかる
荷物を持っての移動が大変
普段の上り下りだけでもきつく感じますが、ごみ出しや買い物をした後などに重い荷物を持ちながらだと、さらにきつくなります。
階段が狭いと、荷物をもったまま他の人とすれ違うと、通りにくくなります。
たくさん買いすぎたときに荷物を持って上がるのがつらいです。頻繁に買い物に行っているんですが、特売日は買いすぎてしまいます。特にお米や2Lのペットボトルがある日はきつすぎます。(20代前半)階段近くのお部屋はうるさい
階段の近くのお部屋に住んでいると、足音だけでなく話声も聞こえるのでうるさいです。
1階や2階に住んでいると、3階以上の人が上り下りするので1日に何度も聞くことになります。
2階の階段の隣のお部屋に住んでいます。夜中に帰ってくる人の足音で起きることが多いです。土日はゆっくり寝たいのに足音や電話の声などで起こされてゆっくり寝られないです。(20代後半)けがや妊娠したときが大変
足腰を痛めていたり、けがをしてしまったときのエレベーターなしの生活はかなり苦労します。また、おなかの大きい妊婦さんは階段の上り下りがかなりつらいです。
子どもが生まれてからもベビーカーの持ち運びは大変なほか、小さい子どもは階段の上り下りの最中に転落してしまう可能性もあるのでおすすめできません。
入居したてての時は問題なく上り下りが出来たのですが、妊娠してからはとてもつらくなりました。お腹の子にも良くないからと、旦那が買い物などやってくれるけど凄い申し訳なく感じます。(30代前半)大きな家具を買うと運んでくれない
大きな家具を買っても、エレベーターが無いと配送してもらえない場合があります。配送してもらったとしても、追加料金を取られてしまう場合もあります。
エレベーターが無いので大型家具を買うのに苦労しました。配送してもらえなかったので、1階から一人で運び入れました。(20代後半)引っ越しに追加料金がかかる
エレベーターなしの物件に引っ越す場合、追加料金がかかってしまいます。お部屋の階数が増えるごとに1,000円~2,000円程度の料金が上乗せされることが多いです。
大きな家具や家電路を運んでもらう場合は、さらに費用がかかります。時間が掛かるうえ、人員も増やさないといけないからです。
家賃の安さを優先してエレベーターなしの物件にしました。費用を抑えたくて選んだのに、追加費用だけで結構とられてしまいました。(20代前半)デメリット部分が引っかかる人は、エレベーターなしだと後悔する可能性があります。
住むのに向いている人の特徴
エレベーターなし物件に向いている人の特徴を紹介します。以下の3つに当てはまるなら、住んでも問題なく生活できます。
- ・家賃を抑えたい
- ・リモートワークが多い
- ・体力に自信がある
- ・毎日体を動かしたい人
- ・エレベーターなど狭い空間が苦手な人
階段の上り下りで適度な運動ができるので、1日のほとんどを家で過ごすリモートワークの人におすすめです。
体力に自信がある人や普段から運動している人は、階段の上り下りが苦にならずに、家賃を抑えることができます。
やめたほうが良い人の特徴
エレベーターなしの物件に住むのをやめたほうが良い人の特徴を紹介します。
- ・妊娠中、妊娠予定がある
- ・足腰に持病がある
- ・階段の上り下りに不安のある高齢者
- ・大きい荷物を持ち運ぶ
- ・毎日疲れ切って帰宅する人
上記のどれかに当てはまる場合は、エレベーターなしの物件に住むのをやめるべきです。毎日の階段の上り下りがきついだけでなく、けがが悪化する恐れがあるからです。

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