「アパートに住む上で必要な防犯対策は?」
「お部屋を選ぶときのポイントはある?」
アパートはマンションと比べて家賃がリーズナブルです。毎月の生活費を抑えられるので、様々な世代から人気があります。
しかし、オートロックや防犯カメラが付いている物件が少なく、セキュリティが不安という人も多いです…。
そこで当記事では、アパートに住む上で必要な防犯対策を紹介します。お部屋選びで重要なポイントも解説するので参考にしてください。
アパートの防犯面で最も問題になることは?
アパートの防犯面で最も問題になるのは、オートロックや防犯カメラなどの設備があるか無いかよりも玄関や窓の鍵をきちんと閉めることです。
一般的には「アパートはマンションよりも防犯性能が低い」という印象がありますが、実際には本人に防犯意識がきちんとあるかどうかが大きなポイントになります。
警視庁の発表によると、アパートやマンションなどの中高層住宅における空き巣の侵入経路で最も多いのは「無締り」(鍵の閉め忘れ)が原因によるものでした。
なかでも不審者が最も好むのは、玄関の鍵の閉め忘れです。窓からの侵入は発見されると泥棒だとバレますが、玄関からの出入りは見られても居住者と区別がつきにくいからです。
オートロックは絶対安全ではない
アパートやマンションにオートロックが付いていれば、絶対に空き巣などの被害にあわないわけではありません。
むしろ「オートロックがあるから」という安心感で家の施錠がおろそかになり、不審者に侵入されてしまうケースも多いです。
空き巣のなかには、ほかの住民が出入りするのに合わせてエントランスを通り抜けてしまう者もいます。オートロックを過信せずに、たとえ短時間の外出であっても施錠するようにしましょう。
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アパートでできる7つの防犯対策
玄関や窓の施錠を徹底することのほかに、アパートでできる防犯対策を7つご紹介します。特に一人暮らしの人は不在の時間が多いので、以下の対策を実践して防犯に努めましょう。
②フルネームの表札を出さない
③玄関と窓に補助錠をつける
④センサーライトや防犯カメラをつける
⑤防犯フィルムを貼る
⑥女性向けのカラフルなカーテンは使わない
⑦外に洗濯物を干さない
①郵便受けをいっぱいにしない
エントランスなどに設置されている集合ポストは毎日確認して、郵便物を貯め込まないようにしましょう。
郵便受けがいっぱいになっていると長期間にわたって不在になっているお部屋だと考えられてしまい、空き巣に狙われやすくなります。
また、郵便物がはみ出てしまうと個人情報が盗まれる危険があります。特に女性の場合は、名前が知られるだけでも危険です。
エントランスに共有のゴミ箱がある場合も、自分の名前が書かれたものは捨てるべきではありません。
②フルネームの表札を出さない
性別が推測されてしまう可能性が高いため、フルネームの書かれてある表札は表に出さないようにしましょう。
また、筆跡で性別を予測されることもあるので、手書の表札もやめましょう。
表札を出していなくても郵便物や宅配物は届くので、アパートやマンションに「表札を出すこと」といったルールがなければ、出す必要はありません。
③玄関と窓に補助錠をつける
出典:https://www.amazon.co.jp
玄関や窓に補助錠をつけることで防犯効果を高めることができます。鍵がひとつ増えることでピッキングにかかる手間が2倍になり、空き巣に狙われにくくなるからです。
補助錠は、ネット通販やホームセンターで500円ほどで手に入ります。
壁や柱に穴をあけることなく工具なしでつけられるものもたくさんあるので、賃貸のアパートでも気軽に取り付けられます。
④センサーライトや防犯カメラをつける
玄関やベランダの死角になる部分に、センサーライトを設置しましょう。人が近づくと自動的にライトが点くので、不審者に侵入されにくくなります。
防犯カメラはかなり高価ですが、実際には録画機能が無いダミーのものでも十分に効果があります。ダミーの防犯カメラは、ホームセンターで2,000円ほどで買えます。
⑤防犯フィルムを貼る
出典:https://www.amazon.co.jp
窓にガラス破り防止の防犯フィルムを貼ることで、泥棒に侵入されにくくなります。
防犯フィルムの貼られた窓は、たとえ割られたとしても穴が開きづらく、侵入に時間がかかるからです。
⑥女性向けのカラフルなカーテンは使わない
花柄やピンク柄などの女性が好みそうなカラフルなカーテンは避けたほうが良いです。カーテンの柄から住んでいるのが女性だと判断されてしまい、不審者に狙われるからです。
どうしてもカーテンの柄にこだわりたい場合は、外からの視線を遮ってくれるミラーレースカーテンを一緒に使うようにしましょう。
⑦外に洗濯物を干さない
洗濯物を外に干すのは極力避けたほうがよいです。特に女性の場合は、干しているもので性別が分かり狙われる可能性が高くなります。
また、雨が降っているにもかかわらず洗濯物が干したままの場合、留守であることが外から分かってしまいます。
部屋干しの生乾きが気になる方は、乾燥機を使ったり、コインランドリーを利用すると良いでしょう。
アパート選びの際に防犯面で気を付けるべき5つのポイント
賃貸アパート選びの際に防犯面で気をつけることは5つあります。なるべくすべての項目に気を付けて、安全なお部屋を探しましょう。
②大通り沿いにあるお部屋を選ぶ
③モニター付インターホンのお部屋を選ぶ
④玄関の鍵がディンプルキーの部屋を選ぶ
⑤内見時に共用部が荒れていないかチェックする
①2階以上のお部屋を選ぶ
2階以上のお部屋はベランダや窓からの侵入がしづらくなるので、1階よりも防犯性が高くなります。
また、階が高ければ高いほど、路上から部屋の様子を見られにくいというメリットもあります。
②大通り沿いにあるお部屋を選ぶ
騒音問題の面から、大通りに面していない静かな物件を入居先として選ぶ人が多いですが、防犯面を重視するならば、むしろ人通りの多い道に面したお部屋がおすすめです。
スーパーやコンビニの近くにあって夜間でも人通りがあれば、人の目に触れるため不審者に狙われる危険が少ないからです。
反対に、大通りから逸れた細い路地は、人通りが少ないだけでなく街灯も少ないことが多く、犯罪にあう危険性が高くなります。
③モニター付インターホンのお部屋を選ぶ
防犯面を気にするならば、お部屋選びの際には、必ずモニター付インターホンが付いている物件にしましょう。特に、不在時の訪問映像を録画できるインターホンがおすすめです。
訪問者が友人や知人なのか、宅配便なのか、それとも見ず知らずの怪しい人なのかを映像を見て判断できるのはとても重要です。
エントランスにオートロックのついている物件のなかには、各部屋のインターフォンにはカメラが付いていないところもあります。内見時にはモニターの性能も合わせて確認しましょう。
④玄関の鍵がディンプルキーのお部屋を選ぶ
玄関の鍵はピッキングに強く防犯性能に優れた「ディンプルキー」がおすすめです。丸いくぼみがいくつもある特徴的な鍵なので、内見時に形を確認すると良いです。
一般的なギザギザの造りの鍵は「ディスクシリンダー」と呼ばれています。ディスクシリンダーの物件であっても、入居時に追加費用を支払えばディンプルキーに交換してもらえる場合があります。
⑤内見時に共用部が荒れていないかチェックする
物件を内見する際には、エントランスや自転車置き場といった共有部分が荒れていないかチェックしましょう。
エントランスに私物が置きっぱなしになっていたり、自転車置き場が荒れていたりする物件は入居している住民のモラルが低い危険があり、不審者は侵入しやすくなります。
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