「7畳の広さはどれくらい?」
「一人暮らしだと狭いと感じる?」
賃貸はお部屋が狭いほど家賃が安くなります。帰って寝るだけなら狭いお部屋でもいいという人は多いです。
しかし、内見時は家具や家電がないのでお部屋が広く見えがちです。実際に住んでみると、思ったより狭くて後悔した…ということにもなりかねません。
そこで当記事では、7畳の広さや置ける家具の目安を「カリモク60」でシミュレーションしたものを紹介しています。レイアウトのコツも解説するのでぜひ参考にしてください。
- 7畳は10~13平米の広さ
- 一人暮らしなら平均的な広さのお部屋
- 間取りで迷ったらネット不動産屋のイエプラに相談するのがおすすめ
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7畳は一人暮らしでは平均的な広さ
7畳は、6畳と同じく一人暮らしでは平均的な広さです。ほとんどのお部屋にクローゼットか押入れがついているので、衣類の収納スペースも確保しやすいです。
シングルベッドにテレビ台、大きめの壁面収納棚にローテーブルを置いても、レイアウト次第で快適に一人暮らしができます。
8畳で1人暮らしをする場合はやや広く感じますが、7畳と6畳は体感的には同じくらいです。
実寸大の広さのシミュレーション
「カリモク60」を使用して、7畳・6畳・8畳の広さに原寸サイズの家具を配置したシミュレーションを紹介します。
配置している家具や小物は、以下のもので統一しています。
- ・シングルベッド
- ・テレビ台(120cm×40cm)
- ・壁面収納棚(横115cm×38cm)
- ・収納棚(横78cm×38cm)×2
- ・ローテーブル(90cm×59.7cm)
- ・ラグ(180cm×140cm)
7畳のシミュレーション |
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7畳ほどの広さがあれば、記載の家具を配置してもスペースに余裕があります。大小の収納棚を3つは配置できるので、荷物が多い人でも片付きます。
セミダブルベッドにしたいという人は、6畳よりは7畳がおすすめです。
6畳のシミュレーション |
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6畳だと、7畳と同じ家具を配置するとやや狭く感じます。
それでも同じくらいの家具は配置できるので、レイアウト次第では十分一人暮らしできる広さがあります。
ただし、クローゼットの扉が開閉できなくなるので、家具配置には気をつけてください。
8畳のシミュレーション |
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8畳に同じ家具を配置すると、お部屋の3分の1~半分ほどのスペースが空きます。
ベッドをセミダブルにし、パソコン用のデスクを1つ追加しても広さに余裕があります。
恋人や友人を頻繁に呼ぶ人は、8畳ほどの広さがないと窮屈に感じます。
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7畳の広さは地域によって差がある
7畳のの面積 | 7畳の広さ | 使われる地域 | |
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本間(京間) | 12.76㎡ | 440cm×290cm | 関西・中国などの西日本 |
中京間 | 11.6㎡ | 420cm×280cm | 東京・愛知・ 岐阜など |
江戸間 | 10.84㎡ | 400cm×270cm | 東日本 |
団地間 | 10.12㎡ | 390cm×260cm | 全国の公団住宅・アパート |
7畳のお部屋は、地域によって微妙に広さに差があります。使われている畳の大きさが違うからです。
東京では7畳は約11.6㎡で「4.2m×2.8m」ほど、関西では7畳は約12.7㎡で「4.4m×2.9m」ほどの広さなので、東京と関西でも約1㎡の差があります。
ただし、不動産公正取引協議会で「1畳(帖)は1.62㎡以上」と定められているので、物件情報に登録されている平米数は全国で統一されています。
地域ごとの広さについて、以下で詳しく解説していきます。
中京間
中京間は、1畳のサイズは6尺×3尺(182cm×91cm)です。現代では、1畳の一般的な畳のサイズの基準として用いられることが多いです。
正式には「三六間」と呼ばれており、東京や愛知・岐阜・三重中心に、近畿や四国、東北、北陸などでも多く使用されています。
江戸間
江戸間は、1畳が5尺8寸×2尺9寸(176cm×88cm)と、中京間と比べるとやや小さいめです。
名前の通り東京を中心とした関東や静岡北部で主流のサイズですが、別名「田舎間」とも呼ばれており都から外れた地域をメインとしています。
本間(京間)
本間(京間)は、1畳6尺3寸×3尺1寸5分(191cm×95.5cm)です。
安土桃山時代に、茶室や書院などを設計する際にやや広めに作っていた節があり、その名残で東京より大きめになっています。
関西を中心に中国・四国・九州地方で多く見かける畳のサイズです。
団地間
団地間は、1畳が5尺6寸×2尺8寸(170cm×85cm)と、ほかの畳のサイズと比べると小さいです。
日本が高度成長期に入って集合住宅のニーズが高まって際に、少しでも戸数を多くするためにやや狭めになっています。
全国の公団住宅・アパート・マンションなどの集合住宅で使われることが多いです。
広さで迷うなら住まいのプロである不動産屋に相談すると良い
7畳ほどの広さで大丈夫か不安…など、お部屋の広さに関して迷うなら、住まいのプロである不動産屋に相談すると良いです。予算やライフスタイルも合わせて考慮してくれます。
当サイトが運営するネット上の不動産屋「イエプラ」は、来店不要でLINEから気軽に相談可能です。AIではなくスタッフが手動で返信しているので、細かい質問もできます。
お店に行く時間がなかなか作れない人や、移動中などのスキマ時間を活用して効率よくお部屋探しをしたい人にもおすすめです。
お部屋のレイアウトのコツ
お部屋のレイアウトに入る前に、どういうレイアウトにすればキレイにまとまるのかコツを紹介します。
自分がどういう家具や小物を買うべきかの参考にもなるので、是非活用してください。
お部屋を広く見せるなら背の低い家具で統一
7畳のお部屋を少しでも広く見せたい人は、背が低い家具でまとめると良いです。
立ち上がったときの視線の位置にモノが少ないため、体感的に広々とします。
また、できる限りの荷物をクローゼットの中に収納することで、部屋の中の荷物が少なくなるのでよりスッキリまとまります。
先に生活動線を確保
利便性の高さを重視する人は、先に生活動線を確保してください。
玄関やキッチンからお部屋の中のベッドまでの距離を最短にしたり、コンセントの位置を先に確保してから家具配置しましょう。
あれこれ考えて悩む場合は先にベッドの位置を決め、そのほかの家具をパズル感覚で当てはめていくと良いです。
荷物が多い場合は収納スペースを工夫する
荷物が多い人は、収納スペースが少しでも多い家具を購入して工夫してください。
例えば、寝具は収納付きベッドかロフトベッドにする、背の高い壁面収納棚を買う、アルミラックを組み立ててスペースを増やすなど、いくらでも確保できます。
ただし、背の高い大型家具が増えるので、圧迫感が出てしまいます。
テーマやメインカラーを決めておくと統一感が出る
レイアウトのテーマやメインカラーをあらかじめ決めておくことで、統一感が出てまとまりやすくなります。
テーマやメインカラーは何でもよいです。アメリカンカジュアルやアジアンテイストでも良いですし、黒メイン、赤メインなど好きな色を持ってきても良いです。
どういうコンセプトにするか迷った場合は、フローリングや壁紙の色に合うメインカラーを決めましょう。
白いフローリングであれば、赤やオレンジを入れてメリハリのあるお部屋にできます。
濃いブラウン系であれば、白や黒でシックに決めたり、木目調を取り入れてレトロな雰囲気にアレンジできます。
7畳一人暮らしのレイアウト実例
7畳のお部屋のレイアウト実例を紹介します。みんながどういうお部屋にしているのか、どういう家具で工夫しているのか参考にしてください。
色を統一してすっきり見せるレイアウト
大きめの家具を置きたい、荷物が多い人は家具の色を統一させるとお部屋がすっきりします。
例えば、画像のように白を基調にして、テレビ台やテーブルをダークブラウンにすれば、シンプルにまとまります。
差し色を入れたい人は、カラフルにするのではなく最大2色までにまとめると良いです。
シンプルなレイアウト
シンプルなレイアウトは、ミニマリスト向けです。最低限の家具のみを配置することで、開放的で広々としたお部屋になります。
テーブルを置きたい人は高さがあるコンパクトタイプのものか、大きめのローテーブルを配置してオシャレなレイアウトを目指しましょう。
収納棚を多く設置して生活感を出す
壁一面に収納棚を配置したい人は、生活感をあえて見せることでオシャレなお部屋にできます。
100均などで売っている布製のBOXなどを上手く使うことで、引き出しをたくさん作れるうえ、カラーや柄を考える楽しみも増えます。
また、荷物が多いお部屋は、無地のシンプルな家具で統一するより、ドットやチェックなどの柄物でまとめるか、色にアクセントを持たせた方がオシャレです。
布団で作業スペースを多めに確保
作業スペースを多く確保したい、日中はお部屋を広くしたいと考える人は、ベッドではなく布団が良いです。
大きめのソファーやテーブル、収納棚を設置しても、布団を畳めば作業用スペースを作れます。
布団を片付ける手間が面倒という人は、寝具を敷いたままでも平気な折り畳み式ベッドやソファーベッドがおすすめです。
あえて大きめの家具でまとめるレイアウト
出典:暮らしの知恵、まとめサイト
シングルベッド以外の家具を、あえて大きめにすることで、細々した家具を置くよりもまとまってすっきりしたお部屋になります。
壁面収納のハイタイプテレビ台を配置すれば、テレビの周りも収納スペースに早変わりします。
友達をお部屋に呼ばない人は、セミダブルベッドを配置して、ゆったり眠れるスペースを確保しても良いです。
オシャレな電気カバーでレトロな雰囲気
レトロでオシャレな雰囲気を出したい人は、オシャレな電気カバーを購入してみましょう。
Amazonや楽天市場などで3000円~と少々値段が高いですが、カバーを変えるだけでお部屋の雰囲気がガラりと変わります。
ただし、備え付けのお部屋の電気カバーがでかいものだったり、取り外しできない場合があるので、事前に確認しておきましょう。
当サイト運営の「イエプラ」なら、わざわざお店に行かなくてもLINEで希望を伝えてお部屋を探せます!
さらに、イエプラは仲介手数料が基本0円です。およそ家賃1ヶ月分の初期費用をまるっと節約できます。
家賃によっては10万円以上も安くなるので、浮いたお金で新生活の家具家電を揃えられます。費用を抑えて引っ越したい人は、ぜひ利用してみてください。