お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
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4人家族で1LDKだと狭すぎる?快適に住むためのコツやレイアウト例も紹介!

4人家族で1LDKだと狭すぎる?のイメージイラスト

4人家族で1LDKに住める?狭くない?
どんなレイアウトができる?

1LDKは築浅で設備が整っている物件が見つかりやすいです。ファミリーが住める間取りの中では家賃が比較的手頃で、様々な年代から人気があります。

しかし、4人家族で住めるのか、デメリットが多いんじゃないかと不安になる人も多いです…。

そこで当記事では、実際に4人家族で1LDKに住んでいる人のリアルな声や快適に暮らすためのコツを紹介しています。レイアウト例もあるのでぜひ参考にしてください。

監修 阿部 陽一郎
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

1LDKに4人家族が住むとかなり窮屈

1LDKに4人家族が住むと、かなり窮屈です。居室はベッドくらいしか置けないので、リビングで4人揃って生活することになります。
1LDKで4人暮らしする場合の家具配置例

そもそも1LDKとは、1部屋+リビングダイニングキッチンが8畳以上の広さの間取りのことです。リビングが10畳以上の広さがないと、4人で生活しづらいです。

子どもの勉強机を置く余裕はないので、ダイニングテーブルをフル活用するしかありません。常に家族の視線があるので、1人の時間をとりにくいです。

ベッドの配置例

4人家族が1LDKで暮らす場合、居室は寝室利用になります。ビジネスホテルのようなレイアウトしかできません。

カリモク60」を使って、原寸サイズの家具を配置してみました。

ダブルベッドを2つ配置すると、それだけで居室が埋まります。ベッド脇に小さいチェストくらいは置けますが、クローゼットの扉があるので大きめの収納棚は置けません。

7畳にダブルベッド2つ置いた例

シングルサイズの2段ベッドを2つ置く場合は、子どもの勉強机を2台配置する余裕があります。ドミトリータイプのシェアハウスようなレイアウトです。

7畳にシングルの2段ベッドを2つ置いた例

もしくは全員布団にし、日中はスペースを空けるなど工夫しましょう。かなり手狭なので、空間を上手く利用しないと住みづらいです。

居室が7畳未満だと4人家族は厳しい

居室が7畳未満の1LDKは、4人家族で住むには狭すぎます。最低でも、居室は7畳以上・リビングは10畳以上の1LDKを探してください。

また、狭い1LDKの間取りは、単身~同棲・新婚で住むことを想定されているので、4人家族だと断られる可能性があります。事前にきちんと確認しておきましょう。

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1LDKに住んでいる4人家族の生の声

1LDKに住む4人家族のリアルな感想を、Twitterで集めてみました。

4人家族で1LDKに住んでいる人は多いようですが、狭い・荷物が片付かないなどという不満ばかりでした。

まれに、4人家族で1LDKでも快適という声もありました。

ミニマリストで荷物をほぼ持たない、子どもが2人とも5歳以下という4人家族であれば、1LDKで生活してもストレスは少ないようです。

4人家族で1LDKに住む場合はデメリットを把握しておくべき

4人家族で1LDKに住む場合は、事前にデメリットをしっかり把握しておくべきです。

周辺住民とトラブルになりやすいので、事前に知っておくことで対策を打てます。

4人家族で1LDKに住むデメリット
・騒音トラブルになりやすい
・赤ちゃんの夜泣きで全員が眠れない
・トイレの奪い合いになる
・収納スペースが足りない
・自分の時間を確保しにくい

1ヶ所に全員が集まることで声や足音などが大きくなりやすく、周辺住民と騒音トラブルになりやすいです。

とくに下の階は、振動と足音がダイレクトに響いてしまうので注意してください。

1LDKは1~2人向けの間取りのため、基本的にクローゼットが1つしかありません。そのため、お部屋の中に衣装ケースやタンスなどを配置するため、かなり手狭になります。

また、全員が同じスペースで生活するしかないので、赤ちゃんの夜泣きのときは全員が起こされて眠れません。

家賃が安い「2DK」も視野に入れると良い

家賃を抑えるために「1LDK」を選ぶ場合は、専有面積がほぼ同じ「2DK」も視野に入れると良いです。

2DKは、居室が2つ+ダイニングが6~10畳未満の間取りです。DKは1980年代に主流だったため、築年数が古い分家賃が安めに設定されています。

中には、リフォームで内装が綺麗になっているのに家賃が安いままのお部屋もあります。1LDKに絞るより、選択の幅が広がります。

安いお部屋の探し方

安くて質の良いお部屋は、不動産屋に直接問い合わせたほうが見つかりやすいです。理由は、希望条件をヒアリングし、より良い物件をスタッフが探して提案してくれるからです。

ネット上の不動産屋「イエプラ」は、来店不要でチャットやLINEから「4人家族向けの安いお部屋を探して!」と送るだけで、スタッフが理想のお部屋を提案してくれます。

全国の賃貸情報の8割が集約されている業者専用のデータベース「ATBB」を使って物件を提案してくれるので、ネット上にない非公開物件も出てきます。

夜23時まで営業しているので、仕事が忙しくてお互いの予定が合わない、遠方に住んでいて引っ越し先の不動産屋に行けない人にもおすすめです。

4人家族が1LDKで暮らすためのコツ

4人家族が1LDKに住む場合、これから紹介する6つのコツを実践してください。狭いお部屋でも快適に暮らすために必要不可欠なことです。

・大家さんに4人でも大丈夫か確認
・LDKが広いお部屋を選ぶ
・寝具を工夫してスペースを確保
・アルミラックやデッドスペース活用で収納スペースを増やす
・モノは限界まで断捨離する
・防音対策は事前にしておく

大家さんに4人でも大丈夫か確認すべき

1LDKの間取りはもともと1人~2人で済むことを前提としているため、契約書に「2名入居まで」と書かれている場合があります。

事前に4人で住んでも大丈夫な物件かどうか確認しておきましょう。

また、すでに夫婦で済んでいて双子が生まれる、3人で済んでいたけどもう1人生まれる予定がある場合も、事前に確認すべきです。

ただし、契約書に「出産などで子どもが増えた場合は例外で特に届け出は必要ない」などの明記があれば、そのまま住み続けられます。

LDKが広いお部屋を選ぶ

1LDKはリビングスペースが8畳以上としか規定がないので、広めの間取りを選びましょう。専有面積の目安は「60㎡以上」です。

広いLDKだとリビングスペースに収納スペースや赤ちゃんの遊び場を作れるので、4人でも快適に暮らせます。

また、人をお部屋内に呼ばない前提であれば、リビングスペースに夫婦のダブルベッドを置いて、居室を子どもたちだけのお部屋にするなど工夫できます。

寝具を工夫してスペースを確保

寝具を工夫するだけで、狭い居室でもスペースを確保できます。

例えば、シングルサイズの2段ベッドを2つ揃えれば、4人分の寝床を確保できるうえ居室を広めに使えます。

以下は、6畳の居室にシングルサイズの2段ベッドを2つ設置した場合と、ダブルベッド2つ設置した場合のお部屋の広さの比較です。

2段ベッド2つ ダブルベッド2つ
6畳にシングルの2段ベッドを入れた間取り例 6畳にダブルベッドを入れた間取り例

また、寝具を折り畳みベッドや布団にすれば、昼は子どもたちのお部屋、夜は寝室と使い分けられます。

アルミラックやデッドスペース活用で収納スペースを増やす

天井近くまで高さのあるアルミラックを組み立てて収納スペースを増やすか、デッドスペースを工夫して収納場所を確保しましょう。

4人家族は衣類だけではなく、各自の趣味のモノや教材・仕事道具などモノが多くなります。そのため、収納で工夫しないとお部屋の中が片付きません。

他にも、ベッド下が収納スペースになっている寝具を買う、突っ張り棒を使ってお部屋の天井部分に衣類をかけるスペースを作るなどしてみてください。

モノは限界まで断捨離する

断捨離をする女性のイラスト
モノは限界まで断捨離しておきましょう。あれもこれも残しておくと、お部屋の中が荷物で溢れかえって、足の踏み場が無くなります。

最低でも、1年使ってないものは処分する・ちょっとでも迷ったものは捨てるなど、家族で相談してマイルールを決めておくと良いです。

防音対策は事前にしておく

4人家族で1LDKに住む場合、周辺住民と騒音トラブルになりやすいので、できる限りの防音対策をしておきましょう。

自分でできる防音対策
・TVなどの裏に吸音パネルを貼る
・壁に遮音シートを貼る
・壁際に本棚やタンスを置く
・家電に防振ゴムをつける
・厚手のカーペットを敷く
・家ではスリッパを履く

テレビや冷蔵庫などの家電製品の後ろに、吸音パネルを貼っておけば音を軽減できます。30cm×30cmほどのサイズで700円ほどです。

あまりお金をかけたくない人は、100円均一などで手に入る防振ゴムやクッションシールなどを、家電製品の裏や足につけておきましょう。

振動音を吸収してくれるだけでなく、振動によるズレなども防止してくれます。

4人家族の1LDKレイアウト例

4人家族が1LDKで暮らすオススメのレイアウトを紹介します。家具などを買い揃えるうえでの参考にしてください。

家具を絞ってシンプルにする

家具の数を絞ってシンプルにした室内の様子

出典:https://aflat.asia/

1LDKで4人家族が生活を送るなら、家具は必要最小限にしたほうがよいです。家具の数を抑えることで、歩き回るスペースが確保できます。

下の画像は10畳程度の広さのリビングですが、家具が少ないことで開放的な空間になっています。また、家具の色調を統一すれば、部屋をスタイリッシュにできます。

荷物が多いなら壁面収納やベッド下収納を活用する

壁面収納でスッキリさせた室内の様子

出典:https://www.pinterest.jp/

キャビネットなどの壁面収納を使えば、高さを使って物を片付けられます。本や雑貨を飾るように工夫して配置すれば、インテリアにもなります。

背の高い家具を使う場合は、地震によって倒れてしまうリスクを抑えるためにストッパーで必ず固定しましょう。

また、カラーボックスなどをベッドやソファの下に収めることで、デッドスペースがなくなり、生活スペースを有効活用できます。

ベッド下のスペースを収納場所に使っている例
出典:https://roomclip.jp/

ベビーベッドは夫婦のベッドの横に置く

夫婦のベッド横にベビーベッドを置いている例

出典:http://sweden.style-space.com/

子どもが赤ちゃんのうちは、夫婦のベッドの横にベビーベッドを置いて、いつでも抱っこができるようにしておくと安心です。

キッズスペースはジョイントマットでつくる

リビングの一画をキッズスペースにする

出典:https://roomclip.jp/

子どもが遊びまわる年頃の場合は、リビングの一画をキッズスペースにするためにジョイントマットを使うと良いです。

生活スペースにメリハリができるだけでなく、おもちゃなどで遊ぶ範囲を限定することで、予期せぬ危険を防げます。

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