「南丹市の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
ガヤガヤした都心から自然豊かな町への移住は夢がありますよね。最近は在宅ワークや多様な働き方が進み、都市部を離れて郊外に移住する人も多いです。
当記事では、少しでも移住を考えている人向けに、自然が豊かで住環境も整っている「京都府 南丹市」をご紹介しています!ぜひ参考にしてください。
南丹市はどんな町?
南丹市について | |
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所在地 | 京都府 中央部 |
人口(2023年 10月1日現在) |
30,187人(14,404世帯) 男性:14,668人、女性:15,519人 |
面積 | 約616.4km² |
都市部への アクセス |
▶電車 園部駅~京都駅:約35分(JR山陰本線快速) ▶車 京都駅周辺まで:約50分 大阪駅周辺まで:約1時間 ▶南丹市の交通アクセス詳細 |
住まい情報 | ▶南丹市空き家バンクはこちら |
移住支援制度 |
①南丹市移住支援金 ②移住促進住宅整備事業 ③結婚新生活支援事業 ④定住促進サポートセンター ⑤南丹市空き家バンク制度 など |
自然・施設 |
・るり渓自然公園 ・るり渓温泉 ・園部城跡 ・八木城跡 ・氷室の郷 ・日吉ダム、天若湖 ・道の駅スプリングスひよし ・府民の森ひよし ・雪印メグミルク京都工場 ・南丹市立文化博物館 ・深山 ・美山かやぶきの里 ・美山かやぶき美術館 ・大野ダム公園 ・キャンプ場、グランピング施設 ・生身天満宮などの神社仏閣 ・芦生研究林 など |
独自ポイント |
・大学生の地域活動が活発 ・子育て支援が充実 など |
温泉や緑の自然が豊かな暮らしやすい町
南丹市は、京都府のほぼ中央にある緑豊かな町です。面積の約88%が山林で、都市機能の整った市街地は市の南側に集中しています。
市街地エリアは京都市内にアクセス良好で、ベッドタウンとしての利便性を備えています。自然溢れる南丹市に住んで、京都駅の近くで働くような生活スタイルも実現できます。
市内には大学が複数あり、学生と連携したまちづくりが活発に進められています。市が子育て支援や教育に力を入れていて、単身はもちろん家族での移住にもピッタリです。
都市部から離れすぎず本格的な田舎暮らしもできる
南丹市の北側の「美山町」には、昔ながらの茅葺き屋根の集落があります。都市部から離れすぎずに本格的な田舎暮らしもできます。
山間部でもインターネットの光ケーブルが引けるので安心です。地域によって都市と自然のバランスが違い、人それぞれの多様なニーズに合った住環境が見つかりやすいです。
農業が盛んでおいしい京野菜やお米が育てられている
- ・みず菜や九条ねぎなどの京野菜
- ・お米(コシヒカリ、キヌヒカリ)
- ・美山牛乳
- ・京都肉(ブランド牛)
- ・お茶 など
水や空気が綺麗な南丹市では農業が盛んです。新鮮な京野菜などの豊富な特産品は、市内の直売所やスーパーで手に入れられます。
田舎ならではの魅力に溢れていて、都会のメリットも感じられる地域です。住環境を見直すために地方への移住を検討している人は要チェックです。
南丹市の5つの住みやすさポイント
- 生活圏に必要なお店や施設が揃っている
- 京都駅にアクセス良好で便利
- 自然豊かな環境で子育てができる
- アウトドアスポットが充実
- 住居費が都市部より抑えられる
①生活圏に必要なお店や施設が揃っている
南丹市の市街地には、コンビニやスーパー、ドラッグストアなどのお店が点在しています。保育・教育施設や病院の数も十分で、総合病院も備えています。
隣接した亀岡市の中心部にも行きやすく、車や電車で30分圏内に大型の店舗やショッピングモールがあって何でも揃えられます。
田舎の不便さが心配な人でも、住むエリア次第で便利に生活できます。市内の主要施設を回るコミュニティバスや、予約制の乗り合いタクシーなどの公共交通も充実しています。
②京都駅にアクセス良好で便利
園部駅から京都駅まで、快速電車だと約35分で行けます。必要に応じて都会まで行きやすいのは大きなメリットです。
京都駅から新幹線に乗れば、名古屋や東京などにアクセスしやすいです。大阪の中心部や大阪国際空港(伊丹空港)に車で約1時間で行けるのも魅力です。
③自然豊かな環境で子育てができる
- ・子どもの医療費に18歳まで助成がある
- ・子宝祝金(第1子5万円、第2子10万円、第3子以降は20万円)
- ・小中学校の入学時に祝金を3~4万円支給
- ・5歳未満の子どもがいる世帯に子育て手当を支給
- ・子育て支援センターなどの相談体制が整っている
- ・一時預かり保育や病児保育などのサポートが充実
南丹市は自然が少ない都会より子育てに適した環境が整っています。必要に応じて都市部に行きやすく、サポート体制が手厚いので共働き世帯にもピッタリです。
子どもが誕生した人数に応じた子宝祝金や、子育て手当、入学祝金など、南丹市でしか受けられない支援制度も多いです。
移住を検討している子育て世帯は、南丹市の子育て応援サイト「のびのびなんたん」で子育て環境やサポート体制を確認しておきましょう。
④アウトドアスポットが充実
南丹市は自然を生かしたアウトドアスポットが豊富で、キャンプやバーベキュー、ハイキングや魚釣りなど多様なレジャーが楽しめます。
府外からも多くの人が訪れるような名所や観光スポットがいくつもあります。アクティブな人や子どもがスポーツする場所や、休日の遊び場には困りません。
⑤住居費が都市部より抑えられる
南丹市は都市部と比べると購入と賃貸どちらも住居費を抑えられます。土地代が安く抑えられるぶん、同じ予算でも都市部より広々とした家に住めます。
移住に伴って補助金が受け取れるとさらにお得です。自分が対象の補助金の有無は、京都府と南丹市どちらの情報も確かめておきましょう。
南丹市の移住支援制度について
- 南丹市移住支援金
- 移住促進住宅整備事業
- 結婚新生活支援事業
- 定住促進サポートセンター
- 南丹市空き家バンク制度
①南丹市移住支援金
東京23区に居住または通勤していた人は、条件を満たすと単身で60万円、2人以上の世帯なら100万円の移住支援金が受け取れる制度があります。
移住支援金を受け取るためには、移住元・移住先の住所や、就職・起業・テレワークなどの仕事に関する条件を満たす必要があります。詳細は以下のリンク先で確認できます。
②移住促進住宅整備事業
南丹市の空き家バンク登録物件を購入または借りて移住する場合、改修費用の一部(最大180万円)を補助してもらえます。
空き家のリフォームに興味がある人は、以下リンク先で詳しい条件や手続きの流れをチェックしておきましょう。
③結婚新生活支援事業
結婚をきっかけに移住する新婚世帯は、住宅の取得費用やリフォーム費用、賃貸の初期費用や引っ越し費用に対して補助金が受け取れる場合があります。
補助金額は最大60万円で、補助金を受け取るためには年齢や所得などの条件をすべて満たす必要があります。詳細は以下リンク先で確認してみてください。
④定住促進サポートセンター
南丹市の「定住促進サポートセンター」は、移住に関する疑問から空き家バンクに関することまで気軽に相談できる窓口です。
定住促進サポートセンターの職員さんも市外からの移住者です。移住したときの経験や豊富な知識があり、親身にサポートしてくれます。
⑤南丹市空き家バンク制度
南丹市には空き家バンク制度があり、空き家を売りたい方や貸したい方から登録された市内の物件情報を「定住促進サイトなんくら」などで紹介してもらえます。
物件探しのサポートや地域の関係者の引き合わせなど、定住促進サポートセンターの職員さんから幅広いサポートを受けられます。
金額に関する相談や契約に関しては、サポートセンターは関与できません。注意点などの詳細は以下のリンク先で確認してください。
南丹市のおすすめスポット5選
- るり渓温泉
- 日吉ダム・天若湖
- 道の駅スプリングスひよし
- 美山かやぶきの里
- 生身天満宮
①るり渓温泉
園部駅からバスや車で約30分の場所にある温泉施設です。温泉やサウナの種類が豊富で、水着で入れる露天風呂や温泉プール、娯楽施設も備えた人気スポットです。
手ぶらでも行けるグランピング施設の「GRAX」や、日本最大級のイルミネーションを1年中体感できる「シナスタジアヒルズ」など見どころが盛りだくさんです。
泊まりはもちろん、日帰りで楽しめる温泉やレストラン、アクティビティがあり、観光客だけでなく地元の人にも親しまれています。
②日吉ダム・天若湖
日吉ダムは、水資源の確保や水害防止などの目的で建設された京都府最大のダムです。天若湖(あまわかこ)は日吉ダム建設に伴って形成された人口湖です。
春には桜、秋には紅葉が美しい湖畔に公園や遊歩道があり、市民の憩いの場になっています。関西屈指の釣りスポットで、カヤックやサップなどのアクティビティも人気です。
③道の駅スプリングスひよし
道の駅スプリングスひよしは、天然温泉やキャンプ場、農産物直売所などを備えた複合施設です。るり渓温泉と並ぶ南丹市の観光名所で、日吉ダムの直下にあります。
レストランや手ぶらで行けるバーベキュー場で食事したり、桂川の浅瀬や体育館で遊んだり、家族で楽しめる施設がたくさんあります。
自然を感じながらゆっくりリフレッシュできるスポットです。農産物の直売所では、地元で育てられた採れたての野菜や果物が販売されています。
④美山かやぶきの里
美山かやぶきの里は、200年以上前に建てられた茅葺き屋根の民家が建ち並ぶ集落です。茅葺き屋根の個性的な飲食店やショップ、資料館や美術館、宿泊施設などがあります。
春と秋に、防火用放水銃の点検のための一斉放水があります。冬には雪まつりやライトアップ、花火など、1年を通して他にはないイベントが開催されています。
⑤生身天満宮
生身天満宮(いきみてんまんぐう)は「日本最古の天満宮」と言われる神社です。学問の神様「菅原道真公」が祀られている全国的に有名なパワースポットです。
市内には他にも静かで趣のある神社仏閣や、歴史や文化を感じられるスポットが点在しています。移住の下見などで訪れる際はぜひ散策してみてください。
移住の不安は定住促進サイトを見れば解消できる
移住に関する疑問や心配ごとは、南丹市の定住促進サイトnancla(なんくら)を見れば解消できる内容が多いです。
疑問が残る場合は、南丹市の定住促進サポートセンター(TEL:0771-68-1616)に問い合わせてみてください。不明点は事前に解決して、理想の地方移住の準備を進めていきましょう。