「六ヶ所村の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
ガヤガヤした都心から自然豊かな街への移住は夢がありますよね。最近は在宅ワークや多様な働き方が進み、都市部を離れて郊外に移住する人も多いです。
当記事では、少しでも移住を考えている人向けに、自然が豊かで住環境も整っている「青森県 六ヶ所村」をご紹介しています!ぜひ参考にしてください。
六ヶ所村はどんな街?
六ヶ所村について | |
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所在地 | 青森県 上北郡 |
人口 (2023年8月1日現在) |
9,824人(5,050世帯) 男性:5,434人、女性:4,447人 |
面積 | 約252km² |
都市部へのアクセス |
▶電車 野辺地駅~青森駅:約45分 野辺地駅~仙台駅:約2時間半(新幹線利用) ▶車 六ヶ所村~三沢市:約50分 六ヶ所村~青森市:約1時間40分 ▶その他の交通アクセスはこちら |
移住支援制度 |
①六ヶ所村移住支援金 ②住宅新築リフォーム支援補助金 ③お試し移住体験ツアー など |
自然・施設 |
・スパハウスろっかぽっか ・六趣醸造工房 ・六ヶ所原燃PRセンター ・六ヶ所村立郷土館 ・ぼんてん山 ・尾駮レイクサイドパーク ・文化交流プラザ スワニー ・下北スリーハンドレッドゴルフクラブ など |
独自ポイント |
・子育て支援制度が充実 ・特産品が豊富 など |
美しい大自然に囲まれた村
六ヶ所村は明治の町村制施行で6つの村が集まってできた村です。下北半島の太平洋に面した場所にあります。
自然がとても豊かで、山・川・湖・海それぞれの魅力を感じられる環境です。夏には登山やカヤックなど、アウトドアな遊びを家族で思いっきり楽しめます。
夏場は快適で冬は積雪がある気候
春から夏にかけて吹く偏西風の影響で、年間平均温度は8~10度と低めです。夏場は30度を超える日が少なく快適に過ごせます。
冬は早いと11月下旬から雪が降り始め、寒い年は4月まで雪が残ることもあります。雪道の運転には慣れが必要ですが、除雪車が走るので心配し過ぎる必要はありません。
青森県にはスキー場がいくつもあり、暑がりやウィンタースポーツが好きな人には嬉しい環境です。
エネルギーの村として知られている
村内には国家石油備蓄基地や風力・太陽光発電などのエネルギー関連施設の他、原子燃料サイクル施設や研究開発機関が集結しています。
開発にあたり移住してきた人も多く、オープンな風土があります。移住して村に溶け込めるか不安な人でも心配が少ないです。
六ヶ所村の5つの住みやすさポイント
- 買い物環境が整っている
- 周辺の都市部にアクセス良好
- 子育てしやすい環境が整っている
- 海と山の幸などの特産品が豊富
- 都市部と比べて住居費が抑えられる
①買い物環境が整っている
田舎は不便なイメージがありますが、六ヶ所村にはスーパーやドラッグストア、ホームセンターなどが点在しています。
100円ショップやコンビニもあり、村外に出なくても毎日の買い物に不便は感じにくいです。
②周辺の都市部にアクセス良好
村内でも生活必需品は揃えられますが、必要に応じて周辺の都市部に出やすい立地です。車で1~2時間で青森市、三沢市、八戸市や十和田市に行けます。
青森空港や三沢空港まで行けば、飛行機で全国の都市にもすぐ出られます。
③子育てしやすい環境が整っている
- ・18歳までの子どもの医療費が無料
- ・0~5歳児の保育料が無料
- ・子どもが生まれると祝金10~30万円
- ・子育てのサポート体制が充実 など
医療費の助成など、子育て世帯に嬉しい支援制度が充実しています。保育・教育施設も揃っているので安心して移住できます。
運動公園や子ども用プールといった親子で遊びに行けるスポットも充実しています。
子育て世帯が移住を検討する際は、以下のリンク先から子育て情報を確認しておきましょう。
④海と山の幸などの特産品が豊富
- ・ごぼうや長芋などの野菜
- ・ブルーベリーなどの果物
- ・イカやサケなどの海鮮
- ・六趣(長芋焼酎)
- ・小川原湖牛(ブランド牛)
- ・牛乳 など
漁業・農業が盛んで、新鮮な海の幸と山の幸などの特産品が豊富です。酪農業も活発で、青森県の約60%を占める牛乳が生産されています。
村内の直売所などで、地元産の新鮮な食材がお手頃価格で手に入ります。飲食店も多く、地元の食材を使った料理が楽しめます。
農業を始めたい人への支援が手厚い
後継者不足を解消するため、村外から転入して就農する人のための支援制度があります。
移住とあわせて農業にチャレンジしてみたい人は、以下リンク先で就農支援についてチェックしておきましょう。
⑤都市部と比べて住居費が抑えられる
都市部と比べると土地代が安く、住居費が抑えられるケースが多いです。同じ予算でも都会より広々とした家に住めます。
助成金が受けられるとさらにお得です。物件を探す前に、自分が受けられる補助金があるか事前に確かめておきましょう。
六ヶ所村への移住者の声
実際に六ヶ所村に移住した方の体験談を2つご紹介します。少しでも移住に興味がある人は参考にしてみてください。
安心しながら子育てできる
六ヶ所村は子育て環境の評判が良いです。支援制度が手厚く自然が豊かなので、お金の心配を減らして子どもをのびのびと育てられます。
産婦人科に掛かりたいときは村外に通院する必要がありますが、交通費の一部を助成してもらえます。
地元の方々が気軽に話しかけてくれる
都会より近所付き合いがあるので、子どもを地域の目で見守ってもらえます。
1年を通してお祭りやイベントが豊富で、親子でのびのびと生活できる環境が整っています。
六ヶ所村の移住支援制度について
- 六ヶ所村移住支援金
- 住宅新築リフォーム支援補助金
- お試し移住体験ツアー
①六ヶ所村移住支援金
- ・直近10年間のうち5年以上東京圏等に居住・就業
- ・転居直前に1年以上東京圏等に居住・就業
- ・就業や創業に関する条件を満たす
- ・六ヶ所村に5年以上居住する意思がある など
東京圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)から六ヶ所村へ移住する人に対し、単身で60万円、2人以上の世帯は100万円の支援を受けられる場合があります。
起業の場合はさらに手厚く、最大で300万円の支援金が受けられる可能性があります。
支援金を受けるための条件などの詳細は、以下リンク先でチェックしてみてください。申し込みの際は、事前に六ヶ所村の相談窓口にも確認しましょう。
②住宅新築リフォーム支援補助金
移住に伴って家を建てたり、中古物件を買ってリフォームする際に補助金が受けられる場合があります。
新築と中古で補助金の金額が異なったり、補助の対象にならない改修工事もあります。マイホームを購入したい人は詳細を確認しておきましょう。
③お試し移住体験ツアー
六ヶ所村では、いきなり田舎に住み始めるのが不安な人向けに「ちょこっとClass」というお試し移住体験ツアーを実施しています。
実際に滞在して移住後の生活をイメージしたい人は、ツアーの内容や日程などの詳細を確認してみてください。
六ヶ所村のおすすめスポット5選
- ぼんてん山
- スパハウスろっかぽっか
- 六趣醸造工房
- 六ヶ所原燃PRセンター
- 六ヶ所村立郷土館
①ぼんてん山
標高が468メートルの、ハイキングに最適な山です。山頂付近からは太平洋や陸奥湾、エネルギーの関連施設など、六ヶ所村ならではの風景を一望できます。
登山道では推定樹齢400年のブナの巨木を見られます。綺麗な空気に包まれてリフレッシュできるスポットです。
②スパハウスろっかぽっか
温泉に入ったりレストランで食事を楽しめる施設です。露天風呂はもちろん、サウナやキッズ風呂、カラオケやキッズコーナーなどの施設が充実しています。
子どもから大人まで時間を忘れてリラックスできます。観光客だけでなく、地元の人にも親しまれています。
③六趣醸造工房
六ヶ所村産の長芋が原料の焼酎「六趣」の工房です。六趣は焼酎ファンに「幻の焼酎」とさえ言われる焼酎です。
蒸留や瓶詰めなどの見学や「六趣レギュラー」の試飲ができます。施設内には販売コーナーもあります。
④六ヶ所原燃PRセンター
原子力や放射線について、大きな模型やパネルで分かりやすく解説している施設です。予約すればスタッフの人から案内も受けられます。
エネルギーの未来や環境問題について学べるゲームコーナーがあり、子どもが楽しく科学に触れられます。売店やレストランもあるので家族でゆっくり休憩できます。
⑤六ヶ所村立郷土館
六ヶ所村には多くの遺跡があり、発見された土器などが郷土館に展示されています。縄文時代の人骨をもとに復元した対話式ロボット「縄文美子」の展示も見どころです。
勾玉づくりや土偶づくりなどの無料体験学習も楽しめます。
六ヶ所村の歴史も学べるので、移住の下見の際にはぜひ立ち寄ってみてください。
移住に関する疑問は六ヶ所村の公式ホームページで調べられる
六ヶ所村への移住に関する疑問は、公式ホームページの「ろっかしょ暮らし。」の記事を読めば概ね解消できます。
疑問や心配ごとが残る場合は、村役場に問い合わせフォームから質問も可能です。
移住に関する質問・不明な点は事前に解決して、お得な移住情報を手に入れましょう。