「木島平村の住みやすさは？」
「移住するとどんなメリットがある？」
ガヤガヤした都心から自然豊かな地域への移住は夢がありますよね。最近は在宅ワークや多様な働き方が進み、都市部を離れて郊外に移住する人も多いです。
当記事では、少しでも移住を考えている人向けに、自然が豊かで住環境も整っている「長野県 木島平村」をご紹介しています！ぜひ参考にしてください。
木島平村はどんな村？
| 木島平村について | |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 北東部 |
| 面積 | 約99km² |
| 都心への アクセス |
▶電車(北陸新幹線) 東京駅～飯山駅：約100分 金沢駅～飯山駅：約75分 ▶車 練馬IC～豊田飯山IC：約140分 |
| 住まい情報 | 空き家バンク物件情報 |
| 移住支援制度 |
①UIJターン就業・創業移住支援事業補助金 ②Uターン者住宅新築・増改築支援補助金 ③木島平村田舎暮らし体験住宅 など |
| 自然・施設 |
・木島平スキー場 ・木島平やまびこの丘公園 ・カヤの平高原キャンプ場 ・馬曲温泉(近隣にも温泉地あり) ・稲泉寺などの神社仏閣 ・道の駅「FARMUS木島平」 ・龍興寺清水 ・根塚古墳など遺跡 |
| 独自ポイント | ふるさと応援団木島平会 |
スノーリゾートや温泉地が豊富な地域
木島平村は長野県の北東にある農村地域です。日本有数のスノーリゾートや温泉地に囲まれていて、1年を通して観光客が多く訪れます。
寒暖差が激しい気候で、夏場でも朝と夕方は涼しく過ごせます。冬場は長野県の中でも特に雪が降ります。
都心部との交流が活発
関東圏に住む木島平村の出身者が「ふるさと応援団木島平会」を設立していて、定期的に都心と村の交流イベントが開かれています。
移住を検討している段階でも、年会費2,000円で「調布・木島平交流クラブ」の会員になると、木島平村の温泉施設で優待を受けたり、交流ツアーに優先して参加できます。
興味がある人は以下リンク先で詳細をチェックしてみてください。
木島平村の5つの住みやすさポイント
- 交通アクセスが良く便利
- 豊かな自然環境で育った特産品が豊富
- 子育て相談窓口や親子交流施設が充実
- 木島平村ならではの体験ができる
- 都心より生活費が抑えられる
①交通アクセスが良く便利
木島平村は北陸新幹線も走るJR各線「飯山駅」まで車で15分ほどの好立地です。飯山駅から鈍行、各駅停車で長野駅に約50分で行けます。
新幹線を使えば、長野駅に約10分、金沢に約75分、東京に約100分で行けます。上信越自動車道のインターチェンジにも近く、車でも県外に行きやすいです。
村内にも日用品が買えるお店や医療機関はありますが、必要に応じて隣接する飯山市・中野市のスーパーマーケットにもすぐ行けるのが魅力です。
②豊かな自然環境で育った特産品が豊富
- ・木島平米
- ・日本酒
- ・トマト
- ・ズッキーニ
- ・アスパラガス
- ・ネギ
- ・山ぶどうジュース など
綺麗な湧水で育った農作物などの特産品が豊富です。特にお米は、米のオリンピックと言われる「米・食味 分析鑑定コンクール国際大会」で9年連続の金賞を獲得しています。
新鮮な食材の他、ご当地グルメの「名水火口そば」が観光客や地元の人に親しまれています。
③子育て相談窓口や親子交流施設が充実
- ・高校卒業まで医療費の助成がある
- ・子育て支援室などの親子交流施設が充実
- ・子育て世代包括支援センターなどのサポート体制が整っている
- ・出産祝金の支給 など
木島平村は子育ての支援体制が手厚く、安心して子育てできます。
「子育て支援室」には子育て支援コーディネーターが常駐しているほか、家庭児童相談員が配され、教育委員会子育て支援課で気軽に相談ができます。
子育て世帯は以下リンク先で事前に子育て環境をチェックしておきましょう。
④木島平村ならではの体験ができる
紙すきやそば打ちなど、木島平村ならではの体験ができます。日常的に子どもに貴重な体験をプレゼントできます。
紙すき体験では、江戸時代から優れた障子紙として知られている「内山紙」を使って、名刺やはがき、うちわなどのオリジナルの作品作りができます。
そば打ちは手ぶらで体験ができて、打ったそばは持ち帰れます。「木島平村そば打ち研究会」の方々が親切に教えてくれます。
⑤都心より生活費が抑えられる
都心と比べて土地代が安かったり、野菜のおすそわけなどの交流もあり、都会から移住すると生活費を抑えられる人が多いです。
移住に伴いお住まいを探すときは「空き家バンク」の物件情報をチェックしてみてください。相場より予算を抑えられる物件が見つかる可能性があります。
木島平村への移住者の声
実際に木島平村に移住した方の体験談を2つご紹介します。少しでも移住に興味がある人は参考にしてみてください。
適度な田舎暮らしで子育てが快適
パラグライダー体験で訪れた際に、木島平村が大好きになって移住を決めました。子育て支援や子どもの教育が充実しています。スーパーやホームセンター、高速インターや新幹線駅にも近く、車があれば「便利な田舎」「適度な田舎」で暮らしやすいです。利便性が高く自然豊かな環境は、子育て世帯に評判が良いです。アドバイスとして「車があったほうが便利」「それぞれの季節を事前に体験したほうが良い」とのことです。
冬の大変さや夏の日中の暑さを体感しておくと、移住後にイメージと相違が出にくいです。
観光スポットが豊富なので、移住を検討する際は何度か下見に行くのがおすすめです。
マイホーム購入をきっかけに移住
他の地域も検討しましたが、木島平村で自分たちの条件にあった物件が見つかり移住しました。住んでから実感した魅力が多いです。水が美味しくて空気も景色も良い。村の人達にも親切にしてもらっています。木島平村では、都会と違って自然なご近所付き合いができます。地域のコミュニティは治安の良さにも繋がっています。
移住に伴って家を買うときは、補助金が受けられるか事前にチェックしておきましょう。
木島平村の移住支援制度について
- UIJターン就業・創業移住支援事業補助金
- Uターン者住宅新築・増改築支援補助金
- 木島平村田舎暮らし体験住宅
①UIJターン就業・創業移住支援事業補助金
- ・直近10年間のうち5年以上東京圏等に居住・就業
- ・就業や創業に関する条件を満たす
- ・5年以上継続して居住・就労する意思がある など
木島平村に「東京・埼玉・千葉・神奈川・愛知・大阪」から移住する人には、UIJターンの補助金があります。
単身世帯で最大60万円、2人以上の世帯で最大100万円の補助金がでます。子育て世帯の場合、18歳未満の子ども1人につき100万円が加算されます。
補助金を受けるためには就業や創業に関する条件を満たす必要があります。詳細は以下のリンク先でチェックしてみてください。
②Uターン者住宅新築・増改築支援補助金
- ・Uターン者で転入から3年以内
- ・木島平村に定住する(最低5年以上)
- ・申請時に18歳以下の子を養育する など
Uターン者の同居などを目的とした住宅の新築または増改築に補助金があります。補助額は新築または増設にかかった費用の2分の1以内かつ100万円までです。
補助金を受け取るためには、細かい条件をすべて満たす必要があります。不明点があれば木島平村の相談窓口にも問い合わせましょう。
③木島平村田舎暮らし体験住宅
いきなり移住するのが心配な方向けに、短期～中期滞在用の自炊型体験施設があります。
1LDKの住宅で、最短で2泊3日、最長で約3ヶ月まで利用できます。移住相談もできて、木島平村の四季の暮らしをイメージできます。
利用ルールや備え付け家具などの詳細は、以下リンク先でチェックしてみてください。
木島平村のおすすめスポット5選
- 馬曲温泉「望郷の湯」
- カヤの平高原キャンプ場
- 木島平やまびこの丘公園
- 道の駅「FARMUS木島平」
- 龍興寺清水
①馬曲温泉「望郷の湯」
馬曲川上流にある温泉・簡易宿泊施設で、四季を通して絶景が楽しめます。木島平村に住めば日帰りで気軽に通えます。
「雪景色が似合う露天風呂」東日本の部で第1位に選ばれたことがあるほどの景色を眺めながら温泉に浸かれます。
②カヤの平高原キャンプ場
ブナの原生林が広がる広々としたキャンプ場です。「日本一美しいブナの森」とも呼ばれるブナの原生林が見どころです。
ロッジや貸しテントがあって気軽にキャンプが楽しめます。静かなブナ林でリフレッシュしたり、夜には満天の星空が見れます。
③木島平やまびこの丘公園
約3万本のダリアなど、さまざまな花や植物を鑑賞できる公園です。フラワーガーデンのほか、遊具や浅い小川があり、子どもを連れて遊びに行くのに最適です。
また、ペットを飼っている人には嬉しいドッグランのエリアもあります。園内のレストランが営業するシーズンは、地域の郷土料理も楽しめます。
④道の駅「FARMUS木島平」
道の駅にはE-BIKE(電動自転車)のレンタサイクルがあり、直売所やそば処、カフェが併設されています。
地元の若手大工さんが製作した木製の遊具や、スラックラインの設置があります。地元の人も休憩やお散歩に使えて便利です。
⑤龍興寺清水
龍興寺清水は環境省の「平成の名水100選」にも選定されている名水です。昔にあったお寺の名前から龍興寺清水と呼ばれ、地元の人に守られ続けてきました。
軟水のやわらかい飲み口が特徴です。清水を求めて、地元住民だけでなく遠方からも多くの方が訪れます。
移住の不安は移住・定住相談窓口に相談できる
都市部からの移住に踏み切れない不安は、相談窓口で事前に解決できるケースが多いです。
木島平村では実際に移住した方や行政機関が連携して、移住・定住の相談に対応しています。
移住・定住相談窓口の詳細は、村の公式ホームページの「移住・定住情報」で確認してみてください。
