「広野町の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
ガヤガヤした都心から自然豊かな街への移住は夢がありますよね。最近は在宅ワークや多様な働き方が進み、都市部を離れて郊外に移住する人も多いです。
当記事では、少しでも移住を考えている人向けに、自然が豊かで住環境も整っている「福島県 広野町」をご紹介しています!ぜひ参考にしてください。
広野町はどんな街?
広野町について | |
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所在地 | 福島県 浜通り南部 |
人口 (2022年6月末現在) |
町民居住者:4,256人 滞在者:1,470人 |
面積 | 約58.6km² |
都心へのアクセス | ▶電車(特急利用) 広野駅~仙台駅:約1時間45分 広野駅~東京駅:約3時間20分 ▶車 広野IC~仙台東IC:約1時間40分 広野IC~三郷IC:約2時間30分 |
住まい情報 | 町営住宅 |
移住支援制度 |
①福島県12市町村移住支援金 ②移住検討時の交通費などの支援 ③移住オンライン相談 など |
自然・施設 |
・二ツ沼総合公園 ・五社山 ・楢葉八幡神社 ・J-VILLAGE ・トロピカルフルーツミュージアム ・浅見川渓谷、大滝 ・とんぼのめがね歌碑 ・ひろの未来館 など |
独自ポイント |
・助成が手厚い12市町村に含まれる ・市街地に築浅の賃貸物件が多い |
海と山に囲まれた自然豊かな街
広野町は、福島県浜通りの南部にある自然豊かな街です。太平洋と里山に囲まれた市街地には、生活に必要な施設がコンパクトにまとまっています。
東北地方には寒いイメージがありますが、温暖で寒暖差が少ない気候です。冬場でも積雪はほとんどなく、一年を通して過ごしやすいです。
農業が盛んで特産品が豊富
広野町は農業が盛んで「ひろの米」などの特産品が多数あります。東北では珍しく、みかんやバナナも栽培されています。
福島県は新たに農業を始めたい人へのサポートが手厚いです。未経験でもチャレンジしやすい環境が整っています。
広野町の5つの住みやすさポイント
- 近隣や都市部に出やすい立地
- 復興が進んでいて求人が豊富
- 生活に必要な施設が揃っている
- 子育て環境が整っている
- 都市部より住居費が安い
①近隣や都市部に出やすい立地
交通手段が多数あり、近隣の市町村にも通勤しやすいです。中核市のいわき市に電車で20~25分で行けます。
車や電車で3時間かからずに東京まで行けます。福島空港や仙台空港までは車で1時間半程度で、全国の都市部にも出やすく便利です。
②復興が進んでいて求人が豊富
東日本大震災からの復興が着実に進んでいて、さまざまな業種の求人が豊富にあります。工業団地や火力発電所があり、企業誘致に力を入れています。
職場は近隣のいわき市で、住まいは広野町といった住人も多いです。
③生活に必要な施設が揃っている
町内にはスーパーや飲食店、学校や病院など生活に必要な施設がすべて揃っています。
近隣の都市部まで行かなくても、町内の生活に特に不便はありません。車がない人のために、無料の町民バスが走っていて便利です。
④子育て環境が整っている
- ・0歳から18歳まで医療費が実質無料
- ・小中学校の入学祝い金50,000円
- ・小中学校の給食費無償化
- ・チャイルドシート等購入補助 など
広野町では、18歳までの保険治療が実質無料です。豊かな自然環境の中で、安心して子育てできます。
独自の助成制度も手厚いです。子育て世帯は、以下リンク先もチェックしてみてください。
⑤都市部より住居費が安い
都市部より家にかけるお金を大幅に抑えられます。築年数が浅い賃貸物件や町営住宅が、安い家賃で募集されています。
購入する場合も、都市部よりも1,000万円単位でトータルの予算を抑えられます。
移住支援金を活用すればさらにお得です。単身でもファミリーでも移住しやすい受け入れ体制が整っています。
広野町への移住者の声
実際に広野町に移住した方の体験談を2つご紹介します。移住を検討する際の参考にしてみてください。
夢のマイホームを購入
都心より土地代が安いので、マイホームの広さや内装・設備にこだわれます。豊かな自然の中でのびのびと子育てできます。
立地を活かした「教育の丘」には、こども園から小・中・高までの学校が集まっています。子どもが通学に苦労せず、学習に集中できる環境が実現できています。
再生可能エネルギーの設備導入にあたって、最大30万円の補助金が受けられるのも魅力です。
子どもと充実した時間を過ごせる
広野町には子どもから大人まで楽しめる環境が整っています。自然環境だけでなく、多世代の交流スペースや文化交流施設もあります。
近所付き合いがない都会とは異なり、地域の人々と自然にコミュニケーションがとれます。
広野町の移住支援制度について
- 福島県12市町村移住支援金
- 移住検討時の交通費などの支援
- 移住オンライン相談
①福島県12市町村移住支援金
- ・移住の前3年以上は福島県に住んでいない
- ・12市町村に5年以上住み続ける予定
- ・就業や起業の条件を満たす など
広野町への移住には、全国の地域と比較すると倍額の支援金が出ます。金額は単身で最大120万円、2人以上の世帯なら最大200万円です。
支援金が手厚い「12市町村」とは、過去に原発事故で避難指示の対象になった地域のことです。広野町も含まれています。
仕事などの条件があるので、詳細は以下リンク先でチェックしてみてください。申請する際は、広野町の相談窓口にも事前に問い合わせましょう。
②移住検討時の交通費などの支援
- ・県外から12市町村への移住を検討している
- ・仕事探しや住まい探しの目的で現地を訪れる
- ・移動手段がレンタカーやタクシー以外 など
移住を検討するために12市町村を訪れる際の、交通費や宿泊費に補助があります。
補助を受けるためには、事前に12市町村移住支援センターの方と面談が必要です。まず街の下見をしたい人は、以下詳細を参考にしてみてください。
③移住オンライン相談
- ・広野町の住環境について詳しく知りたい
- ・移住とあわせて仕事を探す方法を知りたい
- ・移住とあわせてお得なお部屋を探したい
- ・保育園や学校などの子育て環境が気になる
- ・補助金を受けられる対象か確認したい など
移住に関する疑問点や心配ごとは、定期的に開催されている「移住オンライン相談」で解決できます。
仕事帰りの18:00~20:00に、担当者の方とWEB会議ツールの「ZOOM」で話せます。
広野町への移住に少しでも興味があれば、以下詳細を確認の上、フォームから予約してみてください。
広野町のおすすめスポット5選
- 二ツ沼総合公園
- 五社山
- 浅見川渓谷
- J-VILLAGE
- トロピカルフルーツミュージアム
①二ツ沼総合公園
写真提供:広野町
さまざまな遊具や芝生の広場がある大規模な公園です。パークゴルフのコースやバーベキュー会場、体育館や宿泊施設などもあります。
アルパカや野鳥にも会えます。休日に運動したり、家族で遊びに行ったりするのに最適です。春には桜が綺麗なお花見スポットです。
②五社山
標高が約685mの、町内でもっとも高い山です。綺麗な三角形をしていて、山頂の展望台からは太平洋が一望できます。
散策道が整備されていて、森林浴やハイキングに最適です。
③浅見川渓谷
浅見川は、山側から広野町を横断して太平洋に続く川です。上流で見れる「大滝」や紅葉が見どころです。
渓谷沿いには大浴場がある旅館があり、都会にはない自然を満喫してリフレッシュできます。
④J-VILLAGE
天然芝やスタジアムなど、計11面のピッチがあるナショナルトレーニングセンターです。アスリートたちの聖地と言われています。
ホテルやレストラン、プールなどの施設も充実しています。一般客からプロスポーツ選手まで、幅広く親しまれています。
⑤トロピカルフルーツミュージアム
オリジナルブランドのバナナ「綺麗」が栽培されている観光農園です。広野町の新たな特産品で、糖度が高く皮まで食べられます。
南国のフルーツを東北で育てるチャレンジは、震災でダメージを受けた農業と、観光の分野を再生するために始められました。
広野町は新しい取り組みが活発で移住にも歓迎ムードがあります。
移住の不安はオンライン相談で解消できる
- ・広野町の住環境全般に関する質問
- ・移住に伴う住まいの探し方
- ・移住に伴う仕事の探し方
- ・自分が補助金の対象になるか
- ・暮らすうえでの注意点の確認 など
都市部からの移住に踏み切れない不安は、実際に行く前にオンライン相談で解消できます。
郊外への移住や広野町に少しでも興味を持った人はぜひ活用してみてください。