「シェアドアパートメント」って一体何?普通のシェアハウスやアパートとどう違うの?と疑問に思った人必見です!
シェアドアパートメントの特徴やメリット・デメリットを徹底解剖します。
向いている人・向いていない人の解説もするので、シェアハウスを探している人は是非参考にしてください!
シェアドアパートメントとは
シェアドアパートメントとは、シェアハウスの運営会社「クロスハウス」独自の物件です。
クロスハウスのサイト内では「SA(シェアドアパートメント)-XROSSシリーズ」と表記されています。
シェアハウスと似ていますが、共有リビングがなく、水回りの設備のみ共有する新しいスタイルのシェアハウスです。
2018年3月の展開開始から、既に都内だけで300物件・3,500室以上を管理しています。
普通のシェアハウスと賃貸アパートの両方を「良いとこどり」していると好評です。
シェアハウスとの違いはリビングの有無
シェアドアパートメントの特徴は、シェアハウスと違って共有リビングが無いことです。
共有スペースはキッチン、シャワー、トイレなどの水回りのみです。そのため、初期費用と家賃が安く抑えられます。
以下の表で、普通のシェアハウスとの違いをまとめました。
シェアド アパートメント |
シェアハウス | |
---|---|---|
家賃相場 | 43,000円 | 54,000円 |
共有部分 | トイレ、シャワー、キッチン、洗面台、洗濯機、乾燥機 | リビング、トイレ、シャワー、キッチン、洗面台、洗濯機、乾燥機 |
入居者間の交流 | ない | 物件によってはある |
シェアドアパートメントは共有リビングがないため、普通のシェアハウスより建物の規模が小さく、家賃が1万円ほど安いです。
また、シェアハウスでの主な交流の場であるリビングがないので、交流を求めていない人にとって嬉しい特徴です。
シェアドアパートメントのメリット
シェアドアパートメントのメリットを紹介します。以下が魅力的に思える人は、是非検討してください。
・初期費用が安い
・立地が良いエリアに住める
・審査がゆるい
・短期入居可能
・生活に必須な家具家電が付いている
・無料で物件を移動できる
家賃が安い
出典:https://x-house.co.jp/
シェアドアパートメントは、普通のシェアハウスやアパートよりも家賃が安いです。
実際にクロスハウスで都内の物件を検索したところ、家賃平均は約4.3万円でした。
ちなみに、最高値は6.5万円で、最安値は2.5万円です。
都内の平均家賃は約7.8万円なので、約4万円でお部屋が借りられるのはかなりお得です。
初期費用が安い
シェアドアパートメントの初期費用は「前家賃+共益費+契約料3万円」のみです。
敷金・礼金や仲介手数料がかからないので、アパートの初期費用よりもかなり安いです。
以下は、都内のアパートの初期費用と比較した表です。家賃はどちらも平均金額で、15日に入居した場合を仮定しています。
シェアド アパートメント |
普通の アパート |
|
---|---|---|
合計 | 約61,500円 | 約213,620円 |
家賃 | 約21,500円 | 約39,000円 |
共益費 | 約10,000円 | 約5,000円 |
敷金 | なし | 約78,000円 |
礼金 | なし | 約78,000円 |
仲介手数料 | なし | 約84,240円 |
保証会社利用料 | なし | 約39,000円 |
火災保険料 | なし | 約15,000円 |
鍵交換費用 | なし | 約15,000円 |
契約手数料 | 約30,000円 | なし |
アパートは、家賃の4.5~5ヶ月分の初期費用がかかります。しかし、シェアドアパートメントなら10万円以下で抑えられます。
まとまったお金がすぐに用意できない人には嬉しいメリットです。
立地が良いエリアに住める
シェアドアパートメントは、池袋や新宿などのターミナル駅に近い物件が多いです。そのため、格安で立地が良いエリアに住めます。
実際に現在募集中のシェアドアパートメントは、いずれも新宿・渋谷・池袋・品川・上野・横浜まで20分圏内です。
家賃は安く抑えたいけど立地にもこだわりたい人や、都心に行く頻度が高い人には大きな魅力です。
審査がゆるい
シェアドアパートメントの入居審査はゆるいです。審査基準が「人柄」のみだからです。
普通のアパートの入居審査のように、職業や貯金額、クレジットカードの滞納歴などをチェックしません。
そのため、貯金が無い無職やフリーランスでも問題なく審査に通ります。
短期入居可能
シェアドアパートメントは、最短1ヶ月から入居できます。
普通のアパートの契約期間は2年です。途中で退去した場合は違約金がかかりますが、シェアドアパートメントならかかりません。
そのため、就職期間中の人や長期出張の人の住まいとしてもおすすめです。
生活に必須な家具家電が付いている
シェアドアパートメントには、生活に必要な家具・家電が最初から揃っています。
そのため、新生活のためにわざわざ買い揃える必要はありません。
以下は、シェアドアパートメントに揃っている家具・家電のリストです。
・テレビ
・冷蔵庫
・ベッド
・折りたたみ机、椅子
・ハンガーラック
・調理家電(電子レンジ、ケトル、トースターなど)
・調理器具(鍋、フライパン、まな板など)
・調味料
・スポンジ、食器用洗剤
・洗濯機
・乾燥機
・トイレットペーパー
・掃除用品
しかし、マットレスと布団セットは備え付けられていません。
自分で用意するか、クロスハウスのレンタルサービスを利用しましょう。
無料で物件を移動できる
シェアドアパートメントは、物件間の移動が無料でできます。
例えば「住んでみたらイメージと違った」「シェアメイトと性格が合わない」など、どんな理由でも移動できます。
また、シェアドアパートメント以外のお部屋にも無料で変えられます。
「シェアドアパートメントにしたけど、リビングがある物件のほうがいい」という場合も問題ありません。
シェアドアパートメントのデメリット
シェアドアパートメントには、人によって不便に感じる点があります。
詳しく紹介するので、自分が住んでも大丈夫かどうか判断してください。
・交流が少ない
・友人や家族を呼べない
・布団やマットレスが付いていない
・物件内は禁煙
年齢制限がある
シェアドアパートメントには年齢制限があり「18歳未満」もしくは「39歳以上」の人は入居できません。
年齢制限を設けることで、入居者間のジェネレーションギャップをなくし、トラブルを防ぐためです。
制限に引っかかってしまった人は、残念ながら入居を断られます。
また、入居できたとしても、40歳になる誕生日までに退去しなければいけません。
交流が少ない
シェアドアパートメントは、普通のシェアハウスよりも交流が少ないです。入居者同士の交流場所であるリビングがないからです。
物件内で団らんしたり、イベントやパーティーで盛り上がることもできません。
そのため、交流や友達作りがしたい人は普通のシェアハウスに住んだ方が良いです。
クロスハウスの「XROSSシリーズ」の物件は、共有リビングが必ずあるのでおすすめです。
友人や家族を呼べない
シェアドアパートメントは、入居者以外の第三者の立ち入りを禁止しています。
そのため、宿泊でなくても友人や家族を呼べません。
友達を呼んでお部屋で遊びたい人には不向きです。他のシェアハウスを探しましょう。
布団やマットレスはついてない
ベッドは設備として付いていますが、マットレスや布団はついていません。そのため、自分で用意しなければいけません。
なお、クロスハウスには、布団とマットレスを月額2千円で借りられるサービスがあります。
自分で用意するのが面倒な人は、入居11日前に連絡して予約しましょう。
ただし、最低利用期間は5ヶ月です。5ヶ月未満で返却する場合、残りの金額を払う必要があるので注意です。
物件内は禁煙
シェアドアパートメントは禁煙です。喫煙所付きの物件もありますが、数は少ないです。
なお、禁煙の物件でこっそり喫煙するのはルール違反です。バレた場合強制退去になるので絶対にやめましょう。
シェアドアパートメントの設備と内装写真
現在募集されている、実際のシェアドアパートメント「シェアドアパートメント浮間舟渡2」を紹介します。
シェアドアパートメントの個室には、ベッド・机・椅子・収納・冷蔵庫・テレビがあります。
シェアハウスのテレビは共有リビングにあることが多いですが、シェアドアパートメントの場合全ての個室内にあります。
冷蔵庫は一人暮らしには十分なサイズで、冷蔵と冷凍が別れたタイプです。
収納はハンガーラック付きなので、洋服の収納も問題ありません。
キッチン
キッチンには、電子レンジやトースター、電気ケトルなどの必要な電化製品が揃っています。
鍋やお箸、フライパン等の調理器具もあるので、わざわざ自分で買う必要はありません。
また、シェアドアパートメントはすべて新築なので、ほとんどのコンロがIHです。
トイレ・シャワー
トイレはウォシュレット付きです。また、トイレットペーパーやトイレ用洗剤などはクロスハウスが用意してくれます。
また、シェアドアパートメントには浴室がありません。全てシャワーとなっています。
独立洗面所・洗濯機
独立洗面所は各階に2台、洗濯機は1階に1台、2階に2台設置されています。
シェアドアパートメントにはバルコニーがないので、乾燥機もついています。
シェアドアパートメント向きの人の特徴
シェアドアパートメントに向いている人の特徴は、以下の5つです。
・静かに生活したい人
・交流は苦手な人
・立地が良いところに住みたい
・短期間だけシェアハウスに住みたい
・キレイなシェアハウスに住みたい
シェアドアパートメントにはリビングがないので、シェアハウスに交流を求めていない人や静かに暮らしたい人に向いています。
また立地も良いので、できるだけ職場に近いエリアに住みたい人にもおすすめです。
逆に、交流が多めでシェアメイトとワイワイ過ごしたい人、豪華な設備を利用したい人には向いていません。
普通のシェアハウス、もしくは入居人数が多い大型シェアハウスを探した方が良いです。
実際に住んでいた人の生の声
実際に、シェアドアパートメントに住んだことがある人の感想を紹介します。
家賃や初期費用の安さ、無料で移動できるシステムなどが好評です。特に貯金が少ない上京したての人や、無職・フリーランスの人には大きなメリットです。
しかし、人によっては交流の少なさをデメリットと感じる人もいました。
クロスハウスのその他のお部屋タイプ
クロスハウスは、シェアドアパートメント以外に4種類のお部屋を取り扱っています。
それぞれの平均家賃は以下の通りです。
個室(XROSSシリーズ) | 45,600円 |
---|---|
ドミトリー | 31,800円 |
セミプライベート | 46,600円 |
家具付きアパート | 71,600円 |
以下で、各お部屋タイプの特徴について解説していきます。
XROSSシリーズ
クロスハウスの「XROSSシリーズ」とは、シェアドアパートメントと違って共有リビングがあるシェアハウスです。
シェアドアパートメントよりやや家賃は高めですが、ダイニングテーブルやテレビなどがあるリビングで、入居者との興隆が楽しめます。
プライベート空間が欲しいけど、ほかの入居者との交流も楽しみたいという人は、XROSSシリーズがおすすめです。
ドミトリー
ドミトリーとは、1部屋に2段ベッドが複数配置されているお部屋です。2~3人以上の複数人で1部屋を共有します。
クロスハウスが取り扱っているお部屋タイプの中では最も安いです。
プライベート空間はベッドの中のみです。そのため、プライベートを重視したい人にはあまりおすすめできません。
逆に、短期間入居の人、交流重視、他人がいても気にしないという人には向いています。
セミプライベート
セミプライベートとは、1つのお部屋をカーテンやパーティションで区切って、2~3人で共有するタイプです。ドミトリーよりは、プライベート空間が確保されています。
物件によっては、ロフトベッドが設置されており、ベッド下が各自のプライべート空間になっていることがあります。
兄弟(姉妹)や友人と2人入居を考えている、プライベート空間は欲しいけど家賃は抑えたいという人におすすめです。
家具付きアパートメント
家具付きアパートメントは、家具付のワンルーム物件です。共有スペースはなく、すべて自室で完結する普通のアパートです。
個室内には主にベッド・テーブル・テレビ・冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機・エアコンが設置されています。
家具家電購入費を抑えたい、できるだけモノを持たない生活がしたいという人におすすめです。
初期費用を抑えられるシェアハウスなら「クロスハウス」がおすすめ
初期費用が「たったの3万円から」と、リーズナブルなクロスハウスが最もおすすめです!
まとまったお金が用意できなくても簡単にシェアハウスで新生活が始められます。
全室個室なのでプライベート空間を大事にしたい人にも向いています。
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