「70平米は何畳?」
「4人暮らしできる広さはある?」
お部屋は広すぎると持て余しますし、家賃も高くなってしまいます。賃貸で借りるなら、自分に合った丁度いい広さで快適に暮らしたいですよね。
しかし70平米と言われても、実際に使える広さがイメージできず選ぶのが難しいという人がほとんどです。
そこで当記事では、70平米が何畳なのか、どんな間取りなのかを解説しています。実際の内装写真もあるので参考にしてください。
- 70平米は専有面積が43畳の広さ
 - キッチンなどを除いた生活スペースは30畳ほど
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                     スモッカ
                
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ファイナンシャル・プランナー
宅地建物取引士
日本FP協会認定のFP。お金に関する知識を活かし、一人暮らしからファミリー世帯まで幅広い世帯の生活費を算出しています。宅建士の資格も取得しており、お客様の収入に見合った家賃を提案するなど、生活設計についてのトータルサポートをおこなっています。
70平米は約43畳
物件情報に70平米(70㎡)と記載があったお部屋は、基本的にお風呂やトイレを含むお部屋全体の広さが約37畳です。
広さの計算方法は「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」で、1畳当たり1.62平米と決められています。そのため、70㎡と記載されているなら「70÷1.62=約43畳」で計算します。
専有面積とは、マンションやアパートなどで、居住者だけが自由に利用できるお部屋の内部の面積のことです。
専有面積70平米と聞くとかなり広いと感じます。ただ、お風呂やトイレ、キッチンや収納スペース、廊下や玄関などのスペースも含まれています。
実際に住むスペースは約30畳
専有面積70平米は約43畳ですが、ダイニングやリビングと居室を合わせた、住むお部屋の広さは約30畳です。
お風呂やトイレ、洗面所などの水回りのスペースだけで約6畳、廊下や玄関で約3畳、収納スペースで約4畳ほどあります。
居室は6~7畳ほどになっている間取りが多いです。ダイニングやリビング部分が広く、ダイニングテーブルとソファーなど大型の家具を複数置いても余裕があります。
地域による広さの違い
物件情報に掲載されている平米数は、1畳当たり1.62平米と決められていますが、地域によって畳のサイズが微妙に違います。
以下は、70平米の広さの畳数と坪数を、地域ごとにまとめたものです。
| 畳数 | 坪数 | 使われる地域 | |
|---|---|---|---|
| 中京間 | 42.28 畳 | 21.18坪 | 東京・愛知など | 
| 江戸間 | 45.23畳 | 21.18坪 | 東日本 | 
| 団地間 | 48.45畳 | 21.18坪 | 全国の公団住宅・アパート | 
| 本間(京間) | 38.39畳 | 21.18坪 | 関西・中国などの西日本 | 
平米数は全国で統一されています。お部屋の広さが気になる人は、畳数より平米数で探したほうが良いです。
                
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70平米はファミリー向けの物件が多い

70平米は、ファミリー物件が多いです。3人家族や小さな子どもなら4人暮らしでも狭いと感じることが少ないです。
70平米のお部屋はリビングや居室部分の広さが合計で約30畳あるので、リビングを10畳としても、6畳の居室が3つ作れる広さがあります。
4人家族の場合は両親で使うお部屋1つ、子ども部屋を2つにしたり、両親が別々のお部屋を確保し、2人の子どもで1つのお部屋を使うなどできます。
ただし、子どもが中学校にあがると教材や衣類、趣味のものなどが増え、大人1人分の荷物になるため70平米だと手狭になります。
同棲や新婚におすすめ
70平米の広さは、同棲や新婚に向いている広さです。
各自のお部屋が持てるので、プライベートも大事にできます。居室が2つ以上あるので、生活スタイルが違う・テレワークする機会が多い人でも快適に生活できます。
また、新婚の場合は子どもが増えてもそのまま住んでも問題ない広さです。将来的に長く住み続ける人におすすめです。
70平米は2LDKと3LDKが多い
70平米の間取りは、2LDKと3LDKがほぼ同じくらいに多いです。ちなみに2LDKも3LDKも、リビングスペースが10畳以上ある間取りです。
2LDKとは、リビングダイニングキッチン+お部屋が2つの間取りのことです。

3LDKとは、リビングダイニングキッチン+お部屋が3つの間取りのことです。キッチンスペースは、10畳以上になります。

不動産屋専用の物件情報サイト「ATBB」を使って、実際に70平米にどんな間取りがあるかまとめてみました。
| 物件数(東京23区内) | |
|---|---|
| 1LDK | 10件 | 
| 2K | 0件 | 
| 2DK | 2件 | 
| 2LDK | 98件 | 
| 3K | 1件 | 
| 3DK | 6件 | 
| 3LDK | 91件 | 
| 4K以上 | 14件 | 
不動産業者専門サイト「ATBB」2022/4のデータより
70平米は、2人以上が住むことを前提として作られているお部屋ばかりなので、お風呂とトイレ別はもちろん、独立洗面台やシステムキッチンなど設備が充実していることが多いです。
また、物件によって居室やリビングの配置がかなりバラバラなうえ、長方形や正方形だけでなく、いびつな形の間取りも増えます。
生活動線を気にしながら間取りを選ばないと、住んだ後に住みにくいと後悔ことがあるので注意しましょう。
                
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実際の70平米のお部屋の内装写真
不動産屋専用の物件情報サイト「ATBB」に掲載されている、70平米のお部屋を紹介します。
70平米の2LDKのお部屋

馬込の「イニシア馬込」です。
70平米のお部屋ですが間取りが2LDKで、キッチンスペースが約16畳あります。4人暮らしだと狭い間取りですが、2人~3人暮らしであれば快適です。
70平米の3LDKのお部屋

曙橋にある「ブランズ新宿富久町」です。
間取りが3LDKなので、4人暮らしできる広さがあります。ただし、リビングスペースがやや狭めなので、人によっては不満に感じます。
実際に70平米に住んでいる人の感想
実際に70平米のお部屋に住んでいる人に、実際の住み心地を聞いてみました。70平米の場合、居室よりもリビングスペースの広さを気にする人が多かったです。
2LDKで3人で暮らしています。リビングが15畳とかなり広いので、大型の家具を置いても広々と過ごせます。収納スペースも充実しているので快適に暮らせています。(20代後半)
4人家族で3LDKに住んでいます。子どもが各1部屋持っています。私は1日の大半をリビングで過ごすので、不便に感じたことはないです。(30代前半)
3人で2LDKに住んでいます。最初は荷物が少なかったので快適に過ごせていました。子どもが成長するにつれて物が多くなってきて今は窮屈に感じているので、引っ越し時かなって思っています。(30代後半)小さな子どもや荷物が少ないファミリーにはおすすめです。ただ、各自のお部屋が欲しい、荷物が多い人には向いていないです。
70平米の広さが近い間取りの比較
70平米と広さが近い間取りを「WebCAD」で作成し、比較してみました。
基本的に必要な家具も配置しているので、どんな感じのレイアウトになるのかも参考にしてください。
65平米は4人暮らしだと窮屈

65平米は約39.5畳です。間取りは、リビングスペースがかなり広めの2LDKになっていることが多いです。
65平米で2LDKの場合は、各居室が7畳ほどと広めなので、ゆとりのある生活ができます。
ただし、65平米で四人暮らしするとなると、かなり窮屈です。その場合は、リビングスペースが狭くなりますが3DKの間取りを探しましょう
75平米はやや広い

75平米は約46畳です。70平米同様に、2LDKと3LDKの間取りが多いです。70平米よりはやや広いので4人暮らしできますが、荷物が多い家族だとまだ手狭です。
また、3LDKの場合は居室の数が多い代わりに、リビングスペースが狭めに作られていることがあるので、間取り図で広さを確認しましょう。
80平米は4人家族で住んでもゆとりがある

80平米は約49畳です。間取りは3LDKが多いです。居室を各6畳確保しても、リビングスペースが14畳ほどあるので広々としています。
4人家族で住んでもゆとりがあるので、子どもが大きくなっても住み続けられます。
DKとLDKどっちの間取りにすべき?
70平米でお部屋を探すときに「LDK」と「DK」どちらにすべきか迷う人は、家賃か設備のどっちを優先するかで決めると良いです。
家賃を少しでも抑えたい人は「DK」がおすすめです。DKの間取り自体、1980年代に流行ったため建物自体の築年数が古いことが多いです。
そのため、家賃がやや低めだったり、管理費や共益費が安くなっているお部屋があります。
築年数や新しい設備を重視したい人は「LDK」がおすすめです。LDKの間取りは2000年ごろから急激に人気が出たため、築年数が浅いことが多いです。
築年数が浅いと、設備が最新のものが多いので快適に過ごしやすいです。システムキッチンやカウンターキッチン、浴室乾燥機などの設備が充実しているのでっ家賃が高めです。
家賃も設備もどちらも重視したいという人は、直接不動産屋のスタッフに聞きましょう。プロの意見が聞けるうえ、上手い具合に良いお部屋を見つけてくれる可能性があります。

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