「2Kとはどんな間取り?」
「2DKや1LDKとの違いは?」
2Kはキッチンスペースとお部屋が2つある間取りです。2部屋あるにもかかわらず家賃がお手頃で、毎月の生活費を抑えたい人から支持されています。
しかし、2Kのほかに「2DK」や「1LDK」といったよく似た間取りもあるので混乱する人が多いんです。違いも分かりづらいし、どれを選べば良いか悩みますよね。
そこで当記事では、2DK・1LDKとの違いや、間取りごとに向いている人の特徴を解説します。ぜひ参考にしてください。
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
2Kとは
2Kとはキッチンスペース+お部屋が2つの間取りのことです。キッチンスペースは4.5畳以下になります。
2つのお部屋の合計が10~12畳ほどで、平均的な専有面積は28~30㎡あります。
築年数の古い建物が多く、トイレが和式、お風呂がバランス窯、洗濯機が外置きなど設備も古い場合があります。
2Kのメリット
2Kのお部屋に住むメリットは、大きく分けて2つあります。
家賃が安い
2Kのお部屋が、家賃が安いので一人暮らしでも手が出しやすいです。
1948年ごろの昭和中期に流行した間取りなので、築年数が古く人気が無いからです。
リフォームされてキレイな物件もありますが、基本的に設備が古いので家賃が安い傾向にあります。
2部屋あるからスペースを区切りやすい
2Kは家賃が安くて2部屋あるので、リビングと寝室を分けて使うことが出来ます。
二人暮らしをしても、1人1部屋ずつ使えます。ルームシェアや同棲したいが費用も抑えたいという人にもおすすめです。
2Kのデメリットは築年数が古いこと
2Kに住むデメリットは、家賃が古いことです。以下のように、住みづらいことがあるので内見はしっかり行いましょう。
物件の耐久性が低い
築年数が古いので、物件の耐久性が下がっています。外観にヒビが入っていたり、柱が歪んで隙間が出来ている可能性があります。
また、室内設備も古いので壊れやすいです。夏や冬にエアコンをつけたのに起動しないなど、不便が生じます。
木造がほとんど
木造の物件は、濃音性が低く音漏れしやすいので防音対策が必要になります。
また、冷暖房の効きが良くないので夏は暑さ対策、冬は寒さ対策しないときついです。
和室は残っているお部屋もあるので、虫が出やすいです。
2Kの間取り例
2Kのお部屋は、物件によって間取りが違うので住みやすさや、家賃が異なります。
長方形
1フロアに戸数の多いアパートでよく見かけるのが、長方形タイプです。1番奥のお部屋に行くためには、真ん中のお部屋を通る必要があるので、友人が来た得意に不便に感じます。
真ん中のお部屋だけ、窓が付いていない場合があるので真ん中のお部屋だけ湿気が溜まりやすいです。
正方形
正方形タイプのお部屋は珍しく、狙って探せるものではありません。ただ、家具家電の配置がしやすく。空間を広く使いやすいです。
片方のお部屋が和室
家賃が安い2Kでよくあるのが、片方が和室のなっているお部屋です。中には、2部屋とも和室になっているので、重量のベッドやタンスなどの家具が配置しにくいです。
キッチンが真ん中にある
キッチンが真ん中にあるタイプは、お部屋が隣接していないのでルームシェアしたい人におすすめです。
この画像の場合だと、共有スペースと個人のスペースが確保しやすいからです。
自分に合った間取りを探すなら不動産屋に聞くと良い
2Kでもライフスタイルによって住みやすさが異なります。自分にあった間取りは、プロに聞くのが1番良いです。
ネット上の不動産屋「イエプラ」なら、来店不要でLINEから気軽に相談可能です。
忙しくてお店に行く暇がない人や、移動中などのスキマ時間を活用したいという人にもおすすめです!
2Kと2DKと1LDKの違い
2Kを2DKと1LDKと比較して、間取りの違いを解説していきます。
2Kと2DKの違いはキッチンの広さ
2Kと2DKの違いは、キッチンがあるお部屋の広さです。2Kは4.5畳未満ですが、2DKは4.5~8畳未満と少し余裕のある広さです。
2K | 2DK |
---|---|
2DKも2K同様に昔はやった間取りのため、築年数が古いです。木造で築年数を気にしないのであれば、2Kと 同じくらいの家賃でお部屋を探せます。
2Kと1LDKの違いは部屋数とキッチンの広さ
2Kと1LDKの違いはお部屋の数とキッチンのあるお部屋の広さです。
2Kはお部屋が2つ+キッチンスペースが4.5畳未満ですが、1LDKはお部屋が1つ+キッチンスペースが8畳以上です。
2K | 1LDK |
---|---|
広いお部屋が良いけど、家賃を抑えたい場合は2Kのお部屋にして、1部屋をリビング代わりに使うと良いです。
家賃より築年数が浅く、セキュリティや防音性などの設備を重視したい人は、1LDKのほうが向いています。
ほかの間取りと家賃比較
2Kはほかの間取りと比較しても家賃が安いです。不動産専門サイトの「ATBB」を使って、間取りごとの家賃をまとめました。
下記の金額は、東京23区・築年数15年以内・駅徒歩15分以内・専有面積13㎡以上の条件で出てきたお部屋の、家賃の安い順の平均金額です。
1LDK | 約8.1万円 |
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2K | 約7.6万円 |
2DK | 約8.3万円 |
2LDK | 約11.3万円 |
2DKや1LDKなどの同棲向けのお部屋に比べても、家賃が安いので2Kは一人暮らしもしやすいお部屋です。
2K・2DK・1LDKどれに住むべき?
2Kと2DKと1LDK、どの間取りに住むべきか迷っている人は、下記を参考にしてください。
2Kに向いている人の特徴
2Kは、居室が2つほしいけど家賃を抑えたい人向けです。向いている人の特徴を細かくまとめたので、参考にしてください。
- ・家賃を抑えたい
- ・築年数が古くても気にしない
- ・アパートタイプでも気にしない
- ・居室が2つ欲しい
- ・キッチンは狭くて良い
- ・和室でも大丈夫
- ・1度寝たら朝まで起きない
費用を抑えられるので、貯金しやすいというメリットがあります。
ただし、築年数が古く木造が多いので、虫が発生したり防音性に欠けるので、設備重視の人には不向きです。
2DKに向いている人の特徴
2DKは、キッチンスペースを広くしたい人向きです。
- ・LDKよりは家賃を抑えたい
- ・広めのキッチンが欲しい
- ・荷物量が多い
- ・仕事や趣味部屋を作りたい
- ・友人を家に呼ぶ予定がある
- ・同棲や同居しようと考えている
DKは1980年代に流行った物件なので築年数が古めです。そのため、家賃設定が低めです。2K同様に設備重視の人には不向きです。
1LDKに向いている人の特徴
1LDKは、収入に余裕がある、築浅に住みたい人向けです。
- ・収入に余裕がある
- ・築浅物件が良い
- ・家賃より設備重視
- ・居室を寝室にしたい
- ・生活スペース多く確保したい
- ・リビングにソファーなどの大型家具を置きたい
1LDKは2000年代に流行り始めたので、築年数の浅い物件が多いです。
築浅なのでお部屋の間取りや設備は、現代の暮らしに合わせた設計になっているので、住みやすくお部屋が綺麗です。
理想のお部屋を探すコツ
理想のお部屋を探すコツは、本当に自分に必要な条件かどうか考えて、希望条件に優先順位をつけると良いです。
家賃やお部屋の広さ、設備など気になる条件を書き出して本当に自分に必要か、妥協するならどれかを考えてみて下さい。
自分で優先順位を決められない場合は。不動産屋に相談すると、的確なアドバイスをもえらえます。
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
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- 未公開物件も紹介してもらえる
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