「山形市の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
ガヤガヤした都心から自然豊かな町への移住は夢がありますよね。最近は在宅ワークや多様な働き方が進み、都市部を離れて郊外に移住する人も多いです。
当記事では、少しでも移住を考えている人向けに、自然が豊かで住環境も整っている「山形県 山形市」をご紹介しています!ぜひ参考にしてください。
山形市はどんな町?
山形市について | |
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所在地 | 山形県 山形盆地の東南部 |
人口(2023年 3月1日現在) |
243,507人(103,585世帯) 男性:117,008人、女性:126,499人 |
面積 | 約381.58km² |
都市部への アクセス |
▶電車 山形駅~仙台駅:約1時間15分(JR仙山線快速) 山形駅~東京駅:約2時間30分(JR山形新幹線つばさ) ▶バス 山形駅~おいしい山形空港:約35分 ▶飛行機 おいしい山形空港~東京:約1時間5分 おいしい山形空港~大阪:約1時間15分 ▶山形への交通アクセス詳細はこちら |
住まい情報 | ▶山形市空き家バンク |
移住支援制度 |
①山形県移住支援金 ②山形市住宅リフォーム総合支援事業 ③オーダーメイド型移住体験ツアー など |
自然・施設 |
・蔵王ロープウェイ ・蔵王連峰(蔵王山) ・蔵王温泉 ・山形城跡(霞城公園) ・西蔵王公園 ・もみじ公園 ・宝珠山立石寺(山寺) ・面白山紅葉川渓谷 ・垂水遺跡 ・蔵王温泉スキー場 など |
独自ポイント |
・蔵王温泉などの名所多数 ・映画の分野でユネスコ創造都市ネットワークに加盟 など |
蔵王連峰と温泉の豊かな自然がある県庁所在地
山形市は山形県の県庁所在地で、山形駅を中心に市街地が整備されています。中心部から車で20~30分の場所には蔵王山や蔵王温泉の豊かな自然環境があります。
盆地特有の夏は暑く冬は寒い気候です。蔵王は全国的に有名な冬の観光スポットで、スキーやスノーボードのシーズンになると、全国各地や海外からも多くの人が訪れます。
観光業の他にもサービス業、医療、福祉などの多様な仕事があるので、移住するときに経験を生かした仕事を見つけやすいです。
歴史・文化・伝統を感じられるクリエイティブな町
山形市はアジア最大規模と言われる「山形国際ドキュメンタリー映画祭」の開催地です。2017年には映画の分野で「ユネスコ創造都市ネットワーク」の加盟が認定されています。
映画文化の他にも、ものづくりの伝統産業など世界に創造性を誇るクリエイティブな町です。山形市に移住して新しい挑戦を始めるクリエイターも多いです。
令和4年9月には「クリエイティブシティセンターQ1」がオープンしました。カフェやシェアオフィス、レンタルスペースなどがあり、新しいチャレンジを始める人の交流も活発です。
お祭りやイベントが豊富
- 1~2月:蔵王樹氷まつり など
- 5月:薬師祭植木市
- 8月:山形花笠まつり
- 9月:日本一の芋煮会フェスティバル
- 10月:山形まるごとマラソン
山形市は蔵王のスノーリゾートの他にも、伝統的なお祭りやイベントが豊富で1年を通して楽しみが多いです。
神社仏閣や山形城跡など、歴史や文化を感じられる趣のあるスポットも多いです。移住を検討する際は、まず数あるイベントや名所に観光に行ってみるのがおすすめです。
山形市の5つの住みやすさポイント
- 市内の住環境が整っている
- 他都市にアクセス良好
- 子育てしやすい環境で支援が手厚い
- 特産品が豊富で食べ物がおいしい
- 都心より広々とした家に住める
①市内の住環境が整っている
山形市には、スーパーやコンビニ、保育・教育施設、病院など生活に必要なお店や施設が何でも揃っています。
ショッピングモールや飲食店も多く、都会からの移住でも生活するうえでギャップを感じにくいです。市街地を少し離れれば高原や温泉の豊かな自然環境があるのも魅力です。
駐車場が多く道路が広々としていて車で移動がしやすいです。また、コミュニティバスなどの公共交通も整っていて車に乗らない家族も便利に暮らせます。
②他都市にアクセス良好
山形駅から快速で仙台まで約1時間15分、山形新幹線で東京まで約2時間30分で行けます。必要に応じて他の都市部にも行きやすいのは大きなメリットです。
バスで山形空港まで約35分で、空路で全国の主要都市にアクセスできます。市内から出なくても便利に暮らせますが、仕事や休日のお出かけの選択肢が広げられます。
③子育てしやすい環境で支援が手厚い
- ・中学校3年生修了まで医療に助成がある
- ・18歳に到達する年度末まで入院費に助成がある
- ・一時預かり保育などのサポート体制が充実
- ・子どもの遊び場が屋外、屋内ともに豊富 など
山形市は医療費の助成や一時預かり保育などのサポート体制が充実しています。子どもの遊び場や子育て世代の交流施設が豊富で、豊かな自然の中で安心して子育てできます。
令和4年4月には子育て支援センターを併設した大型の屋内遊戯施設「シェルターインクルーシブプレイス コパル」がオープンしています。
移住を考えている子育て世帯は、山形市の子育て情報サイト「元気すくすくネット」などで子育て環境や支援制度についてチェックしておきましょう。
④特産品が豊富で食べ物がおいしい
山形市は自然を生かした農業が盛んで、果物や野菜、お米などの旬の食材が直売所やスーパーで手に入れられます。新鮮な食材に囲まれて、健康的で充実した食生活が送れます。
全国的に有名な山形牛が食べられるお店がいくつもあります。冷たいラーメン、冷たい肉蕎麦などの山形ならではの食文化も魅力です。
⑤都心より広々とした家に住める
東京や大阪と同じ予算なら、基本的に山形市のほうが広々とした家に住めます。住宅が密集していて土地が高い都会より、家族でのびのびと暮らせる場所を見つけやすいです。
移住に伴って補助金が受け取れるとさらにお得です。自分が対象の支援制度の有無は、県と市の制度どちらもチェックしておきましょう。
山形市の移住支援制度について
- 山形県移住支援金
- 山形市住宅リフォーム総合支援事業
- オーダーメイド型移住体験ツアー
①山形県移住支援金
国が実施している制度で、東京23区に居住または通勤していた人が一定の条件を満たす場合は、単身だと60万円、2人以上の世帯だと100万円の移住支援金を受けられます。
支援金を受け取るためには、仕事などの条件を満たす必要があります。子育て世帯には、さらに18歳未満の子ども1人につき100万円が加算されます。
②山形市住宅リフォーム総合支援事業
山形市には、条件を満たす住宅のリフォームに補助金が出る制度があります。空き家を購入してリフォームする際に工事費用が軽減できてお得です。
所得制限のない「県市補助タイプ」と、所得制限がある「市補助タイプ」で内容が異なります。詳しい内容は以下のリンク先で確認してみてください。
③オーダーメイド型移住体験ツアー
山形市では、移住前に確かめたいニーズに合わせて市内を案内してもらえる「オーダーメイド型移住体験ツアー」を開催しています。
市の職員さんに同行してもらって、観光やネットの情報だけではわからないことまで確かめられます。移住前に住環境を詳しく確かめたい人は要チェックです。
山形市のおすすめスポット5選
- 蔵王ロープウェイ
- 宝珠山立石寺(山寺)
- 蔵王温泉
- 西蔵王公園
- 蔵王温泉スキー場
①蔵王ロープウェイ
観光地として有名な蔵王温泉の「蔵王山麓駅」「樹氷高原駅」「地蔵山頂駅」を結ぶロープウェイです。各駅の周辺に見どころが豊富で、1年を通して全国各地から多くの人が訪れます。
観光客だけでなく、地元の人にとっても楽しみが尽きないスポットです。高原を歩いてリフレッシュしたり、絶景レストランで地元の食材を使った料理が食べられます。
②宝珠山立石寺(山寺)
宝珠山立石寺(りっしゃくじ)は「山寺」の通称で知られるパワースポットです。俳句で有名な松尾芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の名句を残したことでも有名です。
ふもとの山寺駅から登山口までは徒歩約5分です。山寺駅周辺には穏やかな町並みが広がっていて、郷土料理が食べられる飲食店や休憩所があります。
登山口から大仏殿のある奥之院までは1時間ほどで、辿り着くまでに数々の景観スポットがあります。
③蔵王温泉
蔵王温泉は1900年以上の歴史がある日本屈指の温泉です。周辺には歴史がある温泉旅館や無料の足湯などの癒しスポットが充実しています。
露天風呂や飲食店を備えた魅力的な日帰り温泉施設がいくつもあり、移住すればいつでも気軽に通えます。
④西蔵王公園
市街地から車で約20分の場所にある広大な公園施設です。遊具がある遊び場の他にキャンプ場やバーベキュー広場を備えています。
市内には他にも自然豊かな公園やキャンプ場が充実しています。子育て世帯やアウトドアが好きな人にピッタリです。
⑤蔵王温泉スキー場
蔵王温泉スキー場は日本でもっとも有名なスキー場の1つです。アメリカのCNNが日本各地の名所の中から選んだ「日本の美しい風景31選」にも選ばれています。
多様なコースがあり、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツを初心者から上級者まで楽しめます。
山形市には1年を通して魅力的なスポットがたくさんあります。観光や移住の下見で訪れた際はぜひ散策してみてください。
移住の不安は移住ポータルサイトで解消できる
移住に関する疑問や心配ごとは、山形連携中枢都市圏の移住ポータルサイト「ポータル!やまがた!」を見れば解消できる内容が多いです。
山形連携中枢都市圏とは、山形市と周辺の村山地方6市7町のことです。移住ポータルサイトでは、山形市や周辺の地域の魅力もわかりやすく紹介されています。
移住に関する相談窓口が複数あるので、移住を検討している人はオーダーメイド型移住体験ツアーとあわせて活用してみてください。