「館山市の住みやすさは？」
「移住するとどんなメリットがある？」

ガヤガヤした都心から自然豊かな街への移住は夢がありますよね。最近は在宅ワークや多様な働き方が進み、都市部を離れて郊外に移住する人も多いです。

当記事では、少しでも移住を考えている人向けに、自然が豊かで住環境も整っている「千葉県 館山市」をご紹介しています！ぜひ参考にしてください。

館山市はどんな街？

出典：館山市公式ホームページ

館山市について
所在地	千葉県 房総半島の南部
人口 (2023年8月1日現在)	44,374人(23,372世帯) 男性：21,478人、女性：22,896人
面積	約110km²
都市部へのアクセス	▶車 館山市～東京駅周辺約1時間20分 ▶高速バス 館山駅前～東京駅/新宿駅：約2時間 ▶電車 館山駅～千葉駅：約1時間50分
住まい情報	1R～1DK：4～5万円前後 2～3LDK：6～7万円前後 空き家バンク制度あり
移住支援制度	①UIJ起業・就業者創出事業移住支援金 ②移住定住促進助成金 ③空き家バンク ④ワーケーション推進施設 など
自然・施設	・北条海岸(鏡ヶ浦) ・館山城 城山公園 ・渚の駅たてやま ・崖の観音(大福寺) ・赤山地下壕跡 ・沖ノ島 ・平砂浦海岸 ・洲埼灯台 など
独自ポイント	・房総半島のリゾート地 ・美しい景観が保たれている など

海が近い房総半島のリゾート地

出典：館山市公式ホームページ

館山市は、千葉県房総半島の南部に位置する街です。

海と里山の美しい自然環境や新鮮な農水産物に加え、多様なアクティビティが体験できることなどから、都心からすぐ行けるリゾート地として知られています。

観光地としてだけでなく、住みやすさも注目されています。立地が良く住環境が整っていて、都会すぎず田舎すぎない生活が送れます。

比較的温暖な気候で、冬場でも雪はほとんど降りません。

地中海を再現した美しい街並みが魅力

出典：館山市観光協会

館山駅周辺にある景観計画の重点地区では「屋根はオレンジ色で壁は白」「電線は埋設する」など、ルールに基づいて街並みが整備されています。

大きなヤシの木と目の前に広がる美しい海を見ると、海外のリゾート地に来たような気分になれます。

景色や街並みの雰囲気を好きになって移住を決める人も多いです。

館山市の5つの住みやすさポイント

①通勤・通学の選択肢が多い立地

出典：館山市旅館組合

館山市は東京や千葉にも通勤・通学ができる立地です。近隣の南房総市や鴨川市に通う人が多いですが、都会にも通えるのはメリットです。

仕事は都会が良くても、休日は郊外でゆっくりしたい人の移住先としてピッタリです。

②生活に必要な施設が揃っている

市内にはコンビニやスーパー、ドラッグストアやホームセンターが点在していて、生活必需品の買い物には困りません。

大型のショッピングセンターがあり、アパレルや雑貨の買い物も可能です。保育・教育施設や病院の数も多いです。

市内の買い物スポットや主要施設を回る「市街地循環バス」も走っていて、市外に出なくても便利に生活できます。

③農水産物が豊富で食べ物がおいしい

出典：館山市観光協会

館山市は海と里山どちらの自然にも恵まれていて、直売所などで新鮮な魚介類や農産物を手に入れられます。

市内には海鮮バーベキューができる施設や海鮮丼・寿司を食べられる飲食店も多く、充実した食生活が送れます。

④子育てしやすい環境

医療費の助成や相談窓口など、子育てのサポート体制が充実しています。豊かな自然の中で安心して子育てできます。

子育ての助成制度などの詳しい情報は、館山市の子育て応援サイト「ママフレ」でわかりやすく紹介されています。

⑤気軽に観光やアウトドアが楽しめる

出典：館山市公式ホームページ

海と里山の自然がすぐ近くにあり、長期休暇が取れなくても気軽にアウトドアやレジャーを楽しめます。

温泉やプールなどのリゾート施設も豊富です。遠方から泊まりに来る人も多いスポットにすぐ行ける魅力があります。

館山市への移住者の声

出典：館山市公式ホームページ

実際に館山市に移住した方の体験談を2つご紹介します。少しでも移住に興味がある人は参考にしてみてください。

海から見える富士山に感動した

都心に通える範囲で海がすぐ近くにある生活が送れるので、サーフィンや釣りが好きな人の移住先として最適です。

休日にしっかりリフレッシュできる環境は、都会でのインドアな生活を見直して健康的な生活を送りたい人にもおすすめできます。

土地が安く移住にぴったり

温暖な気候や都心への通いやすさなど、館山市ならではの魅力がたくさんあります。都心と比べて土地代が安いのも嬉しいポイントです。

補助金が受けられるとさらにお得に移住できます。移住を検討する際は、自分が受けられる補助金があるかチェックしておきましょう。

館山市の移住支援制度について

①UIJ起業・就業者創出事業移住支援金

東京23区に居住または通勤していた人は、単身で60万円、2人以上の世帯は100万円の支援金を受け取れる可能性があります。

子育て世帯は18歳未満の子ども1人につき100万円が加算されます。

支援金を受け取るための詳しい条件や受付状況は、以下のリンク先で確認してみてください。

▶起業・就業者創出事業移住支援金の詳細はこちら

②移住定住促進助成金

館山市に移住して民間の賃貸住宅に住む子育て世帯は、最長で12ヶ月分の家賃補助を受けられる場合があります。

助成金の上限額は家賃の2分の1かつ月2万円です。賃貸での移住を考えている人は要チェックです。

▶館山市移住定住促進助成金交付制度の詳細はこちら

③空き家バンク

中古も含めて物件を探すときは、空き家バンクの物件情報をチェックしておきましょう。相場より安い物件が見つかる場合があります。

空き家の情報は、館山市周辺への移住定住・田舎暮らしお手伝いNPO「おせっ会」のYouTubeチャンネルでも詳しく紹介されています。

▶おせっ会ONLINEの空き家バンク物件紹介はこちら

④ワーケーション推進施設

ワーケーションとは働きながら休暇をとる過ごし方のことで、市内にはテレワークの拠点施設「LivingAnywhere Commons館山」や仕事ができるスペースがある宿泊施設などもあります。

現在、市ではワーケーション推進施設の募集を通じて更なる受入態勢の充実を図っています。

以下リンク先に、ワーケーションの推進に取り組む「地域おこし協力隊」のInstagramアカウントなどの情報が掲載されています。

▶館山市のワーケーション情報はこちら

館山市のおすすめスポット5選

①北条海岸

出典：館山市観光協会

館山駅から徒歩3分で行ける海で、夏には海水浴やマリンスポーツを楽しむ人々で賑わいます。ヤシの木が連なっていて、海外のような雰囲気を味わえます。

天気が良い日は富士山が一望できます。富士山の頂上に太陽が沈む「ダイヤモンド富士」を鑑賞できる場所として知られています。

②館山城 城山公園

出典：館山市公式ホームページ

房総半島の戦国大名「里見氏」の居城跡を整備した公園です。博物館を兼ねたお城がある丘からは、市街地と海を一望できます。

敷地内に遊具のある公園があり、子どもと遊びに行くのにピッタリの場所です。

お花見スポットとしても有名で、春には約500本の桜が見られます。他にも1～3月中旬は梅、4月はツツジなど、季節ごとに綺麗な花々を観賞できます。

③館山野鳥の森

出典：千葉県立館山野鳥の森

野鳥をテーマとした森林レクリエーション施設で、子どもと一緒にバードウォッチングやハイキングを楽しめます。

緑豊かな自然環境は「森林浴の森日本100選」や「特別鳥獣保護区」に指定されています。敷地内にある展望台からの眺望も魅力です。

④渚の駅たてやま

出典：館山市観光協会

海辺にある人気のスポットで、館山湾が一望できる「展望デッキ」や、館山湾に生息する魚を大きな水槽で鑑賞できる「海辺の広場」などの施設があります。

農産物の直売所や地元の食材を使った料理を楽しめるレストランもあり、買い物のついでにゆっくりできます。

名誉駅長の館山おさかな大使「さかなクン」の作品やグッズなどが展示されているギャラリーも魅力です。

⑤たてやま温泉郷

出典：たてやま温泉郷

館山湾に面した温泉街は比較的新しく、穴場の温泉リゾートとして注目されています。観光客だけでなく、地元の人にも親しまれています。

海が見える露天風呂や新鮮な海鮮料理など、見どころが多いスポットです。移住の下見などで館山市を訪れる際には、ぜひ足を運んでみてください。

移住の不安は相談窓口で解消できる

館山市への移住に関する不安やお悩みは「NPO法人おせっ会」の窓口で相談できます。

家や仕事のこと、子育てについてなど、住んでからのことまで一緒に考えてもらえます。

館山市への移住に少しでも興味を持った人はぜひ相談してみてください。

▶館山市への移住ステップの紹介はこちら